8月20日 DDT「WRESTLE PETER PAN 2022」東京・大田区総合体育館 1250人 満員
(試合内容は実況ツイートより)
<第7試合 DDT UNIVERSAL選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇上野勇希(14分26秒 片エビ固め)【第7代王者】×高梨将弘
※WR
☆高梨が2度目の防衛戦。
<第8試合 DDT旗揚げ25周年記念スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負>
〇竹下幸之介 MAO ヤス・ウラノ(20分41秒 片エビ固め)ディック東郷 佐々木大輔 ×KANON with MJポー
※ジャンピングニーパット
<第9試合 KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【第79代王者】〇樋口和貞(25分24秒 体固め)【挑戦者】×遠藤哲哉
※ブレーンクロースラム
☆樋口が初防衛に成功
DDT夏のビックイベント「WRESTLE PETER PAN 2022」が開催され、メインはKO-D無差別級選手権試合、王者の樋口に前王者の遠藤が挑戦した。
開始になるとロックアップから樋口が押し込んで逆水平は、遠藤がいなしてショルダータックルも、樋口が弾き倒し、樋口は読み合いからアームホイップも遠藤はヘッドシザースで返し、距離を取る。
フィンガーロックの攻防で樋口が押すと、遠藤がロープへ押し込みブレーク、遠藤はリストロックに対し、樋口が切り返して逆水平も、遠藤がドロップキックで樋口を場外へ出し、ケブラータ狙いは足を取った樋口は肩車からエプロンへ叩きつけビックブーツを浴びせる。
遠藤をリングに戻した樋口はロープ越しでのエルボードロップを投下も、遠藤はスリーパーで捕らえたが、樋口はブレーンクローで捕らえると遠藤はロープエスケープ、遠藤はエルボーも樋口は逆水平を連打で遠藤が崩れ、樋口は串刺しラリアットを連発からアバランシュホールドで叩きつける。
樋口は遠藤の顔面を踏みにじってからエルボードロップを狙うが自爆すると、遠藤はスワンダイブフォアアームは樋口がブレーンクローでキャッチ、遠藤は逆さ押さえ込みも堪えた樋口がブレーンバスター狙いは遠藤が投げ返す。
遠藤はエルボーの連打から樋口をコーナーにセットすると、ドロップキックで場外へ落とすと遠藤スペシャルを命中させ、リングに戻ると遠藤はスワンダイブフォアアーム、串刺しバックエルボーからスイングDDT、エルボーの連打、エビ固めからゆりかもめで捕らえ、樋口はロープエスケープする。
遠藤はハンドスプリングも樋口はキャッチすると、エプロンに逃れた遠藤はロープ越しのジャンピングハイキックからトップコーナーへ昇るが、樋口がエプロンへブレーンクロースラムで叩きつけ、遠藤は大ダメージで場外へ転落する。
リングに戻ると樋口はエルボードロップは遠藤が剣山で迎撃、遠藤は突進するが、樋口は逆水平で迎撃すると、遠藤は逆水平でラリーになり、樋口はダブルチョップに対し、遠藤はトラースキックからパイルドライバー狙いは樋口はリバースするが、遠藤はハンドスプリングオーバーヘッドキックからシットダウンパワーボムで叩きつける。
遠藤はバーニングスタープレスを狙うが、起き上がった樋口は雪崩式閂スープレックスを敢行、ドクターボム、ぶちかましは遠藤が避けると樋口が逆水平からブレーンクローは、遠藤がバックドロップで逃れ、樋口のジャーマンは遠藤が着地すると、突進する樋口にテツヤ・イン・ザ・スカイからエクスプロイダーで投げる。
遠藤はトーチャーラックボムからバーニングスタープレスを命中させるが、若干カバーが遅れただけでなく押さえ込みが甘かったところで樋口がブレーンクロースラムで叩きつけたため、両者ダウン、樋口がドロップキックから”歯を食いしばれ”と叫んでビンタを浴びせると、ぶちかましで遠藤ダウンするが、樋口が”立て”と迫る。
遠藤が立ったところで樋口がラリアットを連発すると、ショートレンジラリアットを炸裂させ、最後は樋口が激突からブレーンクロースラム3カウントを奪い、王座防衛に成功した。
試合に内容に関しては樋口がダイナミックな攻めを中心に組み立てていたこともあって、遠藤も体重が軽い分、かなり堪えていたと思う。終盤では遠藤も耐えきっていたが、最後は心が折れたかのように樋口のダイナミックな攻めに屈してしまった。
6月12日 CyberFightFestivalでのNOAHの中嶋勝彦のビンタ事件はDDTにとって天から地獄へ落ちるかのような大事件であり、団体としてはファンの支持があってダメージは軽減されたものの、これまで文化系プロレスとして世間にアピールしてきたDDTにとって強さとは何かと問われるきっかけになった。
樋口はこれからもDDTの強さの象徴としてDDTを背負い、極めていくと思う。そのために次期挑戦者に竹下を指名した。竹下も樋口に挑戦するためにアメリカに戻る日時をずらすという。樋口にとって敗れればAEWにベルトが流出するというリスクはあるが、竹下も自分がいなくても樋口がDDTを背負えるかの覚悟を確かめるために挑戦する。
竹下はMAO&ウラノと組んで、久しぶりにDDTに参戦する東郷を加えたDAMNATION TAと対戦、試合は先発で出たMAOが憧れの存在だった東郷とテクニック合戦を繰り広げれば、代わった竹下も久しぶりに対戦するカリスマと読み合いを繰り広げ、背後からKANONの襲撃を受けても、竹下はカリスマにゼロ戦キックを浴びせる。
DAMNATION TAは藤田ミノル、ポーの介入を利用してウラノを捕らえて試合をリードも、代わったMAOは東郷とナックルで殴り合い、竹下もカリスマにフライングラリアット、場外戦では竹下組が三人同時ダイブを披露する。
しかしDAMNATION TAも負けじと反撃し、カリスマが竹下、東郷がウラノにクリップラーフェースロックの競演からペティグリーの競演を披露すると、カリスマがヒットマンダイビングエルボー、東郷のダイビングセントーンの同時攻撃を狙いが、MAOが東郷の動きを止めると、カリスマのヒットマンダイビングエルボーは自爆する。
代わったKANONが竹下にCTUからメドゥーサで攻めるが、竹下がザーヒーで反撃し、藤田やポーの介入を受けても返り討ちにするが、カリスマのイス攻撃の援護を受けたKANONは竹下にラリアットらKスパイク狙いは竹下がエルボーで迎撃し、最後はKスパイクを狙うKANONに竹下がAEWでのフィニッシュであるジャンピングニーを浴びせて3カウントを奪い、勝利を収め、試合後も竹下が「DDTのレスラーとして世界一のプロレスラーを目指す、それが自分のドラマスティックドリームであると信じている」と締めくくる。
第7試合のDDT UNIVERSE選手権には王者の高梨に上野が挑戦、高梨は上野の髪を掴んでヘアホイップは上野が着地すると読み合いからウラカンラナで高梨を場外へ出すが、上野のプランチャは小嶋に誤爆すると、高梨は鉄柱攻撃で反撃する。
リングに戻ると高梨は上野の首筋へエルボースタンプからネックロック、変形フロントネックロックで捕らえると、上野はロープエスケープ、高梨は鼻つまみチョップから突進するが、上野がスロイダーで投げると背後からおっぴろげアタックで高梨を場外へ出しトルニージョを命中させる。
リングに戻ると上野はエルボーの連打からショルダースルーは、高梨が回転エビ固めで丸め込んでも、上野はレッグショットからニードロップ、おっぴろげアタックは避けた高梨はローリングネックブリーカー、ナックルの連打、フィンガーロックからアナコンダバイス、アップルミューティレーションと反撃する。
上野はヘッドシザースホイップで高梨を場外へ出すとDDT、リングに戻ってロープ越しでDDTからブルーサンダー、フロッグスプラッシュ、ブレーンバスター狙いは高梨が切り返してバックドロップも、上野はハーフネルソンスープレックスで応戦する。
逆水平のラリーから上野がエルボーで返す、高梨は頭突きからタカタニックは、逃れた上野がスタンディングシャイニングウィザード、雪崩式ブリザード狙いは高梨が阻止して雪崩式タカタニックを狙うが、上野が逃れたところで、高梨はロケットパンチから木曽レフェリーを使ってタカタニックを敢行する。
高梨はタカタニックを狙うと、堪えた上野に高梨が逆打ち、切り返しからタカタニックは上野が切り返してブリザードスープレックスからブリザードボム、WRは高梨が逆さ押さえ込みからサムソンクラッチ、トラースキックからタカタニックは上野が潰してWRは高梨が逃れて押さえ込んだが、上野がドロップキックからWRで3カウントを奪い王座奪取に成功する。
試合後には今林久弥GMが登場すると初防衛戦は9・25後楽園とされると、
念願の初来日となる”ロイヤルブラック”スワン”カーラ・ノワール次期挑戦者として挑戦することが発表された。
そして12月29日にはTDCホール初進出が発表され、大会スペシャルアンバサダーにLiLiCoさんが就任、LiLiCoさんの発案で「ご観戦いただいたお客様で大会をつまらないと感じた方にはチケット代金全額を返金いたします。」“つまらなかったら全額返金”とされ、更にLiLiCoさんは肛門爆破に挑戦をアピールして今林GMを困惑させた。