12月1日 DRAGON GATE「FANTASTIC GATE 2021」後楽園ホール 714人超満員札止め
(試合内容は実況ツイート、画像はDRAGON GATE NET WORKより)






<第1試合 15分1本勝負>
Kzy 横須賀ススム 堀口元気 〇KING清水 U-T(8分27秒 エビ固め)Eita B×Bハルク KAI 石田凱士 ×H・Y・O
※KINGプレス
<第2試合 20分1本勝負>
〇箕浦康太 ジェイソン・リー ラ・エストレージャ(11分10秒 エングラナヘ)望月成晃 ×ドン・フジイ 近藤修司
<第3試合 20分1本勝負>
ドラゴン・キッド 〇ストロングマシーンJ(6分1秒 魔神風車固め)ウルティモ・ドラゴン ×問題龍
<第4試合 30分1本勝負>
土井成樹 〇吉田隆司 飯橋理貴 飯橋偉進(9分10秒 エビ固め)YAMATO Kagetora ×奥田啓介 Ben-K
※パイナップルボンバー
<第5試合 オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 60分1本勝負>
【第43代王者】〇SB KENTo(14分0秒 SBシューター)【挑戦者】×JACKY”FUNKY”KAMEI
☆SBKが2度目の防衛戦
<第6試合 マスカラ・コントラ・マスカラ・タッグマッチ ノーセコンドルール 時間無制限1本勝負>
〇ディアマンテ ダイヤ・インフェルノ(21分46秒 エビ固め)シュン・スカイウォーカー ×ドラゴン・ダイヤ
※ヴェルタフィナーレ
DRAGON GATE後楽園大会のメインではシュン&ダイヤvsディアマンテ&インフェルノによるマスカラ・コントラ・マスカラが行われ、敗れた選手がマスク剥ぎが執行されることになるも、今回はMASQUERADE、R.E.Dのセコンドがつかないノーセコンドルールと課せられた。
開始前にシュンとダイヤがハグから握手を交わして絆を確かめ合ってから開始となるが、先手を奪ったのはシュン組でシュンは場外へディアマンテを追いやると、シュンがセカンドロープに乗ってダイヤがシュンの股をくぐってトペスイシーダを命中させれば、シュンもケブラータで続いたところで、SBKらR.E.Dが乱入を狙うが、斎了GMの指示で若手らが強制排除される。
リング内ではシュン組が連係でインフェルノを捕らえるが、インフェルノはダイヤにサミングで反撃すると、リーブロックからドロップキックを放ち、代わったディアマンテがレッグブリーカーで続いて、シュンがカットもディアマンテが排除している間に、インフェルノがダイヤにバックエルボーとディアマンテ組がダイヤを捕らえて試合の流れを変え、シュンがたまりかねてカットも、ディアマンテが釘付けにする間に、インフェルノがダイヤのマスクを剥ぎにかかれば、ディアマンテもシュンのマスクを剥ぎにかかるもレフェリーに注意される。
ディアマンテ組は連係でダイヤを蹂躙するが、トレイン攻撃を避けたダイヤはインフェルノを飛び箱にしてディアマンテにティヘラを決め、代わったシュンがインフェルノに串刺しバイシクルキックもディアマンテが入って連係狙いは、阻止したシュンはモンキーホイップでインフェルノをディアマンテに直撃させる。
シュンとディアマンテがエルボーのラリーから、ディアマンテがサミングも、シュンはエルボーで返し、読み合いになるとディアマンテが絡みついてコブラツイストで捕らえるが、ダイヤがカットし、シュン組は連係狙いは阻止したディアマンテが二人まとめてスワンダイブミサイルキックを命中させる。
インフェルノが入ってダイヤにトレイン攻撃から連係で蹂躙すると、インフェルノがフェースバスターからフロッグスプラッシュを投下するが、ダイヤが剣山で迎撃、シュンがインフェルノを排除すると、インフェルノにトレイン攻撃から連係で捕らえ、ダイヤがその場飛びシューティングスターから、シュンがブラスターと畳みかけて、ダイヤがDDDDTを決めたが、ディアマンテが間一髪カットする。
そこでインフェルノのエルボーを狙ったがディアマンテに誤爆し、ディアマンテのスワンダイブミサイルキックもインフェルノに誤爆すると、シュンはインフェルノにSSWを決めたが、ディアマンテがカット。これに怒った怒ったシュンがディアマンテのマスクを剝ぎにかかるがディアマンテがダイヤもろとも両腕ラリアットを浴びせ、ダイヤに雪崩式みちのくドライバーⅡ、シュンにヴェルタフィナーレと攻め込んでいく。
ディアマンテはシュンにヴェルタフィナーレもシュンがウラカンラナで切り返し。ディアマンテは頭突きの連打から突進すると、ダイヤが身を挺して庇ったが、シュンがダイヤをディアマンテめがけて突き飛ばすと、ディアマンテがダイヤにヴェルタフィナーレで3カウントを奪い勝利を収めてしまった。
まさかの事態に箕浦、ジェイソン、エストレージャのMASQUERADEが駆けつけるが、ダイヤを差し出したシュンに不信の眼を向け、シュンは合わせる顔がなさそうにメンバーと視線を合わせようとしない。
そこでSBKが現われて負けたダイヤを詰りマスク剥ぎの執行を迫り、斎了GMもダイヤに声をかけて確認を取ると、ダイヤが自らマスクを取って正体を晒し、素顔となったダイヤの髪を掴んだSBKはブサイクな顔と詰りながら観客中にダイヤの素顔を晒しまくり、ダイヤは涙を流す。
ところがこれまで無言だったインフェルノがマイクを取ると、ダイヤを詰るSBKを非難し、「ダイヤがマスクを取った現在、インフェルノでいる必要がない」としてSBKの制止を振り切ってマスクを取り、正体は吉岡有紀であることを明かして去っていってしまう。
そしてMASQUERADEの面々はシュンに眼をくれずダイヤを連れて退場し、一人残されたシュンは時間をおいてから去っていってしまった。
今回のメインは??の連続でシュンが自分が助かりたいばかりに庇ったダイヤを差し出してしまったことで、MASQUERADEはリーダーらしからぬ行動を取ったシュンに不信感を抱くだけでなく、インフェルノも突如マスクを取って素顔を晒してしまった。今後シュンとMASQUERADE、インフェルノから素顔に戻った吉岡の今後はどうなっていくのか…
セミファイナルではブレイブ選手権が行われ、王者のSBKにNATURAL VIBESのJFKが挑戦。10・17神戸サンボーホール大会で選手権をかけて同じカードが組まれ、SBKがSBシューターでJFKを降し、U-Tが挑戦表明していたが、11・23神戸サンボーホール大会でJFKがトルベジーノ十字固めでH・Y・Oを降したことで再挑戦を表明、U-TもJFKに挑戦を譲り渡し、SBKの指定で後楽園での選手権が組まれることになった。
開始からグラウンドとなり、SBKがヘッドロック、切り返し合いでJFKがハンマーロックからヘッドロックで捕らえればSBKはヘッドシザースで返す。SBKがガットショットから読み合いでは、JFKがティヘラで場外へへ出すも、トペスイシーダ狙いはSBKがキックで迎撃し、エプロンでSBLを敢行する。
リングに戻るとSBKが串刺しエルボーを連発し、SBKチャントから串刺し低空ドロップキック、ネックブリーカーの体勢からバックタックル、サッカーボールキック、腰へボディープレス、変形STFと試合をリードし、JFKはロープエスケープする。
SBKはバックドロップ狙いはJFKは不時着も衝撃で腰を押さえるが、SBKはブレーンバスター狙いはJFKが投げ返し、JFKは串刺しはSBKが迎撃もキャッチして逆水平、ドロップキックで場外へ出すとトルニージョを命中させる。
リングに戻るとJFKはミサイルキックも受身で腰を押さえるも、JFKは構わず逆水平を浴びせれば、SBKも打ち返してラリーに、JFKが旋風脚もSBKはバックドロップで応戦、エルボーのラリーではSBKが競り勝ってSBKはジャーマンも、JEKがカサドーラからトルベジーノ十字固めはSBKが切り返して丸め込み合戦に持ち込む。
SBKはスバインバスターからSBシューターを狙うが、JEKが回転して丸め込み、JFKうはトルベジーノを狙うと、SBKがジャーマンスープレックスホールドを決め、最後はSBLからSBシューターで捕らえてJFKは無念のギブアップとなり、SBKが防衛を果たした。
試合後はSBKは「オマエと何度戦っても楽しいよ」と言いつつ、「まだJFKは弱い」として蹴り出して防衛をアピーすると、U-Tが迫って挑戦を表明した。
今回は同期同士の対戦とあって、SBKが反則は一切使わず正攻法のプロレスでJFKと渡り合い、しっかり腰攻めで下ごしらえした上でSBシューターで仕留めるなど文句の言いようがない堂々の防衛だった。SBKはもうすぐしたらキャリアは2年目になるが、ますます大化けする可能性を秘めている。
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