7月31日 DRAGON GATE「KOBEプロレスフェスティバル 2022」兵庫・神戸ワールド記念ホール 2515人
(試合内容は実況ツイートより)








<第1試合 30分1本勝負>
KAI B×Bハルク シュン・スカイウォーカー 〇ディアマンテ(8分53秒 エビ固め)JACKY ”FUNKY”KAMEI ジェイソン・リー ホーホー・ルン ×三代目超神龍
※シエロフィナーレ
<第2試合 30分1本勝負>
堀口元気 神田ヤスシ 〇斎藤了(6分21秒 裏足四の字固め)×このまま市川 しゃちほこマシーン 松山勘十郎
<第3試合 30分1本勝負>
グルグン・マスク 問題龍 〇U-T 飯橋偉進(7分45秒 フレゴ)新井健一郎 Kagetora ×パンチ富永 布田龍
<第4試合 30分1本勝負>
ドン・フジイ 〇ドラゴン・ダイヤ(6分20秒 エビ固め)吉田隆司 ×菊田円
※ファイヤーバードスプラッシュ
<第5試合 30分1本勝負>
近藤修司 〇大鷲透(7分51秒 エビ固め)土井成樹 ×ミノリータ
※ノド輪落とし
<第6試合 オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 60分1本勝負>
【第45代王者】〇H・Y・O(14分41秒 ブラックパンサークラッチ)【挑戦者】×SB KENTo
☆H・Y・Oが初防衛に成功
<第7試合 60分1本勝負>
〇ウルティモ・ドラゴン 〇エル・イホ・デル・サント ザ・グレート・サスケ(9分49秒 同時勝利)×NOSAWA論外 ×Eita スペル・クレイジー
※ウルティモはラ・マヒストラルでEitaをフォール、サントはカバージョでNOSAWAからギブアップ
<第8試合 オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合 3WAYマッチ 60分>
【第82代王者組】望月マサアキ 〇望月ススム 望月ジュニア(15分47秒 ワールドライナー)【挑戦者組】YAMATO ×ドラゴン・キッド Ben-K
☆M3Kが初防衛に成功
①【挑戦者組】YAMATO ドラゴン・キッド 〇Ben-K(12分55秒 片エビ固め)【挑戦者組】Kzy ×BIGBOSS清水 ストロングマシーン・J
※スピアー
<第9試合 オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 60分1本勝負>
【第35代王者】〇吉岡勇紀(24分40秒 片エビ固め)【挑戦者】×箕浦康太
※フロッグスプラッシュ
☆吉岡が初防衛に成功
神戸ワールド2連戦2日のメインもドリーム選手権が組まれ、前夜の大会でKAIから王座を奪取したばかりの新王者・吉岡に箕浦が挑戦、二人は6月2日の後楽園ホールで行われた「KING OF GATE2022」優勝決定戦で対戦し、吉岡がフロッグスプラッシュで3カウントを奪い優勝、7・7後楽園では王者だったKAIが1回戦で敗れた近藤修司を優先して選手権を行ったが、箕浦が乱入して選手権をぶち壊し、次期挑戦者に名乗りを上げ、これに吉岡と近藤が納得せず、7・24神戸サンボーで挑戦者を決める3WAY戦を吉岡、箕浦、近藤の間で行い、箕浦が近藤と吉岡を連破、箕浦は2日目の挑戦を選び、初日で吉岡がKAIを破り新王者となって、箕浦を迎え撃つことになった。
開始から腕の取り合いになり、足を取った吉岡はトーホールド、逃れた箕浦は足をクロスしてキャメルクラッチからヘッドロック、首投げに対し、吉岡はヘッドシザースで切り返す。
ロックアップから吉岡が押し込んでブレークとなり、ロックアップからまた吉岡が押し込むと、箕浦が体を入れ替えてブレーク、吉岡がヘッドロックからぶつかり合いになると、読み合いから吉岡が低空ドロップキック、しかし串刺し狙いを狙うと、背後からミノリータがしがみついたため、箕浦が串刺しエルボーからランニングエルボーを放つ。
箕浦は首投げからドラゴンスリーパーで捕らえると、吉岡はロープエスケープ、エルボーのラリーから箕浦が連打も、吉岡はバックエルボー、ネックロックと首攻めで反撃する。
吉岡はボディースラムで箕浦は場外へ逃れると、箕浦は吉岡を場外へ引きずり出してからミノリータが強襲をかけ、箕浦は鉄柱攻撃を狙うと、吉岡が逆に叩きつけるが、、箕浦は場外でビクトリーロイヤルを敢行する。
リングに戻ると大ダメージを負った吉岡にストラングルホールドγで捕らえて、吉岡はロープエスケープも、箕浦はフィッシャーマンズスープレックスホールド、吉岡の尻に串刺しドロップキックからドロップキック、吉岡のドロップキックを自爆させるも、箕浦は突進すると、キャッチした吉岡はデスバレーボム、2度めは箕浦は阻止するが、吉岡はリーブロックからドロップキック、読み合いから箕浦がコーナーへ押し込み、串刺しも迎撃してカークラッシュショルダータックルを浴びせる。
箕浦はクロスフェースで捕らえるが、吉岡はロープエスケープも、箕浦は読み合いからバックドロップ、ダブルアームスープレックスホールドと畳みかけるが、エルボーのラリーになるち、読み合いから吉岡がバトルフック、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
吉岡はフロッグスプラッシュを狙うが、箕浦は剣山で迎撃してからクロスフェースも、吉岡は押さえ込んで逃れ、箕浦はエルボーの連打もいなした吉岡はジャーマンに対し、箕浦はジャーマンからビクトリーロイヤル、吉岡はノド輪でポップアップしてからパワーボムで叩きつける。
エルボーのラリーでは吉岡が崩れるも、吉岡は頭突きからコードブレイカー、フェースバスター、インフェルノと畳みかけ、ダークネスバスターは箕浦が逃れてマッケンロー、3連続ジャーマンからR-301を決める。
箕浦はガンクを決めたが崩れ気味で決まってしまい、吉岡はカウント2でキックアウト、箕浦は再度ガンクを狙ったが吉岡は切り返してシュバインを決めると、スワンダイブバトルフック、ダークネスバスターと畳みかけ、フロッグスプラッシュを狙いにコーナーへ向かうも、箕浦は足を掴んで阻止してエルボーは威力がない。
吉岡が殴りつけるエルボーで箕浦を倒すとダークネスバスターからフロッグスプラッシュで3カウントを奪い防衛を果たした。
試合後の吉岡は「もう終わりか、これから何回もやると思うよ、いつでもかかってこい、オレは負けないから」と箕浦に声をかけるも、箕浦は何も言わず退場、吉岡はセコンドに着いてくれたダイヤを頼もしいパートナーと称えつつ、「自分こそ正真正銘の王者、誰の挑戦を受ける」とアピール、最後は来場したファンに感謝して締めくくった。
箕浦はクロスフェースで捕らえたがエングラナヘは移行できず、終盤でもガンクも崩れるなど終盤で焦ってしまい、そこを吉岡に突かれてしまった。それを考えると吉岡には余力は十分に残っていたのかもしれない。
4年前の神戸ワールド記念ホールでの二人は第0試合に出場したが、僅か4年で二人は神戸ワールドのメインを勝ち取った。神戸ワールド記念ホール直前で石田凱士が退団してしまったが、DRAGON GATEの流れの速さについていけない選手が出てきてもおかしくはない。来年も神戸ワールド記念ホールでビックマッチが開催されるだろうが、DRAGON GATEの光景はどう変わっているのだろうか…
セミファイナルでは前夜にPERROS DEL MAL DE JAPONを破ってトライアングル王座を奪取したM3KにHIGHENDとNATURAL VIBESが挑戦、HIGHENDは必勝を期してBen-Kを起用した。
開始から乱戦も、NATURAL VIBESはジュニアを捕らえ、特に同じ二世同士ながらもジュニアに不快感を示していたマシーンJがジュニアを徹底的に痛めつける。
HIGHENDとNATURAL VIBESの攻防になると、NATURAL VIBESはキッドを捕らえ、マシーンJが魔神風車固めを極めるが、Ben-Kが間一髪カット、清水がキッドに砲丸投げスラムを狙い、キッドがバイブルで切り返そうとしたところで、Ben-Kがスピアーを炸裂させて清水から3カウントを奪い、NATURAL VIBESが脱落する。
勢いに乗るBen-Kが望月親子をまとめてスピアーから、YAMATOがスリーパーでジュニアを追い詰めるも、ギャラリアを狙うと、ジュニアが切り返したところでマサアキが真最強ハイキック、YAMATOはgo to Hospital1で応戦も、ススムがYAMATOとBen-Kにジャンボの勝ち!そこでキッドがススムにウルトラウラカンラナで強襲する。
そこでBen-Kがススムにスピアーを狙うと、キッドに誤爆してしまい、これを逃さなかったM3Kはキッドにマサアキがツイスター、ジュニアがツイスター式フィッシャーマンズバスター、ススムがワールドライナーと畳みかけて3カウントを奪い、M3Kが防衛に成功した。
第7試合のウルティモ&サント&サスケvsEita&NOSAWA&クレイジーのPERROS DEL MAL DE JAPONは、PERROS DEL MAL DE JAPONはサントのマスクを破く暴挙を働くが、レジェント軍はPERROS DEL MAL DE JAPONを鉢合わせにして反撃、場外戦でもサントがNOSAWAを客席に叩きつける。
サントはサスケとEitaにダブルフライングクロスチョップの編隊飛行を披露すれば、ウルティモとサントも編隊飛行で続き、サスケとサントによるエストレージャを完成されると、真ん中でウルティモがEitaにウラカンラナで丸め込む。
サスケは場外のクレイジーにアトミコを命中させると、ウルティモはEitaにラ・マヒストラルで3カウント、同時にサントはサント家伝統のカバージョでNOSAWAからギブアップを奪い勝利、試合後もサントはマスクを破かれたことに怒り、「PERROS DEL MAL DE JAPONはクソ野郎だ!」と挑発すれば、ウルティモもNOSAWAに対しサントと時間無制限1本勝負を要求すると、PERROS DEL MAL DE JAPONは付き合ってられないとばかりに退散していった。
第6試合ではオープン・ザ・ブレイブゲート選手権、前夜の大会でダイヤを破り王者となったばかりのH・Y・Oに、ドラゴンランブルで挑戦権を獲得したSBKが挑戦とヒール同士の選手権が実現した。
開始からSBKが寝てカバーを要求するが、H・Y・Oは無視してセントーンを狙うが自爆したところでSBKは丸め込み、SBシューター狙いはH・Y・Oがロープエスケープ、場外へ出て呼吸を整える。SBKはロープを開いてリングに招き入れ、H・Y・Oがロープを跨いだところで急所攻撃からエプロンでDDTを敢行、H・Y・Oの首に大ダメージを与える。
リングに戻ったところでSBKがストンピング、ロープ越しでキャメルクラッチ、ボディープレス、SBKストンピングからスライディングキックと先手を奪い、H・Y・Oは張り手やエルボーも、SBKは受け流してエルボーからSBLを決める。
SBKは対角線へ振るが、H・Y・Oが切り返すとセカンドコーナーに飛び乗ってミサイルキック、串刺しバックエルボーから剥き出しコーナーに直撃させると、セカンドコーナーからセントーンを投下、張り手のラリーから逆水平の応酬になり、エルボーは相打ちも、SBKはドロップキックから串刺しラリアット、H・Y・Oはスタナーからサムソンクラッチで丸め込むが、読み合いからSBKはゼロ戦キックからジャーマンも、H・Y・Oはバックドロップ、SBKはジャーマンからジャーマンスープレックスホールドを決める。
H・Y・Oは急所蹴りから首固め、エルボーのラリーになると、H・Y・Oが連打からスタナーは阻止したSBKはスパインバスターも、H・Y・Oはドロップキックで応戦、バックドロップ狙いはSBKが着地して足を取りSBシューターで捕らえるが、H・Y・Oは必死でロープエスケープする。
読み合いからH・Y・Oが猫魂で丸め込むが、SBKはSBLで応戦、しかしSBシューターはH・Y・Oが首固めで丸め込むとパンサークラッチで3カウントを奪い防衛、試合後もSBKが潔く敗戦を認めてノーサイドとなった。
試合後のバックステージではSBKがアメリカに拠点を移すことを明かし、しばらくの間日本を離れることを発表した。H・Y・OとSBKはバシミリ兄弟として活躍してきたが、今回の試合は二人にとって集大成的な試合だったのかもしれない。
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