12月14日 新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022」宮城・仙台サンプラザホール 2031人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
〇エル・リンダマン アレックス・ゼイン(6分6秒 ジャーマンスープレックスホールド)藤田晃生 ×大岩陵平
<第2試合 20分1本勝負>
マイキー・ニコルス 〇シェイン・ヘイスト(6分12秒 片エビ固め)KUSHIDA ×ケビン・ナイト
※タンクバスター
<第3試合 20分1本勝負>
グレート・O・カーン アーロン・ヘナーレ 〇TJP フランシスコ・アキラ(7分36秒 十字架固め)ロビー・イーグルス ×タイガーマスク アレックス・コグリン ゲイブリエル・キッド
<第4試合 30分1本勝負>
〇鈴木みのる ランス・アーチャー 金丸義信 DOUKI(4分54秒 体固め)EVIL 高橋裕二郎 SHO ×ディック東郷
※ゴッチ式パイルドライバー
<第5試合 30分1本勝負>
〇内藤哲也 SANADA BUSHI ティタン(8分40秒 片エビ固め)棚橋弘至 矢野通 田口隆祐 ×クラーク・コナーズ
※デスティーノ
<第6試合 30分1本勝負>
ジェイ・ホワイト 石森太二 〇外道(10分51秒 体固め)オカダ・カズチカ タマ・トンガ ×マスター・ワト
<第7試合 NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【第37代王者】〇カール・アンダーソン(10分16秒 体固め)【挑戦者】×ヒクレオ
※ガンスタン
☆アンダーソンが2度目の防衛に成功
WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022の優勝決定戦はこちら↓
新日本プロレス仙台大会の第4試合では鈴木軍がHouse of toutureと対戦、House of toutureが奇襲で開始になり、鈴木軍はDOUKIと金丸との連係でSHOを捕らえるが、House of toutureがDOUKIを捕えて試合の流れを変える。
House of toutureは鈴木を袋叩きにするが、SHOがレンチで一撃狙いは鈴木が避けてから乱戦になり、東郷のスポイラーチョーカーを逃れた鈴木は時間差ロープワークからスリーパー、ゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪い鈴木軍が勝利を収めた。
試合後に鈴木一人がリング残ってマイクを持つと「2011年、俺とタイチとTAKAみちのくの3人で始まった鈴木軍。すぐにランス・アーチャーが加わり4人で始動した。今2022年、色んな事があった。タイチ、お前はどうしようもないやつだったけど本当に強くなったよ。TAKA、お前はアホみたいな男だけどお前の経験と知識が俺たちを何度助けたかわかっている。ランス、お前と初めて会ったのは新木場1st.RINGのインディーのリングだったよな。アイツが初めて日本で戦った日本人は実は俺なんだよ。お前とはこれからもずっとブラザーだ。デスペラード、お前はならず者なんかじゃない。列記した新日ジュニアのエースの一人だ。金丸、金丸は横に並んでも後ろに控えていても“こんなに安心できるやつがこの世にいるんだ”と思うぐらいものすごい安定感を発揮してくれた。DOUKI、よくヒールの表現で“泥水すすって”とか言うだろ?メキシコのクソどインディーで金も無くて本当に濁った水を飲んでここまで生きてきたのはアイツだけだよ。アイツは弱くない。俺は強いと思ってる。ザック、今日はいないけどイギリスまで行ってお前を鈴木軍に誘ったのは本当によかったよ。またやろうや。腕の取り合い、足の取り合い、殺し合いを俺とまたやろうぜ、鈴木軍が生まれて11年。俺たちが出てきたらブーイング。罵声を浴びてずっと憎まれてきた。時にはリングに、いや俺たちにゴミを投げつけられ、“バカだ。クソだ。クズだ”って誹謗中傷を受けてきたよ。そんな俺たち鈴木軍、今見てみろよ。こんなに愛されてるじゃねぇか。だから決めたよ。2023年鈴木軍は新しい出発だ。それぞれが新しい旅に出る。2022年、今年をもって鈴木軍を解散します」と11年続けてきたユニット、鈴木軍を年内をもって解散することを発表した。
鈴木はバックステージコメントで「いろいろ。もう、俺の助けなんかいらねえじゃねえか。強えじゃねえか、みんな。それぞれがやりたいことが変わってきたんだ。この話は全員にしてある。全員が納得している。新しい道に行こうじゃねえか」と解散理由を述べた。、今年の鈴木は新日本プロレス本体の興行では出場する機会が少なく、海外での活動を主にしてきたが、鈴木の留守の間をタイチやザックが守りながらメインを張れるま成長するだけでなく、KジュニアのデスペラードやDOUKIも金丸の下で成長してきた。鈴木自身はみんな自分の下から卒業すればいいという決断から出ただけでなく、鈴木は新日本プロレスの戦いに一旦終止符を打つのだろうから、所属として残る仲間たちへの配慮もあったと思う。
正直言って鈴木軍は腐れ縁の集まり、今シリーズは出場がなかったTAKAみちのく、AEWのアーチャー、新日本プロレスを離脱したデイビーボーイ・スミスJr.、WWEへ行ったシェルトン・ベンジャミンも鈴木軍を離れたわけでなく、今でも腐れ縁であり仲間でもある、それは引退した飯塚高史も同じのはず、その鈴木軍が解散を決意したのも鈴木自身もよほどの覚悟だったと思う。解散は残念かもしれないが、メンバーはそれぞれの道を歩み、また鈴木自身も新たなる戦いの場を求めて出発する。
第7試合ではNEVER無差別級選手権試合、王者のアンダーソンにヒクレオが挑戦、当初は11月5日の大阪で行われる予定だったが、アンダーソンは相棒であるドグ・ギャローズと共にWWEと契約、WWEの試合を優先したため選手権は延期になり、仙台大会にスライドされる形となったが、今回のアンダーソンはギャローズと一緒に来日できなかったのか一人で登場した。
開始からヒクレオがネックハンキングボムからパワースラムを狙うが、アンダーソンが場外へ逃れ、追いかけたヒクレオがアンダーソンに柵へギロチンホイップ、花道へ雪崩れ込んでから柵へ叩きつけてチンロックとヒクレオが圧倒して先手を奪う。
リングに戻るとヒクレオがコーナーに叩きつけ、また場外へ逃げたアンダーソンをクローで絞めあげ、鉄柵へハンマースルーで叩きつけるが、先にアンダーソンをリングに戻し、ヒクレオがリングに戻ろうとしたところでアンダーソンがロープ越しのドラゴンスクリューで反撃し、場外戦で鉄柵を使った足攻めで流れを変える。
リングに戻ってもアンダーソンがヒクレオに関節蹴りやストンピング、レッグロックで左足攻めを展開するが、ゴメンナサイセントーンは自爆し、エルボーのラリーからアンダーソンが関節蹴り、エルボーの連打に対しヒクレオが一撃で倒すと、串刺しバックエルボーから逆水平、串刺しボディーアタックと反撃する。
ヒクレオはアンダーソンをコーナーへギロチンホイップからラリアット、アバランシュホールドと畳みかけるが、チョークスラムはアンダーソン逃れて、ヒクレオの突進をスパインバスターで叩きつけると、本家ガンスタンを狙う。しかし堪えたヒクレオは突進するアンダーソンにパワースラムを決め。チョークスラム狙うと外道が乱入、だがヒクレオはアンダーソンめがけて外道を叩きつけて排除する、
ヒクレオはチョークスラムを狙うが、切り返したアンダーソンがガンスタンで3カウントを奪い王座を防衛、試合後にアンダーソンがマイクアピールしているところで、タマが乱入して乱闘となるも、アンダーソンは本家ガンスタンで返り討ちにしてKO、1・4東京ドームに参戦してタマを挑戦者に指名する。
第6試合のオカダ&タマ&ワトvsジェイ&石森&外道は、BULLET CLUBがオカダを長時間に渡って捕らえて試合をリード、代わったタマがラリアット、串刺しボディーアタックから火の玉ボムと攻め込むが、ジェイは切り返し合いからタマにDDTで突き刺す。
代わった石森がタマに串刺しダブルニーアタック、ネックツイストと攻めると、ハンドスプリングはタマがキャッチしてアバランシュホールド。代わったワトが石森の串刺しを迎撃、ロープ越しのハイキックからスワンダイブアッパーカット、レシエントメンテと攻め込んでいく。
石森はジャンピングニーで反撃すると、代わった外道がワトにチンクラッシャー、コンプリートショット、そしてメリケンサックでの一撃を狙うが、タマがトンガンツイストで阻止するとワトがRPPを命中させて勝負あったかに見えたが、カットに入ったジェイがワトにブレードランナーでKOすると、オカダもブレードランナーでKOし、最後はKOされていた外道にワトをカバーさせて3カウントを奪いBULLET CLUBが勝利を収めた。