12月13日 大日本プロレス 特別興行「YELL」東京・後楽園ホール 291人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 蛍光灯6人タッグデスマッチ 15分1本勝負>
〇神谷英慶 ドリュー・パーカー 伊東優作(9分2秒 片エビ固め)×伊東竜二 ”黒天使”沼澤邪鬼 星野勘九郎
※ラリアット
<第2試合 有刺鉄線ボードタッグデスマッチ 20分1本勝負>
〇アブドーラ・小林 若松大樹(6分53秒 片エビ固め)宮本裕向 ×谷口裕一
<第3試合 20分1本勝負>
野村卓矢 〇阿部史典(11分9秒 グラウンドお卍固め)加藤拓歩 ×吉田和正
<第4試合 30分1本勝負>
〇関本大介 橋本和樹 橋本大地(11分34秒 マフラーホールド)浜亮太 吉野達彦 菊田一美
<第5試合 凶器持ち込みデスマッチ 30分1本勝負>
〇木髙イサミ(8分29秒 体固め)×石川勇希
※エルボーバット
<第6試合 最侠タッグリーグ2022 Bブロック公式戦 20分1本勝負>
【4勝3敗=8点】〇青木優也 入江茂弘(6分9秒 片エビ固め)【1勝4敗=2点】バラモンシュウ ×バラモンケイ
※袈裟斬りチョップ
<第7試合 最侠タッグリーグ2022 Aブロック公式戦 20分1本勝負>
【4勝3敗=8点】〇関札皓太 梶トマト(11分41秒 エビ固め)【3勝2敗1分=7点】×中之上靖文 アンディ・ウー
<第7試合 最侠タッグリーグ2022 Bブロック公式戦 20分1本勝負>
【3勝2敗=6点】〇岡林裕二 チチャリート・翔暉(16分18秒 アルゼンチンバックブリーカー)【5勝1敗1分=11点】竹田誠志 ×塚本拓海
今回の大日本プロレス後楽園大会は声出し可能大会として開催され、大会前には現在ガン闘病中のグレート小鹿が前説を行っている登坂栄児代表の呼びかけで登場、小鹿は抗がん剤治療を終えたことを報告しリング復帰を約束して、「大日本プロレス、サンキュー!」で大会がスタートとなった。

最侠タッグリーグ2022のここまでの経過は、Aブロックは宮本&イサミのヤンキー二丁拳銃と野村&阿部のアストロノーツはトップのまま全公式戦を終了、それを中之上&アンディ、加藤&鈴木のシラミティが追いかけ、Bブロックはアブ小&若松の流血無双がトップのまま全公式戦終了、それを竹田&塚本のクレイジーラヴァーズが追いかけるが、BブロックはAブロックと比べると公式戦を消化しておらず、まだまだ予断を許されない状況となっている。


メインはBブロック公式戦、クレイジーラヴァーズは岡林&翔暉のビッサリートと対戦、岡林は11日の札幌での試合で右大腿部の肉離れおよび左足首の捻挫で欠場、11日の大阪大会から復帰していた。
岡林vs竹田で開始となり、岡林がロックアップで押し込んでブレーク、竹田がタックルも切った岡林が腕を取るも足を取った竹田はグラウンドからヘッドロックに対し、岡林はヘッドシザースで切り返して距離を取る。
塚本vs翔暉に代わると塚本がヘッドロックからショルダータックルと攻めるが、ヒップトスは翔暉が切り返してコルタバからドロップキックを放つ、しかし塚本が翔暉を場外へ出すと竹田がボディースラムからリングに戻し、代わった塚本と連係でラヴァーズが翔暉を捕らえて先手を奪う。
翔暉はラヴァーズをまとめてヘッドシザースホイップからドロップキックで反撃すると、代わった岡林が塚本にパワースラムで続き、塚本めがけて翔暉をボディースラムは避けられても、岡林が串刺しラリアットからブレーンバスターと攻め込み、アルゼンチンバックブリーカーを狙うが、塚本はノド輪で逃れて岡林を倒す。
代わった竹田は岡林にジョンウー、串刺しニーを連発からチキンウイングアームロックで捕らえるが、持ち上げた岡林がゴリラスラムで逃れ、竹田は切り返しから飛びつき腕十字を狙うが翔暉がカット、竹田は突進するも避けた岡林がスピアーを浴びせる。
代わった翔暉が竹田にエルボーの連打を浴びせ、受け流す竹田にヒップトスから619、ロープ越しのアトミコ、串刺しを避けてハイキック、ダイビングヒップドロップを投下するが、キャッチして体を入れ替えた竹田が逆片エビ固めで捕らえ、まさかの攻めに翔暉が必死でロープエスケープする。
代わった塚本が翔暉に上手投げから串刺しエルボー、スマイルスプラッシュは自爆し、翔暉は突進をキャッチした塚本がブレーンバスタースラムから、竹田がラヴァーズが連係で蹂躙し、竹田がダイビングサマーソルトドロップを命中させたが、岡林がカットに入ってラヴァーズに両腕ラリアットを浴びせる。
代わった岡林がラヴァーズをボディースラム、二人まとめてブレーンバスターで投げ、岡林が翔暉を呼び込むと、塚本に合体ボディープレスから岡林がボディープレス。翔暉とダイビングネックブリーカー&ゴーレムボム、岡林がラリアットと塚本を追い詰める。
岡林は勝負を狙ってゴーレムスプラッシュを狙うが、竹田が止めると塚本が雪崩式ブレーンバスターで投げ、起きた岡林のラリアットを避けて胴絞めスリーパーで絞めあげるも、岡林が強引にアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、竹田がカットも翔暉が排除し、塚本は担ぎ上げられたままスリーパーで岡林に抵抗するが無念のギブアップとなり、ビッサリートは3勝2敗で6点目、クレイジーラヴァーズは公式戦初黒星を喫し、この時点で流血無双の優勝決定トーナメントへの進出が決定となった。
試合後には岡林からマイクを奪った翔暉はラヴァーズに初黒星を付けたことをアピールすると、岡林に優勝を呼びかけ、岡林も応じて握手し、岡林も翔暉だけでなくファンにも欠場を詫びつつ、優勝を宣言してビッサリで締めくくった。試合形式はハードコアルールだったが、ラヴァーズは敢えて相手側の土俵であるストロングBJのスタイルで臨んだが、さすがのラヴァーズも完全復活した岡林の前には適わなかったのかもしれない。

セミファイナルではAブロック公式戦、中之上&アンディが関札&梶のハイテンションボーイズと対戦、ハイテンションボーイズが奇襲で開始すると、場外の中之上組にダブルプランチャを命中させ、リングに戻って連係で中之上を捕らえるが、関札のフロッグスプラッシュは中之上が剣山で迎撃されると、代わったアンディがソバット、裏拳と中之上組が関札を捕らえて試合の流れを変え、関札の腹部を狙い撃ちにしてスタミナを奪う。
長時間捕まった関札は中之上にセカンドコーナーを使ったバッククラッカーから梶vsアンディに交代、梶は往復式フォアアームもアンディは裏拳からミサイルキック、読み合いから梶がエルボーのラリーに挑み、アンディは突進も梶がゼロ戦キックで迎撃してからレッグラリアットに対し、アンディはドロップキックで応戦で両者ダウンとなる。
関札vs中之上になると、中之上がショルダータックル、串刺しエルボーからリバーススプラッシュと攻め込むが、関札は時間差RKOからフロッグスプラッシュを命中させ、梶が入ってハイテンションボーイズは連係を狙うが、鉢合わせにされ、アンディが入って中之上組が関札を連係からダブルバックドロップで投げる。
中之上はラリアットを狙うが、避けた関札は丸め込んでアイアンマン、中之上の突進をオーバーヘッドオーキックで迎撃するも、アンディが入ってドラゴンスープレックスから、中之上がラリアットで続き、勝負を狙って関札にダイビングエルボーを投下、しかし関札が剣山で迎撃したところで梶が入って合体アイアンマンで中之上から3カウントを奪い、4勝3敗、中之上が組は全公式戦終了を目前にして手痛い敗戦を喫する。

第6試合ではBブロック公式戦、青木&入江のハートに火を着けてとバラモン兄弟と対戦し、ハートに火を着けてが先発で揉めているところでバラモン兄弟がスーツケースを投げて開始、バラモン兄弟は青木にいきなり五体不満足も、キックアウトした青木はバラモン兄弟にハンドスプリングエルボーで反撃、入江がキャリースプラッシュとケイを捕らえて先手を奪う。
ハートに火を着けてはケイにダブルブレーンバスターを狙うが、着地したケイは二人まとめてネックブリーカーからシュウに代わり青木にステップキック、バックの奪い合いからサムソンクラッチ、ニードロップと攻め込んでコーナーに押し込み、入江がカットも入江を青木の股間に直撃させたところでスーツケースをセットし、ボウリングでストライクする。
バラモン兄弟は入江とスーツケースを押し合いをするが入江が圧倒し、青木がシュウに頭突きから兄弟をコーナーに押し込んでスーツケースをセットすると、入江がキャノンボールでストライクにする。
青木はシュウにスワンダイブミサイルキックから袈裟斬りで勝負を狙うが、シュウが避けるとケイが標識で一撃から五体不満足、そしてシュウがパウダーを狙ったが入江が身を挺して庇い、シュウは入江への標識攻撃を狙っても、青木が入江を引っ張ったためケイにやっぱり誤爆から、青木が袈裟斬りで3カウントを奪い、ハートに火を着けてが4勝3敗、敗れたバラモン兄弟は「リーグ戦はいつ終わるんだ!憶えてやがれ」と去って行った。

第5試合のイサミvs石川の凶器持ち込みマッチは、石川は一斗缶の中から画鋲をばら撒けば、イサミは蛍光灯ラダーを持参して登場、石川がランニングネックブリーカーからイサミの顔面に画鋲を押し付けるが、イサミも石川の顔面に画鋲を押し付けた上てスパナで刺さっている画鋲を打ち込む。
石川はランニングネックブリーカーからイサミの腹へ画鋲を置いてセントーンを投下すると、蛍光灯ラダーをコーナーに立てかけて突進はイサミが体を入れ替えたため、石川が直撃でクラッシュ、イサミは垂直落下式ブレーンバスターから石川にラダーをセットしダイビングダブルニードロップwithイスを命中させる。
石川はアティテュード・アジャストメントで反撃すると、リング中央に画鋲をばら撒いたが、反撃したイサミが画鋲の上へ河津掛けを連発、それでも石川はイサミの口へ画鋲を放り込んでからナックルを浴びせ、ミサイルキックからノーザンライトボムを狙うも、逃れたイサミがナックル、石川はイサミの頭部へ画鋲を置いて頭突きを浴びせたが、エルボーのラリーになると、イサミが連打で石川が崩れ、最後はエルボーで3カウントを奪い、イサミが完勝を収めた。

第1試合では神谷がバックドロップで伊東から勝利、試合後は神谷が「スティーヴンス・ジョンソン症候群」で闘病中の高橋匡哉へエールを送るも、伊東が神谷の保持するデスマッチヘビー級王座に挑戦を表明し、1・4新木場でのデスマッチ選手権が決定となった。

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