2021年8月1日 SPEEDSTAR 吉野正人 完全燃焼で引退


8月1日 DRAGON GATE「SPEED STAR FINAL」神戸ワールド記念ホール 3580人超満員札止め
(試合内容は実況ツイートより)

<第8試合 吉野正人引退試合 60分1本勝負>
〇Eita B×Bハルク(32分19秒 片エビ固め)×吉野正人 土井成樹
※Imperial Uno

DRAGON GATE初の神戸ワールド記念ホール2連戦の2日目のメインは、現役を引退する吉野の引退試合が行われ、吉野は相棒である土井との土井吉タッグで、吉野とは因縁浅からぬEita、一時は吉野と組んでツインゲート王座も奪取したことがあるハルクのR.E.Dと対戦した。試合は土井vsハルクでスタートも、ハルクがEitaに代わると、土井も吉野に交代、吉野がEitaにフィンガーロックと見せかけてキックからコルタバ、土井に代わってハンマーロックと土井吉はEitaを捕らえにかかり先手を狙うが、土井の足を取ったEitaは自軍まで引っ張りハルクに交代、ハルクはサイキックからレッグスピンと土井の足攻めで流れを変える。
しかし土井はハルクの足をすくって吉野に代わりダブルレッグスプレットから吉野がレッグスピンも、ハルクはヘッドロックからニールキックで返すと、Eitaに代わってハンマーロックから指の股を割にかかると、吉野が切り返して土井がEitaの左腕を蹴り上げ、土井吉が代わる代わるEitaの左腕ヘダブルスレッジハンマーから吉野がダイビングフットスタンプ、土井がレッグシザースから吉野がスライディングキックと土井吉連係でEitaを捕らえる。
吉野はEitaにブレーンバスターを狙うが、Eitaがサミングで逃れてハルクが場外へ引きずり出すとEitaがスライディングキック、R.E.Dは手を出さずハルクがリングに吉野を戻し、Eitaは吉野にネックロック、代わったハルクがミドルキックからスピンキック、ニードロップ、逆片エビ固めと吉野を追い詰める。
必死でロープエスケープした吉野は張り手で反撃もEitaがサミング、ハルクと共に足蹴、Eitaがフェースロック。Eitaがキャメルクラッチからハルクが踵落としと吉野を蹂躙も、土井の檄で吉野が奮起して立ち上がりハルクに張り手、スリングブレイドから土井に代わりハルクに串刺しバックエルボー、Eitaの蹴りをハルクに誤爆させ、Eitaをコーナーで逆さ吊りにするとハルクもろとも大暴走、土井の指示で吉野が場外のR.E.Dにトップコーナーからムーンサルトアタックを命中させる。
リングに戻ると土井がEitaに顔面蹴り、ピンプジュース、ハルクには吉野が入って合体フェースバスター、吉野はハルクの蹴りを見切ってドロップキック、土井吉が合体串刺しエルボーから吉野がEitaとハルクにミサイルセントーンを決める。
土井は突進すると、Eitaがカタプルパ、Eitaのシーソーホイップからハルクがソバットからブラジリアンキック、シザースキック、Eitaとのサンドウィッチサッカーボールキックと畳みかけるが、Eitaが土井に雪崩式を狙うと、土井が回転してから吉野が入ってスリングブレイド&パワーボムの合体技を決める。
吉野はバックの奪い合いから突進するが、ハルクがカットしEitaがイスを持ち出して一撃を加え、頭部へフルスイングは土井が阻止してイスを奪うと、Eitaが土井に吉野を殴打して裏切りを命じるが、土井は応じずEitaにイスでフルスイング、土井吉がトレイン攻撃、トルベジーノ、バカタレスライディングと連係をEitaに決める。
吉野はハルクに張り手も、串刺しはハルクが避けるとR.E,Dがトレイン攻撃で総攻撃からハルクがE.V.Oを決め、ハルクのビックブーツは土井が身を挺して庇ってカナディアンデストロイも、ハルクはファーストフラッシュで応戦して排除する。
孤立した吉野はハルク、Eitaにバックホームラリアットを浴びせ、吉野はEitaをソルナシエンテで捕らえたが。Eitaが押さえ込んで逃れる。吉野はライトニングスパイラル狙いは逃れたEitaが急所蹴りから、ハルクが雪崩式E,V.Oを決める。
EitaはImperial Uno、ハルクはバスソーキックの連打、踵落としからファーストフラッシュと吉野を追い詰め、最後はハルクのアシストでEitaがImperial Unoを連発して3カウントを奪い、吉野を介錯した。
吉野がやっと土井の介助で立ち上がり、Eitaとハルクにに来いと迫って握手を求め、最初こそはハルクは迷うも最終的には立場を忘れて握手に応じ、Eitaも迷った末立場を忘れて握手に応じ、吉野が一礼すると、Eitaも振り返ることなくR.E,Dと共に引き上げっていった。
試合後は引退セレモニーが行われ、ビデオメッセージでは歌手のNATCHIN、野球仲間の村上隆行中日ドラゴンズコーチ、平野恵一阪神タイガースコーチ、サンフレッチェ広島GKの川浪吾郎、ソナーポケットのKo-dai、ROHでは何度も対戦したアレックス・シェリー、ROH所属のなったフラミータ、イタリアンコネクションの仲間だったミラノ・コレクションAT、新日本プロレスでIWGP世界ヘビー級王者となった鷹木信悟のメッセージが公開され、関係者の花束贈呈でも阪急ブレーブスの福本豊さんも駆けつけた。

そして土井からの長いメッセージの後で、師匠であるウルティモからのメッセージが送られると、最後は吉野が「スピードスタートして21年間走り切ったぞ!これがスピードスターだ!」とアピールし、引退の10カウントが鳴らされた後で選手らで胴上げとなり、吉野は21年間のレスラー生活に別れを告げた。

吉野正人、自分は初めて見た時は伊賀大会でミラノ・コレクションATらと共にイタリアンコネクションを結成しており、年に1回は伊賀でDRAGON GATEが開催されていたこともあって年に1回は吉野の試合は観戦していた。身体をギリギリまで絞り上げたことで生み出されるスピード、ジュニアヘビー級クラスなら吉野のスピードはまさにNO.1クラスに入る。メジャータイトルはNOAHから獲得したGHCジュニアタッグの一つだけ、もっと長くやれるなら、他団体に打って出て、新日本プロレスのIWGPジュニアヘビー級王座だって獲得していたのかもしれないし、それだけ吉野の引退は惜しくて残念でならない。

吉野の代名詞はスピードだけでなく土井吉タッグで、土井吉はDRAGONGATEでNo.1を誇るタッグだが、これまでずっと一緒だったわけでなく、2度に渡って土井が吉野を裏切り、敵対していた歴史もあった。土井はこれまで吉野を2度に渡って裏切った理由はなんだったのかというと「吉野を裏切った方が盛り上がるやんけ! おい! それだけ吉野は人気もんやからなぁ!」としてきたが、裏返せばそれだけ先を走る吉野に嫉妬していたということなのかもしれないし、その嫉妬をプロレスに取り入れてきて盛り上げてきた。それだけ土井吉の関係は仲良しこよしではなく競い合うライバルであることを物語っていた証であり、例え敵対しても信頼あってきた関係を築いていた証でもあった。
その土井吉も今度は吉野がプロレスから”卒業”することで、タッグチームとしてのピリオドを打ち、また吉野正人自身もレスラーとしてピリオドを打つことでレスラー人生という長い旅を終え、新しい人生に向けてスタートを切る。土井はプロレスを続けることで二人はまた別々の道を歩むが、二人の人生に幸あれと祈りたい。

吉野正人選手、ご苦労様でした。

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