全日本プロレス50周年はフルタイムドローで締めくくる!暴走専務の諏訪魔も‟姐さん”尾崎に形無し!


12月25日 全日本プロレス「#ajpw Xmas MANIAx」後楽園ホール 1296人
(試合内容は実況ツイートより)

<第7試合 30分1本勝負>
〇諏訪魔 尾崎魔弓 雪妃魔矢(18分4秒 体固め)×石川修司 橋本千紘 優宇
※バックドロップ

<第8試合 30分1本勝負>
△宮原健斗 青柳亮生 タイチ 金丸義信(30分時間切れ引き分け)ジェイク・リー △青柳優馬 SANADA BUSHI

今年0周年イヤーを迎えた全日本プロレスの年度ラストマッチは宮原&亮生のヘビー&ジュニア王者コンビにタイチ&金丸の元鈴木軍が加わり、今大会をもって全日本プロレスを去るジェイク&青柳にSANADA&BUSHIにLIJが加わる8人タッグマッチとなり、ジェイクは久しぶりにTOTAL ECLIPSEで使用していたダースベイダーのマスクを着用して登場となった。

宮原vsSANADAで開始となり、宮原は自身のデビュー戦の相手となったSANADA相手に、ロックアップからヘッドロックも、SANADAがリストロックで切り返せば、宮原はヘッドロック、ショルダータックル、ヒップトスはSANADAが着地すると、読み合いで牽制し合う
SANADAは青柳に代わるが、宮原は交代をタイチと金丸から交代を拒否されれば、亮生も兄・優馬との対戦を嫌って拒否され、宮原が途方に暮れているところで、青柳がタイチを挑発したため、タイチは強引に宮原に交代、青柳は押し込んでタイチは脱力ブレークすれば、青柳はエルボーを連発、受け流したタイチはノド輪からショルダータックルも、青柳はドロップキックで応戦する。
金丸vsジェイクに代わると、ジェイクはフィンガーロックも、手が届かない金丸はガットショットからヘッドロック、持ち上げたジェイクはロープに押し込み、ジェントルブレークは金丸がガットショットを浴びせ。読み合いから低空ドロップキックに対し、ジェイクはショルダータックルで金丸は場外へ逃れる。
亮生vsBUSHIに代わってBUSHIは押し込むとときめきブレークに対し、、亮生はアームホイップからドロップキックでBUSHIを場外へ出し、トペフェイントからときめきポーズは、BUSHIが怒ってストンピング、代わったジェイクもボディースラムとジェイク組は亮生を捕らえて試合をリードするが、ジェイクと青柳はタッチワークを巡ってLIJと揉めたため一触即発となる。
亮生はSANADAにハンドスプリングオーバーヘッドキックで反撃すると、代わった宮原がSANADAに低空ドロップキックから側頭部へドロップキック、エルボーのラリーから宮原の連打に対し、SANADAはエルボースマッシュを浴びせ、宮原と読み合いになってからフランケンシュタイナーからパラダイスロック、宮原の尻へドロップキックを放てば、ジェイクが強引にSANADAから代わると、ジェイクも宮原にパラダイスロックで捕らえ、宮原の尻へケツキックとSANADAに対抗する。
ジェイクは宮原に串刺しを狙うが、宮原が避けたところで亮生はロープ越しのハイキックから、タイチが入ってジェイクにデンジャラスバックドロップで投げ、場外戦でも金丸はジェイクの側頭部へドロップキック、額へエルボースタンプ、タイチは首投げからサッカーボールキック、クローと宮原組はジェイクを捕らえて試合の流れを変える。
劣勢のジェイクは亮生にショルダースルーからBUSHIに代わり、BUSHIは亮生にミサイルキック、カットに入る宮原、タイチも排除すると、その間に亮生がBUSHIにドロップキックで反撃し、エルボー、旋回式ヒップトスからドロップキック、場外へ逃れたBUSHIにムーンサルトアタックを命中させ、リングに戻って旋風脚もBUSHIはドロップキックを命中させる。
青柳vsタイチにに代わると、青柳がフライングフォアアーム、串刺しフォアアームからダイビングクロスボディーに対し、タイチはジャンピングボレーキックからステップキックを連打、青柳がエルボーに対しタイチはローキックとラリーになれば、タイチはソバットも、青柳はエルボースマッシュ、タイチはスピンキックから突進をキャッチした青柳はジャーマンで投げる。
青柳は串刺しを狙うが、避けたタイチは串刺しジャンピングハイキックを浴びせ、代わった宮原は連係を呼びかけるが金丸は拒否すると、宮原と亮生で青柳にトレイン攻撃も、金丸の援護で宮原が垂直落下式ブレーンバスターを決めてから、各選手が入って乱戦になり、宮原が突進は青柳がロックボトムで叩きつける。
残り時間が少なくなると、青柳はトップコーナーへ上がるが、亮生が阻止すると宮原は雪崩式ブレーンバスターからブラックアウトを炸裂させ、シャットダウンスープレックス狙いは、青柳が逃れたところでSANADAがドロップキック、タイチはSANADAに上手投げと各選手が乱戦になり、青柳の突進は宮原がラリアットからブラックアウトを炸裂させるが、再度のブラックアウトは青柳が避けると、宮原にジャパニーズレッグロールクラッチ、スタッフロールと丸め込んだが30分時間切れとなった。
試合後は元鈴木軍、LIJが退場すると、リングには青柳兄弟、ジェイク、宮原が残り、青柳は来年こそ宮原を降し三冠を奪取した後でタイチを挑戦者に迎えると抱負を語り退場、亮生も来年の抱負としてこれからも全日本プロレスジュニアを牽引するとアピールして去って行く。
そして今日をもって全日本プロレスを去るジェイクは今年1年はケガもあってどん底だったと振り返りつつも、ファンのおかげで立ち直ることが出来たと感謝を述べ、全日本プロレスに必ず里帰りを約束して宮原健斗コールを煽って退場、残った宮原はジェイクは本当はいいヤツと称えながらも、ファンに対して応援を感謝、来年の抱負を語りつつ「オレを脅かす存在がいる」と謎のコメントを残し、最後は恒例の宮原劇場で締めくくった。
今年50周年を迎えた全日本プロレスは聖地・武道館に帰還するなど記念すべき年となったが、ジェイクやTAJIRI、そして既に21日をもってイザナギが退団、外国人選手もサイラスだけと課題が残った1年となったが、最大の課題は全日本プロレスは新日本プロレス同様デビュー50周年の老舗団体なれど、まだ老舗のブランドは充分に生かされてないこと、現体制は全日本プロレスを発展するためにはどうするのか…考えまた決断を迫られる年になるかもしれない。

セミファイナルでは諏訪魔にOZアカデミーの正危軍の尾崎&雪妃が加わり、石川にはセンダイガールズプロレスリングのエースである橋本、スターダムを含め日本だけでなく海外でも活躍する優宇のチーム200キロが加わるミクストタッグマッチタッグが実現した。
先発では諏訪魔vs橋本のレスリング対決が実現、橋本は果敢にも諏訪魔相手にレスリングで挑み、タックルからテイクダウンを奪えば、バックを狙う諏訪魔にサイドスープレックスで投げ、諏訪魔を驚かせる。

尾崎vs優宇に代わると、尾崎はチェーンナックルから串刺しチェーンラリアットを連発し、雪妃が入って連係を狙うが、優宇が二人まとめてクロスボディーで圧殺すると、場外の諏訪魔もまとめてみたらし団子でなぎ倒す。
リングに戻ると優宇は起き上がり小法師逆水平を浴びせるが、尾崎はランニングネックブリーカーで反撃すると、チェーンで殴打から優宇の手を踏みまくり、雪妃も鞭で優宇をシバき、尾崎も諏訪魔に指示してドックチェーンで石川を絞首刑にするなど、尾崎&雪妃のヒールぶりに諏訪魔も圧倒されながらも、諏訪魔は優宇にイスでフルスイングする。
。長時間捕まった優宇は尾崎にブラックホールスラムから重爆セントーンを投下すると、代わった橋本は尾崎&雪妃をまとめてスパインバスターからローリングセントーンは雪妃だけが逃げて尾崎だけが圧殺、それでも尾崎は橋本に腕固めで反撃してからショルダーアームブリーカー、橋本の突進を裏拳で迎撃すると、代わった雪妃がトラースキックを連打からクレイモアキック、キックコンポからハイキックは橋本がキャッチしてアンクルホールドで捕らえる。
逃れた雪妃は尾崎の援護からランニングニー、ミサイルキック、カサドーラで丸め込むが、キックアウトした橋本はラリアットで応戦すれば、雪妃はハイキックを炸裂させる。
諏訪魔vs石川に代わってエルボーのラリーも、石川は串刺しラリアットを連発するが、ラリアットを避けた諏訪魔がスリーパーで捕らえると、雪妃はトラースキック、尾崎がチェーンバックブローから諏訪魔がチェーンラリアットと石川を攻めると、チーム200キロがカットには入り、優宇の援護で橋本は諏訪魔をオブライトで投げる。
石川&チーム200キロがトレイン攻撃で諏訪魔を捕らえ、チーム200キロがダブルダイビングボディープレスで諏訪魔を圧殺すると、石川がジャイアントフットスタンプ、ジャイアントニー、ファイヤーサンダーと畳みかけるが、スプラッシュマウンテンは尾崎が赤の毒霧でカットされると、チーム200キロにも尾崎は雪妃とダブルでの赤の毒霧で排除。最後は諏訪魔が石川にラリアットからバックドロップで3カウントを奪い勝利を収めた。
試合後に諏訪魔が勝どきを挙げると、マイクを持った尾崎は「おい、石川修司。地獄に落ちたな。なんだ、その情けないツラ。お前ら全員。喜んでんのか? これで終わらすのはもったいないよね。諏訪魔、また組もうぜ。なあ、雪妃」とチーム継続に意欲を見せ、諏訪魔が尾崎を”姐さん”と称えて「地獄へ堕ちろ!」と締めくくろうとしたが、尾崎が待ったをかけ、30日のOZアカデミー後楽園大会をしっかりPRして改めて締めくくった。
試合内容を見てもヒールとして大先輩である尾崎のヒールぶりに諏訪魔も形無しで、尾崎の指示通りに動くなど、試合の主導権を尾崎に握られっぱなしだったが、尾崎の千両役者ぶりは相変わらずだった。

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