2.9次元ミュージカルから真剣勝負のグラップリング…まっするが作り出した新しい世界


11月9日 まっする「まっする3~必殺技大乱発」後楽園ホール

「まっする」が通し稽古を含めて4回目の公演が後楽園で行われたが、肝心のマッスル坂井が通し稽古で平田一喜とHARASHIMAが凄い試合を見せたことで、あれ以上のものが出来ないと悩んでいるところで、ユウキロックが坂井の住んでいる新潟を訪れてどんちゃん騒ぎし、鶴見亜門も登場。「いつもオレたちがいた現実の世界が、漫画という非現実の世界と入れ替わってしまったんだ」「2次元と3次元を入れ替える作業を年に何度もやってるうちに漫画と現実の世界が入れ替わってしまった」と理解不能の世界へ飛び込んだことを説明する。

擬人化したバックハグの神竹下幸之介、擬人化した口づけの神・上野勇希、擬人化した窒息プレイの神・彰人、擬人化した頭ポンポンの神・勝俣瞬馬、擬人化した丸め込み(正常位)の神・平田一喜に続き、樋口和貞、渡瀬瑞樹、翔太、趙雲子龍、納谷幸男、今成夢人ら出演者が登場すると、「現実の後楽園ホールには今、誰がいるのか?」と問いかけ、その答えとして、必殺技や古くなった道具に宿るという「付喪神(つくもがみ)」しか出てこない大会となるとアナウンスされたことで、漫画風のオープニングが終了する。

天上界のリングで竹下がウエートトレーニング1兆回しているとこで上野が抱き合ってイチャイチャすると、彰人と勝俣がホイッスルを鳴らしながら注意するが、そこで付喪神から人間へと転生していた輪廻システムを利用して平田が戻り、必殺男子が全員揃ったところで、パイプイス男子らが現れて必殺技男子とバトルとなるが、パイプイス男子は吉村直巳が負傷で欠いているため、必殺技男子が返り討ちにする。

敗れたパイプイス男子の渡瀬はソーシャルディスタンスのため失業状態と窮状を吐露して「オマエらも身の振り方を考えたほうがいい」と言って去っていくと、平田の提案で現実世界への転生を必殺技男子らに呼びかけ、GO TO輪廻転生キャンペーンを利用して平田が属しているDDT(ドメスティック・ドタキャン・チーム」の入門テストを受けることになるが、パイプイス男子も新メンバーにMAOを加え、必殺技男子の後を追うように現実世界へと転生する。

既に入団している平田を除く必殺技男子はDDTの入門テストを受けるが、スクワット1兆回をこなしたため、試験官である亜門らを驚かせ、2人までしか取れないということで必殺技男子の4人にガチンコスパーリングということでタッグマッチをやるように命じる。

しかしそれでも決着がつかず、甲乙つけがたいと悩んだところで、DDTの大社長である納谷とユウキロックが現れ、納谷はガラゲーでインスタライブをやると、フォロワーが増えた喜ぶ、亜門は入門テストの結果を報告するが甲乙つけがたいためどうしようか相談すると、、ユウキは4人とも合格とし、ユウキは文句ばかり言ってケガをする選手を団体から追い出したいとグチると、納谷がインスタにて撮影して、選手に送り、その選手が「辞めますよ」と返信が来たため 必殺技男子は全員合格して、またスクワット1兆回をはじめてしまう。

2日後にそのインスタで解雇を通告されたディーノが鍼灸師となっているニラとカラオケボックスで歌を唄ってやけ酒を飲むと、長年にわたって所属してきたDDTに恨み言を連発してニラが励ます。

そこでユウキが内藤哲也の入場テーマである「スターダスト」に自身の作詞を入れて歌いながら登場すると、ディーノとニラに納谷を裏切って新団体新団体「ユウキ・ダブル・エフ・インターナショナル(略してユウキインター)」を設立をすることを明かし二人を勧誘、二人は応じたため新団体設立へと動く。

一方パイプイス男子のアジトでは、樋口らがスパーリングを行っており、新メンバーのMAOにアドバイスするが、趙雲にはパイプイスモノボケを6つするように命じると、趙雲の出すモノポケに、穂口らは真剣に笑い出す。

そして樋口はメンバーにパイプイス男子がユウキインターと提携したことを明かし、MAOもDDTをぶっ壊すとアピールしてダンスとなる。

12月のDDT後楽園大会のメインではKO-Dタッグ選手権が行われており、納谷のスタナーから逃れた今林が呪文を唱えたところでユウキインターとパイプイス男子が乱入してリングジャックし、怒ったDDT勢は4vs4の団体対抗戦へ突入するも、DDT勢は大惨敗を喫し、救出に駆けつけた平田も返り討ちにされ、まだ練習生である必殺技男子らはリングに上がれないため、この光景を眺めることしかできない。

平田が袋叩きにされているところで、髪の一人として遠藤哲哉が現れユウキインターとパイプイス男子を一蹴すると、「練習生、先輩の無念を晴らすのはお前たちに仕事だ」と残して去っていく

先輩たちの惨敗を見た必殺技男子らに樋口が団体看板を賭けて対抗戦を提案すると、ユウキの発案で2.9クインテットマッチが行われることになるが、リングが必殺技男子だけになると竹下が「俺たちの信じてきたプロレスってなんなんだろうな、間違っていたのかな」と肩を落とすと、他の必殺技男子らが竹下を励まし、歌とダンスへと突入、終わるとピストルサインを翳す。

そしてリングからはロープが取り払われてクラップリング仕様となり、実況席の解説には青木真也が登場した。

対抗戦は5vs5による勝ち抜き戦で行われ、平田と趙雲が先鋒で登場するが、互いに決め手を欠いたため4分時間切れ引き分けで両者失格、上野vs翔太になると上野が胴絞めスリーパーで捕らえて翔太がタップで必殺技男子が先勝も、上野vsMAOは側転から胴絞めで捕らえて上野がタップとなってパイプイス男子がタイに持ち込む。
竹下vsMAOになるが、体重差が20キロ差もあるため試合時間は3分となり、レスリングに長ける竹下がMAO相手にグラップリングで圧倒するも、プレッシャーをかけるのに時間をかけすぎてしまい、また残り時間が少なくなると腕十字を逃れられ、時間切れ引き分け両者失格となってしまう。
樋口vs彰人になると、体重を生かした樋口が彰人の動きを封じてバックを奪いスリーパーで捕らえて彰人はタップ、樋口は最後の一人である勝俣も、テイクダウンを奪う勝俣に下からのアームロックで捕らえてタップを奪い、渡瀬一人残りでパイプイス男子が勝利も試合後はミュージカルも忘れて両軍ノーサイドとなり、ユウキも今林もまさかの真剣勝負に選手らにケガがないかどうか気遣っていた。

試合経過
①【先鋒】△丸目込松<平田一喜>(4分時間切れ引き分け)【先鋒】△イトーキ・オーヨシ<趙雲子龍>
②【次鋒】〇高久辛飛末<上野勇希>(2分21秒 チョークスリーパー)【次鋒】×ショータ・オカムラ<翔太>
③【中堅】〇ハーマンミラー・マオ<MAO>(0分44秒 胴絞め)【次鋒】×高久辛飛末
④【中堅】△思切投太郎<竹下幸之介>(3分時間切れ引き分け)【中堅】△ハーマンミラー・マオ
⑤【副将】〇コクヨ・カズサダ<樋口和貞>(0分44秒 チョークスリーパー)【副将】×膝十字欣也<彰人>
⑥【副将】〇コクヨ・カズサダ(1分43秒 サンダーアームバー)【大将】×野球棒振正<勝俣瞬馬>
☆2人残りでチームスチールが勝利

まっするも最後ということで坂井が挨拶を行い、パワーポイントで新型コロナウイルスやソーシャルディスタンスでプロレスの風景が変わり、笑いも誘発することも禁止されたことを明かし、「選手の想いがお客さんに届いているのか、なんでもっと盛り上げられないのか」と涙を流して語る。

以前に純烈のライブを手伝った際に10分間のメドレーの間にTwitterで#純烈をエゴリサーチして、直接ステージ上からいいねをつけて、最高に一体感を生んでリモートライブを大成功したことを明かすと、プロレスで実践しようということで今林が選手全員のスマホを持ち込み、ボーナストラックマッチで、#ひらがなまっするで誰かしらリング上でプロレスを繋ぐことを提案、ボーナストラックマッチにはカードもSNSをやっていない選手ということでニラ、最もソーシャルディスタンスをしなければいけない選手としてディーノが選ばれ、そのまま一騎打ちとなる。

ディーノがナイトメアもニラはいい眺めだと受け流し、ディーノが男色クローを繰り出すが、これもニラは受け流しつつ、選手らはいいねをつけまくる。

そこでニラがDJタイムからDJタイム2もディーノがケツ堀りで捕らえるが、ニラが気持ちいいと叫び、ならばディーノは地獄門をセットも大石真翔がいないことが忘れていたため動揺する。そこでニラはカンチョーだが地獄門で抜けず、抜けたところでニラの指が破壊される。
ディーノはファイト一発もニラとスマホでいいねをつけまくっていた松井レフェリーが交錯、しかしニラのロケットパンチも避けられると、ディーノは男色ドライバー狙いも、ニラはショートレンジでロケットパンチで両者ダウンとなる。
ニラはもうロケットパンチはあと一発しか打てないため、先に立ったディーノは各選手をリングに上げ、ニラに後ろを向けろと指示してディーノは選手らに紛れれ込み、ディーノを発見したニラはロケットパンチも、キャッチしたディーノは男色ドライバーを決めて勝負あったに見えたが、ニラはカウント2でキックアウトする。
二人は殴り合いも、ニラはバックを奪ってジャーマンスープレックスホールド、そして最後に残った1本の指でディーノの目にサミングで視界を奪い、鼓膜破りで聴覚まで奪わうと、指文字でのヘレンケラー攻撃から、幻惑式ラ・マヒストラル、コブラクラッチからミリオンダラーバスターを決め、最後はヤマタノオロチで3カウントを奪い勝利となった。

試合後にニラは「死ぬまでふざけて、あながってやる!Love is OVER!」と叫んで去っていき、#ひらがなまっするは一時Twitterでトレンドに上がったものの、いいねは一度にたくさんつけたため悪質と見なされたという。

最後は遠藤を除く全出演者が揃い、樋口が「3・2・1 ひらがな、まっするまっする」で締めくくった。

今回もミュージカルなれど、途中からグラップリングによる真剣勝負と大きく展開が変わり、最後はDDT独特の世界観を見せるなど、まっするの新しい世界観を見せてもらった。

まっするはいつ開催されるかわからない、しかし坂井が作り出す世界は変わらない。また新作を披露される日をのんびり待ってみたい。

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