9月18日 DDT「STERNNESS 30th anniversary~秋山準デビュー30周年記念大会~」後楽園ホール 715人超満員(声出し応援可)
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 30分1本勝負>
〇岡田佑介(7分1秒 片エビ固め)×高鹿佑也
<第2試合 30分1本勝負>
飯野“セクシー”雄貴 男色“ダンディ”ディーノ 今成“ファンタスティック”夢人 竹田“シャイニングボール”光珠(7分16秒 ん~無効試合だったかな)高木三四郎 大鷲透 アントーニオ本多 平田一喜
<第3試合 30分1本勝負>
彰人 高尾蒼馬 〇納谷幸男(10分36秒 拷問コブラツイスト)HARASHIMA 坂口征夫 ×岡谷英樹
<第4試合 30分1本勝負>
佐々木大輔 藤田ミノル MJポー 〇KANON(12分40秒)樋口和貞 ×石田有輝 火野裕士 大石真翔
※スリーピーホロウ
<第5試合 30分1本勝負>
〇カーラ・ノワール クリス・ブルックス 高梨将弘(12分47秒 ブラックホールスリーパー)上野勇希 MAO ×小嶋斗偉
<第6試合 30分1本勝負>
〇吉村直巳(10分14秒 片エビ固め)×正田壮史
※ラリアット
<第7試合 秋山準デビュー30周年記念試合~スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負>
〇秋山準 金丸義信 遠藤哲哉(20分34秒 体固め)永田裕志 竹下幸之介 ×勝俣瞬馬
※リストクラッチ式エクスプロイダー
1992年9月17日 四天王プロレス時代への転換期を迎えた全日本プロレスで、小橋建太相手にデビューを果たした秋山のデビュー30周年記念大会が行われ、主役である秋山は遠藤、新日本プロレスの金丸と新旧バーニングを結成して、同年にデビューを果たし団体を越えた戦友関係である新日本プロレスの永田、ジャンボ鶴田のジャンピングニーを伝承した竹下、DDT参戦時から因縁関係である勝俣と対戦し、試合前にはデビュー戦の相手を務めた小橋も激励に駆け付け、全日本プロレス、NOAH時代の付き人だった橋誠もセコンドに着いた。
秋山vs永田で開始となると、ロックアップから秋山が押し込んでブレークすれば、秋山がアームロックのまま押し込もうとするが永田はハンマーロックからリストロック、秋山が倒せば永田が蹴り、永田がビックブーツを浴びせれば、秋山がドラゴンスクリューで応戦する。
竹下vs秋山になると、竹下がヘッドロックからショルダータックル、差し合いから竹下がバックを奪い、自軍に押し込んだ秋山が遠藤に代わると、竹下が遠藤にリストロックも、遠藤が切り返し、竹下がヘッドロックからショルダータックル、読み合いから遠藤がヘッドシザースで捕らえる。
勝俣vs金丸に代わると、金丸がヘッドロックからショルダータックル、読み合いから勝俣がコルタバを仕掛けるとドロップキックを放つ。
勝俣は突進するが、金丸が場外へ出すと秋山が鉄柵へハンマースルーから遠藤と共にと逆水平を浴びせ、リングに戻って金丸がバックドロップと秋山組が勝俣を捕らえてリードを奪う。
しかし金丸のドロップキックが秋山に誤爆すると、竹下&勝俣がファンタスティックフリップを命中させl永田と共に袋叩きしてから、永田がボディーエルボー、キチンシンク、竹下がブレーンバスターと永田組が秋山を捕らえて流れを変える。
永田がミドルキックを放つが、秋山がラリアットで応戦、代わった遠藤は永田の串刺しを迎撃してスワンダイブフォアアームからエクスプロイダー狙いは永田が阻止するも、遠藤はハンドスプリングエルボーからその場飛びムーンサルト、トーチャーラック狙いは永田が逃れてエルボーのラリーを仕掛けるが、遠藤がビンタを放つと、怒った永田がエクスプロイダーで投げる。
代わった竹下は遠藤にブルーサンダーを狙うが、遠藤が回転エビ固めで丸め込むと、切り返した竹下がエルボーからストンピング、パワーボム狙いは遠藤がDDTで切り返し、ゆりかもめは勝俣がカットに入るが金丸が排除、遠藤のトラースキックに対し竹下はエルボーも、遠藤はカナディアンデストロイを決めれば、竹下はザーヒーで応戦する。
金丸vs勝俣になると、金丸が低空ドロップキック、ニークラッシャーから低空ドロップキック、ニークラッシャーから足四の字は勝俣が丸め込むと、勝俣はブーメランドロップキックからアフスグースを決めるが、アスタラビスタは金丸が逃れるとドロップキックを放つ。
秋山に代わると、秋山の串刺しを避けた勝俣が延髄斬りから丸め込み、秋山がキックアウトしたところで勝俣がレフェリーを巻き込んでしまうと、角瓶を持ち出した金丸はウイスキーミストを噴射したが、秋山に誤爆する。
永田組が怯んだ秋山にトレイン攻撃から竹下がブルーサンダー、勝俣がムーンサルトプレスからととのえスプラッシュを狙うが、遠藤が止めると秋山が雪崩式ブレーンバスターで投げ、勝俣へのランニングニーは竹下がジャンピングニーで迎撃する。
勝俣が秋山にバスソーキックからととのえスプラッシュを投下したが自爆すると、金丸がドロップキックからディープインパクト、遠藤がエクスプロイダー、そして秋山がランニングニーからリストクラッチ式エクスプロイダーで3カウントを奪い、デビュー30周年を勝利で飾った。
試合後は秋山が各選手と握手してノーサイドとなり、マイクで「馬場さんにプロレスを叩き込まれ、ジャンボさんに社会人としてのことを教えてもらい、三沢さんにプロレスラーとして浮上するキッカケをいただき、いまここにいると思います、高木社長は僕にとって馬場さんに見えます。遠藤、竹下、樋口、吉村は四天王に見えます。(自分が入ったときの全日本と)同じようなDDTに来られて嬉しく感謝しています、馬場さんも晩年『もうほかの人との戦いではない。自分との戦いだ』と言っていましたけど、いま僕もそう思います!」」と挨拶しデビュー30周年記念試合を締めくくった。
秋山は1992年、全日本プロレスの時代の変換期にデビューしたが、まだジャンボ鶴田が病気で欠場する直前だったことから、馬場、鶴田、三沢と三代にわたって全日本プロレスというものを学んできた。鶴田が欠場後に四天王プロレス時代へと突入したが、秋山は四天王プロレスを否定した側で、秋山準の馬場さんから学んできた王道を自分なりに追求してきた。その後秋山は全日本プロレスからNOAH、全日本プロレスからDDTと渡り歩いてきたが、その秋山の常に中心にあるのは馬場さんから学んできた全日本プロレスであり、現在は育成請負人という形で全日本プロレスというものを各選手に伝えていることから、秋山のこれからの役目は全日本プロレスとは何たるかを伝えることではないだろうか…
最後に秋山準選手、デビュー30周年おめでとうございます。
第5試合ではバレエダンサーで格闘家、そしてプロレスラーという異色の経歴を持つイギリスのカーラ・ノワールが待望の初来日を果たし、クリス&高梨のCD-Kと組んで、ユニバーサル王座をかけて対戦する上野&MAO&小嶋のThe 37KAMINAと対戦、ノワールは白鳥の湖で登場し華麗な舞を披露する。
試合も上野vsノワールで始まり、不気味な表情で迫ってくるノワールは上野を撫でて構える。上野はヘッドロック、ハンマーロックも、ノワールがレッグシザースから弓矢固め狙いは上野が逃れてフェースロック、ノワールはヘッドロックも、上野がヘッドシザース、ノワールは倒立で抜けてから不気味な表情で迫りつつヘッドロックと、上野にプレッシャーをかける。
その後はMAO&小嶋が連係でクリスを捕らえれば、クリスも高梨との連係で反撃するなど一進一退となるが、再び上野vsノワールになると、エルボーのラリー、ノワールがビックブーツに対し、上野がエルボーの連打、おっぴげアタックからスロイダーで場外へ追いやると、プランチャを狙ったが避けられしまい、リングに戻ったノワールは小嶋にジョンウー、エプロンの上野に頭突きで場外へ落とすと、トペコンを命中させる。
リングに戻ってノワールは上野にネックブリーカーからスリーパーは、上野が逃れるとジャーマンで投げれば、ノワールもジャーマンで応戦してラリアット、フェイントから腿に逆水平、上野はドロップキックも、ノワールは頭突きで応戦する。
上野は小嶋に代わると、ノワールはサムソンクラッチ、サッカーボールキック、パントキックと繰り出し、小嶋は延髄斬りからレッグラリアットを放ってトップコーナーへ昇ったが、クリスが雪崩式ダブルアームスープレックスから各選手が入って乱戦になり、ノワールは上野にカボエラキックからジョンウーを放つ。
そして試合権利のある小嶋がノワールにマシンガンチョップから突進するが、ノワールは飛びついてブラックホールスリーパーで捕らえると、小嶋がたまらずギブアップとなり、来日初戦を勝利で飾った。
メイクから出る不気味な表情でプレッシャーをかけるだけでなく、多彩な技で上野を翻弄する、ブラックホールスリーパーは棚橋のスリングブレイドの要領で絡みついてのスリーパーだが、スリングブレイドもあんな応用技があるとは思わなかった。それにパッケージドライバーも隠し持っていることから、ノワールには奥深さがあり、上野にしてみれば手強い挑戦者を迎えてしまったのかもしれない。
第2試合では高木率いるバラエティオールスターズと4人が勢ぞろいしたフェロモンズが対戦し、奇襲をかけたバラエティオールスターズは飯野に4人同時にバイオニックエルボーを放っていくも、代わった竹田が平田をポップアップで叩きつけてから、Oバックになって平田の顔面に尻を押し付けて押さえ込み、ディーノも入ってセクシーティーラーで平田を蹂躙する。
ディーノと竹田はコーナーでダブル地獄門こと2ヒップをセットすると、カットに入るアントンが転倒してゴンギツネタイムになり、飯野と今成にゴンギツネから、2ヒップスにゴンギツネを充電させて、ア〇ルゴンギツネも味方だけでなく、自分自身にも誤爆してしまう。
例の如く平田を捕まえたフェロモンズは新合体技セクシー進化論を予告し、館内が暗転するたびに飯野がコスチュームを脱ぎだし、遂に下半身モロ出しになった寸前で再び館内が暗転すると、今林GMストップで試合は強制終了となってしまった。
試合後に若手と今林GMが飯野の下半身を必死で隠す中、高木は「秋山さんのデビュー30周年になんてことをするんだ」とフェロモンズに怒り、延長戦を要求するが今林GMがMG.を出し、10・23後楽園で高木軍vsフェロモンズによる何回目になる最終決戦が行われることになった。
また第3試合では納谷が岡谷に雪崩式ブレーンバスターで投げ、カットに入るHARASHIMAや坂口も蹴散らすと、最後は拷問コブラで岡谷からギブアップを奪い勝利、完全覚醒した納谷はD王GPにエントリーをアピールした。