12月23日 新日本プロレス「Road to TOKYO DOME」後楽園ホール 1376人超満員札止め
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
〇高橋裕二郎 SHO(6分2秒 片エビ固め)×中島佑斗 邪道
※ピンプジュース
<第2試合 20分1本勝負>
〇石井智宏 矢野通(9分11秒 逆エビ固め)大岩陵平 藤田晃生
<第3試合 20分1本勝負>
ジェフ・コブ グレート・O・カーン アーロン・ヘナーレ 〇フランシスコ・アキラ(8分21秒 片エビ固め)真壁刀義 本間朋晃 ×タイガーマスク 成田蓮
※ファイヤーボール
<第4試合 20分1本勝負>
〇鷹木信悟 高橋ヒロム(8分48秒 片エビ固め)EVIL ×ディック東郷
※スライディングパンピングボンバー
<第5試合 30分1本勝負>
〇後藤洋央紀 YOSHI-HASHI(10分11秒 片エビ固め)×天山広吉 小島聡
※消灯
<第6試合 30分1本勝負>
〇内藤哲也 SANADA BUSHI(10分56秒 片エビ固め)棚橋弘至 ×田口隆祐 海野翔太
※デスティーノ
<第7試合 30分1本勝負>
オカダ・カズチカ 〇YOH マスター・ワト(12分15秒 片エビ固め)エル・ファンタズモ 石森太二 ×外道
※DIRECTDRIVE
<第8試合 鈴木軍ファイナル 30分1本勝負>
〇ザック・セイバーJr. タイチ 金丸義信 DOUKI(19分11秒 片エビ固め)×鈴木みのる ランス・アーチャー エル・デスペラード TAKAみちのく
※ザックドライバー
12・14仙台で解散を宣言した鈴木軍のラストマッチは、鈴木軍同士の8人タッグマッチとなり、鈴木はアーチャー&デスペラード&TAKAと組んで、ザック&タイチ&金丸&DOUKIと対戦。
鈴木vsタイチで開始となると、鈴木の要求でタイチが逆水平に対し、鈴木は張り手で返してラリーになり、他の選手らはリング下に降りて二人のラリーを見守る、鈴木が殴りつけるエルボーに対しタイチはローキックとラリーになると、タイチはソバットからミドルキックを浴びせ、鈴木は殴りつけるエルボーに対しタイチはビックブーツで返せば、鈴木はビックブーツで応戦する。
デスペラードvs金丸に代わると、デスペラードはショルダータックルも読み合いから金丸がヘッドロックで捕らえ、切り返し合いからデスペラードを引き込んで倒してヘッドロックで捕らえる。DOUKIに代わると、デスペラードは二人を同士討ちさせて金丸を排除、TAKAに代わってDOUKIにサミング、DOUKIのティヘラを切り返すと、DOUKIはイタリアンストレッチ狙いを、TAKAがジャストフェースロックで切り返すが、DOUKIも切り返してイタリアンストレッチNo.32で捕らえ、TAKAはトランスレイブに対しDOUKIは地獄突きで返すと、TAKAはスーパーK、DOUKIもラリアットで応戦する。
ザックvsアーチャーになると、ザックはエルボースマッシュを連発も、受けきったアーチャーはショルダータックルからサーフボードストレッチで捕らえ、ザックは切り返してコブラツイストはアーチャーがヒップトスで逃れて、チョークスラムはザックが三角絞めで捕らえる。
クローで逃れたアーチャーにザックはオーバーヘッドキックも、アーチャーはクロスボディーで応戦し、代わった鈴木はザックにエルボーから串刺しビックブーツ、PKはザックがキャッチも鈴木は切り返し、ザックとエルボーのラリーに挑み、ザックはヘッドロックからコブラツイストは切り返した鈴木がコブラツイスト、ザックは卍固めで切り返したが鈴木はアンクルホールドに対し、切り返したザックにスリーパーも、切り返したザックはジャパニーズレッグロールクラッチは鈴木はスリーパーで捕らえる。
鈴木はゴッチ式パイルドライバーを狙うが、タイチがアックスボンバーでカットから各選手が乱戦となって、8選手がダウンになると、鈴木は敵味方関係なくストンピングを浴びせ、制止するTAKAにも張り手を浴びせる。
そこでTAKAが鈴木にスーパーKを炸裂させると、DOUKIはラリアット、デスペラードはロコモコ、アーチャーはカークラッシュショルダータックルと鈴木に浴びせ、鈴木は躊躇するタイチを挑発して介錯を要求する。
そこでタイチは袋から飯塚高史のアイテムだったアイアンフィンガーを装着すると、鈴木に一突き浴びせ、最後はザックが涙を流しながら鈴木にザックドライバーを決めて3カウントを奪い、鈴木軍ラストマッチは幕となった。
試合後はメンバーがダウンしている鈴木を見守りながら起こし、館内は大拍手の中、鈴木軍のメンバーは鈴木に各自マイクで別れ言葉を述べると、最後に鈴木が「形は変わるけど、これからも毎日IWGPを狙っていくぞ、王者、そのうち寝首を搔くぞ!」と再出発を宣言、そしてメンバーが集まり「スズキグンイチバーン」で締めくくられたと思ったら、「against rules」が流れて2019年2月の引退試合以降、新日本プロレスマットから姿を消していた飯塚高史が南側客席から出現、リングに上がった飯塚は大暴れして、鈴木軍は逃げ惑うも、飯塚はタイチに預けていたアイアンフィンガーを持って去り、鈴木も各メンバーが去ったのを見送った後、鈴木軍フラッグを畳んでしまい去って行った。
鈴木軍が誕生するきっかけになったのは2010年、全日本プロレスを退団した小島が新日本プロレスにUターンを果たしたことで、タイチとTAKA、NOSAWA論外(しばらくしてすぐ新日本プロレスを離脱)が加わって小島軍となったが、小島とタイチ&TAKAの間で方向性の違いが表面化すると、クーデターを起こし鈴木がリーダーとなって鈴木軍が結成された。
鈴木軍には高山善廣、アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr、真霜拳號が加わるなど戦力が拡大、真霜が離脱しても代わりにシェルトン・X・ベンジャミンや飯塚、デスペラードが加わり、2015年から2年間NOAHに参戦した際にはGHCベルト全て総取りするなど勢いを見せ、時にはNOAH側に立っていた高山とも対戦した。
2017年から新日本プロレスに復帰しベンジャミンはWWEへ移籍するも、代わりに金丸、ザックが合流、スミスが新日本プロレスを去っても、代わりにDOUKI、TAKAも一時期新日本プロレスを離脱したが、新日本プロレス復帰後再び鈴木軍に加えられた。
2022年12月23日、鈴木軍は11年間の活動に幕を閉じたが、鈴木軍のメンバーの旅は終わらない、それはスミスやベンジャミン、飯塚、そしてあべみほ嬢も同じで、終わりと同時に新しい旅が始まる。
セミファイナルではオカダ&YOH&ワトがファンタズモ&石森&外道のBULLET CLUBと対戦し、BULLET CLUBはYOHを捕らえて試合をリードも、代わったオカダはファンタズモにエルボーの連打からエルボーアタック、串刺しバックエルボーからDDT、リバースネックブリーカーはファンタズモが切り返してCRⅡ狙いは、オカダはショルダースルーも、ファンタズモは読み合いからオカダにサドンデスを炸裂させ、、代わった石森はネックツイストからYesLockで捕らえれば、ワトがカットには入り、石森はオカダにナックルもオカダはフラップジャックで叩きつける。
代わったワトは石森と代わって外道を同士討ちさせ、石森にロープ越しのハイキックからスワンダイブアッパーカットを放ち、飛びつきネックブリーカーからレシエントメンテは石森が逃れフロントキックからハンドスプリングオーバーヘッドキックを命中させる。
YOHvs外道に代わり、YOHがエルボーの連打から切り込み式フォアアームも、バルキリースプラッシュは自爆すると外道が外道クラッチで丸め込み、オカダがカットに入るファンタズモにドロップキックで排除すると、最後はYOHがトラースキック、DIRECTDRIVEで3カウントを収める。
試合後にはYOHが勝利をアピールしたところで、背後から第3試合でタイガーから勝利を収めたアキラが乱入してYOHをファイヤーボールでKOし、これにオカダが怒ってアキラに迫るが、アキラは素早く去って行く。
第6試合の棚橋&田口&海野の本隊vs内藤&SANADA&BUSHIのLIJは、棚橋のセカンドコーナーからのサマーソルトドロップ狙いをSANADAが阻止してからLIJが棚橋を捕らえて試合をリードも、棚橋はSANADAにドラゴンスクリューから海野に代わり、海野はSANADAに低空ドロップキック、内藤にアームホイップ、ヒップトスからドロップキック、BUSHIにはポップアックで叩きつけてからアッパーカットと攻めまくり、SANADAにドロップキックからフフィッシャーマンスープレックスホールドを決める。
海野はSANADAに回転エビ固めも、SANADAはパラダイスロックから海野の尻へドロップキック、代わった内藤はバックエルボーから後頭部へドロップキック、串刺しも迎撃して海野がエルボーも内藤も返してラリーにになり、内藤は延髄斬りからジャンピングエルボーアタックは、キャッチした海野が変形エクスプロイダーで投げる。
代わった田口が内藤に串刺しヒップアタックからスリーアミーゴズ、ケツイエからオーマイ&ガーアンクルで捕らえるが、BUSHIがカットには入り、本隊は内藤にトレイン攻撃も、田口のヒップアタックだけは迎撃されると、LIJが連係で田口を蹂躙、棚橋も海野も排除されてしまう。
孤立した田口はLIJに許しを請うが、LIJは容赦なくトレイン攻撃、内藤&SANADAが合体トルネードDDTから内藤がデスティーノで3カウントを奪い勝利を収めた。