10月6日 DRAGON GATE「THE GATE OF VICTORY 2022」後楽園ホール 1105人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
箕浦康太 〇Ben-K ミノリータ(13分5秒 片エビ固め)望月マサアキ 望月ススム ×神田ヤスシ
※鉞
<第2試合 20分1本勝負>
〇飯橋偉進 望月ジュニア(9分26秒 エビ固め)×布田龍 永野海斗
小股式チョークスラム
<第3試合 20分1本勝負>
〇吉田隆司 問題龍 パンチ富永 ヨースケ♡サンタマリア(9分35秒 ギブアップ)ウルティモ・ドラゴン ドン・フジイ 堀口元気 ×このまま市川
※パワーボムの体制に入った所恐怖のあまり
<第4試合 30分1本勝負>
〇ストロングマシーン・J ジェイソン・リー(8分29秒 ダイヤモンドフレーム)Eita ×ホーホー・ルン
<第5試合 NATURAL VIBES vs Z-Brats シングル4番勝負>
◎第1戦 5分1本勝負
【Z-BRATS】〇ディアマンテ(3分23秒 エビ固め)【NATURAL VIBES】×JACKY“FUNKY”KAMEI
※ヴェルタフィナーレ
◎第2戦 10分1本勝負
【NATURAL VIBES】△BIGBOSS清水(10分時間切れ引き分け)【Z-BRATS】△B×Bハルク
◎第3戦 15分1本勝負
【NATURAL VIBES】〇Kzy(7分43秒 エビ固め)【Z-BRATS】×H・Y・O
※韻波句徒
◎第4試合 20分1本勝負
【NATURAL VIBES】〇U-T(13分38秒 パシオン)【Z-BRATS】×KAI
<第6試合 60分1本勝負>
〇YAMATO ドラゴン・キッド 近藤修司(16分31秒 片エビ固め)吉岡勇紀 ×ドラゴン・ダイヤ 菊田円
※ギャラリア
まずセミファイナル前にプロレスリングNOAHのGHCヘビー級王者の清宮海斗が登場、挨拶の後で11日後楽園で行われるNOAH&DRAGON GATEの合同興行の追加カードが発表された。
ドリーム王者の吉岡が登場すると、清宮と視線を合わせたところで、対戦相手となる箕浦が現われ、清宮を突いてから襲い掛かるも、清宮はドラゴンスクリューからシャイニングウィザードで返り討ちにするも、箕浦は間一髪ガードして退散、吉岡と握手を交わした。



清宮は10・30に有明アリーナにて藤田和之相手に防衛戦を行うが、防衛となればGHC&ドリーム王者の豪華タッグが実現となる。
11・6エディオンアリーナ大阪大会のビックマッチまであとちょうど1ケ月を迎えたDRAGON GATE、今回の後楽園大会ではドリーム選手権前哨戦が組まれ、王者の吉岡がダイヤ&菊田と組み、挑戦者のYAMATOはキッド&近藤と組んで6人タッグ対戦となった。
先発はキッドvsダイヤの師弟対決から始まるも、吉岡vsYAMATOになると、グラウンドの攻防で吉岡がリードを奪い、吉岡がガブったところでYAMATOは無理せずロープエスケープする。
試合は中盤にYAMATO組がダイヤを捕らえて試合をリード、長時間捕まったダイヤは近藤にシザースから吉岡に代わり、YAMATOにドロップキックを放つと、近藤には串刺しエルボーからバックドロップで投げる。
吉岡はバックを奪うも近藤はKUBINAGEで逃れたが、菊田がカットに入ってYAMATO、キッドに尻爆弾、吉岡&ダイヤのDCourageがキッドにトレイン攻撃から合体フェースバスターで攻勢をかけるも、吉岡は串刺し狙いは避けられたところでYAMATOはgo to HospitalⅡからキッドが盛り上がれ雪崩式フランケンシュタイナーを決める。
YAMATOはダイヤにミサイルキック、近藤がランセルセ、串刺しキングコングラリアットの援護でYAMATOがギャラリアを決め、菊田がカットに入るが近藤が排除するも、吉岡は近藤を排除し、YAMATOとエルボーのラリーになると、YAMATOはローリングエルボーに対し吉岡はバトルフックで応戦するが、ダークネスバスター狙いはYAMATOは垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
YAMATOは吉岡にギャラリアを狙い、吉岡はエプロンに逃れてもYAMATOはgo to HospitalⅠから、キッドは619からムーンサルトアタックで排除、最後はYAMATOがダイヤの張り手を受け流してラリアットからギャラリアで3カウントを奪い前哨戦を制した。

試合後にYAMATOがマイクを持つと、「自分を越えると言い切った」吉岡に嘘偽りがないことを問うと「トップは辛い、しんどい、何もかも捨てたくなる、オマエにその覚悟があるのか、DRAGON GATEを背負って立つ覚悟があるのか!」吉岡の意志を確認する。
マイクを持った吉岡は「このままYAMATOがトップだとDRAGON GATEは変わらない、新しい時代を築くのは自分だ、大阪ではオマエを楽にしてやる!」と返答し、YAMATOは「楽になるのは自分自身が決めることだ、オマエに決められてたまるか」と言い返して、吉岡らは退場する。
そして一人残ったYAMATOは「エースは辛くてしんどいんですよ、それを背負っていく人間は次々と去っていくんですよ、しんどいけど、YAMATOだから、DRAGON GATEはオレだから、DRAGON GATEの正義のために戦う、11・6、ドリーム王座を奪取して正義を示す!」と涙声で客席に語りかけ、最後はファンに「このオレの手で観客席を埋める」と約束して締めくくった。
「エースは辛くてしんどいんですよ」それはYAMATOだけでなくプロレス各団体のトップが経験してきたことであり、DRAGON GATEは背負ってきた選手は去る選手もいれば、一歩下がる選手もいた。YAMATOの涙はトップである重圧、辛さと戦ってきた証なのかもしれない、その全てを吉岡に背負う資格があるのか、11・6大阪はYAMATOにとってこれまでDRAGON GATEを背負ってきた集大成的な試合になり、また吉岡にとっても大きな試練になるかもしれない。


セミファイナルではNATURAL VIBES vs Z-Brats シングル4番勝負が行われ、試合順や組み合わせは抽選で決定することになり、試合時間も第1戦が5分、第2戦が10分、第3戦が15分、第4戦が20分となった。組み合わせは第1戦がKAMEIvsディアマンテ、第2戦が清水vsハルク、第3戦がKzy vsH・Y・O、第4戦がU-TvsKAIに決定となった。
KAMEIがディアマンテに奇襲で第1戦が開始となり、KAMEIはティヘラから串刺しエルボーも、ディアマンテはアトミックホイップからコーナーへのハンマースルーで反撃、ターンバックルを外して殴打してからショルダースルー、リフトアップからみちのくドライバーⅡとKAMEIを圧倒、KAMEIはトルベジーノ十字固めを狙うが、持ち上げたディアマンテが旋回式ツームストーンパイルドライバー、シットダウン式ラストライド、ヴェルタフィナーレで3カウントを奪い、圧勝でZ-BRATSが先制する。

第2戦の清水vsハルクは、清水がハルクの背後めがけてショルダータックルで先制するも、場外戦になるとハルクがサミングで反撃してから、清水を南側の柵に叩きつけるとテーピングで顔面を絞めあげ、リングに戻ると清水の串刺しを避けてニールキック、バスソーキック!コーナーに逆さ吊りにして顔面へ踵落としと試合の流れを変える。
ハルクは首相撲からのニーリフトを連打、後頭部へ踵落とし、コブラクラッチ、清水はロープエスケープしても、ハルクは縦蹴りから顔面蹴り、スピンキックと攻め込んでいくが、串刺しは清水がワンタックルで迎撃して、串刺しラリアットでハルクを場外へ吹き飛ばす。
場外戦でも清水がハルクにボディーアタックを浴びせるが、リングに戻るとハルクは縦蹴りから踵落としを浴びせても、突進は清水が無双で叩きつけてボディープレスで圧殺、しかしトップコーナーへ昇ると、ハルクがニールキックから踵落としでウコギを止めてからEVO、ジャンピングハイキック、清水は回転エビ固めも、キックアウトしたハルクは前後からファーストフラッシュを炸裂させる。
そしてハルクは清水をブレーンバスターで投げたが、ロープ際だったため清水と一緒に場外転落、互いにリングに戻ろうとしたところで、10分時間切れ引き分けとなり、1勝1分でZ-BRATSがリードしたままとなる。

第3戦のKzy vsH・Y・Oは、Kzyがいきなりエルボースマッシュを浴びせ、H・Y・Oが場外へ逃げると、追いかけたKzyは鉄柱にハンマースルーを狙うが、H・Y・Oが切り返して逆に叩きつけると、鉄柱めがけてシーソーホイップでKzyを叩きつける。
リングに戻るとH・Y・Oがサミングからネックロック、逃れたKzyのスワンダイブもH・Y・Oが突き飛ばして阻止して場外へ落とすと、ディアマンテが強襲してKzyを痛めつける。リングに戻るとH・Y・Oがセントーンを命中させて、足蹴で挑発する。
Kzyは殴りつけるエルボーで反撃するとエルボースマッシュを浴びせるが、ローリングエルボーは避けたH・Y・Oがハックドロップで投げると、スタナーからパンサークラッチ、オルファと畳みかけ、コーナーからのダイブを狙うと、Kzyがエルボースマッシュで迎撃してショットガン、ポップアップエルボースマッシュと浴びせる。
H・Y・Oが猫魂で丸め込むが、キックアウトしたKzyはダブルアームDDTからエルボースマッシュ、韻波句徒で3カウントを奪い、NATURAL VIBESは1勝1敗1分のタイに持ち込む

第4戦であるU-TvsKAIの大将戦は、意外にもグラウンドの攻防から始まりKAIがリードも、KAIは握手を求めると、U-Tは払ってキックからティヘラは、KAIがパワーボム狙うと、U-Tは強引にフランケンシュタイナーで場外へで出してからトペスイシーダを命中させ、場外戦でもKAIのラリアットは鉄柱誤爆させる。
リングに戻るとKAIは場外へ逃れて試合をリセットさせようとするが、戻ったところでエルボー、低空ドロップキック、パントキック、腕固めで右腕攻めでリードを奪いにかかり、コブラツイストで捕らえたところで、KAIが腰投げでエプロンへ出すとラリアットを放ち。場外戦でZ-BRATSがイス盛りを作ってからKAIがイス盛りへパイルドライバーで突き刺し、U-Tに大ダメージを与える。
U-Tは場外でダウンしたまま動けず、KAIは寝そべって挑発する。U-Tは必死でリングに戻るが、KAIはロープへハンマースルーはU-Tが崩れ、KAIは胴絞めスリーパーで絞めあげDDT、メテオインパクトを狙うが、U-TがKAIが抱えたままで腕十字で捕らえ、ロープ越しでコードブレイカーから腕十字、三角絞めへ移行するが、KAIはバスターで叩きつける。
KAIは串刺しラリアット、トラースキック、延髄斬り、ラリアットと畳みかけると、勝利を確信してメテオインパクトを狙うと、U-Tは脇固めで切り返しを狙ったところで、KAIが八木レフェリーと交錯させてKOし、ここからZ-BRATSがU-Tに総攻撃も、これに怒ったNATURAL VIBESもKAIに総攻撃をかけ、セコンドのZ-BRATSも排除する。
U-Tの串刺しをKAIが迎撃して突進するが、U-Tがパシオンで3カウントを奪い、NATURAL VIBESが逆転でシングル4番勝負を制した。

試合後にU-Tが「自分らの信念はZ-BRATSで潰せなかった」とNATURAL VIBESの勝利をアピールするが、これに怒ったH・Y・Oは「NATURAL VIBESは最下位のユニットで無駄に人数が多い」と詰るだけでなく、他のユニットも詰りまくり、NATURAL VIBESをチキチキクラスことGOLDCLASS以下と詰ったところで、「チキチキ」と声が聞こえだすと、土井成樹が卒業したことで新生となったGOLDCLASSが登場する。

GOLDCLASS入りしてラッパーにキャラ変したBen-Kはラップで両ユニットを挑発するが、ラップを得意とするKzyに「チキチキ」とラップで言い返されてしまい、Ben-Kはラップで返答することができないどころか、ハルクからも「オマエには口に黄金のバラではなく、バナナの方がお似合いだ」と言われ、Ben-Kが咥えていた黄金のバラを奪って口に咥えて、元祖イケメンレスラーぶりをアピールされてしまう。そんなカオスな状況に斎藤了GMが登場して3ユニットに対し、11・9後楽園大会でユニット対抗3WAY6人タッグで対戦するように命じた。



第2試合の飯橋&ジュニアの二世コンビvs布田&永野の若手対決は、二世コンビにライバル意識を持つ布田組が偉進に逆水平とミドルキックのサンドバックタイム、ジュニアに延髄斬りから連係をと攻め込むが、二世コンビもダブルエルボーと連係で反撃する。
飯橋が布田にフルネルソンフェースバスターから、ジュニアがツイスター狙うが、逃れた布田は延髄斬りも、ジュニアは旋風脚で応戦、最後は偉進が小股すくい式ノド輪落としで3カウントを奪い勝利、試合後はなかなか打ち解けることが出来なった二世コンビは、偉進が視線を合わさずともジュニアとグータッチし、先に引き挙げていった。


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