吉岡が掟破りでBen-Kを降しドリーム戦線は同期同士の争いへとシフトチェンジ！‟里帰り”鷹木が古巣で大暴れも菊田が大奮戦！


12月25日 DRAGON GATE「THE FINAL GATE 2022」福岡国際センター 2589人
(試合内容は実況ツイートより)

＜第7試合 60分1本勝負＞
〇鷹木信悟 B×Bハルク(18分22秒 エビ固め)YAMATO ×菊田円
※ラスト・オブ・ザ・ドラゴン

＜第8試合 オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 60分1本勝負＞
【第35代王者】〇吉岡勇紀(26分33秒 片エビ固め)【挑戦者】×Ben-K
※フロッグスプラッシュ
☆吉岡が5度目の防衛に成功

DRAGON GATE2022年度最後のビックマッチが福岡で開催され、メインはオープン・ザ・ドリームゲート選手権、王者の吉岡に同期のBen-Kが挑戦した。

開始もBen-Kはいきなりチキチキを連呼すると。ロックアップからBen-Kがバックを奪えば、吉岡もバックを奪い、Ben-Kはリストロック、足を取った吉岡はレッグロックで捕らえてトーホールドを仕掛けて再びレッグロックに対し、Ben-Kはヘッドロックで絞めあげ、切り返した吉岡はアームロック、Ben-Kはヘッドロックも吉岡はヘッドシザースで切り返して距離を取る。
Ben-Kはタックルを狙うが吉岡はいなし、フィンガーロックではBen-Kが押し込めば、吉岡は押し返すと、Ben-Kが押し返してニーリフト、読み合いからショルダータックルを浴びせ、吉岡は場外へ逃れ、Ben-Kはチキチキで吉岡を挑発するも、吉岡は付き合わずじっくり呼吸を整える。
吉岡がリングに戻ったところでBen-Kが強襲してナックルの連打、吉岡はボディーエルボーも、Ben-Kはニーリフト、アバランシュホールドの体勢からストマックブロック、背後からベアハッグでボディー攻めで先手を奪い、吉岡はロープエスケープしても、Ben-Kはハンマーを連打、リーブロックを狙う吉岡にベアハッグで捕らえる。
Ben-Kは串刺しスピアー狙った、吉岡が避けてため鉄柱に誤爆、これを逃さなかった吉岡は右肩へストンピング、右腕ヘロープを使ったアームロック、ストンピングの連打と右腕攻めで試合の流れを変えリストロックからリング中央で脇固めで捕らえると、Ben-Kは必死でロープエスケープする。

吉岡はBen-Kに”こんなものか”と挑発すると、Ben-Kは敢えて右腕でエルボーのラリーに挑み、吉岡は連打から突進は避けたBen-Kがカウンタースピアーを炸裂も、右肩から当たったことからカバー出来ず、それでもBen-Kはアルゼンチンバックブリーカードロップから串刺しは吉岡が迎撃して片足コードブレイカーからバックドロップで投げると、Ben-Kは旋回式バックドロップで応戦し、吉岡はリーブロックからドロップキック、Ben-Kの足を払ってからダブルニードロップを連発する。
Ben-Kの串刺しを迎撃した吉岡はダイブも、Ben-Kがキャッチするが、吉岡は強引にブレーンバスターで投げ、Ben-Kはアルゼンチンバックブリーカーも着地した吉岡はブレーンバスターに対し、Ben-Kはジャックハマーことマサカリで応戦、エルボーのラリーでは吉岡が崩れる、再びエルボーのラリーではBen-Kが崩れる。
再びエルボーのラリーになると、ガードしたBen-KはBen-Kクラッシュに対し、吉岡は頭突きからエルボー、突進はBen-Kがスピアーを放つと、足がもつれたところで吉岡はデスバレーボムからインフェルノ、フロッグスプラッシュはBen-Kが足を掴むも、振り払った吉岡はトップコーナーへ上がったところで、Ben-Kはマサカリからスピアーを炸裂させたが、吉岡はカウント2でキックアウトする。
Ben-Kは勝利を確信してチキチキから突進するが、吉岡は掟破りのスピアーで迎撃し、まさかの攻撃を食らったBen-Kにバトルフックからダークネスバスター、フロッグスプラッシュはBen-Kはカウント2でキックアウトするも、吉岡は再度フロッグスプラッシュで3カウントを奪い防衛となった。

試合後はBen-Kが悔し涙を流す中、吉岡がマイクを持ち、勝利と防衛をアピールすると、「Ben-Kは本当によかったと称え」、マイクを渡し、最初こそBen-Kは言葉に出せずなかったが、悔しさを露わにしつつ「吉岡は想像以上に間違ってなかった、ありがとう。」と称え、ラップで若手時代に同期でドリーム選手権をやろうと語り合ったことを明かせば、吉岡はBen-Kがヨシオと言っていたものの、本当の名前は勇紀だとカミングアウトしたら、Ben-Kは驚く(わざとらしく)
そして互いにユニットの立場を忘れて握手を交わしノーサイドとなったところで、ステージから同期であるシュン・スカイウォーカーが現われ、「安っぽい感動はくだらない」と高笑いして挑戦表明し、吉岡も受諾して決定となり、最後は吉岡がマイクで締めくくった。

吉岡がドリーム王座を奪取してからはEita、YAMATO、望月マサアキと歴代王者を破っての歴史越えをテーマにしてきたが、今回の挑戦者であるBen-Kから同期同士の戦いにシフトチェンジしつつある。シュンは高笑いしつつも、同期同士のドリーム選手権は相当意識したはず、シュンは同じZ-BRATSのハルクとの不仲を抱えていることから、ハルクとの仲が選手権にどう影響するか、シュンにとって吉岡も敵だが、身内であるハルクも敵かもしれない。

ダブルメインの第1試合では新日本プロレスではIWGP世界ヘビー級王座を奪取し、プロレス大賞MVPも獲得した鷹木がDRAGON GATE福岡大会に凱旋し同期であるハルクと組んで、同じ同期のYAMATOと鷹木を知らない世代である菊田組と対戦、鷹木は現在の入場曲である「Rising Dragon」で入場した。

菊田とハルクが先発を志願で開始、菊田の尻爆弾は迎撃したハルクはローキックの連打も、菊田は尻爆弾で応戦、代わったYAMATOは鷹木に視線をやると、ハルクは渋々鷹木に交代して、YAMATOvs鷹木となり、ロックアップから鷹木が押し込んでブレーク、YAMATOはヘッドロックからショルダータックルは鷹木が弾き倒してセントーンを狙うと、YAMATOが避けて十字固め、アームホイップからショルダーアームブリーカー、菊田が入って二人掛りでストンピングと攻めるが、連係は阻止した鷹木はコンプリートショット＆DDT、パンピングボンバー＆龍魂ラリアットで反撃する。
鷹木はYAMATOをヘアホイップで投げると、代わったハルクもネックロックのままニーリフトを浴びせてから、後頭部へ踵落としと鷹木組はYAMATOを捕らえ、特にYAMATOは鷹木に蹂躙されるも、YAMATOはハルクにドロップキックから菊田に代わる。
鷹木とハルクが連係を狙うが、菊田は鷹木に尻爆弾、ハルクにダブルチョップからレッグドロップ投下、回転エビ固めは切り返したハルクは踵落としからバルキリースプラッシュ、鷹木vsYAMATOになるとエルボーのラリーでは鷹木が圧倒し、YAMATOはgo to Hospital1に対し、鷹木は串刺し龍魂ラリアット、代わったYAMATOは串刺しエルボーもブレーンバスター狙いは鷹木はネックスクリューで切り返し、キタキタタイムとなる。

鷹木はYAMATOの首へのエルボーを連打すると、スライディングパンピングボンバーは避けたYAMATOはgo to HospitalⅡ、菊田との連係からエクスプロイダー、菊田の尻爆弾からYAMATOが垂直落下式ブレーンバスターと鷹木を攻める。
YAMATOは菊田に気合を注入すると、菊田は鷹木にラリアット対し、鷹木はナックル、バックエルボーから龍魂ラリアットを放ち、ここからハルクが踵落とし＆パンピングボンバー、ミサイルキック＆バックドロップと合体技を連発し、鷹木が串刺しパンピングボンバーからハルクが雪崩式EVOと連係を披露する。

ところが鷹木とハルクが連係を巡って揉めたところで、菊田が反撃するが、鷹木＆ハルクが龍魂ラリアット＆ミドルキック、鷹木がスライディングパンピングボンバーからハルクがファーストフラッシュと連係を見せ、YAMATOはハルクにドラゴンスクリューで排除すると、鷹木に全知全能のフランケンシュタイナーを狙ったが、鷹木がパワーボムで叩きつけてからパンピングボンバーで排除する。
鷹木は菊田にパンピングボンバーを炸裂させたが、なぜかハルクがカットすると、これに怒った鷹木はパンピングボンバーも排除し、菊田に左右エルボーに対し、菊田はバイシクルキック、鷹木はカマイタチ式パンピングボンバーも菊田はローリングラリアットで応戦する。
菊田は鷹木の龍魂ラリアットを迎撃して、ロジャース式パイルドライバーを狙うが、鷹木がフランケンシュタイナーからスライディングTを命中させ、最後はパンピングボンバーからラスト・オブ・ザ・ドラゴンで3カウントを奪い、凱旋を勝利で飾った。

鷹木はDRAGON GATEのファンに挨拶して里帰りを喜び、菊田をDRAGON GATEの未来だと称えつつ、ハルクには2度と組まない、YAMATOとはいつか再戦を約束する。そして鷹木にとって福岡はデビューした地であり、DRAGON GATEとは別れを告げた地であることをを語り、自分の竜にはDRAGON GATEの魂が入っていると断言、そして自分のセコンドを務めてくれたパンチ富永に感謝して、マイクを託し締めを任せた…ところでパンピングボンバーで富永をKOした。

DRAGON GATEに凱旋した鷹木だが、YAMATOだけでなくハルクにもパンピングボンバーを炸裂させるなど大暴れしたが、その中で鷹木を知らない世代である菊田は積極的に挑んでいったことから、菊田にとっていい経験にはなったものの、YAMATOとハルクにしてみれば遠い存在に思えたのかもしれない。

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