新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム」1月4日 東京ドーム 40008人満員
(試合内容は実況ツイートより)
<第01試合 スターダム提供試合 15分1本勝負>
〇岩谷麻優 星輝ありさ(9分4秒 片エビ固め)×木村花 ジュリア
※ムーンサルトプレス
<第02試合 15分1本勝負>
〇トーア・ヘナーレ カール・フレドリックス クラーク・コナーズ アレックス・コグリン(7分36秒 片エビ固め)真壁刀義 本間朋晃 ×辻陽太 上村優也
※TOAボトム
<第03試合 15分1本勝負>
天山広吉 〇小島聡(5分4秒 片エビ固め)永田裕志 ×中西学
※ラリアット
<第1試合 獣神サンダー・ライガー引退試合Ⅰ 60分1本勝負>
佐野直喜 大谷晋二郎 高岩竜一 〇田口隆祐with小林邦昭(8分52秒 エビ固め)×獣神サンダー・ライガー 藤波辰爾 ザ・グレート・サスケ タイガーマスクwithエル・サムライ
※どどん
<第2試合 30分1本勝負>
〇ザック・セイバーJr. 鈴木みのる タイチ エル・デスペラード(8分39秒 ジム・ブレイクアームバー) SANADA EVIL ×BUSHI 鷹木信悟
<第3試合 30分1本勝負>
〇後藤洋央紀 石井智宏 矢野通 YOSHI-HASHI(8分17秒 片エビ固め)KENTA バットラック・ファレ ×高橋裕二郎 チェーズ・オーエンズ
※GTR
<第4試合 IWGPタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】 ジュース・ロビンソン 〇デビット・フィンレー(13分25秒 エビ固め)【第83代王者組】×タマ・トンガ タンガ・ロア
※ACID DROP
☆G.o.Dが8度目の防衛に失敗、ジュース&フィンレーが第84代王者となる
<第5試合 IWGP USヘビー級選手権試合 テキサスデスマッチ 60分1本勝負>
【挑戦者】〇ジョン・モクスリー(14分26秒 KO)【第7代王者】×ランス・アーチャー
※テーブル貫通デスライダー
☆アーチャーが2度目の防衛に失敗、モクスリーが第8代王者となる
<第6試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】高橋ヒロム(24分33秒 片エビ固め)【第85代王者】×ウィル・オスプレイ
※TIME BOMBⅡ
☆オスプレイが4度目の防衛に失敗、ヒロムが第86代王者となる。
引退まであと2試合となったライガーは、ドーム2連戦の初日では、80年代のジュニアの中心だった藤波、SUPER-J-CUPを含め何度も対戦したみちのくプロレスのサスケ、タイガーと組み、90年代に何度も対戦したZERO1の大谷と高岩、Yから凌ぎを削ってきた佐野、そして田口と8人タッグ戦で対戦し、ライガー組のセコンドにはIWGPジュニアタッグ王者時代のパートナーだったサムライ、佐野組にはライガーのデビュー戦の相手だった”虎ハンター”小林、レフェリーもライガーのライバルの一人だった保永が裁き、リングアナも田中ケロ氏が務めた。
先発を買って出たライガーは佐野と対峙、ライガーはヘッドロックからショルダータックルに対して、佐野がリーブロックからドロップキックでライガーを場外へ追いやり、トペスイシーダを発射する。
代わった大谷は顔面ウォッシュで続くが、サムライやサスケも蹴り飛ばし、ライガーは掌底で連打で反撃、佐野組は代わったタイガーを捕らえて試合をリードする。
タイガーから交代を受けた藤波が本家ドラゴンスクリューを連発、高岩には本家ドラゴンスリーパーで捕らえ、佐野がカットもドラゴンビンタで返り討ちにする。
そこでサスケがセントーンアトミコを投下も、やっぱり自爆すると、佐野がダイビングフットスタンプを投下するが、サスケは間一髪避ける。そしてライガーvs田口となり、ライガーは本家雪崩式フランケンシュタイナーを決めるが、各選手が入って乱戦となると、田口はケツイェからどどんで3カウントを奪い勝利を収め、試合後はノーサイドで幕となった。
80~90年に活躍したジュニアの選手らが集まったカードだったが、これまでの新日本ジュニアの歴史が詰まった試合だったが、自分的には新日本と袂を分かった新日本ジュニアの礎を築いた藤波が、こうして一時的なれど新日本のリングに帰還してくれたことに感慨深いものを感じてしまった。
第6試合では現在進行形の新日本ジュニアの試合であるIWGPヘビー級選手権のオスプレイvsヒロムは、読み合いからヒロムがティヘラでエプロンに出すと、サンセットフリップパワーボムを狙ったが、阻止されると、ヒロムがエプロンへパワーボムで叩きつけ、エプロンダッシュでミサイルキックを命中させる。
リングに戻るとヒロムが逆水平、足蹴もオスプレイはエルボーで反撃すれば、ヒロムはサミングからタランチュラで捕獲、ロープをくぐったところでオスプレイは背中にフットスタンプを投下すると、ロープ越しでハングマンDDTで突き刺し、ヒロムはたまらず場外もオスプレイは鉄柵を使った首攻めでリードを奪う。
オスプレイは場外でネックブリーカー、リングに戻ってサッカーボールキックからゆりかもめで捕獲すると、ロープに逃れたヒロムは逆水平に対して、オスプレイはソバットも、しかしヒロムはカサドーラ式コンプリートショットで反撃して串刺しラリアットからスライディングキック、ファルコンアローと一気に流れを変える。
ヒロムは逆水平からラリアットを狙うが、避けたオスプレイはハンドスプリングオーバーヘッドキックを炸裂させ、ヒロムが場外へ逃れるとサスケスペシャル狙いは、ヒロムが避けて花道へジャーマンも、オスプレイは着地して突進、ヒロムはスロイダーを狙ったが、リングに戻ったオスプレイはサスケスペシャルを命中させる。
リングに戻ったオスプレイはピッピーチェリオからロビンソンスペシャルを狙うが、避けたヒロムはジョンウー、串刺しラリアットはオスプレイが避けてトップロープでの619、エプロンに逃れて前屈みになったヒロムにスワンダイブ式ダイビングフットスタンプ、リングに戻ってコーナーからミサイルキックと攻め込み、ヒドゥンブレイドを狙ったがヒロムがダウンする。
オスプレイはチーキー・ナンドス・キックから雪崩式を狙うが、逃れたヒロムはサラマンダー、ダイナマイトブランジャーを決めるが、オスプレイはマウスから延髄斬りで応戦し、ロビンソンスペシャルを決めると、オスプレイはオスカッター狙いはヒロムがキャッチも、切り返したオスプレイは新技リストクラッチ式マスキュラーボムを決める。
オスプレイはシューティングスタープレスからオスカッターを決めるが、ヒロロムはカウント2でキックアウトすると、サイレントウィスパーからヒドゥンブレイドは避けたヒロムがライガーボムで返す。
両者ダウンから立ち上がってエルボーのラリー、オスプレイはブラジリアンハイキックからハンドスプリングオーバーヘッドキックは、ヒロムがキャッチしてジャーマン、ラリアットは切り返したオスプレイはライガーボム狙いも、ヒロムがカナディアンデストロイで切り返す。
ヒロムはTIME BOMBを狙うがオスプレイは逃れ、ヒロムはスーパーキックも、オスプレイはサイレントウィスパーで応戦し、突進するヒロムにスパニッシュフライ、ヒドゥンブレイドからストームブレイカーはヒロムがヨシタニックで切り返す。
ヒロムはラリアットからTIME BOMBで勝負に出たが、カウント2でキックアウトされると、ヒロムはスライディングエルボーから、新技TIME BOMBⅡで3カウントを奪い王座を奪取した。オスプレイが新技であるリストクラッチ式マスキュラーボムを見せれば、ヒロムも新技TIME BOMBⅡを見せる、どこまで新日本のジュニアが進化するのか、わからなくなるような試合だった。そして現在進行形のヒロムはIWGPジュニア王者としてライバルであるリュウ・リーと組んでライガーの引退試合の相手を務める…
IWGPタッグ選手権試合は、通路での乱闘から開始も、王者のG.o.Dが巧みなタッチワークで挑戦者のデビフィンレーを分断して試合をリード、タンガのフィンレーにシットダウンパワーボムからタマがスーパーフライで追い詰めにかかる。
G.o.Dはフィンレーに合体リバースガンスタンからマジックキラー、カットに入ったジュースにもマジックキラーで排除すると、フィンレーにスーパーパワーボムを狙うがフィンレーが雪崩式フランケンシュタイナーで切り返すも、邪道の竹刀で一撃からタマが丸め込むもカウント2でキックアウトする。
タマのガンスタンを阻止したフィンレーがPrima Noctaを決めると、ジュースが邪道を殴打して排除し、タンガにナックルからパルプフリクション、そしてフィンレーが ACID DROPでタマから3カウントを奪い王座を奪取する。
IWGP USヘビー級選手権テキサスデスマッチは、 モクスリーが奇襲で開始、アーチャーはクロスボディーを放つが、モクスリーが場外へ追いやってトペスイシーダを発射、竹刀を持ち出してコーナーから面狙いはアーチャーがイスを投げつけて迎撃すると、イスやトラッシュ缶の蓋でフルスイングする。
アーチャーは蓋でメッタ打ちにして、竹刀でシバくが、オールドスクールは足を滑らせて失敗すると、モクスリーが竹刀でシバきまくり、カークラッシュショルダータックル狙いは蓋で迎撃すると、イスの上に蓋をセットしてからブレーンバスター、ランニングニーと畳みかける。
場外に出たアーチャーにモクスリーがプランチャも、キャッチしたアーチャーはエプロンめがけてチョークスラムで叩きつけ、LA道場生をチョークスラムでモクスリーに叩きつけてからプランチャを発射、リングに戻るとアーチャーがイスを四脚セットしてからブラックアウトを決める。
アーチャーはEBDクローで捕らえるが、モクスリーは腕十字で切り返し、切り返したアーチャーはネックハンキングスープレックス、串刺しはモクスリーがラリアットで迎撃し、チョークスラム狙いもデスライダーで切り返す。
モクスリーはデスライダーを狙うが、堪えたアーチャーはカークラッシュショルダータックル、イスの上へチョークスラム、ダウンしたモクスリーがカウント9で立ち上がったところでアーチャーがビックブーツ、ビニール袋をモクスリーに被せてから窒息式EBDクローでモクスリーを追い詰める。
アーチャーはリング下にテーブルをセットしてから、断崖式ブラックアウトを狙う、逃れたモクスリーは断崖テーブル貫通デスライダーを敢行、両者ダウンも、モクスリーが立ち上がってリングに戻ったため、KO勝ちとなり王座を奪取した。