5月15日 全日本プロレス「2022 SUPER POWER SERIES 〜50th Anniversary Tour 札幌2DAYS〜」北海道・ホテルエミシア札幌 695人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
青柳亮生 〇ライジング HAYATO(19分12秒 片エビ固め)×大森北斗 本田竜輝
※しまなみドライバー
<第2試合 30分1本勝負>
〇TAJIRI ブルート一生(8分18秒 片エビ固め)井上凌 ×河原成幸
※ドリルアホールパイルドライバー
<第3試合 30分1本勝負>
〇斗猛矢 吉田考志(9分54秒 片エビ固め)×イザナギ ブラックめんそーれ
※SOD
<第4試合 30分1本勝負>
〇ジェイク・リー(9分29秒 体固め)×ヨシタツ
※D4C
<第5試合 30分1本勝負>
石川修司 佐藤耕平 〇大森隆男(7分59秒 片エビ固め)諏訪魔 芦野祥太郎 ×田村男児
※アックスボンバー
<第6試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第61代王者】〇佐藤光留(17分31秒 捕獲式腕ひしぎ逆十字固め)【挑戦者】×児玉裕輔
☆光留が3度目の防衛に成功
<第7試合 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第65代王者】〇宮原健斗(32分43秒 シャットダウンスープレックスホールド)【挑戦者/2022 Champion Carnival優勝者】×青柳優馬
☆宮原が3度目の防衛に成功
全日本プロレス札幌2連戦の2日目のメインでは三冠ヘビー級選手権が組まれ、王者の宮原に2022 Champion Carnivalを優勝した青柳が挑戦した。
ロックアップから宮原が押し込んでブレークするが、ロックアップから今度は青柳が押し込むとエルボーを放てば、宮原はビックブーツ、青柳はエルボーで返し、グラウンドの攻防から距離を取る。
バックの奪う合いから腕の取り合いになると、宮原がバックを奪ってヘッドロックで捕らえれば、青柳はコーナーに押し込み、宮原がエルボーを放って、青柳の串刺しを迎撃しようとしたが、キャッチした青柳はドラゴンスクリューを決め、場外に逃れた宮原の右膝にエルボースタンプを連発、リングに戻って青柳はレッグロック、サイキックから逆片エビ固めと右膝攻めで先手を奪い、宮原はロープエスケープする。
青柳は突進するが、宮原はレッグシザースで青柳をセカンドロープにセットすると、エプロンから側頭部へドロップキックを放ち、場外戦で頭突きを連発、宮原は京平レフェリーを弄りつつ青柳をリングに戻してビックブーツ、ボディースラムからキャメルクラッチ、額へエルボースタンプと試合の流れを変える。
青柳はエルボーから宮原の右膝に関節蹴りを浴びせるが、宮原は低空ドロップキックから側頭部へドロップキックを放ち、串刺しニーからブレーンバスター狙いは、青柳が着地してフライングフォアアーム、串刺しフォアアーム、旋回式クロスボディー、ダイビングクロスボディーと畳みかけてからフロントネックロックで捕らえ、宮原はロープエスケープする。
青柳はエルボースマッシュを連打から、串刺しを迎撃してセカンドコーナーへ昇るが、宮原がビックブーツでエプロンへ落とし、場外戦で宮原は頭突きからエプロンでパイルドライバーを狙うと、逃れた青柳は宮原の突進をエルボーで迎撃して青柳がエプロンでパイルドライバーで突き刺す。
リングに戻ると青柳は串刺しドロップキック、ボディースラムからダイビングエルボードロップ、雪崩式ロックスターバスターを狙うが、宮原が頭突きから下へ潜ってパワーボムで叩きつけると、後頭部へブラックアウトからブラックアウトを炸裂させる。
青柳も意地で立ってエルボーのラリーを仕掛け、青柳が連打も宮原がジャーマンで投げれば、青柳がジャーマンで応戦すると、宮原がブラックアウト、しかし再度のブラックアウトはキャッチした青柳がビンタからスピンキックを浴びせ、両者ダウンからエルボーのラリー、青柳がエルボースマッシュを連打してからエルボーを乱打する。
青柳は頭突きを連打からマウントエルボー、頭突きを浴びせれば、宮原も頭突きで返して、青柳がダウンすると宮原が起そうとするが、京平レフェリーが下げてダウンカウントを数え、それでも宮原は起こしたところで青柳が首固めからフロントネックロックで捕らえて騙し討ちに成功し、エンドゲームへ移行する。
青柳はカバーするが宮原はキックアウト、青柳はロックスターバスターを狙うが、逃れた宮原がブラックアウトからシャットダウンスープレックスホールドを狙うと、青柳はサムソンクラッチ、ジャパニーズレッグロールクラッチ、スタッフロールと丸め込み、青柳は突進するが、宮原がブラックアウトで迎撃すると、側頭部ブラックアウトからブラックアウトを狙うと避けた青柳は連続ジャーマンからジャーマンスープレックスホールドを決める。
青柳はスピンキックを狙うが、避けた宮原がブラックアウトも、青柳はスピンキックを連発からロックスターバスターを決め、ザ・フールを狙うが、宮原が逃れてシャットダウンスープレックス狙いは、逃れた青柳はスピンキックも避けた宮原が二段式ジャーマンスープレックスホールドを決め、最後はシャットダウンスープレックスホールドで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後の宮原は青柳の眼前でベルトを翳して勝利をアピールし、青柳は握手を求め、宮原が応じない、そこで青柳はジャーマンを狙ったふりをするが、青柳は礼して退場する。
宮原はマイクで「時代は変わらなかった、時代はまだまだ続くぞ、これから組むのか組まないのか考えとけ、ただな今まで通りにはいかないけどな、楽しみにしているぞ」と青柳にエールを送り、次期挑戦者にはGLEATのT-Hawkを指名、最後は高齢の宮原劇場で締めくくった。
内容的には青柳も宮原相手に五分で渡り合ったが、終盤でザ・フールまで繋げずことが出来ず、フィニッシュまで繋げていった宮原が優った。
宮原は青柳にタッグ継続するかどうか判断を委ねたが、青柳はジェイク、そしてフリーとなってガンバレ☆プロレスに参戦している野村直矢の名前を出すなど、新しい展開を模索している。果たして青柳の決断は…
セミファイナルでは世界ジュニアヘビー級選手権が行われ、王者の光留に児玉が挑戦した。
両者はグラウンドの攻防を繰り広げ、児玉はハンマーロックも、光留はヘッドシザースからマウントを奪って腕十字狙い、児玉は無理せずロープエスケープする。
児玉はロープへ押し込むが、光留は児玉の左腕を蹴り上げてからミドルキックを連発も、串刺しは避けた児玉がジャンピングハイキックを放つと、場外でエプロンを使ったネックスクリューを敢行する。
場外戦で児玉はノータッチトペコンを命中させると、リング下に光留を引きずり込み、しばらくして児玉が出てきてリングに戻り、光留も、なんとかリングに戻るが、児玉はラ・マヒストラル!ダイビングエルボーアタックと攻勢をかける。
児玉はマッドスプラッシュを狙うが、光留がロープを揺らして動きを止めるとジャンピングハイキックを浴びせ、ロープ越しでジャンピングハイキックからアームロック、左腕ヘPKと児玉の左腕攻め、場外へ出た児玉はリング下へ逃げようとしたが、引きずり出した光留はリングに戻してミドルキックの連打、串刺しバックエルボー、左腕ヘ頭突き、ショルダーバスター、チキンウイングアームロックと児玉を追い詰める。
ところが、児玉は強引に光留をコーナーに逆さ吊りにすると顔面へスライディングキックを放って、両者ダウンからエルボーのラリーも、光留はミドルキックの連打から延髄斬りに対して、児玉はDDTで応戦、ブレーンバスター狙いは、光留が脇固めも、児玉はグラウンドコブラで丸め込んで、バスソーキックからブレーンバスターで投げる。
児玉はマッドスプラッシュを投下するが、光留が剣山から切り返して腕十字で捕らえ、児玉は押さえ込むも、、光留は児玉の左腕ヘオーバーヘッドキック、ハイキックは避けた児玉は首筋へドロップキック、ジャーマンスープレックスホールドを決めると、光留がアームロックから捕獲式腕十字で捕らえて、児玉がギブアップとなり王座を防衛する。
試合後にマイクを持った光留は新日本プロレスのタイガーマスクを挑戦者に指名した。
大会前にはブードゥーマーダーズの総帥であるTARUからのビデオメッセージが公開され、29日の後楽園にはVMと共に参戦を表明する。
第5試合のツインタワーズ&大森vs暴走SUPLEX&男児は、開始前に芦野が諏訪魔に握手を求めても、諏訪魔が応じず、試合中も芦野の交代を諏訪魔が拒否するなど不穏な空気が流れる。
試合はツインタワーズ&大森が男児を捕らえて試合をリード、反撃した男児は諏訪魔に代わり、諏訪魔は猛反撃も、芦野には交代せず、男児に代わったため、怒った芦野は通路へ下がってしまう。
諏訪魔は芦野を無視して男児と2人で試合を続行するが、2vs3では太刀打ちできず、ツインタワーズの援護を受けた大森がアックスボンバーで男児から3カウントを奪い勝利、試合後はリングに上がった芦野を諏訪魔がいきなりバックドロップでKOすると、「オマエとは終わりだ!」と一方的に三行半を突きつけて男児と一緒に退場してしまい、暴走SUPLEXは空中分解となってしまった。
諏訪魔が芦野をKOした理由は何なのか?VMが再び参戦を予告するなど、全日本プロレスに新しい展開の予感がする…