12月7日 全日本プロレス「2022 世界最強タッグ決定リーグ戦&2022 Jr. BATTLE OF GLORY」後楽園ホール 801人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 『2022 Jr. BATTLE OF GLORY』スペシャルタッグマッチ 15分1本勝負>
井上凌 〇佐藤光留(7分11秒 エビ固め)大森北斗 ×ライジングHAYATO
※デスバレーボム
<第2試合 15分1本勝負>
石川修司 〇サイラス(5分28秒 体固め)本田竜輝 ×イザナギ
※リバーススプラッシュ
<第3試合 アジアタッグ選手権4 wayマッチ 60分1本勝負>
【挑戦者組】大森隆男 〇井上雅央(7分7秒 片エビ固め)【第116代王者組】児玉裕輔 ×花畑正・男
※あと2チームは【挑戦者組】ヨシタツ TAJIRI【挑戦者組】ブラックめんそーれ ATM
☆児玉&花畑正が初防衛に失敗、大森&雅央が第117代王者組となる
<第4試合 『2022世界最強タッグ決定リーグ公式戦』30分1本勝負>
【3勝2敗1分1両リン=7点】ジェイク・リー 〇青柳優馬(14分16秒 エビ固め)【3勝3敗1両リン=6点】土肥こうじ ×羆嵐
<第5試合 『2022世界最強タッグ決定リーグ公式戦』30分1本勝負>
【3勝4敗=6点】永田裕志 〇安斎勇馬(12分49秒 ジャーマンスープレックスホールド)【3勝3敗1両リン=6点】×諏訪魔 KONO
<第6試合 『2022世界最強タッグ決定リーグ公式戦』30分1本勝負>
【4勝3敗=8点】宮原健斗 〇野村卓矢(11分59秒 レフェリーストップ)【3勝4敗=6点】斉藤レイ ×斉藤ジュン
<第7試合 『2022 Jr. BATTLE OF GLORY』優勝決定戦 時間無制限1本勝負>
〇青柳亮生(17分1秒 片エビ固め)×田村男児
※ファイヤーバードスプラッシュ
☆亮生が『2022 Jr. BATTLE OF GLORY』を優勝
<第8試合 『2022世界最強タッグ決定リーグ公式戦』時間無制限1本勝負>
〇宮原健斗 野村卓矢(20分37秒 シャットダウンスープレックスホールド)×石川修司 サイラス
☆宮原&野村が『2022世界最強タッグ決定リーグ公式戦』を優勝
いよいよ最終戦を迎えた「2022世界最強タッグ決定リーグ戦」ここまでの経過は石川&サイラスが単独首位のまま全公式戦を終了、2点差で諏訪魔&KONO、宮原&野村、SAITO BROTHERS、土肥羆が追いかける展開のまま最終公式戦を迎え、同点の場合はPWFルールでは優勝決定戦になる。
まず第4試合では土肥羆がジェイク&青柳と対戦、土肥と青柳がエルボーのラリーになると、土肥がいきなりリアルブレーンバスターで青柳を突き刺し、青柳はダウンで立ち上がれず、それでも土肥が青柳、羆嵐がジェイクをアルゼンチンバックブリーカーで担いでからハックフリップで叩きつけ、土肥羆は大ダメージを負った青柳を捕らえて試合をリードする。
劣勢の青柳は土肥にフライングフォアアームで反撃すると、代わったジェイクがレッグラリアットで続き、土肥の串刺しを避けてハイキック、エルニーニョ狙いは土肥がパワーボムを狙うも、ジェイクはフランケンシュタイナーで切り返す。
ジェイクの串刺しを避けた土肥は後頭部へ串刺しラリアットを放つと、ジェイクをセカンドコーナーに宙吊りにしてカーブストンプ、リアルブレーンバスターはジェイクが逃れてエルボーのラリーに持ち込み、ジェイクはキチンシンク、ジャーマンの応酬を繰り広げる。
場外でダウンしていた青柳がやっと自軍に戻ると、青柳vs羆嵐に代わってエルボーのラリーから、青柳は突進する羆嵐にドロップキック、串刺しエルボーからダイビングクロスボディーからエンドゲームを狙うも、羆嵐はロープエスケープする。
ここでジェイクが入ると、ジェイクは羆嵐にジャイアントキリングから青柳がジャーマンスープレックスホールドと連係を見せるが、そこで土肥がドロップキックでカットに入ると、土肥羆嵐が青柳にサンドウィッチラリアットからサンドウィッチローリングラリアット、羆嵐が重爆セントーンからラリアットと青柳を追い詰めるも、羆嵐が埼玉に乾杯から重爆クロスボディーを決めたところで、青柳が体を入れ替えて3カウントを奪い逆転勝利を収め、土肥羆は6点止まりで脱落となる。
第5試合の諏訪魔&KONOvs永田&安斎は、永田が安斎とダブルショルダーアームブリーカー、ダブルショルダータックルとKONOを捕らえにかかるが、KONOは安斎にボディースラムから場外へ出すと、諏訪魔がイスで殴打してからフルスイングを浴びせ、永田が檄でダメージの安斎がリングに戻るも、諏訪魔が安斎を徹底的に痛めつけて試合をリードする
長時間捕まった安斎はKONOにブレーンバスターから永田に代わり、永田はKONOにミドルキックの連打、串刺しビックブーツ、マジックスクリューで反撃し、ナガタロックⅡで捕らてから白眼式腕固めを狙うが、諏訪魔が阻止すると、KONOがジャンピングニー諏訪魔に代わり、諏訪魔は万力スリーパーで安斎を絞めあげる。
諏訪魔&KONOは永田にトレイン攻撃を狙ったが、避けた永田がKONOに延髄斬り、諏訪魔にエクスプロイダーで投げると。代わった安斎が諏訪魔にエルボーの連打、永田が入ってトレイン攻撃、永田の援護で安斎がスロイダーと攻め込むも、ミサイルキックはKONOが阻止すると諏訪魔が雪崩式ブレーンバスターで投げる。
諏訪魔は安斎に串刺しラリアットからジャーマン、ローリングラリアットと怒涛の猛ラッシュをかけるが、バックドロップは安斎は逃れてダブルアーム狙いじゃ諏訪魔がリバースも、ラリアットは安斎がエルボーで迎撃してダブルアームスープレックスで投げる
しかし諏訪魔はラリアットで反撃すると、バックドロップで投げるが、間一髪永田がカットに入る。そこで諏訪魔がイスを持ち出すが和田京平レフェリーが止めると、振り払った諏訪魔は永田に一撃から安斎にも狙うがKONOに誤爆してしまい、この隙を突いた安斎は諏訪魔にドロップキックからジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪い、安斎が大金星を挙げ、諏訪魔&KONOも脱落する。
そして最終公式戦となった宮原&野村vsSAITO BROTHERSは、野村はレイにミドルキックからエルボーと浴びせたものの、ロープへ走るとセコンドのTARUが野村の足を取って転倒させ、ここからSAITO BROTHERSが野村を捕らえて先手を奪う。
長時間捕まった野村はレイにドロップキックを放つと、代わった宮原がレイにビックブーツから低空ドロップキック、しかし側頭部へのドロップキックは避けられるとレイがボディープレス、ジュンに代わってビックブーツからミドルキック、ラリアットと攻め込んでいく。
ジュンはチョークスラムを狙うが、逃れた宮原がエルボーのラリーから頭突きを浴びせ、ここでTARUがまた宮原の足を取ろうとするも野村が排除、宮原組がジュンにトレイン攻撃からフォローバックを狙ったがは同士討ちになると、SAITO BROTHERSが野村にトレイン攻撃からスカイハイラリアット、ジュンがスピアーと畳みかけ、宮原がカットも排除されてしまう。
SAITO BROTHERSは野村を捕らえ、ジュンがラリアットからSAITO BROTHERSがダブルチョークスラム、そしてシュンがチョークスラムを狙うと、野村はフロントネックロックで捕らえてからスリーパーへ移行し、TARUがパウダーを投げつけようとしたが、宮原がパウダーを奪ってTARUに投げつて排除、最後はジュンが落ちたため試合はストップとなり、宮原&野村が石川&サイラス組と同点になって、優勝決定戦に持ち込む。
そして第8試合で行われた宮原&野村vs石川&サイラスの優勝決定戦は、サイラスが宮原をコーナーへ押し込んでサイラスハンマーを連打し、それでも場外へサイラスを追いやった宮原はスライディングキックからトペを狙うも、サイラスはエルボースマッシュで迎撃、場外戦で宮原はサイラスを鉄柱に叩きつけてからに立つも、足を取ったサイラスはエプロンめがけてパワーボムで叩きつけ、石川も場外で野村にファイヤーサンダーで突き刺してKOするなど、石川組は孤立した宮原を捕らえて試合をリードする。
長時間捕まった宮原は石川のスプラッシュマウンテンをリバースして、自軍に戻った野村にやっと代わり、野村は石川にマシンガンエルボーも体を入れ替えた石川もマシンガンエルボーで返せば、野村はビンタからマシンガンミドルも、串刺しは石川がショルダータックルで迎撃する。
野村が敢えて石川相手にエルボーのラリーに挑み、石川が頭突きから突進は野村がドロップキックで迎撃してからPKを浴びせ、ジャーマンを狙いは石川が自軍に押し込んでサイラスに交代、野村はエルボーから突進するが、サイラスがサイドバスターから重爆セントーンを命中させるも、ヘッドドロップは自爆すると宮原に代わり、宮原はサイラスにビックブーツ、低空ドロップキックから側頭部へドロップキックを放つ。
ここで野村が入ってトレイン攻撃を決めるも、サイラスは二人まとめてクロスボディーで圧殺すると、代わった石川が宮原に串刺しラリアットからジャイアントフットスタンプ、エルボーのラリーで宮原が崩れ、石川は串刺しラリアットに対し宮原は串刺しブラックアウト、そしてブラックアウト狙いは石川がラリアットで迎撃も、宮原がブレーンバスターで応戦する。
カットに入った野村はサイラスにエルボーの連打も、サイラスはブラックホールスラムで叩きつけ、石川組が宮原にトレイン攻撃から合体パワーボムは宮原が逃れると、野村がサイラスを踏み台にしてコーナーの石川にビンタを浴びせ、サイラスにダブルブレーンバスターから宮原が石川に雪崩式ブレーンバスターで投げる。
勝負に出た宮原&野村は石川にフォローバックを決めるが、受けきった石川がエルボーで逆襲し、サイラスはリバーススプラッシュで野村を排除すると、宮原は石川のスプラッシュマウンテンを逃れてブラックアウト連発してカバーは、サイラスがレフェリーのカウントを妨害、そこで野村が入るも、サイラスは二人まとめてチョークスラムで叩きつける。
サイラスは宮原にムーンサルトプレスを投下したが自爆すると、宮原と試合権利のある石川がエルボーのラリーからフラックアウトは、避けた石川がドラゴンスープレックスからジャイアントニーを炸裂させ、スプラッシュマウンテンを決める。
石川はラリアットを狙うが、宮原がフランケンシュタイナーで切り返してブラックアウトは、石川がジャイアントニーで迎撃するも、宮原はフラックアウトから野村が入ってフォローバックを連発、そしてシャットダウンスープレックスホールドで3カウントを奪い、最強タッグ優勝を果たした。
試合後に優勝トロフィーを受け取った宮原&野村だったが、宮原は1・2後楽園で世界タッグに挑戦を表明すると、突然宮原にビンタを放った野村は、世界タッグには挑戦するが、1・3後楽園で宮原の保持する三冠ヘビー級王座に挑戦を表明し、宮原も、そして二人で「最高!」と叫び「2022 世界最強タッグ決定リーグ戦」を締めくくった。
内容的にはSAITO BROTHERSに野村が攻められたこともあり、優勝決定戦では野村がいきなりKOされたこともあった、宮原が捕まる展開にはなったものの、野村の回復には十分時間を稼ぐことは出来たこともあり、終盤にはサイラスには苦しめられたが、どうにか石川と分断することが出来たことで勝利につなげることが出来た。
そして諏訪魔&KONOの保持する世界タッグには宮原&野村、宮原の保持する三冠には野村が挑戦することになったが、三冠は関本大介が挑戦しても奪取できなかった王座だけに、2023年早々から野村は大勝負に出る。
そして本来のメインである『2022 Jr. BATTLE OF GLORY』優勝決定戦、進出したのは世界ジュニアヘビー級王者で今回のリーグ戦の提唱者である亮生と男児が進出した。
亮生はアームホイップからドロップキックで男児を場外へ出してトペフェイントも、リングに戻ってぶつかり合いは男児が制して亮生が場外へ逃れると、男児はトペスイシーダを命中させる。
場外戦で亮生が鉄柵へハンマースルーを連発も男児はショルダータックル、エプロンを使ってDDT!リングに戻ってスリーパーで絞めあげてからキャメルクラッチと首攻めで先手を奪い、亮生はロープエスケープする。
亮生はロープワークからドロップキックで反撃すると、串刺しエルボー、ブーメランアームホイップからドロップキック、トップコーナーへ上がって、男児が動きを止めると雪崩式狙いは亮生が落としてダイブは、男児が避けてバックフリップで叩きつける。
男児は串刺しショルダータックルからフライングショルダーを放つが、バックドロップは亮生が逃れてハンドスプリングも、男児がキャッチし、読み合いからバックドロップで投げてからラリアットで場外へ亮生を出し、エプロンに戻してデスバレーボム狙いは、亮生が逃れてジャンピングハイキックで男児を場外へ落とすとムーンサルトアタックを命中させる。
リングに戻ると亮生がスワンダイブミサイルキックからムーンサルトプレスは自爆するが、男児がラリアットを切り返した亮生が連続フィッシャーマンスープレックスホールド、ムーンサルトプレスからファイヤーバード狙いは、男児が下からのラリアットで動きを止めると雪崩式デスバレーボムを敢行する。
両者ダウンからエルボーのラリーになると、男児の突進を亮生がトラースキックを連発して迎撃して、旋風脚から突進は男児がラリアットで迎撃し、デスバレーボムは亮生が十字固めで丸め込み、逆さ押さえ込み、しかしトラースキックはガードした男児がラリアットを放ち、デスバレーボムは逃れた亮生はラ・マヒストラルで丸め込む。
亮生はハンドスプリングレッグラリアットからファイヤーバードスプラッシュは自爆すると、男児がコーナーへサイドスープレックスからラリアットを連発、そしてデスバレーボムを狙うが、逃れた亮生がリバースフランケンからフィッシャーマンズ式のシットダウンパワーボムを披露し、最後はファイヤーバードスプラッシュで3カウントを奪い優勝を果たした。
試合後に優勝トロフィーを受け取った亮生は今日は自分の誕生日と報告しつつ優勝をアピールすると、次期挑戦者にリーグ戦で唯一敗れた光留を指名、リングに現れた光留は亮生の誕生日と優勝を祝うと、「戦いを通じて自分がなぜ変態レスラーと言われるか教える」と受諾、最後は亮生が「プルススルトラ」で『2022 Jr. BATTLE OF GLORY』を締めくくる。
第3試合で行われたアジアタッグ選手権は、アジアタッグ史上初の4WAY戦で行われ、各チームがめんそーれにトレイン攻撃も雅央だけは例のごとく迎撃されるも、TAJIRIは毒霧もヨシタツに誤爆すると、めんそーれは大森、TAJIRIにプランチャを命中させれば、、ATMもプランチャスイシーダだが相棒であるめんそーれを巻き込んでしまい、児玉もノータッチトペコンで続いて、花畑正も狙うが雅央にサミングで阻止される、
花畑正は雅央のラリアットを避けてドロップキックを放つも、ジャーマンを狙ったところで大森がアックスボンバーが炸裂してから雅央がカバーで3カウントで王座奪取に成功する。
ところが試合後にNOSAWA論外が現われ、引退を控えるNOSAWAは全日本プロレスで記念を残したいということで1試合だけ全日本プロレスに参戦してアジアタッグに挑戦を表明し、大森から「パートナーはどうするんだ!」と聴かれると、NOSAWAはパートナーにケンドー・カシンを起用することを発表して去って行った。