4月25日 DRAGON GATE「THE GATE OF PASSION 2022」後楽園ホール 886人
<第1試合 15分1本勝負>
△KAI ディアマンテSB KENTo(15分時間切れ引き分け)△横須賀ススム ドラゴン・ダイヤ 吉岡勇紀
<第2試合 20分1本勝負>
〇ドン・フジイ 新井健一郎(5分44秒 エビ固め)問題龍 ×パンチ富永
※ツームストーンパイルドライバー
<第3試合 20分1本勝負>
〇ジェイソン・リー(3分34秒 横入り式エビ固め)×ホーホー・ルン
<第4試合 20分1本勝負>
〇ドラゴン・キッド 奥田啓介(7分18秒 エビ固め)堀口元気 ×U-T
※光の輪を切り返す
<第5試合 30分1本勝負>
Eita 〇ストロングマシーン・J 飯橋偉進(8分56秒 魔神風車固め)×ヨースケ♡サンタマリア ラ・エストレージャ 藤原拓磨
<第6試合 30分1本勝負>
〇箕浦康太 石田凱士 土井成樹(7分58秒 片エビ固め)望月成晃 ×神田裕之 近藤修司
※R-301
<第7試合 30分1本勝負>
〇メタル・ウォリアー(2分22秒 体固め)×ミノリータ
※ブルーディスティニー
<第8試合 ジェイソン・リー交渉権争奪6人タッグ3WAYマッチ 時間無制限勝ち残り戦>
Kzy ×BIGBOSS清水 〇JACKY“FUNKY”KAMEI(17分42秒 ダブルフォール)〇シュン・スカイウォーカー B×Bハルク ×H・Y・O
①○清水&シュン(14分46秒、エビ固め※ダブルフランケンシュタイナーを切り返して2人でフォール)×YAMATO Ben-K Kagetora
第1試合では5・5愛知で行われるオープン・ザ・ドリーム、ツインゲート、ブレイブゲート選手権の前哨戦が行われ、試合は両軍大接戦もKAIのラリアット、ススムのジャンボの勝ち!が相打ちになったところで15分時間切れ引き分けとなり、試合後もシュンやSBKも駆けつけて両軍で睨み合いになる。
そしてススムらが退場すると、NOAHの原田大輔、宮脇純太、アレハンドロが乱入すると、シュンらと乱闘となり、アレハンドロはSBKにメサイヤDDT、宮脇はH・Y・Oに一本背負い、原田はシュンにポップアップニーアッパーを決め、アレハンドロは場外のZ-BRATSにノータッチトペコンを命中させる。
そして原田らは自己紹介すると、4・29両国に向けてZ-BRATSを挑発、宮脇もH・Y・Oに対しても報復を宣言したが、H・Y・Oは宮脇のマイクの下手ぶりもあざ笑い、両軍睨み合いから乱闘となった。
セミファイナルでは4・4後楽園に現れたメタルウォリアーの一人がミノリータと対戦、ミノリータは挑発するが、メタルウォリアーは微動だにせず、ミノリータは場外へ出て逃げ回るも、今度は残りのメタルウォリアーに取り囲まれてしまってリングに連れ戻されてしまう。
リング内のメタルウォリアーはミノリータにエルボーを浴びせるとブルーディスティニーで3カウントを奪い圧勝、セコンドの箕浦、石田、土井がリングに上がったところで、メタルウォリアーは仮面を取り、正体はEita、NOSAWA論外、鈴木鼓太郎のPERROS DEL MAL DE JAPONと判明する。
マイクを持ったEitaはPERROS DEL MAL DE JAPONでトライアングル王座に挑戦を表明すると、石田は乗り気となり、5・5愛知での選手権が決定する。
NOSAWAは再びPERROS DEL MAL DE JAPONとしてDRAGON GATEに再上陸ことを示唆していたが、トライアングル王座に狙いをつけてくるとは、当日はNOAHも後楽園大会があるが、外国人選手もいるため、NOSAWAらがDRAGON GATEに出ても問題はないということだろう。しかし結成されたばかりのGOLDCLASSにしてみれば、チームワークだけでなく個人としても実績があるPERROS DEL MAL DE JAPONは最強の挑戦者かもしれない。
メインイベントのジェイソン争奪3WAY6人タッグ勝ち抜き戦は、YAMATOがシュンと清水をまとめて全知全能のフランケンシュタイナーを決めて押さえ込むが、二人に切り返さえされ押さえ込まれてしまい3カウントを奪われ、HIGHENDが脱落となる。
残ったのはZ-BRATSとNATURAL VIBESの2チームになったが、清水がH・Y・Oに砲丸投げスラムを決めたところで、JFKがジャックナイフエビ固めも、背後からシュンも清水を丸め込んで同時に3カウントとなってダブルフォールとなってしまう。
引き分けになってジェイソンの指名権はどうなるかというと、斎藤了GMの裁定で2チーム共指名権があるとして、どっちにするかジェイソンが選ぶことになり、両軍が口説くと、ジェイソンはシュンと握手してZ-BRATSかと思われたが、ジェイソンはシュンに延髄斬りを浴びせ、マイクで「オレはオマエの物じゃない」とZ-BRATS入りを拒否し、Kzyと抱き合ってNATURAL VIBES入りとなった。
ジェイソンにフラれたことでシュンは狂ったように笑うも、KAIが励まして二人一緒に「バイバーイ」でジェイソンを突き放した。
そしてKAIはドリーム選手権に向けてススムに課すリスクを発表し、ススムが負けたらNATURAL VIBES脱退と横須賀ススムから横須賀の名前を剥奪して望月享に戻すこと条件を付け、ススムもその条件を受諾し、KAIが「バイバーイ」で退場、最後は斎了GMが今年のKING OF GATEはトーナメントで開催して総勢32選手が参戦することを発表、そしてNATURAL VIBESが締めくくった。
3WAY戦は仮にZ-BRATSが勝ったとしても指名権を得るだけで、決める権利はジェイソンにあることから、ジェイソンも最初からシュンと組むどころかZ-BRATSに入る気はなかったのかもしれない。
そしてドリーム選手権だがKAIがNATURAL VIBES脱退とリングネーム剥奪を条件につけたことでススムもリスクを背負って選手権に臨むことになった。試合巧者であるKAIをススムが切り崩すことが出来るか…
また例年ならDRAGON GATE5・5愛知は金網サバイバル戦が行われるはずだったが、今年は開催されないのか…