7月23日 新日本プロレス「G1 CLIMAX32」東京・大田区総合体育館 1919人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
KENTA ジュース・ロビンソン 〇エル・ファンタズモ(8分1秒 体固め)後藤洋央紀 デビット・フィンレー ×大岩陵平
※サドンデス
<第2試合 20分1本勝負>
〇トム・ローラー ロイス・アイザックス(9分20秒 セント・アンドリュース・クロス)ジョナ ×バット・デュート・ティト
<第3試合 20分1本勝負>
バットラック・ファレ チェーズ・オーエンズ 〇高橋裕二郎(6分10秒 体固め)ランス・アーチャー タイチ ×TAKAみちのく
※ピンプジュース
<第4試合 20分1本勝負>
ウィル・オスプレイ ジェフ・コブ 〇グレート・O・カーン(7分47秒 大空スバル式羊殺し)EVIL SHO ×ディック東郷
<第5試合 20分1本勝負>
内藤哲也 〇SANADA BUSHI(9分29秒 Skull End)棚橋弘至 タマ・トンガ ×邪道
<第6試合 「G1 CLIMAX 32」Cブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝=4点】〇ザック・セイバーJr.(14分15秒 Sunday rail engineering works replacement bus)【1勝1敗=2点】×アーロン・ヘナーレ
<第7試合 「G1 CLIMAX 32」Dブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝1敗=2点】〇鷹木信悟(17分28秒 グラウンドコブラツイスト)【1敗=0点】×YOSHI-HASHI
<第8試合 「G1 CLIMAX 32」Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝=4点】〇オカダ・カズチカ(10分10秒 マネークリップ)【1勝1敗=2点】×矢野通
<第9試合 「G1 CLIMAX 32」Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝=4点】〇ジェイ・ホワイト(22分2秒 片エビ固め)【2敗=0点】×石井智宏
※ブレードランナー
「G1 CLIMAX 32」大田区大会2連戦の初日のメインではBブロック公式戦が行われ、白星発進したジェイが、黒星発進の石井と対戦。開始前に石井がセコンドの外道に退場を要求すると、ジェイは鉄柵外にイスを二脚セットして外道を座らせて足を延ばして待機させる。開始から石井がロックアップでコーナーに押し込み、ジェイが押し込んでも石井が突き飛ばす。
ジェイはバックエルボーも石井はショルダータックルで応戦し、ジェイは場外へ逃れても石井はリングに戻してショルダータックル、ジェイは場外へ逃れて挑発し、石井が追いかけるとジェイがイスを持ち出して、海野レフェリーが取り上げたところで、鉄柵外の外道が石井の頭部にイスを投げる。
ジェイは鉄柵へハンマースルーを連発すると、リングに戻ってジェイはカバーも海野レフェリーはカウントを取らず、ジェイはコーナーへ垂直落下DDT、ダブル中指から逆片エビ固めで捕らえるが、石井がロープエスケープしても、ジェイはエプロンの幕を使って窒息攻撃からカバーするが、海野レフェリーが幕を元に戻していたため応じない。
ジェイはチンロック、両足を取って倒し下腹部へストンピング、逆水平の連打、キチンシンクと攻め立てるが、突進は石井がパワースラムで叩きつけると天龍コンポを乱打、抵抗するジェイにバックドロップで投げる。
石井はパワーボムを狙うが、ジェイが堪えるとバックの奪い合いからジェイがDDTで突き刺し、串刺しエルボースマッシュからサミング。串刺しショルダーを連発から場外へ出すとエプロンめがけて前落とし、リングに戻ってブレードバスターを決める。
ジェイはキチンシンクから石井の喉元を踏みつけると、石井を起こしたところで、石井がショートレンジでスピアーを浴びせるが、ジェイもスピアーで返してコンプリートショット、ジャーマンから裏投げ、脇腹へエルボーから掟破りの天龍コンポ、脇腹へエルボーから雪崩式ブレーンバスターで落とすも、起き上がった石井はぶちかましで応戦する。
石井は雪崩式ブレーンバスター、読み合いから延髄斬り、スライディングラリアットと猛反撃し、垂直落下式ブレーンバスター狙いは、外道がエプロンへ上がって石井が気を取られると、ジェイは急所打ちを狙うが、避けた石井がジャーマンで投げる。
外道を排除した石井は垂直落下ブレーンバスターを狙うも、ジェイが垂直落下式ブレーンバスターで投げ返してからラリアット、石井は四つん這いで頭突きもジェイはエルボーの連打に対し、石井が殴りつけるエルボーからパワーボムはジェイが逃れてエルボーも、読み合いから石井が頭突きを浴びせ、龍魂パワーボムを決める。
気合いを入れた石井はリキラリアットを狙うが、場外の外道が足を取って阻止し、読み合いからジェイはSSSを連発も、ブレードランナーは石井が逃れて読み合いに持ち込むと、石井が掟破りのSSSからリキラリアットを炸裂させ、垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、ジェイはブレードランナーで切り返して3カウントを奪い公式戦2連勝を飾った。
Bブロックはジェイが大本命視されていることから、誰がジェイが止めるかが最大のポイントで、その最有力候補が2年前のG1でジェイに勝ったことがあった石井だっただけに、石井も突破されたことで、ますますジェイは大本命となってBブロックを突破しそうな予感すら出てきている。
セミファイナルではAブロック公式戦として共に1勝スタートとなったオカダと矢野が対戦も、矢野はイスと酒が入った一升瓶片手にするなど、GBHモードで登場し、矢野がオカダに襲い掛かってタオルで首を絞めて開始となると、オカダはエルボーの連打から場外戦を仕掛け、矢野が鉄柵へハンマースルー、イスで殴打して背中をフルスイングし、鉄柵へハンマースルーで叩きつけるが、オカダも鉄柵へハンマースルーでやり返すも、イスをセットして矢野を座らせると突進すると、矢野がレッグシザースでイスへ直撃させる。
リングに戻ると矢野は崇コーナーではなく剥き出しコーナーを作り、オカダを叩きつけるとテーピングでチョーク攻撃、ストンピングを連打を浴びせるが、オカダは逆に矢野を剝き出しコーナーに直撃させるとネックブリーカー、エルボーアタック、串刺しバックエルボーからDDTと猛反撃する。
オカダはリバースネックブリーカーを狙うが、阻止した矢野はマンハッタンドロップから剥き出しコーナーへシーソーホイップで叩きつけ、鬼殺しはオカダが逃れると突進する矢野にリバースネックブリーカーを決める。
オカダはダイビングエルボードロップからレインメーカーポーズを取ってレインメーカーを狙うが、矢野が避けて鬼殺しを決め、そしてイスを持ち出すとイスの上へ鬼殺しを狙うが、逃れたオカダはイスの上へDDT、マネークリップからローリングラリアット、レインメーカーは矢野が酒霧で迎撃し、日大バックタックルを放ち、剝き出しコーナーへ叩きつけようとするも、オカダが逆に叩きつけてからエビ固めは矢野が切り返して丸め込みを連発する。
矢野は急所打ちを狙うが、阻止したオカダはドロップキック、レインメーカーは矢野が避けるもオカダはバックブリーカーからマネークリップで捕らえて矢野がギブアップとなり公式戦2連勝、試合後にオカダがイスを一升瓶片手に矢野に迫ると、矢野はGBHモードから元に戻って「ゴメンナサイ」と連呼、オカダは許してノーサイドとなった。
第7試合のDブロック公式戦、黒星スタートの鷹木と初戦のYOSHI-HASHIが対戦、YOSHI-HASHIがヘッドロックからぶつかり合いになって、エルボーのラリーから鷹木が連打も、YOSHI-HASHIは逆水平を浴びせ、突進する鷹木を場外へ出して逆トペ、逆水平から鉄柱攻撃も、エプロンでロープ越しの逆水平狙いは、鷹木がキャッチしてショルダアームブリーカーを決める。
場外戦で鷹木はYOSHI-HASHIの右腕をエプロンに叩きつけ、エルボースタンプの連打と右腕攻めでリード、リングに戻ってセントーンから、うつ伏せのYOSHI-HASHIを踏みつけて蹴りつけ、ブレーンバスターからハンマーロックと攻め立て、YOSHI-HASHIはロープエスケープする。
鷹木はリストロックからコブラツイストで捕らえると、腰投げでYOSHI-HASHIが逃れても鷹木は右腕へエルボースタンプから突進するが、YOSHI-HASHIが低空ドロップキックで迎撃し、逆水平を連打、ソバットからヘッドハンター、串刺しラリアットからネックブリーカーと猛反撃するが、KUMAGOROSHI狙いは鷹木が逃れるとバックエルボーからナックル、龍魂ラリアット、ネックスクリューで流れを戻す。
鷹木はダブルチョップを放つが、YOSHI-HASHIがダブルチョップで返し、鷹木の龍魂ラリアットからバックドロップで投げ、YOSHI-HASHIはしゃちほこラリアットに対し、鷹木はパンピングボンバー、YOSHI-HASHIはダブルニーアタックも、鷹木はスライディングパンピングボンバーで応戦する。
鷹木はトップコーナーから雪崩式ブレーンバスター、串刺しパンピングボンバー、読み合いからMADE IN JAPANを決め、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙うが、逃れたYOSHI-HASHIはバッククラッカー、逆水平は鷹木がキャッチしてハツラツエルボーからスライディングT、パンピングボンバーと浴びせる。
勝利を確信した鷹木はラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙うが、YOSHI-HASHIがDDTで切り返し、まさかの切り返しを受けた鷹木の後頭部へ後頭部へランニングニー、カルマを狙いは切り返したところでリストを掴んだまま逆水平も鷹木がナックルの連打、YOSHI-HASHIは頭突きを放っても、鷹木は頭突きで応戦する。
鷹木はパンピングボンバーを狙うが、切り返したYOSHI-HASHIはカルマが決まるもカバー出来ず、矢っとカバーもカウント2でキックアウトされる。それでも勢いの止まらないYOSHI-HASHIは左右エルボー、逆水平から左のしゃちほこラリアット、トラースキック、カナディアンデストロイ、KUMAGOROSHIと畳みかけ、しゃちほこラリアットからカルマを狙ったところで、鷹木がグラウンドコブラで丸め込み3カウントを奪い、公式戦初勝利、YOSHI-HASHIも鷹木をあと一歩まで追いつめていたが、まさかの変化球で逆転負けを喫した。
第6試合のCブロック公式戦、白星発進同士のザックvsヘナーレは、差し合いでヘナーレが足を払うが、ストンピングを避けたザックは足を取ると、逃れたヘナーレはショルダータックル、ハンマーからぶっこ抜きブレーンバスターで投げる。
エプロンの逃れたザックはロープ越しでアームバーからレッグロックで反撃し、ヘナーレがロープエスケープしても、ザックはエルボースマッシュから前蹴り、しかし串刺し狙いは迎撃したヘナーレは旋回式レッグラリアットを浴びせ、ボディーブローの連打からナックルでザックが崩れる。
ヘナーレは踏みつけたところで、ザックはアキレス腱固めで捕らえ、ロープエスケープしたヘナーレはハンマー、クロスレッグ式キャメルクラッチ、サーフボードで捕らえてからカーブストンプ、ザックはエルボースマッシュを連打もヘナーレは殴りつけるエルボー、首相撲からニーリフトを浴びせる。
ザックは首投げからネックツイスト、ネックロックと首攻めで反撃し、ヘナーレは持ち上げるも着地したザックはコブラツイストはヘナーレが腰投げで逃れ、ザックはエルボーの連打に対し、ヘナーレはボディーブローから頭突きも、フロントキックはザックがキャッチしてヒールホールド捕らえる。
ヘナーレはロープエスケープして場外へ逃れたが、追いかけたザックはローキックも、ヘナーレはキチンシンクから鉄柵へハンマースルー、ザックはフロントネックロックで捕らえても、ヘナーレはブレーンバスターで投げる。
リングに戻るとヘナーレがタイナーからサッカーボールキック、バーサーカーボムからランペイジ狙いは、逃れたザックはフロントキックからビンタのラッシュもヘナーレが縦肘を浴びせ、旋風脚はキャッチしたザックが膝裏へフットスタンプを落としPKを連打を浴びせても、受けきったヘナーレがランペイジで叩きつける。
ヘナーレはダイビングセントーンからアルティマはザックが切り返してジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込むも、ヘナーレがアルティマで捕らえ、ザックが逃れて腕へオーバーヘッドキックもヘナーレがボディーブローを浴びせる。
ヘナーレはStreets of Rageを狙うが、切り返したザックが逆片エビ固めで捕らえると、ヘナーレがたまらずギブアップとなり、ザックが公式戦2連勝も、ダメージで中島佑斗にオンブされて退場するなど、まるで敗者の姿だった。