5月26日 新日本プロレス「BEST OF THE SUPER Jr.29」後楽園ホール 1015人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 『BEST OF THE SUPER Jr. 29』Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝4敗=4点】〇マスター・ワト(8分16秒 片エビ固め)【1勝5敗=2点】×ティタン
※RPP
<第2試合 『BEST OF THE SUPER Jr. 29』Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝3敗=6点】〇TJP(8分39秒 ピノイストレッチ)【3勝3敗=6点】×DOUKI
<第6試合 『BEST OF THE SUPER Jr. 29』Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【4勝2敗=8点】〇エル・リンダマン(9分17秒 タイガースープレックスホールド)【3勝3敗=6点】ウィーラー・ユウタ
<第8試合 『BEST OF THE SUPER Jr. 29』Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝3敗=6点】〇BUSHI(11分11秒 片エビ固め)【4勝2敗=8点】×エル・デスペラード
<第10試合 『BEST OF THE SUPER Jr. 29』Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝3敗=6点】〇ロビー・イーグルス(24分43秒 ロンミラースペシャル)【4勝2敗=8点】×エル・ファンタズモ
後楽園3連戦の最終日のメインはBブロック公式戦が行われ、4勝1敗のファンタズモが2勝3敗のロビーと対戦した。
ファンタズモがニーリフトからヘッドロック、ショルダータックルからドロップダウンするロビーを踏んでウォークからステップを踏み、ポーズでロビーを挑発すれば、読み合いからロビーがウォークからポーズでファンタズモを牽制し、ヘッドロックから丸め込み合戦、ロビーがアームホイップからティヘラ、ニールキックでファンタズモを場外へ追いやるとトペコンヒーロを命中させる。
場外戦になるとファンタズモがロビーに張り手から乳首捻り、ロビーはソバットから鉄柱を使ったアサイDDTを狙うが、ファンタズモが鉄柱に槍投げで叩きつけ、イスめがけてDDTとロビーの頭部にダメージを与える。
リングに戻るとファンタズモは逆水平を連発から背中を引っ掻き、コーナーに逆さ吊りにして顔面へスライディングキック、コーナードロップキックを放ち、滞空式ブレーンバスターからロビーの背中を引っ掻き、エルボーを連発、ロビーの串刺しも避けてブーメランクロスボディーからライオンサルトはロビーが場外へ逃れるも、ファンタズモはトペスイシーダからトップロープ越えのノータッチトペスイシーダとロビーを逃さない。
ファンタズモはロープウォークケブラータを狙ったが、自爆したところでロビーが串刺しダブルニーアタックで南側の柵とサンドウィッチにして、大ダメージのファンタズモはリングに戻ると、ロビーはレッグスピン、足をクロスしてニークラッシャー、アキレス腱固めと左脚攻めで試合の流れを変える。
ロビーは対角線へ振るがファンタズモは倒れ、ロビーはロープ越しでハイキック、スワンダイブ低空ドロップキックからロンミラースペシャルはファンタズモがロープエスケープ、ロビーはハイキック、トラースキックに対し、ファンタズモは延髄斬りで応戦する。
ビンタのラリーになると、ファンタズモは肘のサポーターを取って生肘でエルボーを浴びせれば、ロビーも打ち返し、ビンタのラリーからナックルで殴り合い、ロビーは張り手から突進はファンタズモがラリアットを放ち、ロビーもラリアットで返すが、ファンタズモがラリアットで応戦する。
ファンタズモがCRⅡを狙うが、ロビーがリバースして丸め込み、逆さ押さえ込み、スクールボーイと丸め込みを繰り出して、ロンミラースペシャルを狙うが、逃れたファンタズモが丸め込むがタイツを掴んだためカウントは入らない。
ファンタズモがスピニングネックブリーカーも逃れたロビーが関節蹴りも、ファンタズモが掟破りのターボバックパックを敢行する。
ファンタズモは掟破りの450°スプラッシュを投下したが自爆すると、ロビーがリストクラッチ式バーニングハンマーから掟破りのサンダーキス64を命中させる。
ロビーがファンタズモを起こしたが、ファンタズモがサドンデスを炸裂させ、CRⅡを狙うが膝の痛みで上がらない。ファンタズモがステップキックからCRⅡを狙うが、ロビーがウラカンラナ、ハイキック、トラースキック、オーバーヘッドキック、アサイDDTと見せかけてタイガードライバーからロンミラースペシャルで捕らえ、ファンタズモが必死でロープエスケープする。
ロビーがトップコーナーもファンタズモが延髄斬りから雪崩式スピニングネックブリーカーを敢行し、CRⅡを決めて勝負あったかに見えたが、膝のダメージでカバーが遅れ、カウント2でキックアウトされる。
ファンタズモがVトリガーから片翼の天使を狙うが、ロビーがリバースフランケンで切り返すと、ファンタズモの両膝裏へ450°スプラッシュからロンミラースペシャルで捕らえ、ファンタズモがたまらずギブアップとなってロビーは3勝3敗、ファンタズモは4勝2敗となった。
試合後はロビーが激闘を繰り広げたファンタズモにエールを送れば、ファンタズモも中指を立てて退場、ロビーは「ワタシヲ、シンジテクレテ、アリガトウ」とファンに感謝の言葉を述べ大会を締めくくった。
ロビーの新日本プロレスのキャリアはBULLET CLUBから始まったが、ファンタズモがBULLET CLUB入りしたことでロビーがBULLET CLUBを追われるという因縁があったものの、この日の二人は後楽園のメインを意識したのか、因縁を吹き飛ばすような大激戦となり、ファンタズモもチャラけたものを封印してメインに相応しい試合を繰り広げた。ファンもファンタズモに拍手を送っていたが、それだけファンタズモが再評価された証だったのかもしれない、ロビーとファンタズモ、敵同士だが二人はファンに認められたことで新日本プロレスのレスラーに改めてなったのかもしれない。
第8試合では4勝1敗のデスペラードが2勝3敗のBUSHIと対戦、BUSHIが奇襲で開始となってティヘラで先手を奪ったかに見えたが、デスペラードはショルダータックルで応戦。場外戦で読み合いになると、BUSHIがロープ越しでハリケーンラナ、リングに戻るとBUSHIはサッカーボールキック、エルボーのラり―も競り勝ったBUSHIはロープ越しでオーバーヘッドキックも、ミサイルキック狙いはデスペラードが場外へ落とす。
場外戦でデスペラードはボディースラムからニークラッシャー、リングに戻ってからまた場外戦を仕掛け鉄柱攻撃、リングに戻るとデスペラードは左足へニードロップ、ストンピング、ボディースラム、レッグロックで左足攻めで試合の流れを変える。
BUSHIは延髄斬りも、避けたデスペラードはマフラーホールドで捕らえるが、BUSHIはロープエスケープ、デスペラードはギターラ・デ・アンヘル狙いは、BUSHIが逃れると串刺しを迎撃してハリケーンラナ、切り返しからDDT、低空ドロップキックからバッククラッカー、延髄斬りからライトニングスパイラルと猛反撃する。
BUSHIはMXを狙うが,避けたデスペラードは膝裏へスライディングD、外回転ドラゴンスクリューからヌメロドス狙いは、BUSHIが丸め込むも、デスペラードはスパインバスターからギターラ・デ・アンヘル、ピンチェロコはBUSHIが切り返してスピンキックを浴びせる。
BUSHIはカナディアンデストロイを狙うが、阻止したデスペラードがエルボーから突進は、BUSHIがドロップキックで迎撃、コードブレイカーからカナディアンデストロイ、MXで3カウントを奪い3勝3敗、デスペラードは4勝2敗となる。
第6試合では3勝2敗同士のリンダとユウタが対戦、リンダのドロップキックを自爆させると、串刺しも避けてボディースラム、読み合いなるとリンダが背後からドロップキックを放ち、リンダはストンピング、ユウタはエルボーの連打もリンダはバックエルボーからロープにセットしてドロップキック、場外のユウタにノータッチトペコンを命中させてから、リングに戻って連続カバーでスタミナを奪う。
読み合いからリンダはセカンドコーナーへ昇るが、ユウタはハイキックで場外へ落としてからトペスイシーダを命中させ、リングに戻るとロープ越しでアームブリーカーからダイビングクロスボディー、キャトルミューティレーションで捕らえて、リンダはロープエスケープする。
リンダはランニングエルボーもユウタも返してラリーに、リンダは突進もユウタはマンハッタンドロップ、アトミックドロップから突進はリンダがドロップキック!リンダは熊殺し狙いは切り返したユウタがPain Thrillerで投げる。
ユウタは首筋へのエルボーの連打からシートベルトクラッチを狙うが、リンダが逃れてジャーマンスープレックスホールドからタイガースープレックスホールドで3カウントを奪い4勝2敗とする。
第2試合では3勝2敗のDOUKIが2勝3敗のTJPと対戦、TJPがドロップキックで奇襲も避けたDOUKIは場外へ追いやってエルボーアタック、鉄柱攻撃からリングに戻したがTJPがイスを持ち出すと、DOUKIはドロップキックでTJPを場外へ出し、イスを踏み台にしようとするが、戻ったTJPがイスを踏み台にしてティヘラを決める。
TJPは突進も場外へ出したDOUKIがプランチャ、場外でTJPをイスに座らせてからリングに戻るとトペスイシーダ、リングに戻るとフットスタンプと繰り出すが、地獄突きから串刺し狙いは切り返し合いになると、DOUKIが延髄斬りに対し、突進を避けたTJPがブーメランフォアアームを命中させる。
TJPはファイナルカット狙いも切り返したDOUKIが土遁の術からスープレックス・デ・ラ・ルナを狙うが、切り返したTJPがピノイストレッチ狙いもDOUKIはイタリアンストレッチNo.32で切り返して、TJPはロープエスケープ、DOUKIは摩利支天も逃れたTJPがリバースファイナルカット、マノバスプラッシュはDOUKIがイタリアンストレッチで捕らえたが、TJPが切り返してピノイストレッチで捕らえると、DOUKIはたまらずギブアップとなって、TJPも3勝3敗とする。
第1試合では1勝4同士のワトとティタンが対戦、エルボーのラリーからティタンがドロップキック、場外のワトにフェイントも、リングに戻ったワトはプランチャを命中させ、リングに戻ってスワンダイブは避けたティタンが裏拳、ハイキック!突進をマトリクスで避けてジャンピングトラースキック、ブーメランフォアアームを狙うが、ワトはドロップキックで迎撃する。
ワトはジャーマン狙いも、コーナーへ押し込んだティタンは串刺しも、迎撃したワトはセカンドコーナーへ昇ったところで、ティタンがオーバーヘッドヘッドキック、旋回式ストマックバスター、串刺しジャンピングラリアット、ダイビングフットスタンプはワトが避けると通天閣ジャーマンスープレックスホールドを決める。
ワトはロープ越しでハイキックからスワンダイブアッパーカット、レシエントメンテ、TTDはティタンが切り返してソバット、バスソーキックからトラースキックはワトがキャッチしてトラースキックを浴びせ、最後はTDDからRPPで3カウントを奪い2勝4敗、ティタンが1勝5敗で負け越しが決まり脱落となった。