清宮海斗が足四の字固めでギブアップを奪うも、武藤が見せた敗者の美学


7月16日 NOAH「DESTINATION 2022」日本武道館 3215人
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合20分1本勝負>
〇近藤修司 タダスケ 大原はじめ Hi69(11分17秒 片エビ固め)×原田大輔 小峠篤司 YO-HEY エクストリーム・タイガー
※キングコングラリアット

<第2試合 30分1本勝負>
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. レネ・デュプリ サイモン・ゴッチ スタリオン・ロジャース 〇アンソニー・グリーン(13分29秒 片エビ固め)桜庭和志 望月成晃 谷口周平 稲葉大樹 ×岡田欣也
※ウォーキン・トーキン・フライング

<第3試合 30分1本勝負>
〇Eita 鈴木鼓太郎(5分38秒 Numro Uno)×小川良成 進祐哉

<第4試合 30分1本勝負>
〇ニンジャ・マック(14分24秒 片エビ固め)×ダンデ・レオン
※ニンジャボム

<第5試合 ハードコアマッチ 30分1本勝負>
田中将斗 〇ロブ・ヴァン・ダム(10分46秒 片エビ固め)×NOSAWA論外 スペル・クレイジー
※ファイブスターフロッグスプラッシュ

<第7試合 30分1本勝負>
潮崎豪 杉浦貴 〇藤田和之(12分59秒 エビ固め)船木誠勝 中嶋勝彦 ×征矢学
※ビーストボム

<第8試合 PRO-WRESTLING LOVE FOREVER. 1~THE FINAL COUNTDOWN~ 60分1本勝負>
〇清宮海斗(26分28秒 足四の字固め)×武藤敬司

NOAH日本武道館から来年の春に向けて引退ロードを始める武藤は第8試合で清宮と対戦、武藤はスペースローンウルフ時代の入場テーマである「FINAL COUNT DOWN」と「Hold Out」の合体テーマ曲で登場した。

開始となり、武藤はバックを奪うと、清宮は腕を取るが足を取った武藤はレッグロック、スリーパー、抜けた清宮はハンマーロックから武藤の左腕へストンピング、アームロック、武藤がアームホイップも清宮は離さない。
エルボーで逃れた武藤はヘッドロック、ショルダータックルから突進は、清宮がドロップキックからブラッシングエルボーを命中させる。

武藤のドラゴンスクリューを狙うが、清宮は堪えてアームロックから武藤の、左腕へニードロップを連発、ロープへ振った武藤にジャンピングネックブリーカー、武藤のドラゴンスクリューもまた堪えてアームシザースで捕らえ、武藤はアームホイップで逃れて低空ドロップキック、しかしドラゴンスクリューはまた清宮が堪えてダブルアームロックで捕らえ、武藤は強引に逃れる。

清宮はDDTからシャイニングウィザードを狙うが、武藤がキャッチしてドラゴンスクリュー狙いも、清宮はまた堪えたが、武藤がアキレス腱固めで捕らえ、清宮はロープエスケープも、武藤は低空ドロップキックから逆回転ドラゴンスクリューを決める。

武藤はドラゴンスクリューを狙い、清宮はまた堪えたが逆回転ドラゴンスクリューが効いたか足を押さえてしまい、これを逃さなかった武藤はドラゴンスクリューから足四の字固めで捕らえ、清宮はリバースしながらロープエスケープする。

武藤はドラゴンスクリューを狙うが、清宮はドロップキックで阻止し、エルボーの連打からロープへ走るが崩れてしまうと、武藤がそれを逃さず低空ドロップキック、しかし串刺し狙いは清宮はブーメランフォアアームで迎撃して、ミサイルキックからジャーマンスープレックスホールド、ジャンピングニー都攻め込み、突進は武藤が花道へショルダースルーを出したは、清宮は花道ダッシュでロープ越しに武藤の膝裏へバックタックルから足四の字固めで捕らえ、武藤はロープエスケープする。

清宮はジャーマンスープレックスホールドからタイガースープレックスホールドを決めるが、武藤はカウント2.5でキックアウトし、清宮はダイビングニーは避けた武藤はドロップキックから串刺しシャイニングウィザード、そして雪崩式フランケンシュタイナーを敢行したが、膝に負担をかけてしまったのか武藤も動けなくなってしまう。

武藤はドラゴンスクリューも、逃れた清宮はエルボーの連打を浴びせてジャンピングニーを狙うが、キャッチした武藤がドラゴンスクリューからシャイニングウィザードを炸裂するも、カバーできない。

武藤は後頭部へシャイニングウィザードを炸裂させるが、うずくまって畳みかけることが出来ず、やっとシャイニングウィザードを炸裂させるも、清宮はカウント2.5でキックアウトする。
それでも武藤はプロレスLOVEからシャイニングウィザードを狙うが、清宮はガードすると、低空ドロップキックを乱打、トップコーナーから低空ミサイルキックを命中させ、シャイニングウィザードから足四の字固めで捕らえる。

そして清宮はドラゴンスクリューから足四の字固めで捕らえると、武藤がギブアップして清宮が勝利を収め、念願だった武藤越えを達成した。

試合後に勝利で喜ぶ清宮は去り行く武藤に抱き着き、感謝を述べた。いくら武藤が引退を表明してから気持ちが前向きになっても、時間が経過すると膝や股関節が言うことをきかない、雪崩式フランケンシュタイナーを仕掛けたあたりで完全に武藤の動きが鈍り、終盤でも猛ラッシュをかけるような畳みかけが出来なかった。武藤のドラゴンスクリューからの足四の字固めは1995年10月9日の東京ドームでの高田延彦戦でフィニッシュに使われてから武藤が公言するように自分のフィニッシュパターンとして定着したが、それが清宮に使われ自身がギブアップするとは因果が巡る思いだったと思う。「武藤敬司の役割は懐の深さを証明することだな、武藤敬司は膝が悪いのに頑張って悲壮感は漂っている」武藤敬司は悲壮感を見せるものなら、清宮に負けたことで見せた背中もまた武藤敬司の見せた芸術であり、敗者の美学だった。

第7試合の潮崎&杉浦&藤田vs船木&中嶋&征矢の6人タッグ戦は、中嶋のトラースキックに対し潮崎が豪腕ラリアットで応戦すれば、中嶋がビンタからバーティカルスパイクで応戦して、両者ダウン、杉浦vs船木に代わると、杉浦のエルボーを避けた船木はスリーパーも杉浦はバックドロップで応戦して、藤田に代わり、船木にショルダータックルからボディースラム、船木は掌底も藤田はエルボーで船木が崩れるが、藤田のラリアットを避けた船木は回転エビ固めで丸め込む。

ここで征矢に代わり、中嶋と船木がミドルキックのサンドバックタイムの援護から征矢がデスバレーボム、そして弾道を狙うが藤田が張り手で迎撃してバックドロップ、ラリアットからビーストボムで3カウントを奪う。

第6試合の田中&RVDvsNOSAWA&クレイジーのハードコアマッチは、田中がイスでNOSAWAを殴打してから、イスをセットしてNOSAWAを座らせると突進するが、NOSAWAがレッグシザースからイスごとドロップキックを命中させ、場外戦でNOSAWAがテーブルをセットすると、田中をテーブルに叩きつけるが田中がイスで殴打してから、NOSAWAをテーブルに寝かせてテーブル貫通スーパーフライを命中させれば、RVDも鉄柵へ前落としから宙吊りのNOSAWAにエプロンからニールキックを命中させる。

リングに戻るとクレイジーが田中にテーブル貫通パワーボムで反撃、NOSAWAがギターショットで続き、二人がかりで竹刀で殴打も、田中はラリアットの連発で反撃する。

RVDがNOSAWAの顔面へヴァン・ダミネーターを命中させると、本家ハリウッドスタープレスを命中させ、クレイジーがゴミ箱を投げてカットすると田中にムーンサルトプレスを命中させる。田中とNOSAWAがイスチャンバラも田中がフルスイングするが、受け切ったNOSAWAは急所打ちも、RVDがNOSAWAにヴァン・ダミネーターから5スタースプラッシュで3カウントを奪い勝利を収める。

第5試合では再来日したニンジャが好敵手であるレオンと対戦し、ニンジャのセカンドコーナーからのファイヤバードをレオンが剣山で迎撃すると。串刺しスピンキックから、串刺しドロップキック!前屈みニンジャにバルキリースプラッシュを命中させれば、ニンジャは串刺しエルボーからスピンキックからミサイルキック、場外のレオンにニンジャスペシャルを命中させる。

レオンは読み合いからセカンドコーナーのニンジャに三角飛びスパニッシュフライを決めると、ニンジャはトラースキックから旋風脚で反撃するが、コークスクリュープレスは自爆すると、レオンはシューティングスター式スタナーを敢行する。

レオンはマウントエルボーからカーブストンプ、トップコーナーからスワントーンボムを投下したが、ニンジャが剣山で迎撃するとニンジャボムで3カウントを奪い勝利を収める。

第3試合のEita&鼓太郎のPERROS DEL MAL DE JAPONvs小川&進は、進が鼓太郎のエルボーを受けて目尻から出血、代わった小川が奮闘するが、PERROS DEL MAL DE JAPONは小川を徹底的に狙い撃ちにして、最後は鼓太郎のブルーディスティニーからEitaがNumro Unoでギブアップを奪い勝利も、試合後もEitaはNumro Unoを離さず、小川を徹底的に痛めつけた。

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