12月15日 DRAGON GATE「FANTASTIC GATE 2022」後楽園ホール 1180人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 15分1本勝負>
望月マサアキ 望月ススム 〇神田ヤスシ 望月ジュニア(11分25秒 踏みつけ式体固め)ドン・フジイ ×布田龍 永野海斗 加藤良輝
※ダイビングエルボードロップ
<第2試合 20分1本勝負>
〇箕浦康太(3分47秒 片エビ固め)×このまま市川
※ボンベロ
<第3試合 20分1本勝負>
〇JACKY“FUNKY”KAMEI ジェイソン・リー ホーホー・ルン(9分43秒 JACKYナイフ)ウルティモ・ドラゴン Eita ×新井健一郎
<第4試合 30分1本勝負>
〇YAMATO(4分17秒 胴絞めスリーパーホールド)×パンチ富永
<第5試合 30分1本勝負>
ドラゴン・キッド 〇吉田隆司 問題龍(10分29秒 片エビ固め)BIGBOSS清水 ×U-T ストロングマシーン・J
※パイナップルボンバー
<第6試合 30分1本勝負>
土井成樹 〇近藤修司 ドラゴン・ダイヤ 菊田円(9分19秒 片エビ固め)×KAI B×Bハルク ディアマンテ ISHIN
※キングコングラリアット
<第7試合 30分1本勝負>
Ben-K 〇ミノリータ(14分35秒 エビ固め)吉岡勇紀 ×H・Y・O
<第8試合 60分1本勝負>
〇Kzy(16分58秒 片エビ固め)×シュン・スカイウォーカー
※韻波句徒
今年最後の後楽園大会を迎えたDRAGON GATE、メインはKzyとシュンのシングルマッチ組まれた、事のきっかけは16日の名古屋でシュンが地元出身のU-Tを徹底的に痛めつけて勝利を収めた際にKzyの怒りが爆発してシングルでの対戦を要求、シュンも受諾して決定となったが、第1試合前にNATURAL VIBESが登場してKzyがメインへ向けて意気込みをアピールしようとしたところで、シュン率いるZ-BRATSが登場し、シュンが「負けたらどうするの?」と迫れば、Kzyは「やる前から負けることを考えるバカはいねえんだ」て挑発合戦となった。
開始となるとロックアップからシュンが押し込むと、Kzyが体を入れ替えてエルボーの連打、変則ロープワークから読み合いもシュンがカウンターでのブレーンバスターで投げる。
シュンはKzyのボディーへパントキックの連打から顔面へビンタ、ロープを使ったレッグロック、DDTと先手を奪うとコブラツイストのままでサミングを浴びせて、Kzyはロープエスケープするが、シュンはまたサミング、ダブルチョップを連発、首筋へエルボースタンプから顔面を踏みにじり、ストンピングを連発して圧倒する。
Kzyはエルボーの連打で流れを変えようとするが、受け流したシュンはカウンターエルボー、フロントキックからコーナーへハンマースルーはKzyが切り返してエルボー、串刺しを迎撃したシュンのダイブをエルボーで迎撃し、場外へ逃れたシュンにミッションインポッシブルを命中させる。
リングに戻るとKzyが串刺しエルボースマッシュ、シュンの串刺しを迎撃して旋回式エルボースマッシュと浴びせるが、エルボースマッシュから串刺しは避けたシュンがモンキーフリップ、串刺しバイシクルキック、ブラスターはKzyが切り返してエルボーも、BEAT-BOMは切り返したシュンがブラスターを決める。
シュンはアシュラを狙うが、逃れたKzyがエルボースマッシュから突進は、避けたシュンがジャーマンもKzyがエルボースマッシュで応戦し、エルボーのラリーからKzyがエルボースマッシュ、しかし突進はシュンが切り返して熨斗紙狙いもKzyが回転エビ固めで丸め込み、切り返し合いになるとシュンがジャックナイフで丸め込む。
ロープワークの攻防になると、Kzyがカウンターでショットガンを浴びせるが、再度のショットガンはレフェリーに誤爆してしまい、シュンがバイシクルキックでKzyをレフェリーで交錯させてダメ押ししてKOすると、シュンがイスを持ち出してKzyの頭をフルスイングし、イス盛りを作ってから雪崩式ブレーンバスターを狙うが、Kzyは必死で堪える。そこでハルクがKzyにイスで一撃を狙ったがシュンに誤爆してしまい、これを逃さなかったKzyはイス盛りへ雪崩式CDJを敢行してシュンに大ダメージを与える
シュンのピンチにZ-BRATSが乱入してKzyに総攻撃をかけようとするが、NATURAL VIBESもリングに上がってZ-BRATSと大乱闘となり、NATURAL VIBESがZ-BRATSを場外へ排除すると、清水がプランチャでダメ押し、そしてKzyはシュンにダブルアームDDT、ランニングエルボースマッシュ、韻波句徒と畳みかけて3カウントを奪い、勝利を収めた。
試合後にNATURAL VIBESと共に勝利を喜ぶKzyを尻目に、シュンはダウンしながらマイクで「嘘だよな、夢か?負けてないよな、これは悪夢だ!」と負けを信じられず、Z-BRATSに確認しつつ、誤爆したハルクに怒りを露わにするが、ハルクは「負けを認めろ」「もっと強くなれ」と逆ギレ気味に開き直ったため、納得できないシュンはハルクと口論になり、襲い掛かろうとしたため、Z-BRATSが慌てて止めに入り、ハルクもシュンに強引に抱き着いて宥めようとしても、シュンは納得できない。だがハルクはそんなシュンを無視して一方的に締めくくってしまい、Z-BRATSと一緒に退場するが、他のメンバーは複雑な表情のままだった。
取り残されたNATURAL VIBESは呆然したままで、Kzyは「逆に悪夢を見せられたといいつつ」気を取り直し、勝利をと、NATURAL VIBESは一枚岩をアピール、そして18日に行われる仙台で行われるツインゲート選手権での防衛と、、GHCジュニアタッグ奪取を約束して、2022最後の後楽園ということでKzyが挨拶して締めくくったが、勝った時の条件は保留のままとなった。
シュンの敗因は間違いなくハルクの誤爆からだったが、シュンとハルク、どちらかがZ-BRATSを追放される予感を感じさせるものだった。Z-BRATSはシュンとハルク、どちらを選択するかわからないが、だた最近のハルクはZ-BRATS内でも一歩引いた立場でおり、ドリーム王座戦線からはかなり遠ざかっている、そんな中でYAMATOがドリーム王座に挑戦し、25日には新日本プロレスで大出世した鷹木信悟が参戦する、これらがハルクに大きな影響が出ているのではないだろうか…
セミファイナルではドリーム&ブレイブ選手権の前哨戦が行われ、吉岡がH・Y・Oと王者タッグを結成してBen-K&ミノリータと対戦も、序盤はH・Y・Oが吉岡の交代を拒否したため、吉岡が出ずっぱりとなるも、H・Y・Oはミノリータを場外へ引きずり出して鉄柱へハンマースルーから、イスでフルスイングとZ-BRATSの流儀でミノリータを痛めつける。
長時間捕まったミノリータはH・Y・Oの逃れると、コルタバからBen-Kに代わり、Ben-KはH・Y・Oにショルダータックル、吉岡にはバックドロップで投げ、串刺しは吉岡が迎撃しブレーンバスターも、リストを離さないBen-Kがアルゼンチンバックブリーカーで担げば、ミノリータもH・Y・Oをアルゼンチンバックブリーカーで担ぐ。
終盤になると勝利を優先したのか吉岡とH・Y・Oが連係を見せてミノリータを捕らえたが、H・Y・Oがミノリータにダイビングセントーンから、吉岡に指示してフロッグスプラッシュを狙わせようとしたところで、H・Y・Oがミノリータにオルファで漁夫の利を狙ったが、これに怒った吉岡がH・Y・Oにバトルフックを浴びせると。Ben-KがスピアーからダウンしているミノリータにカバーさせてH・Y・Oから3カウントを奪い、GOLDCLASSが勝利、試合後はBen-Kがミノリータの勝利をアピールすれば、マイクを託されたミノリータは完全勝利をアピールしてH・Y・Oを挑発、Ben-Kは吉岡に対し、勝利をアピールしてチキチキで挑発すると、吉岡はベルトにBen-Kのツバがついたと怒りつつ、「同期の中で、DRAGON GATEで1番…」と言いかけたところでBen-Kがマイクを奪い、速攻勝負で王座奪取を予告してメリークリスマスチキチキで締めくくる。
第6試合では土井&近藤&ダイヤ&菊田がKAI&ハルク&ディアマンテ&ISHINと対戦し、試合は近藤がキングコングラリアットでKAIから3カウントを奪うと、これを受けて土井が近藤そしてKO-D6人タッグ王座でのパートナーである大鷲と組んでトライアングル王座挑戦を表明し、ISHINが受諾して25日福岡での選手権が決定となる。
第4試合ではYAMATOが富永と対戦するも、富永が鷹木のDRAGON GATE時代のコスチュームで試合に臨んできたため、YAMATOの怒りが爆発し、奇襲からバケツの水をかけてバケツで殴打するなど富永を徹底的に痛めつけ、富永も鷹木のキタキタタイムなどマネをするが、YAMATOの怒りを余計に買ってしまい、YAMATOの串刺しをロケットパンチで迎撃した富永がパンピングボンバーを狙う構えをしたところで、YAMATOがgo to HospitalⅡを炸裂させ、最後は垂直落下式ブレーンバスターから胴絞めスリーパーで富永がギブアップも、YAMATOの怒りは収まらず、富永から鷹木のコスチュームを剥ぐだけでなく、ビンタでダメ押しする。
第1試合では神田が布田からダイビングエルボーで3カウントを奪うと、試合後に斎了GMが望月が主宰するブランド「武勇伝」の復活することが発表され、日程と会場もアナウンスされた。