9月21日 DRAGON GATE「DANGEROUS GATE 2020」東京・大田区総合体育館 996人 超満員札止め
(試合内容は実況ツイートより、画像はDRAGON GATE NET WORKより)









第0~6試合はこちら
<第7試合 金網6WAYマッチ 時間無制限>【5】は入場順
【3】〇吉野正人(36分40秒 旗奪取)【1】×ビックR清水
※脱出順=【2】KAI、【4】B×Bハルク、【5】YAMATO、【6】Eita、【3】吉野
試合ルール
①と②の選手同士によるシングルマッチでスタートし、5分後に③の選手、その4分後には④、続いて3分後に⑤、同じく3分後に⑥の順に試合に参加していく。※⑥の選手は開始から15分間試合に参加することが出来ないため、後の番号となるに従って自身が試合に参加するタイミングで旗の数が限られるリスクがある。
試合の勝敗については、これまでの金網戦に準じて金網の上部に設置される旗を獲ることによって勝ち抜けとなるが、従来のように試合開始時点より5本の旗を設置するのではなく、まず試合開始時に1本のみを設置、その後は1選手ずつ試合へ参加する毎に1本ずつ追加され、最後となる6番目の選手が金網に入った時点で最終的に計5本の旗が設置されることとなる。
最後まで旗を獲ることが出来なかった選手は敗け残りの敗者となり、それぞれに課されたリスクが執行される。
【各選手のリスク一覧】
Eita
①敗戦の場合はR・E・Dを脱退してDRAGONGATE世代入り
②一番に金網からエスケープ出来なかった場合は、自身の保持するドリームゲート王座の次期防衛戦をDRAGONGATE世代の選手と行う
(※最初にエスケープ出来た場合はノーリスク)
KAI
①敗戦の場合はDRAGONGATEマットより追放
②最初にエスケープした場合にはR・E・D へ加入
吉野正人
試合後に髪切り(丸坊主)が執行されたうえで土井成樹と引退試合を行い、そのまま引退となる。
ビックR清水
敗戦の場合
①R・E・D脱退
②髪型を角刈りに
③リングネームを「リョーツ清水」に改名
B×Bハルク
敗戦の場合
①リングネームを本名の石原輝政に改名
②R・E・Dを脱退し門下生として望月道場へ入門
YAMATO
敗戦の場合
①今年一杯、大会開始前のプロレス講座(前説)を担当
②コスチュームを白のブリーフスタイルに、ガウンはバスローブとする
③ヘアスタイルをストレートパーマに。
毎年5月、愛知で開催されていた金網6WAYマッチは今年は新型コロナの影響で9月の大田区大会でスライド開催され、今年はロイヤルランブル形式で各選手が順番に登場して旗を奪い合い、負け残った選手はリスクを課せられることになった。
まず、脱出に1番手と清水と2番手のKAIが登場して、早速清水が旗を奪いにかかるが外からKzyが金網に昇って清水の顔面にスプレーを噴射して阻止し、清水はKAIにショルダータックルから再度旗奪取を狙うが、Kzyがラッパ音を大きく鳴らして阻止、入れ替わりにKAIが旗奪取を狙うが、取ればRED入りで断念する。
再び清水が旗奪取を狙うがDRAGON GATE世代がグローブ棒でやスプレーを噴射して阻止、KAIが奪取を狙うが、R.E.D入りになるので断念し、清水は無双から旗奪取を狙うがKAIが足を取って阻む。
3番手に吉野が登場して、素早く金網に昇って旗奪取を狙うが、REDとDRAGON GATE世代が阻止、吉野とKAIが結託して清水を攻めて、KAIは吉野に旗奪取を譲って金網に昇るが、外から昇ってきたマリアがキスで阻止し吉野は蒸せてしまう。その間にKAIも反対側の旗奪取を狙うが、取ればRED入りのため断念する。
清水が旗奪取を狙うが吉野がしがみつき、土井がハリセンでシバいて清水を落とすと、入れ替わりに吉野が旗奪取を狙うが石田が阻止し、また清水が旗奪取を狙うが神田がメガホンでシバきまくって阻止している間に4番目のハルク登場する。
ハルクは吉野に襲い掛かってスリーパーも、KAIがナックルでカットし、吉野との連係を狙うが、ハルクがキックで阻止してKAIにブラジリアンキックから踵落とし、バルキリースプラッシュから旗奪取を狙ったが、Kzyがラッパ音で阻み、清水も旗奪取を狙うがキッドがスプレーを噴射して阻止する。
KAIは清水にラリアット、吉野にドロップキックを放っている間に、5番手にYAMATO登場で早速金網に昇って旗奪取を狙うが、H・Y・Oが金ダライを持って金網へ昇る。KAIも昇ってH・Y・Oから金ダライを奪って、YAMATOをアシストするかと思ったが、YAMATOに一撃して落として旗奪取、エスケープに成功してR.E.D入りを選び、KAIの裏切りにDRAGON GATE世代が激怒して襲い掛かるが、KAIは金タライを振り回して返り討ちにする。
清水が旗奪取を狙っている間に最後にEitaが有刺鉄線ボードを持参して登場し、KAIに手渡してリングインする。
R.E.Dが吉野を袋叩きにして、ハルクは傷心のYAMATOにスライディングキックを浴びせ、連係で吉野を蹂躙してから3人同時脱出を狙うが、闘龍門がゴムパッチン、Kzyがバスーカーで阻止、怒ったEitaはYAMATOをゴムでシバくが、YAMATOは清水とEitaを同士討ちさせてgo to Hospital1、go to Hospital2を放つと、ハルクはYAMATOにニールキックを浴びせ、H・Y・Oがロープを吊るし、ハルクがロープを伝って旗奪取を狙うがYAMATOが落とし、代わりにロープを伝って旗奪取を狙うがハルクが阻止して金網に昇って旗奪取を狙う。
そこでYAMATOが追いかけて昇ると、KAIが金網に昇って金ダライでYAMATOに一撃を浴びせ、そして険悪と見られていたハルクとKAIと歴史的握手を交わしてからからハルクが旗奪取に成功し、YAMATOはまた傷心となってしまう。
Eitaはテーブルを持ち出してYAMATOにテーブルを投げ、清水と共に吉野をテーブルに何度も叩きつけ、二人同時に旗奪取を狙うがYAMATO、吉野が阻止し、YAMATOはEitaをテーブルめがけてパワーボムで叩きつけ、清水には絶対落とすぞ雪崩式ブレーンバスターで投げてから旗奪取を狙い、KAIとハルクが阻止を狙ったが、Kzyがラッパ音で二人を排除してYAMATOが旗奪取でエスケープとなる。
リング内はEita、清水、吉野だけとなり、Eitaと清水が連係を狙うが、清水がOTAKEBIと見せかけて旗奪取を狙うと、Eitaが阻止したことで二人の間に不穏な空気が流れる。
Eitaと清水は再び連係を狙うが、隙を見たEitaが旗奪取を狙うと、Kagetoraが吉野の写真を貼ったバリケートを旗の前にセットして、Eitaの手の上へ倒し、Eitaは指を痛めてしまうも、Eitaは吉野にImperial Unoを狙うと清水に誤爆し、Eitaは吉野を金網に叩きつけ旗奪取を狙い、吉野が追いかけるが、Eitaは石田からパウダー入りのバケツを受け取る、吉野の頭から被せて転落させ、Eitaが旗奪取に成功してエスケープする。
清水vs吉野となって、パウダーでまみれになった吉野を尻目に、清水が旗奪取を狙うが、吉野はリュックの中にあった鋼球を投げて清水を落とし、トルベジーノを連発してソルナシエンテからソルナシエンテ改へ移行し、清水はギブアップするが、ルール上ギブアップはないため吉野は構わず絞めあげる。
ところがR.E,DがレフェリーをKOして鍵を奪い、扉を開いてリング内に乱入すると吉野を襲撃してから、イス盛りを作り、Eitaがイス盛りへのツームストーンパイルドライバーを敢行して吉野に大ダメージを与えて、清水に旗奪取を指示するも、ソルナシエンテの影響で清水の腕は痺れてしまい金網に昇れない。
そこでウルティモが駆けつけるとアサイDDTで清水をKOして、吉野に旗奪取を指示すると、闘龍門勢がR.E.Dを阻んでいる間に吉野が旗を奪取してエスケープに成功、清水が負け残りとなった。
試合後にR.E.Dが清水を取り囲み、Eitaが「リョーツ清水」と呼ぶと、コメディレスラーとしてR.E.Dから追放を宣言して、KAIを歓迎する。更にルールにないバリカンでの髪切りを敢行し、闘龍門側の制止も聴かずに有刺鉄線ボードをセットして清水を叩きつけようとするが、切り返した清水がEitaを力一杯有刺鉄線ボードに叩きつけて背中じゅうを血だらけにすると、「お前らの奴隷じゃない!」と叫んでリスクは受けるがR.E.Dと決別を宣言、R.E.Dは傷だらけのEitaを背負って退場していった。
そして闘龍門側は吉野を祝福しつつ、清水を励まして退場させると、斎了が自粛期間の間に吉野の首が回復したことを発表して土井と共に引退撤回を迫る。しかし吉野は首の調子が戻ったことは認めるが、引退撤回は明言を避け、引退は自粛期間のこともあって来年以降にズレ込むことになった
清水は再びリョーツ清水に戻るが、モデルとなった「こち亀」の両津勘吉は大金持ちになったと思ったら転落して大貧乏になるオチがよくあったが、まさに今回の結果がそれで、一番を引き当てて大いばりのはずが、一番を生かせずに負け残ってしまい、R.E.Dから追放…まさに「こち亀」みたいなオチとなった。しかしの両津勘吉は人生に浮き沈みがあっても必ず這い上がる逞しさがある。清水はこれからそういったレスラーを目指していくのか…
また、吉野の首に関しては、自粛期間の間に選手らがオーバーホールや肉体改造にあてたように、吉野のその間に首がある程度回復しても確かにおかしくはない。引退撤回に関しては明言は避けたが、吉野はどう選択していくのか…
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