8月25日 爆破甲子園「STREET FIGHT CLUB Produced by 爆破甲子園」後楽園ホール
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 ラオスの神秘!驚異のメカパンディータ初出動! 30分1本勝負>
〇勝俣瞬馬(10分36秒 体固め)×メカパンディータ
※ダイビングボディープレス
<第2試合 崖のふち女子プロレスvsぽっちゃり女子プロレス全面対抗戦 30分1本勝負>
〇まなせゆうな 今成夢人(11分41秒 エビ固め)×松本都 クリス・ブルックス
※鈴木ダイナミック
<第3試合 ハゲトロンゲーズvs#STRONGHEARTS 30分1本勝負>
T-Hawk 〇エル・リンダマン(12分27秒 ジャーマンスープレックスホールド)黒潮”イケメン”二郎 ×立花誠吾
<第4試合 STREET FIGHT CLUB 特別試合~王道伝承マッチ~ 30分1本勝負>
〇秋山準(12分4秒 片エビ固め)×納谷幸男
※エクスプロイダー
<第5試合 ストリートファイト・スクランブルバンクハウス 6人タッグデスマッチ 時間無制限1本勝負>
〇大仁田厚 宮本裕向 ロッキー川村(15分49秒 体固め)杉浦貴 ×NOSAWA論外 カズ・ハヤシ
※イス攻撃4発
爆破甲子園は今回は新プロジェクトとしてストリートファイトを中心した「STREET FIGHT CLUB」がスタート、メインも大仁田が宮本、川村を従え、杉浦&NOSAWA&カズの杉浦軍と対戦、リング中央にはギターなど凶器が入ったバケツ、北側には有刺鉄線ボードが設置された。
大仁田組が先入場、ルールでは本来なら所定の位置に待機してカウントダウンと共に開始のはずが、先入場の大仁田組が杉浦軍に奇襲をかけて開始となり、大仁田は杉浦にナックル、サミングから場外戦を仕掛け、その間にNOSAWAがリング内にはイスが投げ込んでリングに戻ると、大仁田にイス攻撃も、奪い取った大仁田がNOSAWAにフルスイングすれば、杉浦にもフルスイングする。
再び場外戦から、今度はNOSAWAがテーブルをリングに投げ入れ、コーナーにセットし、カズが大仁田を捕らえてリングに戻してから、NOSAWAと共にテーブルに叩きつけてセットするが、大仁田が逆襲してテーブル貫通パイルドライバーを敢行する。
ここで杉浦が大仁田を場外へ出している間に、NOSAWAがリング内に有刺鉄線ボードをコーナーにセット、大仁田がリングに戻るとカズが大仁田をボードに直撃を狙うが、逆にカズが直撃してしまい、その間にNOSAWAがイスを四脚セットして有刺鉄線ボードもセットすると、杉浦がその上へ大仁田をボディースラムで投げる。
NOSAWAが有刺鉄線バットを持ち込んで大仁田をメッタ打ちしてから、杉浦やカズも殴打して続き、NOSAWAは有刺鉄線バットを大仁田の額にこすりつけて切り刻むと、杉浦が有刺鉄線バットで大仁田をフルスイングし、カズもフルスイングするがNOSAWAに誤爆すると、宮本と川村が杉浦とカズを排除してから、イス盛りをセットすると、杉浦をイス盛り目掛けてダブルブレーンバスターで投げ、川村もフィストドロップで続き、大仁田も杉浦軍をテーブルの破片で殴打する。
大仁田はNOSAWAを破片で何度も殴打してからサンダーファイヤーパワーボムを決めたが、NOSAWAはカウント2でキックアウト、そこでカズは宮本にハンドスプリングレッグラリアットを放てば、宮本もハンドスプリングオーバーヘッドキックで応戦してカズを排除、だが川村が杉浦にパンチを狙ったが、杉浦がイスでガードして一撃を浴びせる。
杉浦は大仁田にもイスでフルスイングすると、NOSAWAがギターがギターを持ち出し、杉浦が有刺鉄線バットをサックス代わりにして二人でエアー演奏してから、NOSAWAが大仁田にギターショットで一撃する。
大仁田の窮地に川村と宮本がカットに入ると、テーブルをセットした宮本は杉浦を寝かせてからテーブル貫通フロッグスプラッシュで排除し、蘇生した大仁田がNOSAWAをイスで何度もフルスイングしてからサンダーファイヤーパワーボムを決めたが、NOSAWAはカウント2でキックアウトして、意地で立ち上がり、大仁田もイスでNOSAWAを何度もフルスイングして、NOSAWAも真っ向から受けて立ったが、ついに力尽きて倒れて大仁田がカバーして3カウントとなり、大仁田が勝利となった。
試合後の大仁田劇場となるが、大仁田は練習不足と前置きしてから試合中にアバラを骨折したことを明かし、恒例の聖水もソーシャルディスタンスでかけることが出来ない。だが杉浦軍に「電流爆破のリングに上がれ」とアピールしつつ「いろいろ言われるが、「生き方は変えられない!自分の信じた生き方を貫く」と断言して締めくくった。
ZERO1の神社長から借金を踏み倒されたことを暴露され、田中将斗ら愛弟子からも苦言を呈されただけでなく、批判を受けた大仁田だが、これまで引退のことも含めて数々の批判の的にされても、アントニオ猪木と同じで今更自分の生き方を変えられないと開き直っている。それが大仁田の強い部分でもあり、原動力になっている。27日のとしまえんでは青木真也、宇野薫相手に引退をかけて電流爆破をやるが、引退といっても大仁田はまた復帰するだろう、そう考えないと大仁田とはまともに付き合えないのかもしれない。
セミファイナルの秋山vs納谷は、秋山がヘッドロックを仕掛けてからのぶつかり合いは納谷が制するもエルボードロップは自爆、今度は納谷がミドルキックを放つが、秋山が組みついて押し込むとエルボーを浴びせてから場外戦を仕掛け、秋山は納谷をエプロンに叩きつけてからフロントネックロックを狙うが、納谷が四バースしてサッカーボールキック、エルボーも、秋山は「それだけか」言いたげに前進して蹴り上げからランニングニーを浴びせるなど、キラー秋山の片鱗を見せる。
リングに戻るとエルボーを打ち込む納谷に秋山が頭突きを浴びせ、エプロンに納谷をセットしてから後頭部にギロチンニーを投下し、リングに戻って足蹴で挑発すると、納谷はエルボーも受け流した秋山はスリーパーから三沢式フェースロックで絞めあげる。
ロープに逃れた納谷に秋山は納谷を挑発すると、串刺しを狙うが、納谷がショルダータックルで迎撃し、串刺しボディーアタックからサッカーボールキック、エルボードロップ、コブラツイストと猛反撃するが、バックドロップ狙いは秋山が体を入れ替えて浴びせ倒し、秋山はランニングニーからフロントネックロックで絞めあげる。
秋山はエクスプロイダーを狙うが、納谷が堪えてエルボーの連打からラリーに持ち込み、ラリアットからランニングニーを浴びせ、バックドロップ狙いは秋山が逃れて突進も納谷はスパインバスターで叩きつける。
そして納谷は突進するが、秋山はジャンピングニーで迎撃すると、カウンターニーから生膝ニーアタック、そしてエクスプロイダーで3カウントを奪い完勝を収めた。
秋山はバックステージで「いいモノを持っているけど、でも生かし切れていない」とコメントしたが、秋山にしても過去にジャイアント馬場さん、ジャンボ鶴田や田上明、スタン・ハンセンやビックバン・ベイダー、スティーブ・ウイリアムスなど対戦しているだけに、納谷の物足りなさを充分に感じていると思う。以前から言われていることかもしれないが、それをどうすべきなのかがまだ納谷自身わかっていないのではないだろうか…
第3試合はリンダが入場するなり、「立花の髪を刈るつもりで買ったバリカンが盗まれた」と明かすと、イケメン組が登場し、恒例のイケメンパフォーマンスが時節柄後楽園側からストップがかかったと立花が暴露しつつ、STRONGHEARTSの控室に入り込んでバリカンを盗んだだけでなく、リンダの免許証や保険証の角を燃やし、T-Hawkの携帯の名前も全て変えて、T-Hawkから電話がかかっても全てパプリカにしたことを明かして高笑いする。
そして立花が試合形式をノーDQマッチに変更を要求して開始となり、嫌がらせを受けたリンダはバリカンを持って、立花やイケメンに迫るが、なぜかT-Hawkにも迫ったため制裁を受けてしまい、STRONGHEARTSの内輪揉めを利用したイケメン組はリンダを捕らえて試合をリードする。
試合もバリカンを巡る攻防が続き、試合中にバリカンが壊れるハプニングが起きるが、何とか動くも、なぜかリンダがバリカンで松井レフェリーに迫ったところで、松井レフェリーからラリアットで制裁を受けてしまい、これを逃さなかった立花はリンダにバックドロップを狙ったが、まだバリカンを手放していなかったリンダは立花の髪を真ん中から刈って逆モヒカンにしてしまい、最初こそ気づいていなかった立花だったが、頭が刈られたことに気づいて動揺したところで、リンダがジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪っただけでなく、リンダは更にバリカンで立花の髪を刈ったため、立花もせっかく伸ばした髪をまた切るハメになってしまった。
第2試合の崖のふち女子vsぽっちゃり女子の対抗戦は、松本はフェイントから急所蹴りを浴びた今成だったが意地で反撃して、まなせに代わり、まなせは今成とのサンドウィッチモンゴリアンチョップ、サンドウィッチラリアットで松本を蹂躙してから、まなせがラリアットを浴びせる。
まなせは踵落としを狙うが、避けた松本がマンマ・ミーヤを浴びせ、クリスとの連係でまなせを捕らえると、クリスが松本を肩車してから、松本がまなせにダイビングフットスタンプを投下、そしてクリスがプラケースを投入して、まなせの下にプラケースをセットすると、クリスがまなせの上へ松本をBTボムで叩つけようとしたが、まなせが避けて松本一人がプラケースに直撃してしまう。まなせは松本に鈴木ダイナミックを狙ったが、松本はサムソンクラッチで丸め込むも、突進したところでまなせがラリアットで迎撃してから鈴木ダイナミックで3カウントを奪い、ぽっちゃり女子が勝利を収める。
第1試合のメガパンディータvs勝俣は、メカパンディータは大仁田が遠隔操作しているということで、カクカクとメカっぽい動きで登場し、勝俣が握手を求めるも、圧倒的なパワーで握り返されてしまう。試合もメカパンディータがカクカクと動くが、遠隔操作しているということで、方向違いの方向へ動いて勝俣とは組み合わず、勝俣もどうしていいかわからないまま迫ってロックアップするが、パンディータが投げ飛ばす。
フィンガーロックでもメカパンディータがパワーで圧倒、勝俣がボディースラム狙いも重くて上がらず、ぶつかり合いも勝俣が吹き飛ばされてしまう。そこで勝俣はメカパンディータをゆっくり倒して場外フェンス手前に運ぶと、レフェリーが場外カウントを数え、さすがに遠隔操作している大仁田も慌てたのか、操縦が上手くいかずにメカパンディータはリングに戻れない。
カウント19でメカパンディータがやっとリングに戻ると、勝俣を場外へ追いやりプランチャ、リングに戻ってダイビングクロスボディーとさっきとは違って素早い攻めを見せる。
勝俣はエルボーで反撃するが、メカパンディータの硬いボディーには効かず、勝俣のボディースラム狙いも、逆に投げてからコーナーに叩きつけ、逆片エビ固めで捕らえ、勝俣はロープへ逃げたいがメカパンディータが重くて動けない、
メカパンディータは技を解くと、勝俣は延髄斬りを浴びせてトラースキックを狙うが、キャッチしたメカパンディータはみちのくドライバーⅡを決め、コーナーへ昇って450°スプラッシュを投下もは自爆してしまう。
勝俣はトラースキックから重いメカパンディータをボディースラムでどうにか投げてから、コーナーへ昇るとパンディータが追いかける。そこで勝俣はコールドスプレーを噴射すると、メカパンディータは機能を停止して転落、最後は勝俣がダイビングボディープレスで3カウントを奪い勝利となった。