2月17日 新日本プロレス「新春黄金シリーズ」後楽園ホール 594人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
〇グレート・O・カーン(5分18秒 逆エビ固め)×大岩陵平
<第2試合 20分1本勝負>
田口隆祐 マスター・ワト 〇本間朋晃(9分43秒 逆エビ固め)ロビー・イーグルス タイガーマスク ×藤田晃生
<第3試合 20分1本勝負>
石森太二 〇エル・ファンタズモ 邪道(10分18秒 片エビ固め)エル・デスペラード 金丸義信 ×DOUKI
※石森のフラディークロス
<第4試合 30分1本勝負>
鈴木みのる 〇タイチ(10分33秒 タイチ式外道クラッチ)矢野通 ×永田裕志
<第5試合 30分1本勝負>
〇石井智宏 YOH(3分51秒 反則勝ち)高橋裕二郎 ×SHO
<第6試合 30分1本勝負>
後藤洋央紀 YOSHI-HASHI 石井智宏 YOH(12分1秒 バタフライロック)EVIL ×ディック東郷 高橋裕二郎 SHO
<第7試合 イリミネーションマッチ 時間無制限>
〇内藤哲也 SANADA 鷹木信悟 高橋ヒロム(22分44秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ 棚橋弘至 真壁刀義 ×小島聡
※デスティーノ
①〇鷹木(9分10秒 オーバー・ザ・トップロープ)×真壁
②〇SANADA(15分22秒 オーバー・ザ・トップロープ)×棚橋
③〇内藤(19分35秒 オーバー・ザ・トップロープ)×オカダ
新日本プロレス後楽園ホール3連戦の最終日はIWGP世界ヘビー級、IWGP USヘビー級選手権前哨戦が行われ、オカダ&棚橋は元IWGPヘビー級王者である真壁、小島と連合軍を組み、内藤&SANADA&鷹木&ヒロムのLIJとイリミネーションマッチで対戦、当初は出場予定だったBUSHIはイスに座ってセコンドに着いた。
序盤は棚橋とSANADAが先発し、オカダvs内藤に代わるが、内藤はすかすようにヒロムの代わり、オカダは内藤に強襲もヒロムが背後から襲い掛かるが返り討ちしたオカダはロープ越しでアトミコから連合軍がヒロムを捕らえて先手を奪う。
しかし場外の内藤の援護でヒロムにオカダがドロップキックから、内藤がオカダを場外へ引きずり出して鉄柵攻撃、代わった内藤はSANADA、鷹木と共にオカダを袋叩きからクルックヘッドシザースとLIJはオカダを捕らえて試合の流れを変える。
鷹木はオカダにスライディングパンピングボンバーを狙うが、避けたオカダがフラップジャックから真壁に代わり、鷹木にパワースラムからコーナーナックルも、突進したところで鷹木がエプロンへ追いやると、カットに入った小島と同士討ちさせて真壁が場外へ転落してオーバー・ザ・トップロープで失格となる。
LIJは小島を捕らえるが、SANADAに小島がローリングエルボーを連発すると、代わった棚橋がフライングフォアアーム、旋回式クロスボディーで反撃し、セカンドコーナーからサマーソルトドロップ、低空ドロップキックからドラゴンスクリュー!テキサスクローバーホールドとSANADAを追い詰めるが、SANADAがロープエスケープする。
棚橋はスリングブレイドを狙うが、SANADAが避けて場外へ出すも、棚橋が逆上がりで戻るとSANADAを場外へ出すが、SANADAも逆上がりで戻り、スワンダイブを狙うSANADAをエプロンへ落とすも、SANADAは棚橋もエプロンへ出し、棚橋はエプロンで低空ドロップキックを狙うが、避けたSANADAがロープパラダイスから低空ドロップキックで棚橋が場外へ転落したためオーバー・ザ・トップロープで失格となる。
内藤はオカダに鉄柵へハンマースルー連発し。リングに戻ると内藤は首投げから後頭部へドロップキック!引き込みエルボーを連発して場外へ出し、オカダがロープを跨ぐも、内藤は低空ドロップキックでオカダの左足を攻める。
内藤は突進もオカダはリバースネックブリーカーからマネークリップで捕らえると、鷹木がカットからLIJは連係で蹂躙する。内藤はオカダにデスティーノを狙うが、堪えたオカダがエプロンへ出し、オカダが突進も、内藤がエプロンへ出して低空ドロップキックで動きを止めてからドロップキックでオカダが場外へ転落してオーバー・ザ・トップロープで失格となる。
連合軍も小島だけとなると、小島も内藤、ヒロムにコジコジカッター、鷹木にラリアット、内藤には左のラリアットと必死で抵抗して垂直落下式ブレーンバスターで突き刺したが、ラリアットは避けられるとLIJが総攻撃をかけ、最後は内藤がバレンティアからデスティーノで3カウントを奪いLIJが4-0のストレートで完全勝利を収めた。
試合後はセコンドで高見の見物をしていたBUSHIと共にLIJが勝ち名乗りを挙げ、内藤はIWGP世界ヘビー級選手権を勝利を予告してトランキーロ焦んなよで締めくくった。
連合軍はオカダや棚橋に真壁&小島が付いていながら、ジュニアがいるLIJに結果的に惨敗、内藤とSANADAの勢いに押されようとしている。だが気になるのは逆転を信条にしている内藤が先手先手と打って出ていること、内藤にしてみれば9回裏で残り1回でオカダを追い詰めているところだが、オカダは逆転サヨナラ満塁ホームランを打つ力は残しており、またレインメーカーやレインメーカードライバーも出していない、果たして内藤の思う通りのままになるのだろうか…
第5試合では石井&YOHが裕二郎&SHOと対戦し、SHOを場外へ落としたYOHがトペスイシーダを狙うが、館内が暗転して照明が着くと、セミを控えるEVIL&東郷が乱入して石井とYOHを襲い掛かる。
これに怒った後藤とYOSHI-HASHIの毘沙門も駆けつけて、そのままCHAOSvsHouse of toutureの8人タッグ戦へと突入、終盤も乱戦となるが毘沙門がEVILを隠し狭間、裕二郎には激烈一閃を決めて排除すると、SHOにはYOHも加わっての隠し狭間を決め、最後は東郷をYOHが加わっての激烈一閃からYOSHI-HASHIがバタフライロックで捕らえてギブアップを奪い、CHAOSが勝利を収める。
第4試合の矢野&永田vs鈴木&タイチは、鈴木と矢野が場外戦を繰り広げている間に、永田がタイチに延髄斬りを放つが、タイチは永田を崇コーナーに叩きつけるとタイチ式外道クラッチで3カウントを奪う。
その頃、場外では鈴木が昨日の仕返しとばかりに矢野を手錠で鉄柵に繋げると、動けなくなった矢野を殴りまくり、これを見た永田が救出に駆けつけるが、鈴木は永田だけでなく大岩と藤田、佐藤レフェリー、阿部リングアナまでドックゲージへ放り込み、鍵を閉めて帰ってしまう。
第3試合では、またファンタズモがDOUKIにサドンデスを狙うが躊躇してしまい、石森がDOUKIにブラディークロスを決めると、ファンタズモがカバーして3カウントを奪い勝利を収めるが、他力本願のファンタズモのやり方に石森が納得せず詰め寄り、この事態に邪道が二人を宥めて収めた。