10月10日 NOAH「N-1 VICTORY 2020 ~NOAH NUMBER ONE PRO-WRESTLING LEAGUE~」エディオンアリーナ大阪
(試合内容は実況ツイートより)
第1試合~第6試合の結果はこちら
<第7試合 N-1 VICTORY 2020 優勝決定戦 時間無制限1本勝負>
【Bブロック1位】〇中嶋勝彦(25分24秒 片エビ固め)【Aブロック1位】×清宮海斗
※ダイヤモンドボム
☆中嶋が「N-1 VICTORY 2020」を優勝
「N-1 VICTORY 2020」も優勝決定戦を迎え、Aブロックから清宮、Bブロックから中嶋が進出して対戦となった。
試合開始直後に第3試合を終えた拳王が放送席横に現れて試合を見守り、序盤は清宮が執拗なヘッドロックで先手を奪うと、中嶋がロープに押し込んでキックから首投げも、清宮はヘッドシザースからクルックヘッドシザースで捕らえて中嶋にリードを渡さない。
ロープワークでは、中嶋が突然場外へ逃れるも、中嶋が背中を見せたところで、清宮はスライディングキックを浴びせ、エルボースタンプ、エルボーを連発、ストンピングと攻め込むが、中嶋は鉄柱攻撃で反撃すると場外でのコンプリートショットを敢行してからリングに戻る。
清宮もリングに戻るが、中嶋がすぐ場外へ出して鉄柵に叩きつけてからビックブーツを浴びせ、清宮はエルボーで抵抗も、中嶋はミドルキックから鉄柵に叩きつけ、背中を見せた清宮にサッカーボールキック、鉄柵に叩きつけてからビックブーツを浴びせる。
リングに戻ると中嶋は清宮にサッカーボールキックを連発してから、また清宮を場外へ出すが、すぐ戻った清宮にサッカーボールキックを浴びせ、意地で清宮はまた戻るとまたサッカーボールキックを浴びせて場外へ出し、エプロンからPKを炸裂させる。
リングに戻ると、中嶋は清宮の顔面を蹴り上げ、清宮はエルボーも笑って受け流した中嶋はミドルキックも、清宮をロープへ振ると組みついた清宮がDDTで突き刺し、フォアアームを連発してから、中嶋の串刺しを迎撃してブーメランフォアアームを決める。
清宮は観客に手拍子を煽ってミサイルキック、エルボースタンプを連発してからリバースDDT、首元へニードロップ、ジャンピングエルボードロップと反撃し、清宮はジャーマン狙いは、中嶋が着地して足へトラースキックも、しかし読み合いから中嶋のバーティカルスパイク狙いは、清宮が着地してスリーパーで捕らえ、ロープに逃れた中嶋に清宮はタイガースープレックスを狙うが中嶋が逃れると低空ドロップキックから延髄斬りを浴びせる。
中嶋は串刺しビックブーツから恒例のシャッターチャンスタイムを狙うが、清宮が意地で阻止しエルボースマッシュを浴びせ、中嶋のミドルキックをキャッチして肘を落とすが、突進したところで中嶋がレッグシザースでセカンドコーナーにセットすると、ターンバックルを蹴り上げ、コーナーに清宮をセットして勝ち上げニーで突き刺し、清宮のボディーにパントキックを連発する。
中嶋はPKからバーティカルスパイクを狙うと、逃れた清宮にトラースキックを連発し、人でなしパントキックは清宮が避け、中嶋はボディーへソバットから突進するが、清宮がドロップキックで迎撃する。
中嶋はビックブーツも、清宮はエルボーの連打で返し、中嶋のミドルキックをキャッチしてキャプチュードで投げると、ジャーマンスープレックスホールドを決め、コーナーへ昇るが中嶋がR-15で動きを止めると雪崩式ダイヤモンドボムを狙うが、清宮が逃れて雪崩式リバースDDTを決める。
清宮はタイガースープレックスを狙うが、中嶋が堪えると往復ビンタからビンタのラッシュを浴びせるが、突進は清宮がジャンピングニーで迎撃するとタイガースープレックスホールドを決めるが、中嶋はカウント2でキックアウトする。
清宮は再度タイガースープレックスを狙うが、中嶋が堪えると、清宮は中嶋の後頭部にエルボースマッシュを浴びせるが、正面へのエルボー狙いは、いなした中嶋がハイキックを炸裂させると、人でなしパントキックからダイヤモンドボムで3カウントを奪い、中嶋が優勝となった。
試合終了直後に、放送席横にいた拳王が放送席をジャックし、塩野順二アナからマイクを奪って「中嶋勝彦は覚醒したんだ!」と讃えて去り、中嶋は敗れた清宮に対して「残念だったなあ、清宮海斗、でもやっぱりお前はヒーローごっこなんだよ、なあ!」と斬って捨て「そして、俺がいまこのリングに立ってる即ち、過酷なN1の頂点に立った俺は、今一番強い男だぞ。こっから何をする、あとひとつだよな」とアピールすると、潮崎は現れる。
中嶋は「何をベルト掛けてここにきたんだ?出戻り王者が。俺が一番強い、仕方ねえお前の挑戦受けてやるよ!」とGHCヘビー級王座に挑戦を表明するが、潮崎は無言で退場、中嶋は「アイアムノアも言わず却って・・・大阪で一つ答えが出てるんじゃないでしょうか?次、俺が出戻りのチャンピオンからベルト奪って、絶景を見せてやるよ!楽しみにしておけよ!」とアピールして締めくくった。
内容的にも中嶋の恒例だったシャッターチャンスが清宮が阻止したことで、中嶋がペースが崩れて勝負を急いだ感じに見えたが、全くの逆で中嶋は拘っておらず安定差を崩しておらず、また清宮も武藤から盗み取った足四の字固め、秘密兵器だった胴回し蹴りも出す間もなかった。
これで中嶋は次なるステージとして潮崎とのGHCヘビー級王座をかけた元AXIZ対決へと駒を進めたが、勢い乗る中嶋と右肩の調子の悪いだけでなく満身創痍の潮崎では、現時点では中嶋が有利か、中嶋が勝ってファンに絶景を見せることが出来るのだろうか…?