締めの言葉は“プルスウルトラ”!亮生がHAYATOとの激戦を制し全日本プロレスジュニアの現在進行形を示す!GOAは土肥羆を降し世界タッグを防衛!


10月2日 全日本プロレス「旗揚げ記念シリーズ 2022」後楽園ホール 821人
(試合内容は実況ツイートより)

<第7試合 世界タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第91代王者組】芦野祥太郎 〇本田竜輝(14分31秒 片エビ固め)【挑戦者】土肥こうじ ×羆嵐
※ファイナルベント
☆芦野&本田が3度目の防衛戦

<第8試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第63代王者】〇青柳亮生(17分59秒 エビ固め)【挑戦者】×ライジングHAYATO
※ファイヤーバードスプラッシュ
☆亮生が初防衛に成功

50周年を迎えた全日本プロレスの「旗揚げ記念シリーズ」が開幕し、メインは世界ジュニアヘビー級選手権、王者の亮生にHAYATOが挑戦、二人は宮原のNEXTREAMに属し、タッグも結成してアジアタッグにも挑戦したが、亮生のNEXTREAM離脱でチームは解消、これを契機にHAYATOはイケメンキャラにイメチェンを果たし、亮生が世界ジュニアを奪取すると挑戦を表明して選手権が実現、後楽園のメインに世界タッグ選手権を差し置いて抜擢された。
開始となると、ロックアップから腕の取り合いになり、ハンマーロックの応酬はHAYATOが制して腰投げも亮生はヘッドシザースで捕らえる。

距離を取ってからのドロップキックは相打ち、ロックアップからHAYATOがヘッドロックで捕らえると、ロープワーク攻防でHAYATOがアームホイップで投げ、亮生は場外へ逃れてHAYATOはトペフェイントも、素早くエプロンに上がった亮生がスワンダイブミサイルキックで強襲をかけ、アームホイップからドロップキックを放つが、読み合いになるとHAYATOが風車式バックブリーカーからナルシストポーズを取る。
HAYATOが張り手を浴びせてレッグシザース、そしてロープを飛び越えてエプロンに出たところで、亮生がドロップキックで場外へ落とし、トップコーナーからムーンサルトアタックを命中させ、鉄柵へハンマースルーもHAYATOが張り手で返すが、それでも亮生が鉄柵へハンマースルーでHAYATOを叩きつけ、ストンピングを浴びせる。
リングに戻ると亮生がスリーパーで捕らえ、逃れたHAYATOはブーメランクロスボディーを狙うが自爆すると、亮生がHAYATOの背中にその場飛びムーンサルトからキャメルクラッチと腰攻めに出て、HAYATOはロープエスケープする。
亮生がブレーンバスターを狙うが、着地したHAYATOがロープワークからランニングバックエルボー、串刺しジャンピングエルボー、張り手からフェースクラッシャーと繰り出すが、読み合いから亮生がドロップキックを放つと、ハンドスプリングレッグラリアットを命中させる。
エルボーのラリーになると、亮生が連打に対して、HAYATOは張り手で返してからバックエルボー、ドロップキックに対し、亮生はスクリューキックで応戦して、両者ダウン。亮生はムーンサルトプレスを狙うが自爆すると、HAYATOのトラースキックは亮生がキャッチして連続フィッシャーマンズスープレックスホールド、ムーンサルトプレスを命中させて、HAYATOはカウント2でキックアウトする。
亮生はファイヤバードスプラッシュを狙うが、HAYATOが張り手で動きを止めると雪崩式ブレーンバスターで投げてからトラースキック、エプロンめがけてブーメラン式ハングマンDDTで突き刺すと、トップコーナーから場外の亮生へスワントーンボムを命中させる。

大ダメージの亮生はリングに戻ると、HAYATOは亮生の後頭部へスワンダイブ式ダイビングレッグドロップを命中させ、しまなみドライバー、ライオンサルトと畳みかけ、亮生のラ・マヒストラルもHAYATOが潰してトラースキック、亮生のトラースキックを避けてドラゴンスープレックスも、亮生はリバースフランケンで反撃してファイヤバードスプラッシュは自爆すると、HAYATOが後頭部ラリアットを放つ。
HAYATOはトップコーナーへ昇るが、亮生が延髄斬りで動きを止めてからスパニッシュフライを決めると、最後はファイヤバードスプラッシュで3カウントを奪い、激戦の末防衛に成功した。
試合後の亮生は防衛をアピールすると、「まだまだ全日本プロレスジュニアも捨てたものじゃない、これから全日本プロレスジュニア、世界ベルトを三冠ベルトに負けない王座にします」と断言し、最後は亮生の考えた締めの言葉「プルスウルトラ!」からのピースサインで締めくくった。
Twitterのハッシュタグでゼンニチ新時代という言葉が出たが、亮生とHAYATOの試合はこれからの全日本プロレスジュニアの現在進行形を示す試合となり、後楽園のメインに抜擢されたことで大激闘となった。
新日本プロレスの高橋ヒロムは新日本プロレスジュニアを高い位置にまで持っていくと常々アピールしているように、亮生もこれまで低い位置にだった全日本プロレスジュニア、世界ジュニアのベルトを高い位置まで持っていくことを考え始めているのか、全日本プロレスジュニアが高い位置まで昇り詰めたのなら、本当に全日本プロレスは新時代に入ったということなのかもしれない、これからの全日本プロレスジュニアはどんなものにしていくのか楽しみである。

セミファイナルでは世界タッグ選手権が行われ王者組である芦野&本田のGOAに、土肥&羆嵐の土肥羆が挑戦、4選手は元WRESTLE-1の選手だったが、今回は世界タッグ王座をかけての対戦となった。
試合は芦野vs土肥で開始も、本田vs羆嵐になると、本田がショルダータックルからエルボーの連打を放っていくが、本田の突進を羆嵐がキャッチしてトップコーナーに本田をうつ伏せでセットするとボディープレスを浴びせ、場外でも土肥が逆水平と痛めつけて土肥羆が本田を捕らえて先手を奪う。
長時間捕まった本田が土肥にスパインバスターで反撃すると、代わった芦野がランニングエルボースマッシュから俵返し、ジャーマンは土肥が逃れるとアルゼンチンバックブリーカー狙いは、着地した芦野がアンクルロック、逃れた土肥に串刺しエルボーも、切り返し合いになると土肥はセカンドコーナーを利用したストンピングを浴びせる。
土肥羆は芦野に合体バックフリップを決めると、代わった羆嵐が重爆セントーンを命中させるが、ハンマースルーは切り返した芦野がスロイダーで投げると、代わった本田が串刺しラリアットからブレーンバスターで投げ切るが、ラリアットはキャッチした羆嵐がバックフリップから重爆セントーンを命中させる。

ここで土肥羆が本田にダブルショルダータックル、エルボードロップ&重爆セントーン!合体ブルドッキングヘッドロックと合体技を連発して、羆嵐が重爆ダイビングセントーンを命中させるが、芦野がカットに入る。羆嵐は埼玉に乾杯!を狙うが逃れた本田がスピアーから、芦野が入ると本田が羆嵐をポップアップしてから芦野がジャーマン、本田がラリアットと捕らえにかかる。
本田はファイナルベントを狙うが、堪えた羆嵐が埼玉に乾杯!を決め、芦野がカットも土肥羆のダブルドロップキックで吹っ飛ばされてしまう。羆嵐が本田に重爆ダイビングセントーンを狙うが自爆すると、これを逃さなかった本田が前後からラリアット、ラリアットからファイナルベントで3カウントを奪い防衛に成功、先輩である土肥羆に成長を示すことが出来た。
試合後に土肥羆が退場すると、VMの諏訪魔&KONOが登場し世界タッグ王座に挑戦を表明、GOAも受諾して決定となった。

そして第4試合後に11月13日後楽園から開幕する「2022世界最強タッグ決定リーグ戦」の出場チームが発表された。

今年は1ブロック制で全8チームがエントリー、パートナー不在だった宮原は大日本プロレスの野村と、永田は安斎と組むことになった。

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