残り物に福、負けて勝った6WAY戦の結末は?


8月12日 DRAGON GATE「THE GATE OF ADVENTURE 2020」後楽園ホール 578人
(試合内容は実況ツイートより、画像はDRAGON GATE NET WORKより)

<第1試合 DRAGON GATEvs闘龍門 15分1本勝負>
ドン・フジイ 〇横須賀ススム 神田裕之(10分24秒 片エビ固め)奥田啓介 ×問題龍 ホーホー・ルン
※横須賀カッター

<第2試合 15分1本勝負>
〇斎藤了(8分48秒 裏足四の字固め)×このまま市川

<第3試合 20分1本勝負>
〇望月成晃 Gamma(7分59秒 エビ固め)×吉田隆司 KAZMA SAKAMOTO
※フランケンシュタイナー

<第4試合 DRAGON GATEvs闘龍門 30分1本勝負>
ウルティモ・ドラゴン 土井成樹 ドラゴン・キッド 〇近藤修司(17分8秒 エビ固め)Kzy Ben-K ストロングマシーンJ ×U-T
※キングコングラリアット

<第5試合 DRAGON GATEvsR.E.D 30分1本勝負>
〇石田凱士 ディマンテ H・Y・O(12分58秒 アンクルホールド)箕浦康太 ジェイソン・リー ×ドラゴン・ダイヤ

<第6試合 ROAD to DANGEROUS GATE -スペシャル6WAYマッチ- 60分>
①〇B×Bハルク(11分51秒 オーバー・ザ・トップロープ)×KAI
②〇KAI(14分22秒 横入り式エビ固め)×YAMATO
③〇吉野正人(17分9秒 トルベジーノ十字固め)×ビックR清水
④〇Eita(20分12秒 オーバー・ザ・トップロープ)×ビックR清水
⑤〇YAMATO(22分47秒 スリーパーホールド)×ビックR清水

今回の後楽園大会のメインは9・21大田区で行われる金網サバイバル戦の前哨戦を兼ねたオーバー・ザ・トップロープ形式の勝ち抜け6WAYマッチが行われ、闘龍門から吉野、DRAGON GATEからYAMATOとKAI、R.E.DからEita、ハルク。清水が参戦、ルールはニュートラルコーナー(白)のターンバックルに ①~⑥までの番号がランダムに隠されており、対戦する6人の選手たちは試合の勝ち抜け順に1つずつこれを開封し、その引き当てた番号が、9.21大田区総合体育館大会における金網マッチの自身の入場順となる。
なお9・21大田区で行われる金網戦はリスク制が設けられ、負け残った選手にはリスクが課せられることになった。既に各選手のリスクも決定しており、吉野は負け残った場合は即引退と丸坊主、そのまま土井との引退試合。清水はR.E.D脱退と髪型を角刈り、リングネームをリョーツ清水に改名、KAIはDRAGON GATE追放と、最初に旗を奪取すればR.E.D入り、EitaはDRAGON GATE世代への合流と最初に旗を奪取できなければDRAGON GATE世代(Kzy)にドリーム王座挑戦権を与える、ハルクはリングネームを本名に改めるだけでなく、望月道場入りへの入門、YAMATOはコスチュームは無地のブリーフ、入場時のガウンはバスローブ、髪型をサラサラのストレートヘアにする、今年いっぱい前説をやることが決定となっている。

序盤はR.E.Dだけでなく、YAMATO&KAIも闘龍門側で一人参戦の吉野を狙い撃ちする中、KAIもYAMATO、R.E.D内も仲間内で裏切るなど、不穏な中で試合が進む。
大きく動いたのはKAIがハルクにメテオインパクトを狙うと、ハルクが逃れてKAIに急所蹴りからエプロンに追いやり、オーバー・ザ・トップロープを狙って突進するが、KAIがロープ下げてハルクをエプロンに追いやり、今度はKAIがリングに戻って突進するが、ハルクがロープを下げたためKAIが逆にオーバー・ザ・トップロープとなり、ハルクが1番乗りで勝ち抜け、そしてターンバックルに隠された封筒を開くと4番目を引き当てる。
YAMATOとKAIは清水をエルボーのサンドバックタイムで捕らえるが、YAMATOのgo to Hospital1がKAIに誤爆してしまうと、YAMATOは構わず清水にバイシクルキックを浴びせたところで、KAIがYAMATOを丸め込んで3カウントで勝ち抜けとなり、2番目を引き当てる。
そして吉野とYAMATOは休戦を確認して連係で清水を捕らえ、吉野は清水にトルベジーノ十字固めで3カウントを奪ったが、吉野が引き当てたのは最も不利な6番手で、吉野は頭を抱えて倒れ込んでしまう。
Eitaと清水はYAMATOを捕らえ、Eitaは清水をリードしてYAMATOを攻めるが、清水がリバーススプラッシュを狙ってコーナーへ昇ったところで、Eitaが突き落としてオーバー・ザ・トップロープで勝ち抜けとなり、清水はEitaの裏切りに激怒するも、Eitaは手が滑ったと釈明、そしてEitaは3番目を引き当てる。
1番、5番目がだけが残り、清水がYAMATOに餅つきパワーボムで追い詰めるが、YAMATOはスリーパーで捕獲して絞めあげ、清水がギブアップで最後に勝ち抜けとなり、残ったターンバックルを迷った末に一つを選ぶが、YAMATOは6番目に次いで不利な5番目を引き当ててしまい、一人負け続けた清水が最も有利な1番目を引き当てて終了となった。
だが、YAMATOは納得せず「もう1回」とアピールすると、KAIは宥めるが、YAMATOは自身を裏切った挙句に、2番を引き当てたKAIに八つ当たりし、吉野もYAMATOに同調して「もう1回」をアピールする。Eitaも一人負けてばかりの清水が1番目を引き当てたことには納得しなかったものの、自分が3番目を引き当てたことでYAMATOには同調しない。そこで八木隆行本部長が不満が出ることを想定して、9・9後楽園で引き当てた番号から奇数、偶数と分け、勝った1人だけがナンバーをチェンジすることが出来る6人タッグ戦を行うことを発表、組み合わせも清水&Eita&YAMATOvsKAI&ハルク&吉野となるも、KAIとハルクは組むことに納得せず、清水は1番目を死守、YAMATOも必勝をアピールするが、吉野は最近キャラが崩壊しつつあるYAMATOを心配して、闘龍門らと一緒にメインを締めくくった。
結局勝ち抜け6WAYは、負け続けた清水が残り物に福があったということで、負けて勝ったということなのか、そういった意味では清水は強運の持ち主で、清水の強運が金網サバイバル戦を大きく左右する可能性も否定できない。

またセミではR.E.Dのセコンドに緑の鬼のマスクを被ってグローブを着用した男が登場、試合はR.E.Dが箕浦を捕らえてリードも、終盤はH・Y・Oを捕らえた箕浦&ジェイソンがタンクバスターを決めて追い詰めにかかる。
しかし、石田が丸め込みで粘るダイヤがレプテリオンラナを狙ったところでキックで阻止し、最後はアンクルホールドでギブアップを奪い勝利、石田は緑のマスクマンと肩を組んで退場した。
第1試合では奥田が敗れた問題龍らを置いて一人さっさと帰ってしまったが、緑のマスクマンの正体は奥田なのか…

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