1月5日 新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム」東京ドーム 30063人
(試合内容は実況ツイートより)
<第0試合 NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 ガントレットマッチ>
①【挑戦者組】〇石井智宏 YOSHI-HASHI ロビー・イーグルス(3分40秒 片エビ固め)【挑戦者組】バットラック・ファレ 高橋裕二郎 ×チェーズ・オーエンズ
※垂直落下式ブレーンバスター
➁【挑戦者組】石井智宏 YOSHI-HASHI 〇ロビー・イーグルス(3分54秒 サムソンクラッチ)【挑戦者組】タイチ エル・デスペラード ×金丸義信
③【挑戦者組】〇EVIL 鷹木信悟 BUSHI(5分52秒 エビ固め)【挑戦者組】×石井智宏 YOSHI-HASHI ロビー・イーグルス
※ダークネスフォールズ
④【挑戦者組】EVIL 〇鷹木信悟 BUSHI(6分8秒 片エビ固め)【第19代王者組】真壁刀義 矢野通 ×田口隆祐
※MADE IN JAPAN
☆真壁&矢野&田口が5度目の防衛に失敗、EVIL&鷹木&BUSHIが第20代王者となる。
<第1試合 獣神サンダー・ライガー引退試合Ⅱ 60分1本勝負>
〇高橋ヒロム リュウ・リー(12分16秒 体固め)×獣神サンダー・ライガー 佐野直喜with藤原喜明
※TIME BOMB
<第2試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組/SJTL2019優勝チーム】YHO 〇SHO(14分8秒 片エビ固め) 【第60代王者組】石森太二 ×エル・ファンタズモ
※STRONG X
☆石森&ファンタズモが2度目の防衛に失敗、ROPPONGI3Kが第61代王者となる
<第3試合 ブリティッシュヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【王者】〇ザック・セイバーJr.(12分32秒 ヨーロピアンクラッチ)【挑戦者】×SANADA
☆ザックが王座防衛
<第4試合 IWGP USヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第8代王者】〇ジョン・モクスリー(12分48秒 片エビ固め)【挑戦者】×ジュース・ロビンソン
※デスライダー
☆モクスリーが初防衛に成功
<第5試合 NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇後藤洋央紀(16分12秒 片エビ固め) 【第27代王者】×KENTA
※GTR
☆KENTAが3度目の防衛に成功
<第6試合 60分1本勝負>
〇ジェイ・ホワイト(24分58秒 片エビ固め)×飯伏幸太
※ブレードランナー
ドーム2連戦の2日目はライガーのラストマッチが行われ、旧敵の佐野と組み、IWGPジュニアヘビー級王者となったヒロム、ライバルのリー組と対戦、ライガーのセコンドにはライガーを指導した藤原が付いた。
ライガーvsヒロムでスタート、ヒロムがバックを奪うと、ライガーがグラウンドへ持ち込んでカンバーナからカベルナリア、弓矢固め、ロメロスペシャルと決め、 ヒロムはリーに代わり、ライガーも佐野への交代を狙ったが、ヒロムが入ると二人が背後からライガーを強襲、佐野も排除して、ライガーにトレイン攻撃からダブル低空ドロップキック、リーがメキシカンストレッチ、ヒロムは藤原の眼前で脇固めとライガーを攻め込む。
ライガーは掌底もヒロムは逆水平で応戦、リーが入ってトレイン攻撃を狙うが、阻止したライガーは二人に風車式バックブリーカーを決め、代わった佐野がミサイルキック、佐野は連係を狙う二人にまとめてドロップキック、佐野とリーがエルボーのラリーも、リーがジャンピングニーから突進は佐野がラリアットで迎撃する。
ライガーvsヒロムに代わり、エルボーのラリー、ヒロムが連打に対してライガーに「こんなもんか!」コーナーエルボーもライガーがパワーボムで叩き落とした、上から掌底の連打も、ライガーボム狙いはリーがドロップキックで阻止する。
リーは場外にライガーを追いやり、ノータッチトペコンを狙ったが、ヒロムに誤爆、リングに戻ったライガーはヒロムにパワーボム、垂直落下式ブレーンバスターはヒロムが着地してジャーマンも、ライガーは掌底から垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
ライガーが再度垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、ヒロムがファルコンアローで切り返すと、リーとヒロムの連係にライガーが捕まりmリーとのサンドイッチニー、ヒロムがTIME BOMBはライガーが回転エビ固めで丸め込むも、掌底狙いはヒロムがラリアットで迎撃しTIME BOMBで3カウントを奪い、ライガーを介錯した。
試合後にヒロムがライガーに「ジュニアはオレが盛り上げる」と声をかけて退場したが、ヒロムも高橋広夢だったころはライガーから指導を受けて成長した。この時ばかりはヒロムも高橋広夢に戻っていたのかもしれない。
ライガーは「平成元年、この東京ドームで獣神サンダーライガーが生まれました、そしてこの東京ドームで獣神サンダーライガーは終わりました、31年間応援していただきましてありがとうございました!」と挨拶して去り、バックステージではライガーの生みの親である永井豪氏、大日本プロレス新木場大会を終えて駆けつけてくれた橋本真也の息子・橋本大地が駆けつけライガーをねぎらった。翌日の大田区で引退セレモニーが行われるが、新日本プロレスという団体に常に誇りを持ち、またジュニアを通じて様々な夢をファンに与えてくれた。自分らは本当にありがとうとエールを送りたい。
第2試合のIWGPジュニアタッグ選手権は、挑戦者のROPPONGI3Kが奇襲で開始も、王者組のBULEET CLUBはSHOを捕らえて背中を引っ掻きまくり、YHOがカットに入っても二人まとめて電気アンマで悶絶させるなどして試合をリードする。
石森はスワンダイブも避けたSHOはスピアーで反撃すると、YHOに代わってドロップキック!切り込み式フォアアーム、ファンタズモを場外へ追いやって石森を投げつけるとYHOがプランチャで流れを変えるが、石森に串刺しエルボー、ハンドスプリングオーバーヘッドキックで反撃、SHOvsファンタズモに代わりSHOが連続ジャーマンで投げ、カットに入った石森もろとも投げるが BULEET CLUBは合体旋回式ネックブリーカー、合体ロボコードブレイカーから石森がその場飛びムーンサルトダブルニーとSHOを追い詰める。
BULEET CLUBは掟破りの3Kを狙うが、SHOがファンタズモにカナディアンデストロイを決めてから、石森をラリアットで場外へ追いやり、ファンタズモにキックの連打からショックアロー狙いも、切り返したファンタズモがスタイルズクラッシュを決める。
ファンタズモはベルトを持ち出して一撃を狙ったが、セコンドのロッキー・ロメロに取り上げられると、ファンタズモはならばと急所打ちを狙ったが、なぜか効かず、SHOはファールカップを取り出して効かないとアピールする。
これに動揺したBULEET CLUBにROPPONGI3Kが攻勢をかけて、石森を3Kで排除すると、ファンタズモにはYHOがダイビングフットスタンプ&SHOがショックアローの合体技であるSTRONG Xを決めて3カウントを奪い、王座を奪取する。
ザックvsSANADAのブリティッシュヘビー級選手権は、両者ともすざましい切り返しの攻防を繰り広げ、SANADAはザックのコブラツイストを切り返してローリングクレイドルも、その場飛びムーンサルト狙いは、ザックがジム・ブレイクアームバーで捕獲、はアームツイスト、腕を固めてストンピングで腕攻めも、SANADAはザックのビックブーツを避けて低空ドロップキックを放つ。
ザックがPKもキャッチしたSANADAはドラゴンスクリュー、場外に逃れたザックにプランチャも、リングに戻るとザックが腕へオーバーヘッドキック、SANADAのTKO狙いもフロントネックロックで捕らえるが、SANADAは旋回式Skull Endで捕獲、ラウディングボディープレスはザックが避けてミドルキックを浴びせる。
SANADAのスワンダイブを避けたザックは丸め込むとSANADAも丸め込んで丸め込み合戦となり、SANADAはムーンサルトアタック式Skull Endは切り返したザックがジャパニーズレッグロールクラッチ、SANADAのSkull Endも切り返して卍固めで捕らえるが、担いだSANADAはSkull Endで捕獲、切り返したザックはヨーロピアンクラッチもSANADAはオコーナーブリッジ、しかしザックはヨーロピアンクラッチで3カウントを奪い王座を防衛、最近キレることが多くなっていたザックだったが、今回は冷静さを保っての勝利となった。
IWGP US選手権は入場中もモクスリーにジュースが奇襲をかけて開始となり、モクスリーがイスをセットも、ジュースがレッグシザースでイスに直撃させ、座らせてからキャノンボール、リングに戻って串刺しラリアットも、モクスリーはコーナーにぶつけ、場外戦でイスでフルスイングする。
リングに戻ってもモクスリーはガードポジションからのナックル、ワンハンドバックブリーカー、キャメルクラッチ、串刺しラリアットからスライディングラリアットと攻め込むが、逆水平の連打に対してジュースは下がらずラリーに持ち込み、モクスリーが噛みつきから突進は、ジュースがスパインバスターで叩きつける。
ジュースはスピンキックからプリンスズスロウン、パワーボム、ジャブの連打、ナックルは避けたモクスリーは足四の字固め、鉄柱を使った足攻め、鉄柱を使った足四の字固め、イスをジュースの首にかざしてホームラン狙いはジュースがイスごとナックルで阻止する。
リングに戻るとジュースが雪崩式ブレーンバスターからジャックハマーの連続技、そしてパルプフリクションを狙うが、モクスリーがジャーマンで阻止も、ジュースもジャーマンで応戦、モクスリーがラリアットからデスライダー狙いはジュースが逃れて丸め込んでラリアットを放つ。
、両者ダウンからエルボーのラリー、頭突きの応酬からモクスリーがエルボーの連打に対して、ジュースはビンタも、モクスリーがエルボーからランニングニー、ジュースはナックルからパルプフリクションを狙うが、逃れたモクスリーがデスライダーを連発して3カウントを奪い王座を防衛した。ところが勝ち誇るモクスリーに…
「風になれ」と共に鈴木みのるが出現、モクスリーを襲撃してスリーパーからゴッチ式パイルドライバーでKOすると、「オイ、クソ野郎、誰にケンカ売っているんだ?この野郎、オレはな”プロレス王”鈴木みのるだ、このケンカ、オレが勝ってやる」と宣戦布告を果たした。モクスリーは新日本参戦時から鈴木との対戦に興味を持ち、昨年12月の広島でもモクスリーはランス・アーチャーだけでなく、鈴木にもデスライダーを決めてKOしていた。鈴木の宣戦布告は広島の報復か?興味深いカードが実現しそうだ。
NEVER選手権のKENTAvs後藤は、後藤がエルボーで強襲をかけてからエンジン全開で攻め込むが、KENTAはビックブーツで反撃し、何度も場外へ出して、鉄柵、ナックルの連打、花道でDDTと痛めつけ、リングに戻るとKENTAはキチンシンク、サッカーボールキック、ニードロップからフェイントからのヒールキック、スリーパー、キチンシンク、足蹴、ミドルキック、頭を叩いてミドルキックでリードを奪う。
後藤はローリングラリアットで反撃も、エルボーのラリーでKENTAが強烈な一発でダウンし、後藤は村正からバックドロップも、牛殺し狙いはKENTAがサミングで阻止され、パワースラム、ナックル、後藤の串刺しも迎撃してスイング式スタンガンからダイビングラリアットとKENTAペースのまま試合が進む。
KENTAが後藤を挑発しながら足蹴、いなしてDDT、背後からニー、そしてブサイクへの膝蹴りを狙うが、後藤がキャッチして牛殺しも、起こそうとしたところでKENTAがGAMEOVERで捕獲、後藤がロープに逃れてもKENTAはハングマンDDT、串刺し低空ドロップキック、スリーパーからPKと攻め込んでいく。
KENTAはダイビングフットスタンプからブサイクへの膝蹴りを狙うが、後藤がスリーパーで捕獲もKENTAがスリーパーで切り返してPKを炸裂、ブサイクへの膝蹴りからgo2sleepを狙うが、キャッチした後藤は頭突き、ラリアットに対して、KENTAが燕返しからラリアットも、後藤が受けきってラリアットで返す。
後藤は念をこめてミドルキックはKENTAがキャッチして掌底の連打も、キャッチした後藤は牛殺し式GTRからGTRで3カウントを奪い王座奪取する。
飯伏vsジェイは、ジェイが強襲も飯伏は返り討ちにしてその場飛びムーンサルト、ジェイはエルボーで反撃し、スタンガンからジェイが場外へ落とすと、飯伏は鉄柵と場外マットの間でダウンしてしまう。
ジェイはエプロンの角に飯伏の首を直撃させると、リングに戻ってクロー、ネックブリーカー、スリーパーで攻め込むが、飯伏はフランケンシュタイナーで反撃、場外のジェイにプランチャを命中させる。
リングに戻ると飯伏はスワンダイブミサイルキック、ジェイの突進を避けてパワースラムからムーンサルトプレスも、ジェイはDDTで反撃、エルボースマッシュからデスバレーボム。髪を掴んで倒し、エルボースマッシュを連発!ブレードバスターは飯伏が切り返して人でなしドライバーで突き刺す。
飯伏は足蹴、ジェイのエルボーに飯伏が鋭いエルボーで返し、ジェイは打撃のコンポも飯伏はバックホームラリアットで応戦、槍投げ狙いはジェイがレフェリーを交錯させて阻止すると、コンプリートショットからジャーマンで投げる。
ジェイはブレードバスターからキウイクラッシャー、バックドロップ、雪崩式狙いは、抵抗する飯伏をエプロンに落とし、飯伏はスワンダイブ雪崩式フランケンシュタイナー狙いは、ジェイが脚を払って阻止してから雪崩式裏投げを敢行する。
ジェイはSSSからブレードランナーを狙うが、飯伏がジャンピングニーで阻止し、ボマイェと見せかけて丸め込みジャーマンスープレックス・ホールド、ボマイェ、カミゴェ狙いはジェイがブレードランナー狙いも飯伏はハイキックを炸裂させる。
ところが、ジェイが飯伏とレフェリーを交錯させると、外道がイスを持ち出して一撃を浴びせるが、飯伏に狂気が宿ると、外道を殴ってKOし、ジェイには至近距離からニー、シットダウンラストライドもレフェリーがダウンしたままでカウントは入らない。
飯伏は浅見レフェリーを戻し、カミゴェを狙うがジェイはダウン、飯伏はカミゴェを炸裂させてカバーも、蘇生した外道が浅見レフェリーを引きずり降ろ、外道がメリケンサックで一撃を狙うも、飯伏は腕を捕らえたところで、ジェイがイスを投げ、外道がメリケンサックで一撃、最後はクロスアーム式垂直落下ブレーンバスターからブレードランナーで3カウントを奪い勝利となった。
そして、今年秋までの日程が発表された。
今年のG1 CLIMAXは秋開催に正式決定となった。これは夏に開催されるオリンピックに合わせてによるものだと見ていいだろう。明日のNEW YEAR DASH!で新日本の2020年度が正式に始まる。果たしてどんなシーンが待ち受けているのだろうか…?