9月23日 新日本プロレス「G1 CLIMAX30」北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる 1961人
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 15分1本勝負>
〇ゲイブリエル・キッド(7分21秒 片エビ固め)×上村優也
※ダブルアームスープレックス
<第2試合 「G1 CLIMAX 30」Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝1敗=2点】〇ジェフ・コブ(11分44秒 片エビ固め)【2敗=0点】×鷹木信悟
※ツアー・オブ・ジ・アイランド
<第3試合 「G1 CLIMAX 30」Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝1敗=2点】〇オカダ・カズチカ(12分1秒 変形コブラクラッチ)【2敗=0点】×高橋裕二郎
<第4試合 「G1 CLIMAX 30」Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝=4点】〇タイチ(12分11秒 片エビ固め)【1勝1敗=2点】×鈴木みのる
※ブラックメフィスト
<第5試合 「G1 CLIMAX 30」Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝=4点】〇ウィル・オスプレイ(18分20秒 片エビ固め)【2敗=0点】×石井智宏
※ストームブレイカー
<第6試合 「G1 CLIMAX 30」Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝=4点】〇ジェイ・ホワイト(20分28秒 体固め)【1勝1敗=2点】×飯伏幸太
※ブレードランナー
「G1 CLIMAX 30」はきたえーる2連戦に突入、第4試合ではあなたが選ぶG1 CLIMAX30注目カード投票Aブロック第1位に選ばれた鈴木vsタイチが公式戦として実現した。二人が対戦するのは2013年12月30日のタカタイチ興行で、この時の鈴木軍はNOAHから撤退したばかりで、ユニット全体の去就が注目されていた。試合は鈴木がゴッチ式パイルドライバーで勝利を収め、セコンドのあべみほ共々鈴木軍が絆を確かめ合って、新日本プロレスへ復帰していったが、今回の対戦は新日本プロレスのトップの一角にまで登り詰めたタイチが鈴木に勝つことが出来るかがテーマとなった。
後入場の鈴木がリングインするなり、タイチにつかみかかって開始となり、鈴木がマウントエルボーを放てば、体を入れ替えたタイチはクローで絞め、鈴木はナックルで応戦する。
両者が冷静でないと見たレフェリーが揉み合っている二人を分けようとするが、二人は突き飛ばしてKOすると、二人はイスを持ち出してイスチャンバラを繰り広げるが、だがタイチが勝ってイスでフルスイングを狙うも、鈴木がボディーブローで阻止し、場外戦となって鈴木が逆にイスでタイチをフルスイングする。
鈴木はタイチを鉄柵に叩きつけ、イスでタイチの首を挟んで締め上げ、ビックブーツを浴びせると、タイチはローキックを放てば、鈴木は殴りつけるようなエルボーで返して鉄柱攻撃、そしてイスを持ってリングに戻るが、やっと起き上がったレフェリーが取り上げると、タイチがマイクスタンドで一撃し、場外戦で鉄柵攻撃からマイクケーブルで首を絞め、イスでフルスイングしてからイスで首を絞める。
ロングタイツを脱ぎ捨ててショートタイツになったタイチは鈴木に足蹴、ステップキックで挑発すると、睨みつけた鈴木は殴りつけるようなエルボーで返し、タイチもミドルキックで応戦して、足蹴で挑発してからミドルキックを狙うが、キャッチした鈴木は殴りつけるようなエルボーで返す。
鈴木は突進すると、タイチはハイキックを浴びせ、後頭部へアックスボンバーからジャンピングハイキックを炸裂させるが、両者ダウンとなり、鈴木はビックブーツ、タイチのアックスボンバーを避けてスリーパーも、タイチはデンジャラスバックドロップで脱出してからジャンピングハイキックを炸裂させるも、鈴木は時間差ロープワークからスリーパーで捕獲する。
鈴木はゴッチ式パイルドライバーを狙うがタイチはリバースと、アックスボンバーを狙うが、避けた鈴木がスリーパーからゴッチ式パイルドライバー狙うと、タイチがブラックメフィストで3カウントを奪い勝利を収め、鈴木はフラつくように去っていくと、タイチは去り行く鈴木を見て笑みを浮かべ、相撲のように勝ち名乗りを受けた。
バックステージインタビューの通りだとタイチはただ勝っただけかもしれないが、タイチにしかわからない喜びだったと思う。しかし、タイチは鈴木に越えたとは思ってない、組んでから10年目でやっと鈴木と並び立ったに過ぎない。
メインは飯伏とジェイが対戦、開始から飯伏は手拍子を煽るが、ジェイは場外へ出るとマイクでコールを出せない観客に向けて飯伏コールを煽って観客を挑発するが、リングに戻ると飯伏はミドルキックで場外へ出すとプランチャを浴びせて手拍子を煽り、リングに戻ると飯伏はコーナーに押し込んでエルボー、ジェイの串刺しを避けるなどして先手を奪う。
しかし、ジェイは旋回式ギロチンホイップで飯伏をトップロープに叩きつけると、エプロンでニークラッシャーを敢行し、鉄柵に何度も叩きつけてから、。エプロンに右足をセットしてエルボー、ストンピングの乱打で右足攻めで流れを変える。
リングに戻ったジェイは串刺しを狙う飯伏をキャッチしてレッグブリーカー、髪を掴んで倒す、ポージングでアピールしてからサイキックの連打、ネックブリーカー、レッグブリーカー、インローキックと右足を徹底的に痛めつけるが、飯伏はドロップキックで反撃すると、ソバットコンポからその場飛びムーンサルトプレス、串刺しはジェイが迎撃も、飯伏はパワースラムからムーンサルトを狙うと、ジェイが避けて着地した飯伏にジェイがDDTで突き刺す。
ジェイは串刺しエルボーからブレードバスターから、抵抗する飯伏にストンピングを乱打、裏投げ狙いは飯伏はコーナーにぶつけて逃れるも、ジェイはコンプリートショットからジャーマン、裏投げ狙いは飯伏が抵抗して逃れたが、ジャーマン狙いはジェイが足を掴んで逆回転グラウンドドラゴンスクリューを決める。
ジェイは足を掴むが飯伏は蹴って逃れると、ロープの反動で戻ってきたジェイにジャーマン、人でなしドライバー狙いはジェイが逃れて膝へパンチを浴びせるも、飯伏はキックを浴びせてジェイは逃れる、そこで飯伏はスワンダイブジャーマンを狙うがセコンドの外道が足を掴んで阻止すると、ジェイがロープ越しでドラゴンスクリューを敢行し裏投げで投げる。
ジェイはキウイクラッシャーを狙うが、切り返した飯伏は人でなしドライバーで突き刺して両者ダウンも、ジェイは飯伏の膝へエルボーを浴びせれば、飯伏は鋭いエルボーで返すと、ジェイは場外へ逃れ、リングに戻るとジェイはエルボーの連打も、飯伏はバックホームラリアットで応戦する。
ところが足を掴んだジェイは逆回転グラウンドドラゴンスクリューで再び飯伏の足を攻め、SSS狙いは飯伏が逃れてハーフネルソンスープレックスで投げて、生膝ボマイエを狙うと、ジェイがキャッチしたところで飯伏はハイキック、しかしカミゴエはジェイが丸め込んで内から外へとグラウンドドラゴンスクリューからITO(飯伏タップアウト)で捕らえる。
飯伏はロープに逃れると、ジェイはSSSで投げるが。立った飯伏はボマイエを浴びせ、シットダウン式ラストライドからカミゴエを狙うが、ジェイはレフェリーを掴んで阻止して飯伏にエルボーも、受け流した飯伏は強烈なエルボーで倒し、バスソーキックからカミゴエを狙うが、外道がタオルを投げようとしてエプロンに上がる。
海野レフェリーが外道に気を取られてしまうと、ジェイは飯伏に急所打ちを浴びせ、ジャガー横田式バックドロップホールド、ブラディーサンデー狙いは、飯伏が逃れてボマイエ、外道にもハイキック浴びせて排除してから、ジェイにカミゴエを狙うが、ジェイが組みつくとすかさずブレードランナーで3カウントを奪い勝利を収めた。
外道の介入や急所打ちを抜きにしても、ジェイは徹底した足攻めで試合を組みたて、やられつつも次の手をしっかり考えていた。飯伏はインサイドワークに長け、安定感を保つ相手はどうしても苦手で、なかなか切り崩せないようだ。
セミファイナルのオスプレイvs石井のCHAOS対決は、オスプレイは握手を求めるが石井はエルボーで返答も、いなしたオスプレイはエルボーを浴びせ、ぶつかり合いも体格を大きくしたオスプレイが制する。
オスプレイは石井に握手を求めるが、石井は拒否、読み合いから互いの技を見切り、オスプレイがビンタからステップキックも、石井は逆水平で返せば、オスプレイも逆水平で打ち返す。
オスプレイはビックブーツも石井はショルダータックルで応戦して逆水平からノド笛チョップ、サッカーボールキックと浴びせ、オスプレイはエルボーも、石井は逆水平で返してからブレーンバスターで投げ、足蹴で挑発してから踏みつけ、頭を叩くと、オスプレイはエルボーで返すが、石井は動じない。
オスプレイはボディーエルボーを浴びせるが、石井はノド笛チョップで応戦し、串刺しはオスプレイが延髄斬りで迎撃すると、ハンドスプリングオーバーヘッドキック、マンハッタンドロップからローキック、その場飛びシューティングスター、ピッピーチェリオと畳みかける。
オスプレイは石井を再び足蹴で挑発して、エルボーの連打、軽くビンタ、エルボーの連打を浴びせるが、石井は前進してエルボーで一撃し、オスプレイはトップロープに石井をうつ伏せにセットしてスワンダイブを狙うが、石井がエプロンに逃れ、それでもオスプレイはエプロンの石井にスワンダイブドロップキックで場外へ落とすと、サスケスペシャル狙いは石井が避ける。ところが着地したオスプレイは場外で石井と読み合いを繰り広げ、鉄柵に飛び乗ったオスプレイは場外でオスカッターを敢行する。
石井はリングに戻るが、エプロンのオスプレイがfrom コーナー to コーナーで強襲し、コーナーへ昇るも、石井はロープにぶつかって阻止して動きを止めると、下からの頭突きから雪崩式ブレーンバスターで投げる。
石井は左右エルボーから突進するが、オスプレイはマウスで迎撃し、読み合いからトラースキック、バスソーキック、トラーキックと畳みかけた後で、オスカッターを狙ったが、石井が逃れるとカウンターエルボーを浴びせてオスプレイがダウンする。
石井は龍魂パワーボム、スライディングラリアット、ジャーマン、そしてリキラリアットを狙ったが、キャッチしたオスプレイはスパニッシュフライを決め。オスカッターからストームブレイカーを狙うが石井は逃れ、オスプレイはコーナーからスーパーオスカッターを狙うも、石井がキャッチすると、オスプレイはサイレントウィスパーを炸裂させるが、石井がリキラリアットで応戦、石井はリキラリアットを狙うが、オスプレイは一回転してライガーボムを決め、ブラジリアンハイキックも、受けきった石井は延髄斬りからリキラリアットを浴びせる。
石井は垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、オスプレイが逃れると石井は頭突きから垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、スタナーで切り返し、石井が再度垂直落下式ブレーンバスターを狙ったところでリバースフランケンで切り返す。
オスプレイはオスカッターの体勢からパイルドライバーで突き刺すゴンゾボムを決めると、ヒドゥンブレイドを炸裂させてからストームブレイカーを決めて3カウントを奪い勝利を収める。
オスプレイも体格を大きくしたことで、石井とど真ん中で渡り合っても互角以上に渡り合っていた。オスプレイもケニー・オメガを越える存在になりつつあるのかもしれない。
オカダvs裕二郎は、オカダはヘッドロックで捕らえると裕二郎は手に噛みついて逃れ、オカダはエルボーの連打から突進すると、裕二郎がラリアットで迎撃して、場外戦で花道でのネックブリーカー、花道ダッシュでスライディングキックと先手を奪う。
リングに戻ると裕二郎はマウントナックル、レッグドロップ、倒れ込みヘッドバット、エルボーの連打、首筋へのエルボーから串刺しビックブーツ、スライディングキック、ボディースラムからフェースロックと攻め込み、背後からスライディングキックから再びフェースロックで捕らえる。
オカダはビックブーツを狙うが、裕二郎はオカダの足を掴んで倒してからスライディングキックも、避けたオカダはアッパーカットを浴びせ、エルボーの連打からエルボーアタックも痛めた腰を押さえ、それでもオカダは串刺しエルボーからDDTで突き刺し場外へ逃れる裕二郎にオカダはプランチャを浴びせる。
リングに戻るとオカダはリバースネックブリーカーを狙うが、腰の痛みのせいか、裕二郎が堪えると、裕二郎は串刺しビックブーツからフィッシャーマンズバスターを決め、マイアミシャイン狙いはオカダが逃れてエルボーのラリーに持ち込むが、裕二郎が連打で腰にきたのかオカダが崩れるも、裕二郎が突進するとオカダはドロップキックで迎撃する。
オカダはツームストーンパイルドライバーからコブラクラッチで捕らえるが、裕二郎は手に噛みついて逃れるとインカレスラムで投げてからビックブーツ、読み合いからピンプジュース狙いはオカダが逃れるも、裕二郎はソバットからマイアミシャイン、そしてピンプジュース狙いはオカダが逃れるとビックブーツ浴びせるが、エルボースマッシュから突進は裕二郎がラリアットで迎撃する。
裕二郎は東京ピンプスを狙うが、オカダが逃れてドロップキックも、自爆させた裕二郎はトラースキックから東京ピンプス狙いは、逃れたオカダはローリングラリアットからコブラクラッチで捕らえると、裕二郎ギブアップとなって勝利を収める。裕二郎はオカダの腰痛もあって善戦したが結果にはつながらなかった。だが、オカダの腰は思ったよりひどいものなのか、これがリーグ戦にどう響いていくのか…
鷹木vsコブは、逆水平の打ち合いから、リーブロックを狙うコブに鷹木がショルダータックルを浴びせるが、突進はコブがドロップキックで迎撃し、ブレーンバスター狙いは鷹木が堪えたところで、コブがコーナーにぶつけるとフロントスープレックスで投げ、頭突きからエルボースタンプ、ベアハッグで捕らえるが、鷹木は鼓膜破りで逃れるも、コブはコーナーに押し付けてショルダーを連発、串刺しジャンピングエルボーからランニングバックドロップと先手を奪う。
コブはアバランシュホールドを狙うが、逃れた鷹木はブレーンバスターを狙うと、コブが着地したところで鷹木はナックルから龍魂ラリアット、ブレーンバスターで投げてからスライディングパンピングボンバー狙いは、コブがキャッチするも、逃れた鷹木は背後からパンピングボンバー、ロープのバウンドを利用してバックドロップで投げる。
鷹木は串刺しパンピングボンバーからパンピングボンバーを狙うが、コブがエクスプロイダーで投げると、鷹木もエクスプロイダーで応戦、四つん這いで頭突き合戦から鷹木が左右エルボーも、コブが一撃を浴びせれば、鷹木は頭突きで返し、コブがトラースキックからラリアットを浴びせてから、ツアー・オブ・ジ・アイランド狙いも、鷹木が逃れて熨斗紙を決め、コブのラリアットを避けてパンピングボンバーを炸裂させる。
鷹木はラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙うが上がらないところで、コブが連続サイドスープレックスからドクターボム、その場飛びムーンサルトプレス投下する。
鷹木は突進したところでコブが担ぐも、鷹木はトルネードDDTで突き刺し、首筋へのエルボーの連打からスライディングパンピングボンバー、MADE IN JAPANを決めると、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンン狙いはコブが逃れると、鷹木はパンピングボンバーを連発してからナックルも、コブが頭突きで返すと、鷹木が突進するが、避けたコブがロープのバウンドで戻ってきた鷹木をジャーマンで投げ、最後はツアー・オブ・ジ・アイランドで3カウントを奪い勝利となった。鷹木は昨年に続いてコブに二連敗、コブに苦手意識をもってしまったようだ。