IGFがアントニオ猪木を奪還…現在もなお続く猪木の奪い合い…


OSGコーポレーションCEOでプロレス団体「IGF」では監査役を務めていた湯川剛氏がOSG通信で更新している日記「人生はプラス思考で歩きましょう!」

『2022年7月27日。この日は2017年に発生したアントニオ猪木氏とIGFとの係争にピリオドが打たれた日です。すなわち「和解」した日です。

実質的には昨年春より、猪木氏個人とIGF関係者との間では和解をされていましたが、その間、猪木氏周辺の人達のそれぞれの思惑の中でまだ埋められない大きな溝がありました。それを埋めるのに無駄な1年以上を費やした訳です。
病床の身にあるアントニオ猪木氏をIGFが準備した部屋に引っ越しをしたのが8月2日です。これをもって名実共にアントニオ猪木氏とIGFは完全に和解したわけです。』

アントニオ猪木とIGFが和解したことを報告した。

事の発端は2017年5月25日、カール・ゴッチ没後10周年とモハメド・アリ没後1周年を題したコーラルZの新イベント「ISM」を7月24日(月)東京・後楽園ホールで開催すると発表した席で、猪木自身が「(ISMはIGFとは別のもの?)あんまり今コメントをしたくないんですが、会社の整理という形で今考えていて。多分(IGFとは)違った形でスタートしていくのではと」突如IGFと決別を宣言、またIGFの新ブランドである「NEW」を旗揚した際に、猪木がTwitterで

事実上の絶縁を突きつけていた。

この頃の猪木は「コーラルZ」を設立して猪木自身の権利関係を移しており、IGFを距離を取って、新しい側近を抱え込んでいた。

ところが新しい側近たちがIGFの乗っ取りを企て、湯川氏を含めたIGFスタッフの不正を追及、株主総会の場でサイモン・ケリー氏を含めた全役員の解雇を求めたものの、相手側の「僅かなミス」が引き起こした事で、結局役員全員解雇は否決、今度は新しい側近側にも不正があったのではとIGF側が告訴したことで泥仕合に発展、最終的に法的に和解となっていたが、新しい側近中心とした猪木側とIGF側は決別し、IGFも団体としては存続したものの活動は休止してしまった。

そして昨年11月に週刊誌によって湯川氏によってコーラルZの株式が差し押さえられたことが報道され、猪木の権利関係も借金の担保として湯川氏に差し押さえられていたことが明らかになっていたことから、湯川氏の和解はそれを指しているものと見ていいだろう。

これはあくまで自分の憶測だが、コーラルZにいた猪木の側近たちは湯川氏によって排除され、現在は湯川氏の域が掛かった新しい側近達が猪木を取り囲んでいると見ていいと思う。

猪木は病床の身であるが、そんな猪木を周囲の人間たちがまだ奪い合うことがまだ続いている。

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