SANADAが同門・内藤の独走にストップをかけた!ヒールに徹したEVILがKENTAを降す!


10月1日 新日本プロレス「G1 CLIMAX30」新潟・アオーレ長岡 1685人
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 15分1本勝負>
△辻陽太(15分時間切れ引き分け)△ゲイブリエル・キッド

<第2試合 「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝1敗=6点】〇ジュース・ロビンソン(6分42秒 エビ固め)【3勝1敗=6点】×矢野通

<第3試合 「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝2敗=4点】〇ザック・セイバーJr.(3分59秒 ヨーロピアンクラッチ)【1勝3敗=2点】×後藤洋央紀

<第4試合 「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝2敗=4点】〇棚橋弘至(18分41秒 片エビ固め)【1勝3敗=2点】×YOSHI-HASHI
※ハイフライフロー

<第5試合 「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝2敗=4点】〇EVIL(15分40秒 片エビ固め)【2勝2敗=4点】×KENTA
※EVIL

<第6試合 「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝3敗=2点】〇SANADA(27分8秒 体固め)【3勝1敗=6点】×内藤哲也
※ラウディングボディープレス

「G1 CLIMAX 30」長岡大会ではBブロック公式戦が行われ、メインでは3勝の内藤が3敗のSANADAによるロスインゴ同士の対戦が実現した。
序盤は互いに組んでいるということで読み合いを繰り広げるが、内藤がロケットキックから場外戦を仕掛け、SANADAをエプロンに叩きつけてから鉄柵へと叩きつける。
リングに戻ると内藤はストンピングの連打からスリーパー、変形ネックブリーカーからジャベと首攻めで先手を奪い、内藤はコーナーミサイルから足蹴でSANADAを挑発するだけでなく顔を踏みにじる。
内藤はネックロック、ネックブリーカーはSANADAが逃れ、突進する内藤に低空ドロップキック、連続リーブロックからドロップキックで内藤を場外へ落とすとプランチャを命中させる。
リングに戻るとSANADAはTKO狙いは内藤が逃れるも、串刺し狙いはSANADAが迎撃、しかし内藤はバックハンドエルボーから、SANADAの後頭部に低空ドロップキック、コーナーにSANADAの腰を何度も叩きつけてからネックブリーカーを決める。
内藤はグロリアを狙うが、SANADAが堪えるとジャンピングエルボーアタックを狙う内藤に切り返し合いからマジックスクリューを決めるが、タイガースープレックス狙いは内藤が堪えると投げてからバックハンドエルボー、マンハッタンドロップ、トルネードDDTで突き刺してSANADAのペースにさせない。

内藤は雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、すり抜けたSANADAが後ろからドロップキックで内藤は鉄柱に直撃させる。

SANADAは雪崩式ネックブリーカーを敢行するとタイガースープレックスホールドを決め、内藤はカウント2でキックアウトする。

SANADAはSkull Endを狙うが、逃れた内藤はスパインバスターで叩きつけ、両者ダウンからSANADAが突進も、避けた内藤はSANADAの手首を掴んだまま首筋へエルボーの連打から雪崩式フランケンシュタイナーを決める。
内藤はグロリアを狙うが、切り返したSANADAはSkull Endで捕らえるも、切り返した内藤がエスペランサで突き刺し、TKOを狙うSANADAにリバースDDT、そしてデスティーノを狙うがSANADAはTKOで切り返して両者ダウンとなる。

エルボーのラリー、SANADAのローリングエルボーは内藤が迎撃してから、SANADAをコーナーへ突き飛ばすが、SANADAがムーンサルトアタック式Skull Endで捕らえると、旋回式Skull Endで回転し、Skull Endで絞めあげ、内藤は抜けたがSANADAは再度捕獲してから、ラウディングボディープレスを投下するがしてしまう。
内藤はコリエント式デスティーノを狙うが、切り返したSANADAがSkull Endで捕らえるも、も逃れた内藤はコリエント式デスティーノ、そしてデスティーノはSANADAが回転途中で止めてると、逃れた内藤はバレンティアを狙うが、SANADAはニーを浴びせて逃れ、内藤は延髄斬りから再度バレンティアを狙うが、SANADAが掟破りのデスティーノで切り返し、最後は内藤の背中にラウディングボディープレスからラウディングボディープレスで3カウントを奪い公式戦初勝利、試合後はSANADAがグータッチを求めると、公式戦だけでなくロスインゴ同士でも初黒星を喫した内藤は潔く敗戦を認めてグータッチに応じ、最後はSANADAの呼びかけで観客がスマホからライトを照らし、照明が消されると長岡のファンにギフトとして「長岡が日本で一番好きです!See you next time!」で締めくくった。
開幕から3連敗となったことでスタートから躓いたSANADAだったが、同門で絶好調の内藤相手はまさに崖っぷちの戦いだった。結果的にはSANADAが踏みとどまって勝ったが、元々ロスインゴは馴れ合いではなく仲間内でも競い合うユニット、内藤が2冠を奪取したことでロスインゴ内では内藤が独走しかけたが、SANADAが内藤に勝つことで決してロスインゴは内藤が独走しているユニットではないということを充分に示すだけでなく、ロスインゴを出て内藤に勝ったEVILに対しても、ロスインゴ内でも内藤に勝てるんだというものを示した試合でもあった。

2勝1敗のKENTAvs1勝2敗のEVILによるBULLET CLUBの同門対決がセミで実現したが、KENTAが日本不在中にBULLET CLUB入りを果たした新参者のEVILにKENTAがどういう試合をするかに注目した。
開始前にKENTAがToo Sweetポーズを取るようにEVILに迫るも、EVILはセコンドのディック東郷とポーズを取って拒否し、KENTAは場外へ出て、リングに戻り、また場外へ出て焦らしにかかるだけでなく、東郷に耳打ちする。

KENTAがリングに戻るとEVILがガットショットからハンマーの連打を浴びせるが、ラリアットはKENTAが避けてビックブーツを浴びせ、場外戦でEVILの腰を打ち付けてから正面から鉄柵に叩きつけ、東郷に加勢を迫るが、東郷は拒否する。
リングに戻るとKENTAがEVILにサッカーボールキック、ストンピング、ネックブリーカー、ニードロップ、、フェイント式ヒールキック、EVILのラリアットもいなしてDDTと首攻めで先手を奪うが、EVILがKENTAをロープへ振ると東郷が足を掴んで場外戦を仕掛け、KENTAが怒って東郷に迫るも、背後からEVILが強襲をかけ、KENTAの左腕をイスで挟んでから鉄柱に叩きつけ、ングに戻ってからコーナークッションを外して剥き出しコーナーにすると、KENTAの左腕を剥き出しコーナーに叩きつける。
KENTAは場外へ逃れると、東郷が迫ってきたためすぐリングに戻り、EVILはボディースラムから脇固め、足蹴で挑発するが、KENTAはエルボーの連打、ビックブーツを連発からパワースラム、ミドルキックの連打、ソバットからフィッシャーマンズバスター!、VILの串刺しを迎撃してスイング式スタンガン、ダイビングラリアットと猛反撃する。

KENTAはグリーンキラーを狙うが、東郷に気を取られるとEVILがロープ越しでショルダーアームブリーカーを敢行し、串刺しラリアットからフィッシャーマンズバスターと攻め込むが、ダークネスフォールズはKENTAが逃れると突進したところでがレフェリーと交錯し、レフェリーがダウンしている間に東郷にブリーフケースを持ってくるように迫るが、東郷が拒否すると、KENTAは自分でブリーフケースを持参して乱入する東郷を殴打してじゃらEVILにもフルスイングする。
KENTAはダイビングフットスタンプからブサイクへの膝蹴り、そしてgo2Sleepを狙うが、逃れたEVILが剥き出しコーナーにKENTAを直撃させてからダークネスフォールズを決め、両者ダウンからEVILはダークネスラリアットも、EVIL狙いはKENTAがビンタのラッシュを浴びせてEVILがダウンする。

そこで東郷がまた介入すると、KENTAは東郷にgo2Sleepを狙ったが、EVILが急所打ちで救出するとEVILで3カウントを奪い勝利となった。
KENTA自身もEVILがどこまでヒールに徹しているか試していた部分もあったのだろうが、EVILが完全にヒールに徹していた。それを考えるとKENTAはEVILを侮っていたのかもしれない。二人の関係はEVILはノーコメントでKENTAは「俺なりの想いもあるから」と認めるような発言をしたが…

1勝2敗同士の棚橋vsYOSHI-HASHIは、YOSHI-HASHIの串刺し狙いを棚橋が迎撃すると旋回式クロスボディーを浴びせるが、YOSHI-HASHIは蹴り上げる棚橋をキャッチしてドラゴンスクリュー、ニークラッシャー、トーホールド、膝十字と足攻めで先手を奪い、棚橋はたまらずロープに逃れる。

棚橋はエルボーの連打も、YOSHI-HASHIは逆水平で返し、棚橋の低空ドロップキックも避けてエルボーの連打、逆水平も、棚橋はフライングフォアアームで反撃し、串刺しはYOSHI-HASHIが迎撃もキャッチした棚橋はドラゴンスクリューを決める。
棚橋はセカンドコーナーからサマーソルトドロップ、YOSHI-HASHIは逆水平も棚橋が受けきって逆水平を浴びせるが、YOSHI-HASHIは串刺し逆水平からバンカーバスター狙いは棚橋が逃れるもビンタを避けたYOSHI-HASHIはスピンキック、トラースキック、シットダウン式パワーボムと畳みかける。
YOSHI-HASHIはKUMAGOROSHIも逃れた棚橋はダルマ式ジャーマンスープレックスホールドを決め、スリングブレイド狙いはYOSHI-HASHIが逆水平で迎撃も、しゃちほこラリアット狙いは棚橋がスリングブレイドで迎撃し、ハイフライフローで勝負を狙ったが、YOSHI-HASHIが剣山で迎撃する。

エルボーのラリーからYOSHI-HASHIが逆水平も、棚橋がビンタで返せば、YOSHI-HASHIもビンタで返し、YOSHI-HASHIはしゃちほこラリアットを放つが、受けきった棚橋のスリングブレイドを狙うと、避けたYOSHI-HASHIがしゃちほこラリアットからバタフライロックで捕らえ、棚橋はロープに逃れようとするが、YOSHI-HASHIが方向を変えて逃さず、ハンマーロック式バタフライロックへ移行する。

棚橋はロープに逃れる寸前でYOSHI-HASHIがスリーパーに移行してから、からバッククラッカー決め、カルマで勝負を狙ったが、棚橋がツイストアンドシャウトで切り返す。

棚橋は内、外とグラウンドドラゴンスクリューからテキサスクローバーホールドを狙うが、YOSHI-HASHIが丸め込んでバタフライロックも、棚橋が丸め込んで逃れてから外回転グラウンドドラゴンスクリューを決め、スリングブレイドを狙ったが、避けたYOSHI-HASHIがドラゴンスクリューからダブルニーアタックを浴びせる。
YOSHI-HASHIはKUMAGOROSHIからカルマを狙うが、棚橋が逃れるもYOSHI-HASHIは逆水平を浴びせるが、棚橋は至近距離でスリングブレイドを炸裂させ、最後はハイフライアタックからハイフライフローで3カウント奪い勝利となった。
YOSHI-HASHIのフレーズとなった「物事が変わるのは、一瞬だ!!」は、棚橋がYOSHI-HASHIに送ったフレーズで、YOSHI-HASHIが棚橋に相手に変われたかを示す戦いだった。結果はYOSHI-HASHIは敗れたが、「YOSHI-HASHI、オマエには負けたくないよ、ただ、今日はオレがたまたま勝った。ということ」と棚橋がコメントしたことで、十分に変われたことを示すことが出来た試合だった。

1勝2敗同士の後藤vsザックは、ザックが後藤に痛めている右腕に、いきなり飛びつき腕十字を狙い、右腕へローキックの連打と攻め、後藤は左での逆水平で反撃するが、かし死角からザックが絡みついて卍固めで捕らえる。

逃れた後藤は牛殺し狙いも、逃れたザックは腕へオーバーヘッドキックからPKを浴びせたが、後藤はラリアットで応戦、そして牛殺しから、念を込めてミドルキック、GTRで速攻勝負を狙ったが、ザックがヨーロピアンクラッチで3カウント勝利となって、後藤は速攻勝負が裏目に出てしまった。

後藤の痛めている右肩もテーピングが内藤戦より分厚くなっていることから、かなり最悪な状況と見なければならない、幸い5日まで新日本はオフで、Bブロックの公式戦が組まれる6日の広島大会までは時間はあるが、どこまで回復するのか…

2勝1敗のジュースvs3勝の矢野は、矢野はYTRTシャツをジュースに渡してペアルックを迫り、ジュースは着用しようとするが、矢野がいきなり丸め込み、ジュースは怒るも、矢野は「ジョーク」とごまかして、持参していた消毒液をジュースの顔面に噴射して丸め込む。
場外戦となるが、ジュースが水入りのペットボトルで殴打してから消毒液を矢野の頭からかけて視界を奪い、リングに戻るとジュースがコーナーに叩きつけるが矢野は崇コーナーを作り、ジュースが丸め込むが、矢野がキックアウトしたところでジュースが崇コーナーに直撃しかける。
怒ったジュースはコーナークッションで殴打も矢野が逃れ、怒りの収まらないジュースは矢野Tシャツを引き裂く、しかし場外戦になると矢野がマンハッタンドロップからテーピングで足首を括ってリングに戻るってリングアウト勝ちを狙ったが、ジュースは飛びながらリングに戻る。

ジュースは飛びながら迫るが、矢野は逃げ回ってナックル狙いも、キャッチしたジュースはフルネルソンバスターで叩きつけ、足首のテーピングを解いてから、矢野にジャブの連打も、避けところで矢野が丸め込むが、急所蹴り狙いも阻止したジュースはナックルを浴びせる。

ジュースは矢野にパルプフリクションを狙ったが、逃れた矢野は丸め込みを狙うと、ジュースは丸め込んで3カウントを奪い、矢野は公式戦初黒星を喫した。

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