12月22日 新日本プロレス「Road to TOKYO DOME」後楽園ホール 1205人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
〇フランシスコ・アキラ(8分4秒 片エビ固め)×藤田晃生
※スピードファイヤー
<第2試合 20分1本勝負>
〇アーロン・ヘナーレ(9分23秒 アルティマ)×中島佑斗
<第3試合 20分1本勝負>
〇グレート・O・カーン(8分43秒 肩固め)×大岩陵平
<第4試合 20分1本勝負>
〇ジェフ・コブ(8分53秒 片エビ固め)×本間朋晃
※ツアー・オブ・ジ・アイランド
<第5試合 30分1本勝負>
内藤哲也 〇鷹木信悟 SANADA(11分51秒 片エビ固め)小島聡 ×真壁刀義 海野翔太
※ラスト・オブ・ザ・ドラゴン
<第6試合 30分1本勝負>
ザック・セイバーJr 〇タイチ(10分41秒 片エビ固め)成田蓮 ×邪道
※横綱式カチ上げエルボー
<第7試合 4WAY タッグマッチ 30分1本勝負>
〇エル・デスペラード 金丸義信(8分48秒 片エビ固め)石森太二 ×外道
※ピンチェロコ あと2チームは高橋ヒロム&BUSHI、田口隆祐&マスター・ワト
<第8試合 30分1本勝負>
オカダ・カズチカ 棚橋弘至 〇YOH(20分51秒 体固め)鈴木みのる ランス・アーチャー ×DOUKI
※DIRECTDRIVE
新日本プロレス年度最後の後楽園2連戦が開催され、初日のメインは23日にラストマッチを迎える鈴木&アーチャー&DOUKIの鈴木軍が、オカダ&棚橋&YOHの本隊&CHAOS連合軍と対戦した。
試合はオカダvs鈴木から始まり、ハンマーロックの応酬で出方を伺うが、棚橋vsアーチャーになるとフィンガーロックの攻防でアーチャーが圧倒、YOHvsDOUKIになると、YOHのレッグシザースからスライディングキックに対し、DOUKIはYOHをトップロープめがけてフラップジャックで直撃させ、場外戦になるとDOUKIはYOHに鉄パイプ攻撃、鈴木は棚橋に木槌攻撃とリードを奪い、リングに戻ってからは鈴木軍がYOHを捕らえる。
長時間捕まったYOHはアーチャーに低空ドロップキックからオカダに代わり、オカダはアーチャーにエルボーアタック、ガットショットからDDT、カットに入るDOUKIにはフラップジャック、アーチャーにレッグシザースから側頭部へスライディングキックキック、串刺しバックエルボーからマネークリップ狙いは、アーチャーが逃れて阻止する。
アーチャーはオカダに串刺しボディーアタックから、代わった鈴木はオカダとエルボーのラリーになり、読み合いから鈴木がビックブーツ、しかし串刺しはオカダはキャッチしてリバースネックブリーカーを決める。
代わった棚橋は鈴木にフライングフォアアームから太陽ブロー、セカンドコーナーからサマーソルトドロップと攻め込むが、スリングブレイドは避けた鈴木が串刺しビックブーツからPK、足蹴で棚橋を挑発するとエルボーのラリーになり、棚橋が連打に対して、鈴木は殴りつけるエルボーを浴びせるが、受けきった棚橋がビンタ、鈴木の時間差ロープワークからスリーパー狙いは、棚橋がツイストアンドシャウトで切り返す。
棚橋はスリングブレイドを狙うが、鈴木がドロップキックで迎撃すると、スリーパーからゴッチ式パイルドライバーは棚橋がリバースするも、鈴木がビンタからドラゴンスクリューを決め、膝十字固めで捕らえるがYOHがカット、棚橋が太陽ブローに対し、鈴木は関節蹴りからヒールホールドで追い詰めにかかり、棚橋は必死でロープエスケープする。
鈴木は棚橋に関節蹴りの連打から突進するが、棚橋がスリングブレイドで迎撃してから、YOHvsDOUKIに代わり、YOHが切り込み式フォアアーム、串刺しバックエルボーからバルキリースプラッシュと攻め、DOUKIは延髄斬りで反撃するも、YOHはドロップキックからファルコンアロー、そしてDIRECTDRIVEを狙うが、アーチャーが入ってEBDクローでカットする。
アーチャーは棚橋にクロスボディー、鈴木の援護でオカダにビックブーツで排除すると、DOUKIはYOHにデイブレイクを決めるが、スープレックス・デ・ラ・ルナはYOHが逃れ、突進するDOUKIにトラースキックからファルコンアロー式牛殺し、DIRECTDRIVEで3カウントを奪い連合軍が勝利を収めた。
試合後はマイクを持ったYOHは「後楽園にいい風吹いた!と叫んでして観客に新日本プロレスのヘビー、ジュニアがどっちが好きかと問い、YOHはどっちも新日本プロレスが好きですと答えると、「これからも新日本プロレスで精一杯楽しみながら戦う」と誓って締めくくった。
鈴木にとってオカダ、棚橋とは最後の戦いだったが、鈴木もドロップキックやヒールホールドまで出して棚橋から勝利を狙ったが、結局は勝つことが出来なかった。鈴木にとってオカダ、棚橋はどんなに存在感を発揮しても、二人の前ではどうしても敵わない相手だったのかもしれない。
第4試合前に重大発表があった。
これまでトロフィーとして扱われてきたKOPWが来年からベルト化することになった。これまではトロフィーが壊されることもあり、今年の最終所持者である鷹木もベルト化を要望していたことから実現となった。
鷹木は第4試合で内藤&SANADAと組んで、久しぶりに新日本プロレス本隊への参戦となった小島&真壁、そしてシリーズに本格参戦となった海野と対戦、試合はNOAHでシングル3連戦を行い疲れが目立つ小島をLIJが捕らえるが、LIJの連係を阻止した小島が海野に代わると、海野は素早い動きでSANADAにティヘラ、鷹木にアームホイップからドロップキックと攻めれば、内藤にはアームホイップからドロップキック、サマーソルトドロップと攻め、試合権利のあるSANADAにはフィッシャーマンスープレックスホールドを決めるが、フランケンシュタイナーで反撃したSANADAはパラダイスロックから海野の尻へドロップキックを放つ。
代わった鷹木は海野に串刺しパンピングボンバー、ナックルからバックエルボー、龍魂ラリアットを狙うが、キャッチした海野が変形エクスプロイダーで投げる。
代わった真壁も鷹木に串刺しラリアットからコーナーナックル、切り返しから左のラリアットで続くが、本隊の連係は鷹木が阻止すると、真壁にナックルからバックエルボー、龍魂ラリアット!スライディングパンピングボンバーと畳みかけた後で、パンピングボンバーからラスト・オブ・ザ・ドラゴンで3カウントを奪い勝利を収めた。
KOPWがベルト化して鷹木が狙うのかというと、19日のタカタイチ興行で鷹木が1・4東京ドームの自分のカードが入っていないことで不満を露わにしており、KOPWからの撤退も示唆したことから、今後鷹木はどう動いていくのか動向が注目される。
第6試合のTV王座決定戦前哨戦は、成田とザックがビックブーツの応酬で火花を散らし、成田が制すると、串刺しバックエルボーからハーフラッチスープレックス、スリーパーで攻めれば、成田のヒップトスをザックがコブラツイストで捕らえ、成田が切り返しを狙っても、ザックが左腕へオーバーヘッドキックを浴びせれば、成田はビンタで応戦する。
代わった邪道はタイチとラリアット合戦を制するとクロスフェースオブJADOで捕らえ、グリーンキラーを狙うが。ザックにカットされると、タイチは上手投げから横綱式カチ上げエルボーで邪道から3カウント奪い勝利、試合後は明日鈴木軍ラストマッチを控えるザックとタイチが抱擁を交わして、デンジャラステッカーズは解散となった。
セミファイナルのIWGPジュニアヘビー級選手権4WAYマッチ前哨戦4WAYタッグ戦は、デスペラード&金丸の鈴木軍と石森&外道のBULLET CLUBの両軍が口論しながらも田口を袋叩きにして痛めつけるが、さすがに怒った田口が両軍に張り手で反撃すると、ワトの援護で4選手にヒップアタックを乱打するが、バテてしまう。
終盤ではBULLET CLUBはワトを捕らえてスーパーパワーボムを狙うが、ワトが雪崩式フランケンシュタイナーで切り返すと、田口が外道にオーマイ&ガーアンクルで捕らえるも、ヒロム&BUSHIのLIJにカットされ、今度はLIJが連係で外道を蹂躙すると、鈴木軍が入ってヒロムを連係で排除し、今度は鈴木軍が連係で外道を捕らえる。
デスペラードは外道にギター・ラ・デ・アンヘルを狙うが、石森が阻止してサイファーウタキを決めると、外道はメリケンサックを装着したところで田口が割って入ると、外道は田口を殴打したところで、デスペラードが外道にロコモコを浴びせ、最後はピンチェロコで3カウントを奪い鈴木軍が勝利を収めた。