10月3日 新日本プロレス「G1 CLIMAX31」愛知県体育館 2483人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
〇金丸義信(7分34秒)藤田晃生
<第2試合 30分1本勝負>
〇矢野通(7分14秒 横入り式エビ固め)×BUSHI
<第3試合 『G1 CLIMAX 31』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【4勝2敗=8点】〇KENTA(19分30秒 横入り式エビ固め)【4勝2敗=8点】×グレート・O・カーン
<第4試合 『G1 CLIMAX 31』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝3敗=4点】〇タンガ・ロア(12分36秒 片エビ固め)【2勝3敗=4点】×高橋裕二郎
※エイプシット
<第5試合 『G1 CLIMAX 31』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝3敗=6点】〇石井智宏(18分40秒 片エビ固め)【4勝1敗=8点】×ザック・セイバーJr.
※垂直落下式ブレーンバスター
<第6試合 『G1 CLIMAX 31』Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【4勝2敗=8点】〇飯伏幸太(23分57秒 片エビ固め)【3勝2敗=6点】×鷹木信悟
※生膝カミゴエ
『G1 CLIMAX 31』も折り返し地点を迎え、愛知大会ではAブロック公式戦が行われた。
メインではAブロック公式戦として3勝1敗の鷹木と3勝2敗の飯伏と対戦、このカードは7・25東京ドームにて鷹木の保持するIWGP世界ヘビー級選手権として行われる予定だったが、飯伏が誤嚥性肺炎で欠場で実現せず、今回はG1公式戦として組まれた。
開始から互いに牽制し合い、ロックアップから飯伏が押し込んでブレークすれば、鷹木もロックアップから押し込んで逆水平はいなした飯伏がヘッドロックも、鷹木が切り返してヘッドロックで捕らえて、ショルダータックルを浴びせ、飯伏のフェイントも読んでまたショルダータックルを浴びせる。
鷹木はエルボードロップもセントーンは自爆すると、飯伏はドロップキックで反撃して、サッカーボールキックからエルボーの連打、しかしスワンダイブミサイルキックを受けきった鷹木は飯伏の後頭部へパンピングボンバーを炸裂させると、正面からのパンピングボンバーで場外へ落とす。
鷹木は場外戦でエプロンに飯伏の顔面を叩きつけてから、エプロンめがけてギロチンホイップで叩きつけ、リングに戻ってロープ越しでストンピング、ブレーンバスターからスリーパーで捕え、逃れた飯伏はエルボーも、鷹木も打ち返してバックドロップで投げる。
鷹木はネックロック、キチンシンクからDDT、首筋へのエルボーの連打からニードロップと首攻めから、飯伏の顔面を踏みにじってグーパンチを浴びせると、怒った飯伏がビンタで返せば、鷹木もビンタで返し、飯伏はミドルキックを鷹木ががぶってフロントスリーパーからバックドロップを狙うが、飯伏が着地して突進する鷹木にフランケンシュタイナーで場外へ追いやり、トップロープからケブラータを命中させる。
リングに戻った飯伏はスワンダイブミサイルキック、串刺しは鷹木が迎撃して突進すると、飯伏はパワースラムからムーンサルトプレスと畳みかけ、シットダウンラストライド狙いは鷹木がリバースし、バックエルボー、グーパンチから龍魂ラリアットは飯伏が避けるも、鷹木はポップアップ式デスバレーボムから、鷹木式ツイストアンドシャウト、飯伏のフロントキックを鷹木がキャッチしてバックドロップも飯伏はハーフネルソンスープレックスで応戦する。
飯伏が串刺しビックブーツからミドルキックも鷹木は逆水平で返してラリーとなるが、鷹木はグーパンチ、ダブルチョップを放てば、飯伏はミドルキックも、キャッチした鷹木はドラゴンスクリューから足4の字は狙いは飯伏が蹴って逃れ、鷹木のパンピングボンバーを飯伏がハイキックで迎撃すると、龍魂ラリアットを狙う鷹木にバックホームラリアットを炸裂させる。
飯伏はジャーマンで投げるが、すぐ立ち上がった鷹木は飯伏の後頭部へスライディングT、トップコーナーから雪崩式ブレーンバスター、パンピングボンバーは飯伏がガードも鷹木は龍魂ラリアットを炸裂させ、飯伏のハイキックも切り返してMADE IN JAPANを決める。
鷹木はラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙い、逃れた飯伏の左足に鷹木はニークラッシャーを狙うが、飯伏は右脚での顔面ニーで阻止し、鷹木は串刺しパンピングボンバーからスライディングパンピングボンバーを狙うが、避けた飯伏が低空で延髄斬りからボマイエ、シットダウンラストライドと畳みかける。
飯伏はカミゴエを狙うが、鷹木が頭突きで逃れてグーパンチからカミゴエ式頭突きを浴びせ、秘策であるT-Hawkのケルベロスことパンピングニーからパンピングボンバーを炸裂させる。
鷹木はラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙い、飯伏は逃れてもショートレンジパンピングボンバーからハツラツエルボーも、飯伏はカウンターでビンタからソバットで返し、鷹木は龍魂ラリアットから突進も飯伏はハイキックで迎撃してからカミゴエを炸裂させる。
そして飯伏の生膝カミゴエは鷹木がキャッチして鷹木がラスト・オブ・ザ・ドラゴン狙いも飯伏がリバースフランケンで切り返すと、飯伏はジャンピングニー、リバースカミゴエから生膝カミゴエで3カウントを奪い4勝2敗とした。
試合後の両者は互いに人差し指を出して再戦を約束も、鷹木は場外でダウン、飯伏はマイクで「鷹木!次、そのベルト返してもらおうか、愛知県体育館に戻ってきたときはベルトを巻いてきます!逃げない、負けない、諦めない!」で締めくくった。
序盤こそは鷹木が飯伏が本当に調子が今一つなのかどうか試すように攻め立てていったが、そこから飯伏がエンジンがかかって好試合となった。飯伏にしてみれば7・25東京ドームの試合を病気とはいえキャンセルしたことでファンだけでなく、鷹木に対しても大きな引け目になっていたと思う。しかしG1公式戦ながらも鷹木を降すことで飯伏は完全復活を示すことが出来た。飯伏にとっても大きな勝利でもあり巻き返しを図る一戦にもなった。
セミファイナルは4勝0敗のザックが2勝3敗の石井と対戦、開始からザックがヘッドロックから読み合いとなり、切り返しからコブラツイストで捕らえ、石井が逃れてもヨーロピアンクラッチで丸め込み、石井は慌ててキックアウトする。
ザックはエルボースマッシュも、石井はノド笛チョップで返し、エプロンへ逃れたザックにブレーンバスター狙いは、ザックがロープ越しでアームバーで捕らえ、リングに戻ると石井の右腕を捻り上げ、折りたたんでからストンピングを浴びせる。
それでも石井は痛めた右腕で逆水平を連打を浴びせ、脇固めを狙うザックにエルボーも、ザックはアームホイップから後頭部へドロップキック、拳で石井の脇腹をグリグリしてから右腕を折りたたんでストンピング、指折りからアームバー、ショルダーアームブリーカーからアームバーと石井の右腕を潰しにかかる。
ザックは突進すると、石井がショルダータックルで反撃し、痛めつけられた右腕で逆水平を連発、ザックは飛びつきスイングDDTも、石井は後ろへ投げて雪崩式ブレーンバスターはザックがトップコーナーでの卍固めで捕らえてからサンセットフリップボム、そして腕固めで捕らえて石井が慌ててロープエスケープする。
ザックはまた石井の右腕を折りたたんでからストンピング、そしてPKを狙うが、キャッチした石井はジャーマンで投げ、切り返し合いからバックドロップも、読み合いからスライディングラリアットはザックが腕固めで捕らえ、石井はロープエスケープする。
両者は互いに寝たままで蹴り合って、ザックはミドルキックも、キャッチした石井はレッグブリーカーで反撃して、ザックのミドルキックもキャッチしてカウンターエルボーを浴びせる、串刺しはザックが避けてスイングDDTも石井はショルダータックルを浴びせ、ザックはPKも石井は左腕でのラリアットで応戦する。
石井はリキラリアットを狙うが、避けたザックはハイキックもラリアットで迎撃した石井は延髄斬りを浴びせ、龍魂パワーボムからスライディングラリアットはザックが十字固めで切り返すが、キックアウトした石井はスライディングラリアットを放つ。
石井はショートレンジラリアットから垂直落下式ブレーンバスターは、ザックが逃れてジャパニーズレッグロールクラッチ、掟破りの垂直落下式ブレーンバスターからアームロック、飛びつき腕十字から三角絞めで捕らえつつ、石井の頭部へエルボーも打ち込むも、強引に立った石井はザックを踏んで踏んで逃れると、ザックドライバーを狙うザックに頭突きを浴びせ、ザックはハイキックも受けきった石井はラリアットを放つ。
石井はリキラリアットを炸裂させると、垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪って3勝3敗となり、ザックは公式戦初黒星を喫した。ザックも鷹木のように右腕を潰しておけば勝てると思っていたのだろうが、それでも潰したはずの右腕で石井がラリアットを放ってくるとは想定外だったのではないだろうか…
第3試合では4勝1敗のO・カーンが3勝2敗のKENTAと対戦も、開始前となってKENTAがO・カーンに敗れれば土下座を要求すると、O・カーンも「O・カーンは冗談も大概にしろ、やれるものならやってみな」と要求を受けて開始となる。
しかしロックアップでO・カーンが突き飛ばしパワーを誇示、KENTAがローキックもキャッチしたO・カーンがロープに押し込み、O・カーンのエルボーをいなしたKENTAが場外へ逃れ、KENTAが逃げるとO・カーンが追いかけ、リングを挟んで互いに挑発する。
O・カーンがKENTAを追いかけたが、リング下へ隠れていたKENTAが背後からO・カーンに襲い掛かるが、リングに戻るとO・カーンがタックルからテイクダウンを奪い、サイドポジションからクローで捕らえる。
O・カーンは逆水平の連打を放つと、敢えて後ろ手に組んでノーガードで挑発すると、KENTAはミドルキックを放つが、受けきったO・カーンがタックルから足関節を狙うと、KENTAが逃れたが、今度はO・カーンが猪木アリ状態からアリキック、下から膝十字もKENTAはロープエスケープするなど、O・カーンもグラウンドに翻弄されてしまう。
O・カーンはサイキックで左足攻めから、靴を舐めろと迫るが、拒否したKENTAはネックブリーカーから逆に靴を舐めろと迫ると、O・カーンは飛びつき腕十字から肩固めで捕らえ、KENTAはO・カーンの弁髪を引っ張り逃れるも、怒ったO・カーンはストンピングを浴びせる。
KENTAはチンクラッシャーからニーリフト、サッカーボールキックで反撃し、串刺しも迎撃してスイング式スタンガンからダイビングラリアットも、ファルコンアロー狙いは、O・カーンは前落としで叩きつけからモンゴリアンチョップを連打と、KENTAにリードを許さない。
O・カーンは串刺し後頭部ラリアットから玉座式パロスペシャル、モンゴリアンチョップでコーナーに逆さ吊りにしてから足を押し当て顔面へスライディングキックを浴びせてから便座式エビ固めで押さえ込み、エリミネーターを狙うがKENTAがアームホイップで逃れてDDTで突き刺す。
KENTAはエプロンへO・カーンを蹴り出すとグリーンキラーで突き刺し、串刺しジャンピングビックブーツからコーナードロップキック、しかしダイビングフットスタンプはO・カーンが避けて王統流二段蹴りを放つと、エルボーのラリーからビンタのラリーに持ち込み、O・カーンが袈裟斬りもKENTAは掌底の連打で返してO・カーンが崩れる。
KENTAはgo2Sleep狙いを狙うが、O・カーンは逃れて大空スバル式羊殺しで捕らえて、担ぎあげるが。逃れたKENTAがレフェリーめがけてO・カーンを突き飛ばし、その上O・カーンにショルダータックルを浴びせるとレフェリーが巻き込まれてKOされてしまう。
KENTAがイスを持ち出すとイスでO・カーンの背中をフルスイングしてから、O・カーンにイスをセットしてO・カーンの防止を被ってからダイビングフットスタンプを投下する。
KENTAはバットを持ち出してフルスイングを狙ったが、O・カーンが奪ったところでKENTAがダウンしてしまい、そのタイミングで起きたレフェリーがO・カーンがバットで殴ったと判断してO・カーンと揉めると、KENTAが急所打ちから丸め込んで3カウントを奪い4勝2敗となる。
そして試合後にKENTAが「オマエの負け~、わかってんだろうな!グレオカくん、土下座だよ、土下座!」と半沢直樹に突如変身してイスに座り、O・カーンに土下座を要求する。O・カーンは体を震わせながら土下座をしようとしたが、エリミネーターでKENTAをKOし、ドラマの再現とはいかなかった。
第4試合の2勝2敗の裕二郎vs1勝3敗のタンガは、裕二郎はタンガの足を足を払ってスライディングキックを狙うが、避けたタンガがラリアットから、その場飛びムーンサルトを披露、場外戦でボディースラムからエプロンの角で腰を打ち付け、エプロンへバックドロップで叩きつける。
リングに戻るとタンガがロープ越しのアトミコ、ストンピングの連打から足を押し当て、タンガはアバランシュホールドからコブラクラッチで捕らえて、裕二郎は必死ロープエスケープするも、タンガは串刺しショルダーを連発、串刺しラリアットを連発して裕二郎を苦しめる。
劣勢の裕二郎はエルボーの連打、トップロープへフラップジャック、ビックブーツ、足を払ってスライディングキックで流れを変え、場外に逃れたタンガにトペスイシーダを命中させる。
リングに戻るとタンガが切り返しから延髄斬りからブルーサンダーを決めるが、パワーボム狙いは裕二郎が手を噛んで逃れ、切り返しからフィッシャーマンズバスター、裕二郎はエルボーもタンガが打ち返してラリーになり、裕二郎はカウンターエルボーからマイアミシャインはタンガが逃れて丸め込む。
タンガがロープへ走ろうとすると、掴んだ裕二郎はインカレスラムで投げ、トラースキックから突進はタンガがスピアーで迎撃し、シットダウンパワーボムからエイプシットは、裕二郎が逃れてマイアミシャインも、BIGJUICEは切り返したタンガがエイプシットで3カウントを奪い2勝3敗となった
折り返し地点を過ぎたAブロックは全勝はなくなるも、ザックは1敗でトップを堅守、2敗でKENTAとO・カーン、飯伏、鷹木、矢野が追いかける展開となった。