2月21日 新日本プロレス「Road to CASTLE ATTACK」後楽園ホール 410人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
ウィル・オスプレイ グレート・O・カーン 〇ジェフ・コブ(8分24秒 片エビ固め)棚橋弘至 天山広吉 ×ゲイブリエル・キッド
※ツアー・オブ・ジ・アイランド
<第2試合 20分1本勝負>
後藤洋央紀 〇YOSHI-HASHI 矢野通 SHO(11分27秒 バタフライロック)タマ・トンガ タンガ・ロア チェーズ・オーエンズ ×邪道
<第3試合 20分1本勝負>
〇石森太二 エル・ファンタズモ(8分52秒 片エビ固め)鷹木信悟 ×BUSHI
<第4試合 30分1本勝負>
〇SANADA(12分45秒 Skull End)×本間朋晃
<第5試合 30分1本勝負>
ジェイ・ホワイト 〇EVIL(16分40秒 体固め)×オカダ・カズチカ 石井智宏
※EVIL
まず大会前に高橋ヒロムが左大胸筋断裂で全治半年の重傷を負ったため長期欠場することになった。
ヒロムは19日の岩手大会で左肩を負傷して山形大会を欠場、22日の後楽園から復帰とされていたが、急遽欠場となって今回の発表となった。これに伴い保持していたIWGPジュニアヘビー級王座は返上で、28日に予定されていた選手権も白紙、25日に行われる予定だった後楽園でのIWGPジュニアタッグ選手権もこの時点では白紙となった。
そして石森&ファンタズモは鷹木&BUSHIと対戦して、ファンタズモが鷹木にサトンデスを浴びせてから石森と捕らえにかかって試合をリード、しかし終盤ではBUSHIが場外のファンタズモへトペを浴びせてから鷹木と共に石森を捕らえるが、BUSHIのテリブレ狙いをファンタズモがカットすると、石森のハンドスプリングをキャッチしたBUSHIのBUSHIロール狙いを、ファンタズモがサドンデスを浴びせてカットし、最後は石森がカバーして3カウントとなった。
試合後はファンタズモが「ヒロムどこだ」と探しつつも、IWGPジュニアタッグ選手権がなくなったとして喜んでいたところで、エル・デスペラードと金丸義信が乱入、ファンタズモはサドンデスで排除を狙ったが、デスペラードがキャッチすると金丸が急所蹴りを浴びせ、垂直落下式ブレーンバスターでファンタズモをKOすると、前王者の権利を行使して再戦を要求した。
25日のIWGPジュニアタッグ選手権は決まったが、問題はIWGPジュニアヘビー級王座、ジュニアタッグ選手権の結果いかんではファンタズモの相手はデスペラードか金丸になるのかもしれない。
メインイベントではオカダ&石井が、初タッグ結成となるジェイ&EVILと対戦。先発で出たジェイは石井から逃げ回るなどして翻弄し、オカダもEVILに阿部誠リングアナごと鉄柵攻撃で痛めつけられ、BULLET CLUBはオカダを捕らえて試合をリードする。
オカダはジェイにビックブーツを浴びせてから石井に代わり、石井に代わってロープにしがみつくジェイを捕まえようとするとレフェリーが制止に入ると、ジェイは後ろから叩いてエルボーを浴びせるが、石井は動じず、カウンターエルボーから串刺しエルボーも受けきった石井は前進して、カウンターエルボーからショルダータックルを連発し、ジェイは場外へ逃れようとするが石井が逃さず頭部にエルボーやストンピングを乱打、外道もリングに引きずり上げてジェイにぶつける。
しかし場外の外道が石井の足を捕らえるとジェイがDDTで反撃し、串刺しエルボーからエルボーの連打、サミング、ブレードバスターと畳みかけるが、デスバレーボム狙いは石井が逃れ、ジェイが突進も石井はパワースラムからリキラリアットも、ジェイが避けるとデスバレーボムを決める。
代ったEVILがオカダへの交代を狙う石井を阻んで剥き出しコーナーに叩きつけるが、石井も剥き出しコーナーに叩きつけ開始てバックドロップで投げると、代わったオカダがEVILにエルボーアタック、串刺しはEVILが迎撃も突進はオカダがフラップジャックで叩きつけるが、ツームストーンパイルドライバー狙いはEVILが堪え、オカダは東郷に気を取られるとEVILはサミングからセカンドロープを使ってカーブストンプで踏みつける。ここでジェイが入りEVILとのトレイン攻撃から連係でオカダを捕らえ、EVILはEVILを狙うが逃れたオカダはローリングラリアットからマネークリップで捕らえるが、ジェイがカットに入る。
オカダと石井が連係でジェイを排除すると、オカダはEVILにドロップキックからマネークリップで捕らえるが、EVILは剝き出しコーナーに直撃させる脱出したところで、東郷がスポイラーチョーカーでオカダの首を絞めあげ、最後はEVILがEVILで3カウントを奪い、オカダから直接勝利を収めた。
試合後は結果に納得いかない石井は海野レフェリーを蹴飛ばすと、ジェイの首をタオルで絞めるが東郷がカットに入るとジェイが逆に首を絞める。そしてダウンするオカダを見下ろすEVILはオカダはこの俺には勝てない!なんでかわかるか!オマエは顔じゃないんだ!大阪城ではもう一度オマエを叩きのめしてやるからな!」は27日でのオカダとのシングル戦では勝利を断言して締めくくった。
介入はあったが、介入を容認したのはオカダの方、EVILにしてみればオカダの要望通りに介入を駆使したまでのこと、それを考えるとオカダもEVILらを多少甘く見過ぎていたということか、EVILもジェイとの関係も良好になってきたこともあり落ち着きが見られ、次第にしたたかになってきているようだ。
セミのSANADAvs本間は、ネックロックやチンロックで首攻めを狙う本間に低空ドロップキックを浴びせたSANADAは足攻めで流れを変える。
SANADAは低空ドロップキックからバックドロップは本間が体を入れ替えて浴びせ倒すと、エルボーを連発し、串刺しエルボーからフェースクラッシャー、小こけし、ネックブリーカーと畳みかけるが、こけし落とし狙いはSANADAが逃れて低空ドロップキックも、切り返し合いでは本間がDDTで突き刺しブレーンバスター狙いはSANADAが逃れるとスワンダイブドロップキックを命中させる。
SANADAはバックドロップからSkull Endを狙ったが、本間がサムソンクラッチで丸め込み、キックアウトしたSANADAはTKOからラウディングボディープレス狙いは本間が阻止すると、SANADAの背中めがけてこけしロケットを発射して動きを止め、顎への頭突きでトップロープから落としてからラリアット、STFで捕らえる。
本間は雪崩式ブレーンバスターを狙うが、SANADAは前転して逃れ、トップロープの本間の背中めがけてドロップキックからSkull End狙いは本間が首固めで丸め込む、SANADAはドロップキックを受けきった本間はこけしロケットを狙ったが、SANADAがSkull Endで捕らえて本間は無念のギブアップ、SANADAが勝利を収める。
第2試合の矢野&後藤&YOSHI-HASHI&SHOのCHAOSvsG.o.Dオーエンズ&邪道のBULLET CLUBは、YOSHI-HASHIがバタフライロックで邪道を降すも、試合後にオーエンズがまたKOPWトロフィーを破壊して矢野を落胆させた。