宮原健斗が三冠奪還で18年ぶりの武道館のメインを‟最高”で飾った!


9月18日 全日本プロレス「全日本プロレス50周年記念大会」日本武道館 4780人
(試合内容は実況ツイートより)

<第8試合 全日本プロレス 50周年記念スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負>
〇渕正信 大仁田厚 越中詩郎(11分55秒 体固め)グレート小鹿 谷津嘉章 ×井上雅央
※バックドロップ

<第9試合 世界タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第91代王者組】芦野祥太郎 〇本田竜輝(16分22秒 片エビ固め)【挑戦者組】×大森隆男 征矢学
※ファイナルベント
☆芦野&本田が2度目の防衛に成功

<第10試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇青柳亮生(13分23秒 片エビ固め)【第62代王者】×タイガーマスク
※ファイヤーバードスプラッシュ
☆タイガーが4度目の防衛に失敗、亮生が第63代王者となる

<第11試合 三冠ヘビー級王座次期挑戦者決定戦 60分1本勝負>
〇野村直矢(0分43秒 ジャックナイフ式エビ固め)×ジェイク・リー
※ノムレーザー

<第12試合 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者/第9回王道トーナメント優勝者】〇宮原健斗(16分35秒 シャットダウンスープレックスホールド)【第67代王者】×諏訪魔
☆諏訪魔が初防衛に失敗、宮原が第68代王者となる。

旗揚げ50周年を迎えた全日本プロレスが18年ぶりに日本武道館日本大会を開催、メインイベントは三冠ヘビー級王者である諏訪魔に王道トーナメントを優勝した宮原が挑戦、選手権には元三冠ヘビー級王者の小橋建太、同じく元王者で元PWF会長のスタン・ハンセンが登場、ハンセンが選手権試合宣言を読み上げた後で諏訪魔に握手を求めようとしたが、諏訪魔は拒否した。

開始から宮原が手拍子を煽ると、ロックアップから諏訪魔が押し込んで宮原が体を入れ替えブレークとなり、諏訪魔がヘッドロックも宮原がビックブーツを浴びせ、諏訪魔のダブルチョップは狙っても、宮原が避ける。

諏訪魔がヘッドロックからぶつかり合いは、諏訪魔が制して宮原が場外へ逃れると、追いかけた諏訪魔がは鉄柵へハンマースルーを狙うが、鉄柱を使ってリングに戻った宮原はエプロンに上がった諏訪魔にビックブーツで場外へ落とし、再度場外戦では諏訪魔が鉄柵へハンマースルーも突進は宮原がキャッチして鉄柵へギロチンホイップで叩きつける。
リングに戻るとエルボーのラリーになり、宮原が連打も諏訪魔が延髄斬りからDDTで突き刺すと、宮原が場外へ逃れ、追いかけた諏訪魔が鉄柵へハンマースルーで叩きつけてからハンセンを挑発して一触即発となると、これにはTARUもさすがに諏訪魔を止める。
リングに戻ると諏訪魔が串刺し狙いは、宮原が迎撃してセカンドコーナーへ上がっても、諏訪魔がダブルチョップで場外へ落とし、リングに宮原を戻した諏訪魔が串刺しラリアットからスロイダー、しかしラリアットを避けた宮原が低空ドロップキックから側頭部へドロップキックを放ち、突進は諏訪魔がショルダータックルで迎撃も、突進は宮原がレッグシザースで倒し、エプロンから側頭部へドロップキック、エプロンでの攻防でビックブーツの応酬からエプロンパイルドライバーを敢行する。
リングに戻ると宮原は串刺しブラックアウトを放つが、諏訪魔はダブルチョップからジャーマンで投げると、宮原はジャーマンからブラックアウトを狙う、しかしキャッチした諏訪魔がカウンターラリアットからバックドロップで投げると、ジャンボ鶴田ばりのオーからバックドロップで再び投げる。
諏訪魔は万力スリーパーからバックドロップで投げ、宮原がダウンし、宮原が起きたところで4度目のバックドロップは宮原が体を浴びせて潰すと、ジャパニーズレッグロールクラッチ、フランケンシュタイナーと繰り出していく。
諏訪魔はショートレンジのラリアットを連発から、ローリングラリアットを狙ったところで、宮原がブラックアウトを炸裂させ、シャットダウンスープレックスホールドを決めたが、諏訪魔はカウント2でキックアウトし、宮原は再度シャットダウンスープレックスを狙うが、諏訪魔が逃れるとメガトンドロップキックからバックドロップで投げる。
諏訪魔は再びバックドロップを狙うが、ニーで阻止した宮原がブラックアウト、諏訪魔のダブルチョップの連打を受けきってブラックアウトを炸裂させると、2度目のシャットダウンスープレックスホールドで3カウントを奪い王座奪還に成功した。
試合後にハンセンや小橋の祝福を受ける宮原にセミファイナルでジェイクを秒殺した野村が現われ、19日の選手権では秒殺での王座奪取を予告してから去り、宮原は「帰ってきたぜ、日本武道館! 今日は最後まで応援本当にありがとうございました。申し遅れました。新チャンピオン宮原健斗です」と挨拶すると、「今日で全日本プロレスは50周年だ。全日本プロレスは歴史があって今がある。その歴史があってこの先もこの俺が引っ張っていく」と主役宣言を果たし、「そして今日、僕たち全日本プロレスは50年の歴史を共に歩み、新たな時代に突入した。見ていればわかるだろ、今日の試合を。明日から新たな歴史の始まりだ」とアピールして最後は恒例の宮原劇場で「全日本プロレス…最高」で締めくくった。内容的には諏訪魔はバックドロップでダメージを与えていたはずだったが、そこからの宮原の巻き返しは、まさに宮原の底なしである体力がものがいったということなんだろう。今回の諏訪魔はTARUの介入もなし、ラフも一切なく正攻法で臨んできたことは意外だった。
そして宮原が「全日本プロレスは歴史があって今がある。その歴史があってこの先もこの俺が引っ張っていく」と叫んだが、それは宮原が過去も現在も未来も自分が全日本プロレスを背負っていく覚悟を示したもの、全日本プロレスは50周年だが、明日からはまた未来への新しい1ページが刻まれる。

セミファイナルでは三冠ヘビー級挑戦者決定戦としてジェイクと野村が対戦、当初はジェイクvsジョー・ドーリングが行われる予定だったが、ジョーが脳腫瘍の治療のため来日が不可能となり、王道トーナメント準決勝で行われるはずだったジェイクvs野村が武道館大会にスライドされ三冠ヘビー級挑戦者決定戦として行われることになった。
開始から野村が串刺しスピアーで奇襲をかけると、エルボーのラリーで開始になり、野村が掌打からエルボーの連打もジェイクはバックドロップ、野村のスピアーも、ジェイクがニーで迎撃したが、野村が構わずスピアーからのノムレーザーで3カウントを奪い、秒殺でジェイクを破ってしまった。
そして三冠ヘビー級王座への挑戦権を手にしたが、野村は首の負傷で全日本プロレスを戦力外に近い形で去り、どん底を味わったが、再起して再び全日本プロレスに上がることで、どん底からの大逆転を狙っている。

第10試合では世界ジュニアヘビー級選手権が行われ、王者のタイガーに亮生が挑戦、タイガーが開始からインローキックを放ち、ロックアップからタイガーが押し込んでブレークも、亮生がいきなりドロップキックを命中させると、串刺しエルボーからアームホイップを繰り出すが、タイガーはサッカーボールキック、ローキックの連打!ドラゴンスクリューと右脚攻めで先手を奪って膝十字固めで捕らえる。
亮生はロープエスケープするが、タイガーはサッカーボールキック、ローリングソバット、卍固めで捕らえると、スタンディングアームバーへ移行し、亮生はロープエスケープするが、タイガーはローキックの連打からサイキックを連打、亮生の延髄斬りを避けてミドルキックと浴びせていく。
タイガーは突進するが、エプロンに追いやったタイガーを亮生が延髄斬りで場外へ落とし、トップコーナーからムーンサルトアタックを命中させ、リングに戻ると亮生がミサイルキックからフィッシャーマンズスープレックスを狙うが、タイガーが逃れてバックドロップで投げ、亮生はハンドスプリングレッグラリアットで反撃してからムーンサルトプレスは自爆してしまい、亮生がトラースキックからトップコーナーも、タイガーが雪崩式アームホイップで落として両者ダウンとなる。

エルボーのラリーになると、亮生が連打から突進するが、タイガーがツームストーンパイルドライバーで突き刺し、串刺しハイキックから雪崩式ダブルアームスープレックス、タイガードライバーと畳みかけ、タイガースープレックスは亮生が逃れると切り返し合いからラ・マヒストラルも、切り返したタイガーが腕十字で捕らえ、亮生は必死でロープエスケープする。
亮生はトラースキックから3連続フィッシャーマンズスープレックスホールド、ムーンサルトプレスと畳みかけると、トラースキックを連打から旋風脚、ファイヤーバードスプラッシュで3カウントを奪い、念願だったシングル王座初戴冠となる。

第9試合では世界タッグ選手権が行われ、王者の芦野&本田のGOAに大森&征矢の復活GET WILDが挑戦、試合前には選手権の立会人として田上明、川田利明の聖鬼軍が登場した。

選手権は芦野vs征矢で先発も、本田vs大森になると、ぶつかり合いを制した大森はボディースラムからダイビングエルボーは自爆すると、芦野が入って大森にハンマーロックのままでアームバー、リストロックからハンマーロックと本田と共に大森の右腕を狙い撃ちにして試合をリードする。
長時間捕まった大森は芦野の串刺しを避けてバックドロップで投げると、代わった征矢が芦野にフライング弾道、本田が入っても串刺しバックエルボー、芦野には串刺し弾道からブルドキングヘッドロックを決めると、GOAにネックブリーカー&DDTを決める。

征矢は芦野に連続ブレーンバスターから弾道を狙うが、避けた芦野がジャーマンで投げ、エルボースマッシュに対し、征矢は逆水平で返してラリーになるが、征矢が連打から突進は芦野がエルボースマッシュで迎撃してラリアットを放つ。
大森vs本田に代わると、張り手とエルボーのラリーになり、本田が突進は大森がビックブーツで迎撃してからニールキックを放つと、アックスボンバーを狙うが、本田が脇固めで切り返し、征矢がカットに入るが、芦野が排除する。
GOAは大森に連係で蹂躙してから、本田がスパインバスターからファイナルベント狙いは、大森が阻止してトラースキック、芦野と征矢も入って乱戦になると、本田はエルボー、大森が張り手とラリーになり、大森はアックスボンバーを狙っても、本田が再び脇固め、征矢のカットも芦野がアンクルロックでセーブする。
GOAはGET WILDに同時ジャーマンを狙うが、切り返した征矢がデスバレーボム、大森がアックスギロチンドライバーを同時にGOAに決め、GET WILDが本田にクロスボンバーから、大森が本田にアックスギロチンドライバーからアックスボンバーを炸裂させカバーも、芦野が間一髪カットに入る。
GET WILDは本田に合体技を狙うが、本田が阻止すると、GOAがトップコーナーの大森に雪崩式スロイダー&パワーボムを決め、征矢も合体ジャーマンで排除する。本田が大森にラリアットも大森がアックスボンバーで迎撃してから、アックスボンバーを連発するが、本田がスピアーで迎撃するとラリアット、ファイナルベントで3カウントを奪い防衛に成功した。
試合後にGOAが次期挑戦者を募ると、アメリカ武者修行から帰国し第3試合で石川から直接フォールを奪ったジュンとレイの斎藤兄弟が登場して挑戦を表明すると、GOAも受諾して19日の後楽園で選手権が決定した。

第8試合では全日本プロレスレジェンドによる6人タッグマッチが行われ、大仁田は「ワイルドシンク」ではなく、全日本プロレスに使用した入場テーマで登場、試合前にはザ・グレート・カブキも登場してヌンチャクによる舞も披露した。

試合も渕から交代を受けた大仁田が雅央にショルダータックルを浴びせれば、雅央がヘッドシザースで捕らえるも、逃れた大仁田がコーナーに押し込んでナックルを連打からダブルアームスープレックスで投げるなど、いつもと違う全日本プロレスの大仁田を見せる。
小鹿が代わって大仁田にサミングから頭突きを浴びせると、谷津が入ってニーリフトで続くが、大仁田は越中と二人掛りで谷津を捕らえ、渕は馬場譲りの脳天チョップからヘッドロックパンチを浴びせる。
谷津は越中に義足でのローキックで反撃してから監獄固めは渕がカットされ、!雅央に代わって谷津と連係も、越中は雅央にナックルから大仁田、渕の援護でヒップアタックから、渕がドロップキックで続き、越中のミサイルヒップからパワーボム狙いは谷津がカットされるも、カブキが雅央に毒霧から渕がバックドロップを連発して3カウントを奪い勝利、試合後は渕から締めを任された大仁田がいつもの邪道流に戻って締めくくった。

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