5月5日 DRAGON GATE「DEAD or ALIVE 2022」愛知県体育館 2640人
(試合内容は実況ツイートより、画像はDRAGON GATE NET WORKより)




第1~7試合はこちら↓
<第8試合 オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】Eita 〇NOSAWA論外 鈴木鼓太郎(13分15秒 超高校級ラ・マヒストラル)【第77代王者組】箕浦康太withミノリータ 土井成樹 石田凱士
☆GOLD CLASSが初防衛戦
<第9試合 オープン・ザ・ドリーム選手権試合 60分1本勝負>
【第34代王者】〇KAI(24分35秒 片エビ固め)【挑戦者】×横須賀ススム
※メテオインパクト改
☆KAIが3度目の防衛に成功。
DRAGON GATE年に1度の愛知県体育館でのビックマッチが開催され、メインはKAIの保持するオープン・ザ・ドリームゲート王座にススムが挑戦。KAIは挑戦にあたってススムにリングネームから横須賀を剥奪とNATURAL VIBESからの脱退を要求し、ススムも条件をのんでリスクを背負っての挑戦となった。
試合前にリングアナからコールを受けたKAIにススムがジャンボの勝ち!で奇襲をかけ、場外へ逃れたトペコンで開始となり、ステージへ雪崩込むとKAIがサミングからラリアットも、ススムはエクスプロイダーで投げる。
リングに戻るとKAIは反対側の場外へ逃げるが、追いかけたススムがエプロンにKAIの腰を叩きつけ、リングに戻るとススムがキチンシンクを連発、キャメルクラッチと腰攻め、ブレーンバスター狙いはKAIが投げ返し、KAIは突進もエプロンに追いやったススムはロープ越しでジャンボの勝ち!を炸裂させ、場外戦で鉄柱攻撃からジャンボの勝ち!を狙うも鉄柱に誤爆してしまう。
これを逃さなかったKAIは、SBKがイスで埋めたススムの右腕をイスでフルスイングし、鉄柱を使ったアームロック、ロープ越しでショルダーアームブリーカー、ニードロップを連発から袈裟固めで捕らえるなど右腕攻めで試合の流れを変える。
KAIはススムのコスチュームの剝ぎ取ってチョーク攻撃、ススムは張り手からジャンボの勝ち!を狙うが、切り返したKAIが脇固めから腕固め、クリップラークロスフェースロックで捕らえ、ススムはロープエスケープする。
KAIはDDT、頭突きからハイキックを狙うが、ススムがジャンボの勝ち!で迎撃し足横須賀からドロップキック、足四の字固めで捕らえ、KAIはリバースしてからロープエスケープし、ススムのエクスプロイダーはKAIが阻止してパワーボム狙いも、ススムはリバースする。
ススムは串刺しを狙うが、KAIがハイキックで迎撃してからジャーマン、ススムはエクスプロイダーもKAIがジャーマンで応戦してトラースキックを連発。サンダーファイヤーパワーボムはススムが阻止してドラゴンスクリューから串刺しジャンボの勝ち!ススムは雪崩式エクスプロイダーからジャンボの勝ち!で両者ダウンとなる。
ススムは突進もKAIはトラースキックで迎撃してジャンピングハイキック、サンダーファイヤーパワーボム、メテオインパクト狙いはスリーパーで捕らえるが、コーナーに押し込んだKAIは串刺しラリアットを浴びせる。
KAIは雪崩式狙いはススムが阻止すると、KAIはジャンピングハイキックから雪崩式を狙うが、ススムがコーナーからエプロンへ降りてジャンボの勝ち!でKAIはコーナーから転落、ススムはトップコーナーから雪崩式エクスプロイダーからラリアット合戦もKAIが延髄斬りを放ち、KAIのラリアットとススムのジャンボの勝ち!が相打ちとなる。
ススムはジャンボの勝ち!から友情を決め、ジャンボの勝ち!を連発も、KAIはカマイタチからメテオインパクトを決め、クネスとの友情の証であるネックレスを剥ぎ取って破壊すると、激怒したススムはミトガワ・ラッシュからジャンボの勝ち!固め!ジャンボの勝ち!を連発する。
ススムはジャンボの勝ち!を狙うがKAIは倒れ、KAIが立ったところでジャンボの勝ち!狙いは、KAIがファイヤーサンダーで突き刺し、ラリアットからメテオインパクトを連発すると、メテオインパクト改で3カウントを奪い防衛を果たした。
試合後にKAI「おい名古屋! バッドエンド、残念でしたー! おいススム、今からよーく、NATURAL VIBESと横須賀に別れを告げろよ。じゃあ最後に、望月享、バイバ~イ!」と高笑いして去っていくと、ススムはリスク通りにススムは横須賀のリングネームとNATURAL VIBESに別れを告げることになり、Kzyは止めるが、ススムの意思は変わらないだけでなく、堀口元気もススムと一緒に卒業という形でNATURAL VIBESを脱退を決める。
二人の意思を汲んだKzyは二人の脱退を認め、欠場のBIGBOSS清水を除いたメンバーが最後のダンスを披露して、ススムと堀口を見送っていった。
内容に関してはススムは奇襲までは良かったが、KAIの右腕攻めで一気に流れが変わってしまい、終盤もススムは追い上げていったが、余力を残していたKAIの猛ラッシュの前に敗れてしまった。NATURAL VIBESは結果的にススムと堀口が抜けたことで若返りとなったが、DRAGON GATEも若手の台頭とともに、これまで前線に出ていたススムや堀口も一歩引く時代になってしまったのかもしれない。またKAIのヒールぶりも理不尽大王と言われた冬木弘道のようになってきている。そのKAIの理不尽ぶりはいつまで続いていくのか…
セミファイナルではトライアングル・ゲート選手権が行われ、王者の箕浦withミノリータ&石田&土井にPERROS DEL MAL DE JAPONのEita&NOSAWA&鼓太郎が挑戦。試合もミノリータの介入に怒った鼓太郎とNOSAWAが追いかけまわす間に、リング内ではGOLDCLASSがEitaを流血に追い込み、土井はスパナ、石田がボックスで殴打するなど、PERROS DEL MAL DE JAPON顔負けの反則攻撃でEitaを徹底的に痛めつける。
代わった鼓太郎もGOLDCLASSのラフなどに苦しめられ、土井のDOI555からバカタレスライディングキックを炸裂させ、NOSAWAにもDOI555からバカタレスライディングキックを狙ったところでEitaがImperial Unoを炸裂させると、NOSAWAが超高校級ラ・マヒストラルで3カウントを奪い、王座奪取に成功した。
ところがバックステージでPERROS DEL MAL DE JAPONが、NOAHとの契約が満了したことを発表し、今後はDRAGON GATEを主戦場にすることを明らかにした。
PERROS DEL MAL DE JAPONは日高郁人、スペル・クレイジーと共にNOAHマットで暴れてきたが、これまで来日できなかった外国人選手が来れる状況になったということで、あぶれる選手も当然出る。NOSAWAもNOAHに籍が置いていたものの、もともと一匹狼気質が強く、鼓太郎もNOAHを主戦場にはしていたがフリーで所属として契約はしていなかった。それを考えるとNOSAWAと鼓太郎はNOAHというテリトリーを離れて次なるテリトリーであるDRAGON GATEに移ったに過ぎないのかもしれない。
選手権に関しては土井と石田が反則攻撃に打って出ただけことで苦戦は強いられたが、曲者であるNOSAWA、全日本プロレスやNOAHでジュニアヘビー級王座を奪取してきただけでなく、ヘビー級とも互角に渡りあえる鼓太郎がDRAGON GATEに参戦したことで、PERROS DEL MAL DE JAPONはたいっ風の目になる可能性を秘めている。
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