8月14日 全日本プロレス「第9回王道トーナメント」新木場1stRING 296人
(試合内容は実況ツイートより
<第1試合 10分1本勝負>
△ヨシタツ ライジングHAYATO(10分時間切れ引き分け)佐藤光留 △田村男児
<第2試合 3WAYマッチ 10分1本勝負>
〇ブラックめんそーれ(5分25秒 ダブルシャー!ムソンクラッチ)×イザナギ ×TAJIRI
<第3試合 20分1本勝負>
青柳優馬 〇青柳亮生(9分55秒 片エビ固め)本田竜輝 ×児玉裕輔
※ファイヤーバードスプラッシュ
<第4試合 アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第113代王者組】稔 〇歳三(12分41秒 片エビ固め)大森隆男 ×井上凌
※フィッシャーマンズバスター
☆稔&歳三が初防衛に成功
<第5試合 30分1本勝負>
〇ジェイク・リー 石川修司 大森北斗(7分34秒 反則勝ち)×諏訪魔 TARU KONO
◎特別試合
◎青柳優馬 ジェイク・リー 石川修司 青柳亮生 大森北斗(1分57秒 反則勝ち)×諏訪魔 TARU KONO 稔 歳三
<第6試合 『第9回王道トーナメント』2回戦 時間無制限1本勝負>
〇宮原健斗(7分2秒 ジャックナイフ式エビ固め)×サイラス
<第7試合 『第9回王道トーナメント』2回戦 時間無制限1本勝負>
〇永田裕志(14分21秒 バックドロップホールド)×芦野祥太郎
王道トーナメントも2回戦に突入、第6試合では宮原がサイラスと対戦、開始から宮原がビックブーツ、張り手と浴びせるが、サイラスが動じずハンマーの連打で返し、それでも宮原はサイラスを場外へ追いやるとスライディングキックからトペを狙うが、サイラスがエルボーで迎撃する。
場外戦でサイラスはアバランシュホールドを狙うが、宮原が逃れて鉄柱に叩きつけ、今度は宮原はエプロンからのダイブを狙ったが、キャッチしたサイラスがぶん投げると、鉄柱めがけてパワーボムから、エプロンめがけてパワーボムで叩きつけて宮原に大ダメージを与える。
宮原はなんとかリングに戻るが、サイラスはロープ越しで重爆アトミコから全体重をかけて踏みつけ、セカンドコーナーからヘッドドロップを狙うと自爆してしまい、これを逃さなかった宮原は低空ドロップキックから側頭部へドロップキック、しかしジャーマンは上がらずコーナーに押し込まれ、サイラスは串刺しラリアットから重爆キャノンボールと浴びてしまう。
サイラスはリバーススプラッシュを狙うが、宮原が両足を立てて迎撃すると、ビックブーツから突進はサイラスがブラックホールスラムからハイアングルチョークスラムで叩きつけ、重爆バルキリースプラッシュで圧殺、そしてツーショルダーを脱いだサイラスはリバーススプラッシュを狙うが、避けた宮原がブラックアウトからジャックナイフ式エビ固めで3カウントで逆転勝利、試合後は勝利を確信していたサイラスは激怒して宮原に襲い掛かり、セコンドやレフェリーまでも蹴散らして大暴れする。
メインは芦野が永田と対戦、芦野は10年前、新日本プロレスの入門テストを受けたが、その時の試験官が永田で、テストの結果は不合格、芦野はショックを受けるも、レスラーになることは諦めずにプロレスラーデビューを果たし、10年を経て永田と遭遇となった。
差し合いから腕の取り合いで開始となると、永田がネックロックから首投げ、スリーパーで捕らえるが、芦野はハンマーロック、永田がバックを奪うが、芦野が腕を取ってロックアップから永田が押し込みローキックの連打を浴びせると、芦野は巻き投げからバックエルボー、ショルダータックルを浴びせ、永田は場外へ逃れる。
永田がリングに戻ったところで芦野が強襲してエルボースマッシュを連打を浴びえるが、永田が来いと挑発し、芦野のハンマースルーを永田が脇固めで切り返すと、ミドルキック、ショルダーアームブリーカーを連発、ストンピングと左腕攻めで試合をリードする。
永田が再び「来い」と挑発すると、芦野はエルボースマッシュ、永田はエルボーで返してラリーからショルダーアームブリーカー、串刺しビックブーツ、首投げからサッカーボールキック。ミドルキックを連打と浴びせていくが、突進は芦野がエルボースマッシュで迎撃してからランニングエルボースマッシュを放つ。
芦野は俵返しからジャーマンを狙うが、逃れた永田はビックブーツ、ブレーンバスター狙いは足を取った芦野がアンクルロックで捕らえると、切り返した永田はナガタロックⅡで切り返せば、芦野もアンクルロックで切り返し、永田はロープエスケープする。
芦野はジャーマンから突進するが、キャッチした永田がエクスプロイダー、タイナーから雪崩式エクスプロイダーと畳みかけ、ミドルキックはキャッチした芦野がアンクルロックで捕らえるも、永田は必死でロープエスケープする、
芦野はタックルも永田はニーで迎撃したが、痛めた左膝で迎撃したため永田もダウンすると、エルボーのラリーでは芦野が連打も、永田は延髄斬り、ビックブーツから大車輪キック、バックドロップ、バックドロップホールドと畳みかけて3カウントを奪い準決勝に進出した。
試合後の永田はデビューして初めて新木場で試合をしたことを明かし、最後は男児と一緒に「スコア―」のテーマソングでナガダンスを披露するが、その最中に入場ゲートから準決勝の相手である宮原が現われ、マイクを持ってリングインする。
宮原は「夏の想い出は出来ましたか?ただ僕もそういうのが嫌いではないので、あなたの夏の想い出に、最高の男をプレゼントしましょう、8月20日の後楽園があなたの夏の想い出のラストプレゼントです、夏の思い出に今の世の中に伝えたいことがあるんだ!」と『NTVスポーツテーマ』にのって健斗ダンスを披露、さすがの永田も一本取られ、「宮原健斗、よくわかってるじゃないか!8月20日、夏の思い出とは言わず、永田裕志デビュー30周年の大きな思い出をつくって、日本武道館に行きたいと思います」と返し、最後は「1.2.3ゼア!」で締めくくった。
試合に関しては芦野が永田から絶対に勝つということで、Tボーンスープレックスではなくアンクルロックでギブアップを狙ったが、永田は簡単に越えられる壁でないということを見せつけた試合だった、芦野にとって悔しい試合だったと思う。
そして8・20後楽園は永田vs宮原となったが、永田のナガダンスが全日本プロレスのリングで反響を呼んだことで、さすがの宮原も危機感を抱いたのか、健斗ダンスを披露して美味しいところを持っていくなど、永田には負けまいというものを見せつけた。
第4試合ではアジアタッグ選手権に王者の稔&土方に大森とベルト初挑戦となる井上が挑戦、本来は29日の新木場で行われる予定だったが稔の新型コロナウイルス感染を受けて欠場となり、今大会にスライドとなった。
稔vs井上で開始となるが、井上の背後を歳三が襲撃し、大森がカットも歳三に排除されるなど、いきなり王者組がキャリアの浅い井上を捕らえて蹂躙する。
長時間捕まった井上は稔の串刺しをしてミサイルキックからやっと大森に代わり、大森が稔にビックブーツからニールキック、フルネルソンバスターと猛反撃するが、ショルダータックルがレフェリーに誤爆すると、構わず大森は稔にアックスギロチンドライバーで突き刺すが、レフェリーがうずくまってカウントが入らない。
稔は大森にミサイルキック、代わった歳三はミドルキックの連打、張り手のラリーから歳三はローキックも、大森はエルボースマッシュからバックドロップで返し、交代を志願した井上は歳三にジャンピングバックエルボーを浴びせると、大森が入りトレイン攻撃、ダイビングエルボードロップの波状攻撃、稔が入っても大森が両腕アックスボンバーを浴びせる。
井上が歳三にミサイルキックからハーフラッチスープレックスホールド、しかし再度狙うと、歳三がハイキックを浴びせ、稔が井上にハイキックで続いてから、歳三がシャイニングウィザード、フィッシャーマンズバスター狙いは井上が丸め込みを連発するが、歳三はバスソーキック、払い腰からフィッシャーマンズバスターで3カウントを奪い完勝で王座防衛に成功した。
試合後には男児&光留が挑戦に名乗りを上げると、GLEATの渡辺壮馬と飯塚優がリングに上がって挑戦に名乗りを上げ、GLEATのリングで選手権を行いたいと希望すると、稔もGLEAT所属であることから壮馬&飯塚の挑戦を最優先にして受けることになった。