3月6日 大日本プロレス 後楽園ホール 252人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 凶器持ち込みタッグデスマッチ 15分1本勝負>
宮本裕向 〇伊東竜二(10分4秒 体固め)×星野勘九郎 兵頭彰
※ドラゴンスプラッシュ
<第2試合 蛍光灯タッグデスマッチ 20分1本勝負>
藤田ミノル 〇ドリュー・パーカー(10分55秒 片エビ固め)アブドーラ・小林 ×”黒天使”沼澤邪鬼
※スワントーンボム
<第3試合 20分1本勝負>
〇チチャリート・翔暉 佐藤孝亮(10分5秒 エビ固め)×関札皓太 吉野達彦
<第4試合 30分1本勝負>
〇高橋匡哉 加藤拓歩(11分36秒 変形キャメルクラッチ)塚本拓海 ×吉田和正
<第5試合 30分1本勝負>
〇中之上靖文 野村卓矢 浜亮太(11分35秒 片エビ固め)佐藤耕平 菊田一美 ×橋本和樹
※ラリアット
<第6試合 BJW認定タッグ選手権試合 30分1本勝負>
【挑戦者組】橋本大地 〇神谷英慶(23分23秒 片エビ固め)【第56代王者組】×岡林裕二 関本大介
※バックドロップ
☆岡林&関本が3度目の防衛に失敗、大神が第57代王者となる
大日本プロレス後楽園大会のメインは岡林&関本のストロングBJの保持するBJWタッグ王座に大地&上谷の大神が挑戦、両チームは昨年10月からタッグ王座を巡って攻防を繰り広げており、10月16日の高知では王者だった大神にストロングBJが王座を奪取、25日の新木場では再戦が行われ大神が勝って王座を奪還も、11・2広島での再々戦ではストロングBJが勝って王座を奪還、その後ストロングBJは中之上&浜、野村&阿部史典のアストロノーツを降して防衛し、大神が再び挑戦となった。
岡林vs大地で開始となるが、岡林が片腕フィンガーロックで大地を圧倒してから、代わった関本が大地の左腕をショルダアームブリーカーと左腕攻めで先手を奪うが、大地はヘッドロックで関本を捕らえると、神谷に代わってヘッドロックで続いて執拗に絞めあげ、代わった大地もヘッドロック、再び代わった神谷がぶちかまし、大地がニードロップと大神が関本を捕らえて試合の流れを変える。
関本は大地にアトミックドロップから岡林に代わり、大地のエルボーを受けきった岡林は逆水平からボディースラム、代わった関本はストンピングの連打と岡林組が大地を捕らえて、ストロングBJが再びリードを奪う。
岡林は突進するが、大地がドロップキックで迎撃すると、代わった神谷は岡林だけでなくカットに入る関本にもぶちかましでなぎ倒し、岡林には串刺しぶちかまし、背後からぶちかましからブレーンバスターは岡林が投げ返して関本に代わり、関本は串刺しスピアーからセカンドコーナーに神谷をセットしてショルダータックル、シュミット流バックブリーカーで攻める。
関本は神谷にエルボードロップからパワーボムを狙うが、神谷はリバースして大地に代わり、大地が関本に爆殺ミドルキックを連発、串刺しニーからランニングエルボーも、ファルコンアローは関本が切り返してショルダーバスターを決め、左のラリアットからラリアットはキャッチした大地は裏投げも、大地は突進も関本はロックボトムで叩きつける。
代わった岡林は神谷を排除すると大地に串刺しラリアットを連発から逆エビ固めで捕らえ、神谷がカットも関本が排除、ストロングBJは大地にダブルラリアット、ボディープレスの波状攻撃で大地を追い詰める。
岡林はパワーボムを狙うが、神谷がラリアットでカットには入り、やっと代わった神谷は岡林にダイビングエルボードロップから延髄斬りも、突進は岡林がパワースラムからアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、関本も大地にアルゼンチンバックブリーカーで競演を完成させるが、逃れた大地がカットも関本が排除する。
神谷が張り手も岡林が逆水平で返してラリーになり、岡林が突進も神谷がトラースキックを浴びせると、大地が入って連係狙いは岡林が両腕ラリアットで阻止し、関本が入ってストロングBJがトレイン攻撃から合体雪崩式アバランシュホールドを決め、大地がカットには入るが、ストロングBJが眉山で排除する。
岡林と神谷はラリアットの応酬も、岡林がラリアットを浴びせてゴーレムスプラッシュ狙いは、神谷が雪崩式ブレーンバスターで落とし、起き上がった岡林にラリアットも、関本がカットには入るが、神谷がぶちかまし、大地がシャイニングウィザードで排除する。
勝負と見た大神は岡林に刈龍怒を決めると、神谷がバックドロップで岡林から3カウントを奪い、王座奪還に成功した。
試合後の大神は神谷が史上最高のタッグチームを目指すとアピールすれば、大地も3月6日は大地がデビュー記念日ということで王座奪取に喜びをアピールする。神谷は大神は最強のチームを目指し、また神谷個人も6人タッグ、ストロングヘビー、デスマッチ奪取して4冠王を宣言、大地も神谷が王座を奪取したらストロングに挑戦をアピールして、最後は神谷が「GO,GO,GOだぜ!」で締めくくった。
内容的にはチームワークではストロングBJが上回っており、大神が分断されて押し切られそうになったが、終盤では大神の連係がようやく機能して逆転に繋がった。大神とストロングBJは何度も対戦してきたが、おそらく岡林も関本も当分はシングルに集中せざる得ないことからしばらくは組むこともないと見てもいいかもしれない。今回の選手権は両チームによる名勝負数え歌の集大成であり、今回も名勝負だった。