7月24日 新日本プロレス「G1 CLIMAX32」東京・大田区総合体育館 2519人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
後藤洋央紀 〇矢野通 YOSHI-HASHI(7分41秒 横入り式エビ固め)EVIL SHO ×ディック東郷
<第2試合 20分1本勝負>
KENTA 〇チェーズ・オーエンズ(8分52秒 体固め)トム・ローラー ×ロイス・アイザックス
※パッケージドライバー
<第3試合 20分1本勝負>
〇ジョナ バット・デュート・ティト(8分35秒 体固め)鷹木信悟 ×BUSHI
※ブラックフォレストボム
<第4試合 20分1本勝負>
ウィル・オスプレイ グレート・O・カーン 〇アーロン・ヘナーレ(6分22秒 アルティマ)ランス・アーチャー ザック・セイバーJr. ×TAKAみちのく
<第5試合 20分1本勝負>
オカダ・カズチカ 〇タマ・トンガ デビット・フィンレー(8分42秒 片エビ固め)ジェイ・ホワイト ジュース・ロビンソン ×外道
※ガンスタン
<第6試合 「G1 CLIMAX 32」Dブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝1敗=2点】〇エル・ファンタズモ(15分39秒 片エビ固め)【1勝1敗=2点】×高橋裕二郎
※サンダーキス86
<第7試合 「G1 CLIMAX 32」Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝1敗=2点】〇SANADA(16分1秒 オコーナーブリッジ)【1勝1敗=2点】×タイチ
<第8試合 「G1 CLIMAX 32」Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝1敗=2点】〇ジェフ・コブ(7分13秒 片エビ固め)【1勝1敗=2点】×バットラック・ファレ
※ツアー・オブ・ジ・アイランド
<第9試合 「G1 CLIMAX 32」Cブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝1敗=2点】〇棚橋弘至(22分22秒 首固め)【2敗=0点】×内藤哲也
大田区総合体育館2連戦の2日目のメインはCブロック公式戦、黒星スタート同士の棚橋と内藤が対戦、二人は「NEW JAPAN CUP 2022」3回戦が行われた3月15日の岡山大会で対戦しており、この時は棚橋のハイフライフローを自爆させた内藤がジャックナイフ式エビ固めで3カウントを奪い勝利を収めている。
ロックアップからバックの奪い合いなり、棚橋がリストロックも、内藤はレッグシザース、棚橋は腕を取りアームロック、足を取った内藤は倒すも、棚橋がヘッドロック、内藤が切り返してヘッドシザースで捕らえ、互いに距離を取る。
ロックアップから棚橋が押し込んで体を入れ替え合い、棚橋がコーナーに押し込むも、内藤は髪を掴むむと、怒った棚橋はエルボーの連打、内藤の串刺しも迎撃して旋回式クロスボディーからトランキーロポーズで牽制すると、今度は内藤が怒ってサミングから場外へ出すが、棚橋は逆上がりも内藤はドロップキックで場外へ落とす。
場外戦で内藤は鉄柵へハンマースルーを連発、変形ネックブリーカーからジャベで首攻めでリードを奪いにかかり、リングに戻っても棚橋をジャベで捕らえ、棚橋はロープエスケープ、棚橋は太陽ブローも内藤はエルボースタンプからネックブリーカー、セカンドコーナーからのネックブリーカーと徹底的に棚橋の首を攻める。
内藤は棚橋の顔面を踏みにじって足蹴を乱打し挑発すると、受けきった棚橋がビンタを浴びせ、串刺しを迎撃する内藤の足を取ってドラゴンスクリュー、エルボーの連打、そしてセカンドコーナーからサマーソルトドロップではなく、右膝へストンピングを落とすと、グラウンドドラゴンスクリューと右膝攻めで流れを変える。
棚橋はスリングブレイドを狙うが、内藤がマンハッタンドロップ迎撃し、コーナーミサイルを命中させてからエスペランサ、読み合いからグロリア、そしてプルマブランカで捕らえ、長時間捕まった棚橋は必死でロープエスケープする。
内藤は棚橋に首へ引き込みエルボーを連打を浴びせてから頭を叩いて挑発、また首への引き込みエルボーの連打から雪崩式フランケンシュタイナーを決めると、棚橋がエビ固めで丸め込み、ジャーマンから突進は内藤がスパインバスターで叩きつけ、デスティーノ狙いは棚橋が切り返してドラゴンスクリューを決める。
エルボーのラリーから棚橋が太陽ブローを浴びせるが、内藤がまた引き込みエルボーの連打から延髄斬り、読み合いから組み合うと、棚橋がツイストアンドシャウトを連発し、ショートレンジスリングブレイドからスリングブレイドを連発すると、ハイフライアタックからハイフライフローを狙ったが自爆したところで、内藤がジャックナイフ式エビ固めで丸め込む。
両者ダウンから棚橋がビンタを浴びせれば、内藤がビンタを連打で返し、ジャンピングエルボーアタックからバレンティア、そしてデスティーノを狙ったが、棚橋の丸め込みの達人が発動して電光石火の首固めで3カウントを奪い大逆転勝利を収め、試合後も棚橋は超満員になった観客に向けて来場してくれたことに感謝すると、「G1 CLIMAX、ちょっくら優勝してきます」とアピールして、最後は「愛してま~す!」で締めくくった。
「NEW JAPAN CUP」での内藤戦でも完敗を喫し、G1開幕戦でもヘナーレに完敗を喫するなど、もう棚橋の時代ではないのではと言われてきた。確かに時代の流れは棚橋を押し切ろうとするかもしれない、だが棚橋にはまだあらがえる力はまだ残っている。棚橋にとって今年のG1はどこまで時代にあながえるのかが一番のテーマかもしれない。一方敗れた内藤は公式戦2連敗、今回は1ブロック7選手がエントリーした分、取りこぼしが許されないことから、内藤は早くも崖っぷちに立たされたようだ。
セミファイナルでは黒星スタートのコブと白星スタートのファレが対戦し、ファレがキチンシンクに対し、コブはエルボーの連打も、ファレはボディーブローからファレハンマーを浴びせると、串刺しを避けたコブはラリアットで場外へファレを落とす。
しかしコブはエプロンに出ると、ファレは足刈りラリアットから、エプロンに座り込んだコブにラリアットを放ち、リングに戻るコブをファレが踏みつけ、コブはボディーブローに対し、ファレもボディーブローで返し、迫るファレにコブがエルボーの連打もファレがファレハンマーを乱打し、倒れるコブの背中に乗ってサーフィンをする。
コブはボディーブローも、ファレがボディーブローで打ち返し、コブはラリアットを連発して、ガードしたファレにドロップキックを命中させさせたが、サモアンドロップは逃れたファレが腰へのエルボーからエルボードロップを投下してからランニングボディープレスで圧殺する。
ファレはグラネードを狙うが、逃れたコブがカウンターエルボーも、ハンマースルーを切り返したファレがコブの背中に串刺しボディーアタックを浴びせてからバットラックフォールを狙うと、逃れたコブがトラースキックからブレーンバスターで投げると、ツアーオブジアイランドで3カウントを奪い、公式戦初勝利を収める。
第7試合ではCブロック公式戦、黒星スタートのSANADAと白星スタートのタイチが対戦し、開始から互いに大胸筋を揺らし、ロックアップからタイチが押し込んでブレークとなると、SANADAが大胸筋を股揺らす、タイチがキックからぶつかり合いになると、ロープワークはタイチが付き合わず場外へ出て、SANADAがプランチャはタイチが避けてリングに戻り、大胸筋を揺らす。
リングに戻ったSANADAをタイチが場外へ落とすが、コーナーに昇ったSANADAは大胸筋を揺らすと、怒ったタイチはノド輪でコーナーへ押し込み踏みつけ、首投げからサッカーボールキック、足蹴で挑発、SANADAはエルボーの連打もタイチはキチンシンクから拷問コブラツイストで捕らえ、SANADAはロープエスケープする。
タイチは串刺しラリアットに対して、SANADAはバックエルボーで返し、ムーンサルトフェイントからドロップキック、ランニングエルボーから低空ドロップキック、アトミックドロップからタイチを場外へ出してプランチャを命中させる。
リングに戻るとSANADAは串刺し狙いを狙うが、避けたタイチが串刺しジャンピングハイキック、SANADAは突進もタイチはソバットで迎撃し、読み合いからスピンキック、SANADAはドロップキックもタイチはアックスボンバーで応戦する。
タイチはパンタロンを脱いで天翔十字鳳を狙うが、SANADAがソバットで迎撃してSkull Endを狙い、タイチはノド輪で逃れるとコーナーに押し込むが、串刺しを迎撃したSANADAはミサイルキックを狙うと、タイチがノド輪落としで叩きつける。
SANADAはローリングエルボー狙うが、タイチがジャンピングハイキックで迎撃すると、SANADAはランニングローリングエルボーからタイガースープレックスホールドも、キックアウトタイチはデンジャラスバックドロップで応戦して両者ダウンとなる。
SANADAはセカンドコーナーへ昇り、タイチは雪崩式ノド輪落としを狙ったが、SANADAが一回転からオコーナークラッチで丸め込み、TKOからSkull Endで捕らえ、ラウディングボディープレスを投下すると、タイチが剣山で迎撃してからタイチ式外道クラッチ狙いは、切り返したSANADAがオコーナーブリッジも、タイチがSANADAの左目にサミングからタイチ式外道クラッチで丸め込み、SANADAはカウント2でキックアウトしたところで、タイチはカウンターエルボーを浴びせて両者ダウンとなる。
タイチはタイチ式ラストライドを狙うと、堪えたSANADAにステップキック、左目へパントキック、ブラックメフィストはSANADAが逃れ、タイチは上手投げからカチ上げエルボーを狙うが、避けたSANADAがオコーナーブリッジで3カウントを奪い公式戦初勝利を収める。
第6試合ではDブロック公式戦、黒星スタートのファンタズモと白星スタートの裕二郎が対戦し、裕二郎はファンタズモにPETERさんを差し出して、BULLET CLUB同士のよしみとして勝ちを譲れと要求し、ファンタズモが考えるとPETERさんはファンタズモの頬にキスから開始、ファンタズモが寝たところで、裕二郎がカバーもファンタズモが丸め込みを連発して取引に失敗する。
ファンタズモが裕二郎にエルボーから逆水平を浴びせ、裕二郎の背中を引っ掻いてコーナーに逆さ吊りにすると顔面へスライディングキック、コーナードロップキック、場外戦でラ・ケブラータ、リングに戻ってアトミコを命中させる。
ファンタズモがCRⅡを狙うが、裕二郎が手を噛んで阻止し、ファンタズモがトラースキックからパントキック、延髄斬りからサンダーキス84を狙うも、は裕二郎が阻止し、場外戦でピンプジュースで突き刺す。
大ダメージを負ったファンタズモはリングに戻ると、裕二郎はマウントナックルを連打、ビックブーツからスリーパーで捕らえ。逃れたファンタズモの背中を引っ掻くも、ラリアットは避けたファンタズモがドロップキック、ハンマーからマンハッタンドロップ、フォアアームドロップを命中させる。
ファンタズモはサドンデスを狙うが、キャッチした裕二郎がリバースDDT、読み合いからトップロープヘフラップジャック、フィッシャーマンズバスターと畳みかければ、コーナーへのハンマースルーは逃れたファンタズモが旋回式クロスボディーからライオンサルト、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺す。
ファンタズモがシットダウンパワーボム、スピニングネックブリーカーからカバーするが、カバーした際に裕二郎が急所打ちを浴びせると、うずくまるファンタズモに裕二郎が串刺しビックブーツからインカレスラム、マイアミシャイン、ピンプジュースと畳みかける。
裕二郎がビックジュースを狙うが、ファンタズモが崩れ、裕二郎は再度ビックジュースを狙うと、逃れたファンタズモがサドンデスを炸裂させたがダメージでカバー出来ない、だがファンタズモは再度サドンデスを狙うと、エプロンに上がったSHOに気を取られ、ファンタズモが排除して、裕二郎がSHOかっら手渡されたレンチで一撃を狙うも、ファンタズモに奪われてしまう。
ところがファンタズモはレンチを裕二郎に投げ返すと、レフェリーに取り上げられたところで、ファンタズモが裕二郎に急所打ちからサドンデス、場外のSHOにはトペスイシーダを命中させてから、裕二郎にサンダーキス84で3カウントを奪い勝利を収め、試合後もファンタズモがPETERさんを口説くと、PETERさんはファンタズモと一緒に帰ってしまい、ダブルショックを受けた裕二郎は落胆して退場していった。