全日本プロレスが会見を開き、ゼウスが2021年をもって退団することが発表された。
退団の理由は大阪プロレスの社長に就任するためで、既にこれまで大阪プロレスの会長だった阪上雄司氏から株式100%を取得しているという。
ゼウスは全日本プロレスに契約した際に「全日本プロレスを全力で盛り上げるために、30代いっぱいは全日本プロレスにこの身を捧げよう。40代になる2022年から大阪プロレスをやろうと、そう心に決めました」と決意しており、30代最後の齢となったことで春頃から準備に入っていた。
大阪プロレスはゼウスもかつて所属しており、一時は東京にも進出するなど盛況したが、2014年になると常設会場だったナスキーホール梅田が閉鎖されたのをきっかけに、所属全選手やスタッフ全員が退団、大阪プロレスは規模が縮小され所属選手をもたない興行会社として存続していた。
全日本プロレスもゼウスの意思を尊重して快く送り出し、今後は全日本プロレスと大阪プロレスは協力体制を敷き、ゼウス自身もオファーがあれば大阪プロレス所属として全日本プロレスに今後も参戦するという。
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