9月25日 新日本プロレス「バーニング・スピリット」兵庫・神戸ワールド記念ホール 3150人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 30分1本勝負>
〇鷹木信悟 高橋ヒロム BUSHI(8分43秒 グラウンドコブラツイストホールド)×エル・ファンタズモ KENTA ヒクレオ
<第2試合 30分1本勝負>
▲矢野通(3分45秒 両者リングアウト)▲ドグ・ギャローズ
<第3試合 30分1本勝負>
ジェフ・コブ 〇グレート・O・カーン(7分57秒 体固め)バットラック・ファレ ×チェーズ・オーエンズ
※IMPERIAL DROP
<第4試合 30分1本勝負>
ザック・セイバーJr. 〇タイチ(9分32秒 タイチ式外道クラッチ)内藤哲也 ×SANADA
<第5試合 30分1本勝負>
〇JONAH シェイン・ヘイスト バッド・デュード・ティト(12分9秒 体固め)オカダ・カズチカ 真壁刀義 ×本間朋晃
※トービート
<第6試合 30分1本勝負>
ジェイ・ホワイト 〇石森太二(10分39秒 BoneLock)タマ・トンガ ×邪道
<第7試合 IWGP ジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第70代王者組】TJP 〇フランシスコ・アキラ(12分43秒 エビ固め)【挑戦者組】×田口隆祐 マスター・ワト
※ザ・リーディングタワー
☆TJP&アキラが初防衛に成功
<第8試合 NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【第37代王者】〇カール・アンダーソン(13分37秒 片エビ固め)【挑戦者】×棚橋弘至
※ガンスタン
☆アンダーソンが初防衛に成功
<第9試合 IWGP USヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第16代王者】〇ウィル・オスプレイ(28分22秒 片エビ固め)【挑戦者】×デビット・フィンレー
※ストームブレイカー
☆オスプレイが2度目の防衛に成功
「バーニング・スピリット」最終戦の神戸ワールド記念ホール大会、メインではIWGP USヘビー級選手権が行われ、王者のオスプレイにフィンレーが挑戦。フィンレーは8・2浜松大会で行われた「G1 CLIMAX32」公式戦でオスプレイを降しており、この実績を盾に挑戦を表明し、今シリーズで選手権が組まれた。
開始からオスプレイがビックブーツからエルボーのラリーを仕掛けると、フィンレーが連打、読み合いからフィンレーがドロップキックからラリアット場外へ出し、プランチャを命中させて先手必勝に出る。
場外戦でフィンレーがオスプレイを鉄柵に叩きつけるとサミング、鉄柵へハンマースルーからシレリイを持ち出すも、オスプレイが阻止、フィンレーは鉄柵へハンマースルーも、飛び越えたオスプレイがテーブルを投げてフィンレーに直撃させる。
オスプレイは場外でテーブルを二つ並べてセットしてフィンレーにパワーボム狙いは、フィンレーが鉄柵に押し込んで阻止、リングに戻るとオスプレイがトップロープへポップアップスタンガンからビックブーツを浴びせ、ボディーブローを連発から腹部へストンピング、ニードロップと腹部攻めでスタミナを奪って流れを変える。
オスプレイは逆水平でなぎ倒すとハンマーロックのままでブリッジ、ブラツイストのままで脇腹にエルボーと徹底的にフィンレーのスタミナを奪うが、フィンレーは腰投げで逃れ、オスプレイがパワーボム狙いをフィンレーはリバースするとエルボーアタックの連打からフライングフォアアーム、ダイビングアッパーカット、高速ブレーンバスターと反撃する。
フィンレーのロックボトムを狙うが、オスプレイは逃れ、フィンレーはニーリフトの連打からハンマースルーするが、オスプレイがハンドスプリングオーバーヘッドキックで返すと、ソバット、コーナーにハンマースルーを連発、ワンハンドバックブリーカーと畳みかける
オスプレイは川田キックからパワーボムを狙うが、リバースしたフィンレーがヨーロピアンアッパーカット、スパイラルバックドロップ、エルボーの連打から雪崩式を狙うが、オスプレイが頭突きで落とすも、フィンレーが食い下がってコーナーへ上がり、二人は鉄柱越しでエプロンへ降りると、オスプレイがコーナー越えでフィンレーにエプロンめがけてサンセットフリップボム、場外のフィンレーにコークスクリューアタックを命中させる。
オスプレイは場外のテーブルにフィンレーを叩きつけるが、フィンレーはオスプレイの手をシレリイで殴打すると、オスプレイは指を痛め、フィンレーがオスプレイの指を徹底的に痛めつけ、リングに戻ってもフィンレーがオスプレイの手を踏みまくり脇固めのままで指を折り曲げる、指折りの上で噛みつくが、オスプレイはマウスから延髄斬りで反撃し、セコンドのジェフ・コブとギデオン・グレイがオスプレイの指の具合を見て、テーピングで応急処置を施す。
オスプレイはフィンレーにピッピーチェリオを狙ったが、キャッチしたフィンレーがアイリッシュ・カースバックブリーカー、ACID DROPは逃れたオスプレイが延髄斬りを浴びせ、エプロンの攻防でオスプレイは川田キックからオスカッター狙うが、フィンレーがハーフネルソンスープレックスで投げ、フィンレーがテーブルめがけてACID DROPで叩きつけ、テーブルが貫通しないと見るや、フィンレーはテーブル貫通パワーボムでオスプレイにダメ押しする。
オスプレイが場外でダウンすると、場外カウントが進み、カウント19でオスプレイがやっと戻ったところで、ところでフィンレーはスピアーからACID DROPを決めると、トラッシュパンダを狙うが、オスプレイが崩れ、フィンレーが川田キックからエルボー、エルボースマッシュと浴びせ、オスプレイがエルボーも、フィンレーがアッパーカットを連打からトラッシュパンダを狙うと、オスプレイが首固め、逆さ押さえ込み、怨霊クラッチと丸め込みを連発、ハイキックからオスカッターはフィンレーがPrima Noctaで迎撃すると、フィンレーの突進はオスプレイがスパニッシュフライを決め、ヒドゥンブレイドは切り返したフィンレーがトラッシュパンダもカバーは足がロープにかかっていたためカウントが入らない。
フィンレーが再びトラッシュパンダを狙うが、逃れたオスプレイがヒドゥンブレイドを炸裂させるも、両者ダウン、両者は四つん這いで頭突きのラリーからエルボーのラリー、ラリアットは相打ちになると、オスプレイがサイレントウィスパーからはヒドゥンブレイドはフィンレーが避けるも、オスプレイのライガーボム狙いは、フィンレーがウラカンラナで切り返す。
オスプレイがオスカッターを狙うが、フィンレーがPrima Noctaで迎撃して、ACID DROPは逃れたオスプレイがスーパーオスカッターを決め、ペティグリーからヒドゥンブレイド、ストームブレイカーで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後のフィンレーにヤングライオンが肩を貸して退場させようとするも、フィンレーは拒否して自分の足で退場、館内もフィンレーの健闘に惜しみない拍手を送る。
そしてオスプレイがUNITED EMPIREのメンバーと締めくくろうとしたら、内藤が現われてUS王座に挑戦を迫ると、ザックが待ったをかけて内藤の挑戦を唱える。そこでザックが10・1ロンドンで挑戦者決定戦を提案し内藤が承諾、これにはオスプレイが異議を唱えようとしたが、二人は無視して一方的に決めてしまう。
内藤とザックが去ると、ご機嫌斜めになったオスプレイが締めをO・カーンに任せ、O・カーンの演説から「これがUNITED EMPIREの力だ!」と締めくくった。
内容的には一進一退の五分も、フィンレーがトラッシュパンダを決めたが焦ってポジションを把握していなかったのか、カバーはロープエスケープとなるも、それでもフィンレーは最後まで勝負を諦めずに粘りまくり、敗れはしたものの、自分の足で退場するなどオスプレイに対する意地を見せたことで、フィンレーも新日本プロレスで育ったレスラーであることを見せつけ、また敗れても評価は下がらず、トップレスラーに昇り詰めることが出来た。
勝ったオスプレイには内藤とザックが挑戦者決定戦をやって勝った選手が挑戦ということになったが、オスプレイは満身創痍も王者であるうちは安息はないかもしれない。
セミファイナルではNEVER無差別級選手権、王者のアンダーソンに棚橋が挑戦、アンダーソンと棚橋がヘッドロックの奪い合いになり、アンダーソンがキックもキャッチした棚橋が肘を落とすと、アンダーソンの串刺しを迎撃して旋回式クロスボディーからエアギターを奏で、アンダーソンがハンマースルーも、棚橋は場外のギャローズにスライディングキックを放つ。
しかしエプロンに出た棚橋にアンダーソンがロープ越しでスタンガン式ガンスタンを敢行すると、場外に落ちた棚橋にギャローズがエプロンめがけてチョークスラムで叩きつけ、大ダメージの棚橋がリングに戻ってもアンダーソンがボディースラムからゴメンナサイセントーンを命中させる。
アンダーソンがスリーパーで捕らえると、逃れた棚橋はエルボーのラリーを仕掛け、アンダーソンがエルボースマッシュからキックはキャッチした棚橋がドラゴンスクリューを決め、フライングフォアアーム、エルボーの連打、ボディースラム、セカンドコーナーからのサマーソルトドロップと畳みかける。
そこでギャローズが乱入しようとしたが、棚橋はロープ越しでドラゴンスクリューで撃退し、アンダーソンへスリングブレイドを狙うが、アンダーソンがスパイバスターで叩きつけると、旋回式ガンスタンからガンスタンタイムになり、本家ガンスタンを狙うも、棚橋が阻止してグラウンドドラゴンスクリュー、リバースグラウンドドラゴンスクリューと足攻めに出て、テキサスクローバーホールドで追い詰めにかかる。
ところが海野レフェリーがギャローズに気を取られると、矢野が駆けつけるがギャローズが返り討ちにする。アンダーソンは棚橋にガンスタンを狙うが、逃れた棚橋がスリングブレイド、ハイフライアタックからハイフライフローを狙ったところで、エプロンのギャローズに気を取られる。矢野がギャローズを排除して、棚橋はハイフライフローを発射したが、アンダーソンが剣山で迎撃して首固めで丸め込む。
棚橋が串刺しを狙うが、避けたアンダーソンがジャンピングビックブーツからガンスタンは棚橋が逃れ、ギャローズが棚橋の足を取ってからのガンスタンも、棚橋が切り返してツイストアンドシャウト狙うが、切り返したアンダーソンがガンスタンで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後にはGoodブラザーズが棚橋&矢野を痛めつけ、ジェイも駆けつけて一緒に袋叩きにすると、これに怒ったタマが駆けつけてGoodブラザーズを撃退する。そこでヒクレオが現われて、ジェイは兄であるタマに襲い掛かるように命じるが、ヒクレオがジェイの首根っこを捕まえたところでタマがガンスタンでジェイをKOする。
試合後はタマとヒクレオがハグで兄弟が和解すると、タマがIWGP世界ヘビー、ヒクレオがNEVERベルトを持って、アンダーソンに挑戦を表明した。
タマがタンガ・ロアと一緒にBULLET CLUBから追放されたが、弟であるヒクレオはコロナの影響で来日出来なかったということでヒクレオはBULLET CLUBに留まり、兄らと敵対していたものの、ここで和解とはジェイが一番驚いているのかもしれない、またタマにしても負傷のタンガがいつ復帰できるかわからないことから、ヒクレオとの和解はいいタイミングで、新しいチームを考えているのかもしれない。
第7試合のIWGPジュニアタッグ選手権、王者のTJP&アキラに、前王者である田口&ワトの6or9が挑戦、ワトのヘッドシザースを倒立でTJOが逃れると、背後からアキラが強襲して王者組が連係でワトを蹂躙も、逃れたワトは二人まとめてドロップキックを放つ。
田口が入ると6or9が連係でTJPを捕らえ、代わった田口が腿パットから尻を押し付け、顔面ウォッシュ式ヒップを狙うが、アキラが阻止すると、カットに入った入ったワトも場外へ追いやって王者組が三角飛びドロップキック&ムーンサルトアタックの同時攻撃を敢行する。
王者組は田口を捕らえて試合の流れを変え、TJPは顔面ウォッシュを狙ったが、ワトに気を取られたところで田口がヒップアップを放ち、代わったワトがミドルキックの連打、低空ドロップキックからスワンダイブアッパーカット、通天閣ジャーマン狙いは阻止されるが、アキラのトラースキックがTJPに誤爆させると、ワトがその場飛びネックブリーカーを決める。
6or9がアキラに連係を狙うが、TJPがカットして合体技狙いはワトがアキラにコンプリートショットで阻止し、TJPを排除したワトはアキラに通天閣ジャーマンスープレックスホールドを決める。
ワトは雪崩式レシエントメンテを狙うが、TJPが阻止するとTJPがワトを肩車してアキラが超高層雪崩式フランケンシュタイナーを敢行、ザ・リーディングタワーを狙うがワトが阻止すると田口に代わり、田口はアキラに雪崩式狙いは、アキラが落として阻止も、ワトはTJPを踏み台にしてアキラに雪崩式ブレーンバスターで投げると、田口がケツイエからオーマイ&ガーアンクル、ワトはトルニージョでTJPを排除している間に、田口がどどんズスロウンを決めるも、カバーはTJPが間一髪カットする。
6or9はアキラにNo.9を狙うが、TJPが戻ると、ワトに垂直落下式コンプリートショットで突き刺し、王者組は田口にダイビングフットスタンプ&ファイナルカットからザ・リーディングタワーで3カウントを奪い王座を防衛した。
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