令和初、40回目の Champion Carnivalの優勝決定戦は宮原vsゼウス!


9月26日 全日本プロレス「2020 Champion Carnival」神奈川・小田原アリーナ 372人
(試合内容は実況ツイートより 画像は全日本プロレスTVより)

<第1試合 20分1本勝負>
〇岩本煌史 TAJIRI(6分24秒 片エビ固め)大森隆男 ×ブラックめんそーれ
※孤高の芸術

<第2試合 30分1本勝負>
大森北斗 〇土肥こうじ 児玉裕輔(6分16秒 体固め)X=ランボー川村 ×岡田佑介 三富政行
※ラリアット

<第3試合 「2020 Champion Carnival」公式戦 Bブロック 30分1本勝負>
【2勝2敗=4点】〇芦野祥太郎(10分13秒 レフェリーストップ)【1勝3敗=2点】×ヨシタツ
※アンクルロック

<第4試合 「2020 Champion Carnival」公式戦 Aブロック 30分1本勝負>
【1勝3敗=2点】〇羆嵐(4分37秒 体固め)【1勝3敗=2点】×黒潮”イケメン”二郎
※フライングボディーアタック

<第5試合 30分1本勝負>
青柳優馬 〇青柳亮生(8分26秒 片エビ固め)フランシスコ・アキラ ×ライジングHAYATO
※ムーンサルトプレス

<第5試合 30分1本勝負>
〇諏訪魔 佐藤光留 田村男児(11分58秒 体固め)×イザナギ UTAMARO 入江茂弘
※ラストライド

<第6試合 「2020 Champion Carnival」公式戦 Aブロック 30分1本勝負>
【4勝=8点】〇ゼウス(10分21秒 三沢式フェースロック)【3勝1敗=6点】×ジェイク・リー

<第7試合 「2020 Champion Carnival」公式戦 Bブロック 30分1本勝負>
【3勝1敗=6点】〇宮原健斗(20分56秒 シャットダウンスープレックスホールド)【2勝2敗=4点】×石川修司

いよいよ最終公式戦を迎えた「2020 Champion Carnival」、ここまでの状況を振り返ると、Aブロックは無敗同士でゼウスとジェイクに絞られ、Bブロックは1敗の宮原と石川、2敗の青柳と芦野と絞られるも芦野と青柳は自力での進出が難しいことから宮原と石川に絞られた。

まずAブロックのゼウスvsジェイクは、ヘッドロックで執拗に締め上げる。首投げからヘッドロック、ジェイクはロープに逃れるがゼウスはエルボーからスリーパーと絞めあげる。
ジェイクはスタナーで脱出も、ゼウスはショルダータックル、そしてナックルを浴びせるが、ジェイクはチキンウイングアームロックでゼウスの左腕を捕らえ、ゼウスはたまらず場外へ逃れるも、ジェイクはゼウスの左腕を鉄柱に叩きつけ。リングに戻ってジェイクはロープを使ってアームロック、左腕を蹴り上げてからハンマーロックとゼウスの左腕を狙い撃ちにする。
ジェイクはゼウスの左腕へローキックを連発し、ゼウスは逆水平で返すが、ジェイクはハンマーロックで捕らえ、ミドルキックを狙うが、キャッチしたゼウスはフライングバイセップスエクスプローション、串刺しバイセップスエクスプローションからフロントスープレックス、三沢式フェースロックと猛反撃するが、痛めた左腕が痺れて解けてしまう。
ゼウスはチョークスラムを狙うが、右腕を蹴り上げて逃れたジェイクはジムブレイクアームバーも、ゼウスはロープに逃れ、ジェイクは左腕にニーリフト、ジャイアントキリングから脇固め狙いはゼウスはボディースラムで投げ、背後からバイセップスエクスプローション、切込み式ジャックハマーから三沢式フェースロックで捕らて力一杯ジェイクの顔を絞めあげると、ジェイクはギブアップとなり、ゼウスが4年ぶりに優勝決定戦に進出する。

メインで行われたBブロックの宮原vs石川は、開始から観客に手拍子を煽る宮原に石川が強襲をかけてラリアット、場外戦で鉄柱攻撃と先手必勝で来るが、花道でスプラッシュマウンテン狙いは宮原が逃れて頭突きを連発し、鉄柱を使ってフェースロックから和田京平レフェリーに舌を出して弄るなど余裕ぶりを見せる。
宮原は石川に頭突きを浴びせると、花道から突進するが、キャッチした石川がエプロンへギロチンホイップで叩きつけ、リングに戻ってロープ越しでチンロック、サーフボードストレッチ、のままコーナーにぶつけて串刺しニー、場外へ逃れた宮原にスライディングキックドロップキックと一気に流れを変える。
リングに戻ると石川が大外刈りから肩固めで捕らえると、そのままコブラクラッチへ移行、逃れた宮原の突進をショルダータックルからスプラッシュマウンテン狙いは宮原がリバースし、宮原は低空ドロップキックからサイドへのドロップキックと得意のパターンに持ち込んだ。
宮原は串刺しエルボーからブレーンバスターを狙うが、石川がエプロンへ出し、ロープ越しでエルボーのラリーからラリアットを浴びせると、エプロンでファイヤーサンダーを敢行して、宮原に大ダメージを与える。
リングに戻るとエルボーのラリーから、宮原は頭突きを浴びせて突進も、石川がキチンシンクで迎撃し、宮原はバイシクルキックで返してブラックアウト狙いもキャッチした石川はニーを浴びせるが、ファイヤーサンダー狙いは、宮原がブレーンバスターで投げ返し、そしてエルボーのラリーでは宮原がエルボーも、石川が一撃で宮原が崩れると、石川が串刺しラリアットから32文ミサイルキック狙いも、宮原は雪崩式ブレーンバスターで投げる。
宮原は後ろ、前へとブラックアウトを炸裂させてからシャットダウンスープレックスを狙うが、逃れたい石川はドラゴンスープレックス、ジャイアントニー!ファイヤーサンダーと畳みかける。
石川はスプラッシュマウンテンを狙うが、宮原がフランケンシュタイナーで切り返すと、石川の背後へブラックアウトから、正面へブラックアウトを狙うも、石川がキャッチしてファイヤーサンダーで突き刺し、スプラッシュマウンテンを決めるが、宮原はカウント2でキックアウトする。
石川は宮原殺しを狙うが、切り返した宮原はブラックアウト、しかしもう一発を狙ったところで石川がジャイアントボディーシザースドロップも、カウント2でキックアウトした宮原はブラックアウトを連発してからシャットダウンスープレックス・ホールドで3カウントを奪い優勝決定戦進出を決めた。
試合後にリングアナから優勝決定戦の相手はゼウスになったことを告げられると、ゼウスを呼び出し、現れたゼウスは「二人で盛り上げよう」と宮原に呼びかけつつ優勝をアピールして宮原と睨み合いとなる。ゼウスが退場後は宮原が小田原のファンに二連覇、三冠奪取を約束して最後は恒例の宮原劇場で締めくくった。

ゼウスの優勝決定戦進出は2016年以来の4年ぶりで、この時は優勝決定戦は地元大阪で行われたものの、同じ大阪出身の大日本プロレスの関本大介に敗れて準優勝で終わった。だが、2016年は全日本プロレスは三冠王者だった諏訪魔がアキレス腱断裂で長期欠場という緊急事態の中で、宮原がゼウスを破って三冠王座を奪取し、ここから宮原時代が到来して全日本プロレスのV字回復が始まったが、この二人から新時代が突入したといっても過言ではない。
一度はゼウスは宮原を降して三冠王座を奪取したが、自身の時代は十分に作り上げることが出来ずに短期政権に終わり、時代を作り上げた宮原との差は開いていった。そういった意味ではゼウスにとって宮原は特別な存在なのかもしれない。

Aブロックのイケメンvs羆嵐は、イケメンパフォーマンス中のイケメンを羆嵐が奇襲をかけて開始となり、イケメンはスライディングキックからプランチャは羆嵐がキャッチしてボディースラムで投げ、リングに戻って串刺しラリアット、セカンドコーナーから重爆セントーンと先手を奪う。
イケメンはロープ越しのジャンピングハイキックからアストロシザースで反撃すると、場外の羆嵐にトペコン、スワンダイブは羆嵐がキャッチしてバックフリップ狙いもイケメンは十字固め、ジャケットパンチ、トラースキックの連打からイケメンサルトを投下するが自爆してしまう。
羆嵐はラリアットから埼玉に乾杯、そして重爆ダイビングセントーンを投下するが自爆するも、羆嵐はすぐさまボディーアタックで3カウントを奪い、公式戦初勝利を収める。

Bブロックのヨシタツvs芦野は、ぶつかり合いを制したヨシタツが場外の芦野にプランチャと腰の回復ぶりをアピールするが、串刺しは芦野が避けるとヨシタツの腰にショルダータックルを連打してコーナーに叩きつけるなど、ヨシタツの腰を狙い撃ちにして、ヨシタツの腰のサラシまではぎ取る。
場外でもヨシタツの腰を攻めた芦野は逆エビ固めで追い詰めにかかり、芦野は俵返しからブレーンバスターはヨシタツが投げ返すと、ビックブーツからミドルキックの連打!串刺しを避けてスイングDDTと反撃するが、CBJ狙いは芦野がキャッチしてシュミット流バックブリーカーを決める。
ヨシタツがダウンも立ち上がってラリアットからエルボーのラリーに持ち込むが、」ヨシタツが連打から突進は避けた芦野は連続ジャーマンで投げ、逆エビ固めで再び追い詰めにかかるが、ヨシタツはロープに逃れ、それでも芦野は逆片エビからアンクルロックで捕らえると、試合続行不可能と判断したがレフェリーは止めて芦野が勝利となった。

また第5試合では亮生がHAYATOをムーンサルトプレスで3カウントを奪うが、試合後に土肥が乱入して青柳に襲い掛かるも、青柳が返り討ちにして土井に対して一騎打ちをアピールした。

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