10月23日 全日本プロレス「2022旗揚げ記念シリーズ」エディオンアリーナ大阪第二競技場 689人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 10分1本勝負>
〇ヨシタツ TAJIRI(6分31秒 片エビ固め)イザナギ ×ブラックめんそーれ
※ゴキブリドライバー2022
<第2試合 20分1本勝負>
斉藤レイ 〇斉藤ジュン(10分47秒 片エビ固め)永田裕志 ×安斎勇馬
※コブラクラッチスラム
<第3試合 アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第114代王者組】佐藤光留 〇田村男児(13分26秒 片エビ固め)【挑戦者組】児玉裕輔 ×立花誠吾
※デスバレーボム
☆光留&男児が初防衛に成功
<第4試合 30分1本勝負>
エル・リンダマン 入江茂弘 T-Hawk 〇鬼塚一聖(10分16秒 片エビ固め)ジェイク・リー 青柳優馬 大森北斗 ×井上凌
※スピアー
<第5試合 30分1本勝負>
石川修司 大森隆男 〇ボディガー(12分2秒 キャメルクラッチ)宮原健斗 ライジングHAYATO ×椎葉おうじ
<第6試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第63代王者】〇青柳亮生(16分9秒 エビ固め)【挑戦者】×稔
※ファイヤーバードスプラッシュ
☆亮生が2度目の防衛戦
<第7試合 世界タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】〇諏訪魔 KONO(15分39秒 体固め)【第91代王者組】×芦野祥太郎 本田竜輝
※バックドロップ
☆芦野&本田が5度目の防衛戦に失敗、諏訪魔&KONOが第92代王者組となる。
全日本プロレス大阪大会では三大タイトルマッチが組まれ、まず第3試合では光留&男児のEvolutionが保持するアジアタッグ王座にGOAから児玉&立花が挑戦、児玉&立花がバラエティー番組出演した際に、立花が漫才コンビの千鳥から”花畑正男”に改名を薦められ、立花が勝てば”花畑正男”に改名するも、児玉が立花が負けた場合は”花畑正・男”に改名を提案したことで、立花が勝っても負けても改名がかけられることになった。
立花がヤンキー座りで男児を挑発すると、男児は構わず蹴飛ばし、立花はエルボーからビックブーツも男児がショルダータックルで応戦、代わった光留もアキレス腱固めで捕らえるなど、Evolutionが立花を捕らえて先手を奪う。
立花は男児にマンハッタンドロップからドロップキックで反撃してから、児玉に代わってドロップキックで続き、また代わった立花がエルボーを連打、ランニングエルボーとタッチワークを駆使してGOAが男児を捕らえ、試合の流れを変える。
児玉はトラースキックも、キャッチした男児がエルボーからバックフリップ、代わった光留がミドルキックの連打から串刺しミドルキック、水車落とし、カバーから腕十字、児玉の左腕へオーバーヘッドキックと攻め込むが、ミドルキックは児玉がドラゴンスクリューで阻止してニークラッシャーを決めるが、光留はジャンピングハイキックで応戦し、代わった男児がショルダータックル、代わった立花とエルボーのラリーから、立花がガットショットも男児はフライングショルダー、串刺しラリアット、ブレーンバスターと立花を攻める。
光留が入るとEvolutionがジャンピングハイキック&ラリアットのサンドイッチ攻撃から、男児が男児ロケットを狙うが、児玉が動きを止めると立花が雪崩式ブレーンバスターで投げ、光留がカットも児玉が入ってスカイハイドロップキックで場外へ追いやり、児玉がノータッチトペコンで排除する。
立花が男児にイケメン落としで突き刺し、えびす落としを狙うが、逃れた男児がバックドロップからラリアットは避けられると、立花がカウンターエルボーから突進は男児がラリアットで迎撃、デスバレーボムは立花が十字固めで丸め込むも、キックアウト男児がラリアットを連発からデスバレーボムで3カウントを奪って王座防衛、敗れた立花は花畑正・男に改名が決定してしまった…
試合後には勝ったEvolutionの前に第1試合でイザナギ&めんそーれを降したヨシタツ&TAJIRIの元WWEコンビが挑戦を表明し、男児も茨木弁で挑戦を受諾する。
セミファイナルでは世界ジュニアヘビー級選手権、王者の亮生に稔が挑戦、稔のセコンドにはTARUが入るも、稔はセコンドはいらないとしてTARUをバックステージへ下げた。
グラウンドの攻防からドロップキックが相打ちになると、稔がいきなりソバットから突進は、亮生は稔をエプロンへ出してドロップキックで場外へ落とすも、ムーンサルトアタックは稔が足を引っ張り阻止して場外へ落とすと、ソバットから逆にムーンサルトアタックを命中させ、場外で前落としで叩きつけてからリングに戻し、リングに戻っても前落とし、亮生の腹部に膝を落とすなどボディー攻めで先手を奪う。
亮生はエルボーの連打に対し、稔は腹部へドロップキックからブレーンバスターは、亮生が着地してハンドスプリングレッグラリアット、串刺しエルボーからブーメランアームホイップ、ドロップキックで稔を場外へ出すとムーンサルトアタックを命中させ、流れを変えようとする。
リングに戻ると亮生がミサイルキックからフィッシャーマン狙いは、稔が堪えると突進する亮生にキチンシンクからフットスタンプ、BDFは避けられても、稔がジャーマンからドロップキック、雪崩式フィッシャーマンバスターからBDFと畳みかけるが、再度のBDFは避けた亮生がトラースキックを連打から旋風脚を浴びせる。
亮生が連続フィッシャーマンスープレックスホールドからムーンサルトプレスは稔に避けられるも、亮生が丸め込みからムーンサルトプレスは稔が剣山から首固めで丸め込まれる。エルボーのラリーになると、稔が連打からソバット、稔の突進は亮生がラ・マヒストラルで丸め込んだところで、稔が押し潰す。
稔がハイキックからグラウンドコブラ、ジャンピングハイキックからバスソーキック、雪崩式ハーフラッチと猛ラッシュをかけるが、FIREBALL狙いは亮生が延髄斬りで阻止してから雪崩式フランケンシュタイナー、ムーンサルトプレス、ファイヤーバードスプラッシュで3カウントを奪い防衛に成功した。
試合後には亮生がジュニアリーグ開催を訴えて参加者を募ると、井上、北斗、HAYATO、光留、男児が集まり、計6選手が揃ったことで開催を改めて訴え、参加者を解散させると亮生が「PlusUltra」で締めくくった。
今回の亮生は辛抱の試合で、攻める稔を懸命に耐えて反撃する機会を伺って勝利に繋げた。そして順にア・リーグ開催を訴えたが「Jr. BATTLE OF GLORY」は昨年はリーグ戦ではなくトーナメントとして開催していることから、次回こそリーグ戦として開催なるか…
メインは世界タッグ選手権、王者組の芦野&本田のGOAにVMから諏訪魔&KONOが挑戦、VMがTARU、斉藤兄弟がセコンドに入ったのに対し、GOAは児玉、花畑正が入るも、VMが奇襲で開始となると、いきなりセコンドを交えて場外戦となるが、戦力差でVMに圧倒され、リングに戻ってもKONOが本田を痛めつけて先手を奪う。
本田はKONOにショルダータックルから芦野に代わり、GOAがダブルバックエルボー、芦野がエルボースマッシュと流れを変えようとするが、突進はKONOが迎撃して場外へ出し、諏訪魔がナックルからサミングで追撃、本田が救出に入るが返り討ちにされ、リングに戻ってもVMは芦野を徹底的に痛めつけるなどGOAにリードを渡さず、本田がカットに入っても返り討ちされ、諏訪魔がプッシュアップバーでフルスイングする。
長時間捕まった芦野はKONOにアッパーカットからラリアットで反撃し、代わった本田はKONOに串刺しラリアットからスパインバスターで反撃も、スピアーはKONOがニーで迎撃してバックドロップからクロスフェースで捕らえ、本田はロープエスケープ、エルボーのラリーから本田が突進すると、KONOがニーからビックブーツはキャッチした本田がエルボーを連打、KONOビックブーツを受けきってラリアットを放つ。
本田はブレーンバスターを狙うが、KONOがブレーンバスターで投げ返すと、芦野vs諏訪魔に代わり、エルボーのラリーから諏訪魔の串刺しを迎撃した芦野がダイビングアッパーカット、俵返しから突進は諏訪魔がスロイダーで投げ、KONOが入ってラリアット&ニーリフトのサンドバッグタイムから諏訪魔がラリアットを放つ。
そこで諏訪魔がイスを持ち出すがレフェリーが取り上げて背を向けたところで、諏訪魔がもう一つのイスでレフェリーをフルスイングしてKOすると、斉藤兄弟が入ってVM総攻撃が総攻撃をかけ、本田もカットに入るが排除されてしまう。
これに怒った花畑正が斎藤兄弟を場外へ排除、KONOには児玉がトペコンを命中させ、芦野が諏訪魔にスピアーから本田が入り、GOAが合体ジャーマンを決める。芦野は諏訪魔にアンクルロックで捕らえるが、今度はTARUがパウダーを投げてカットすると、ジュンが本田をチョークスラムでKOした後で、レイが芦野にパイルドライバーで突き刺し、KONOがジャイアントニードロップから諏訪魔がバックドロップで3カウントを奪い、VMが世界タッグ王座奪取に成功した。
ところが稔がこの勝ち方に諏訪魔やTARUにクレームを入れると、斉藤兄弟がダブルチョークスラムで稔をKOし、TARUは稔に「オマエはVMの人間か、GLEATの人間か?、ああ、そういうヤツはVMにはいらない」、諏訪魔も「稔、地獄へ堕ちろ!」とVMからの追放を宣言して、メンバー全員で稔を袋叩きにして制裁を加えダメ押しした。
内容的にもVMらしく手段は選ばずやりたい放題に暴れ、GOAも全くペースが掴めないまま敗れた。これで諏訪魔&KONOは王者のままで世界最強タッグに臨むことになる。そして稔の追放という大胆なリストラ劇もあったが、正々堂々戦うヤツはVMにはいらないということなのか…