6月25日 全日本プロレス「全日本プロレス中継 2020 #7 〜勇往邁進〜」GAORA TVマッチ
(試合内容は実況ツイートより 画像は全日本プロレスTVより)
<第1試合 30分1本勝負>
大森隆男 青柳亮生 〇ライジングHAYATO(7分55秒 横入り式エビ固め)ゼウス ×イザナギ UTAMARO()
<第2試合 30分1本勝負>
〇秋山準(5分18秒 体固め)×田村男児
※エクスプロイダー
<第3試合 30分1本勝負>
〇岩本煌史 佐藤光留(7分24秒 片エビ固め)×ブラックめんそーれ 児玉裕輔
※孤高の芸術
<第4試合 30分1本勝負>
〇羆嵐(2分28秒 体固め)×大森北斗
※ダイビングセントーン
<第5試合 30分1本勝負>
宮原健斗 〇黒潮”イケメン”二郎 フランシスコ・アキラ(14分15秒 イケメンラナ)諏訪魔 石川修司 ×岡田佑介
<第6試合 30分1本勝負>
〇ジェイク・リー(8分51秒 片エビ固め)×TAJAIRI
※バックドロップ
<第7試合 アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第109代王者組】木髙イサミ 〇宮本裕向(12分52秒 片エビ固め)【挑戦者組】ヨシタツ ×立花誠吾
※ムーンサルトプレス
☆ヤンキー二丁拳銃が3度目の防衛に成功
<第8試合 60分1本勝負>
〇芦野祥太郎(17分14秒 アンクルロック)×青柳優馬
今回の全日本プロレス GAORA TVマッチのメインは、諏訪魔の保持する三冠ヘビー級王座挑戦権をかけて芦野と青柳が対戦。実況席ではゲスト解説に諏訪魔が招かれ二人の試合を見守った。
序盤は芦野が得意のグラウンドで圧倒し、ロックアップから青柳がヘッドロック、ロープワークからビックブーツを浴びせると、足を奪って先にアンクルロックを仕掛けるが、芦野は脚力で青柳をターンバックルにぶつけると、NOAHの中嶋勝彦のようにターンバックルを蹴り上げ、徹底した足攻めで試合をリードする。
劣勢の青柳はエルボーからドロップキックで反撃し、串刺しは避けれると芦野はアッパーカットを浴びせるが、青柳は腕めがけてカーフブランディングを敢行すると、芦野は腕を押さえて失速し、これを逃さなかった青柳はビックブーツからフライングフォアアーム、ダイビングクロスボディーからチキンウイングアームロックで捕らえ、脇固めへ移行して芦野を追い詰める。
青柳はジャーマンを狙うが、芦野が逃れると、旋回式クロスボディーを避けた芦野は俵返しからアッパーカットを浴びせ、青柳はエルボーで返してラリーとなり、芦野がローキックに対して青柳はビックブーツで応戦し。トラースキックからコーナーへ昇るが、芦野がTボーンスープレックスで投げる。
再びエルボーのラリーとなって、芦野がアッパーカットに対して、青柳がエルボーの連打からジャーマンを狙うが、芦野はアンクルロックで切り返そうとすると、堪えた青柳はフットスタンプで潰し、トラースキックからジャーマンスープレックスホールドと畳みかけ、ロックスターバスターを狙うが、着地した芦野が着地して連続ジャーマンからアンクルロックで捕らえ、逃れた青柳は丸め込んでからジャパニーズレッグロールクラッチを狙ったが、芦野がアンクルロックで切り返し、青柳がギブアップで芦野が勝利となった。
試合後に芦野が実況席の諏訪魔を呼び込むと、改めて三冠ヘビー級王座に挑戦を表明すると、諏訪魔も受諾して6月30日のSAMURAI TVマッチで初の無観客での三冠選手権が決定となった。
内容的には青柳の思わぬ腕攻めに、芦野が崩れかけたが、最後は軌道修正して勝利となったものの、全日本に来て初めてのシングル戦だったこともあり、三冠挑戦への道も簡単ではないということも充分わかったと思う。
諏訪魔は石川、岡田と組んで宮原&イケメン&アキラと対戦するも、先入場のイケメンのイケメンパフォーマンスが長すぎたことで諏訪魔は苛立ち、試合中でもイケメンのショルダータックルを諏訪魔は弾き飛ばしたが、イケメンは場外に逃れて焦らしまくり、諏訪魔の怒りを煽る。
Evolutionはアキラを捕らえたが、諏訪魔は控えのイケメンを強襲して、場外でジャケットでの送り襟締めで絞めあげ、リング内でも石川にジャケットパンチの連打を浴びせて場外へ追いやってトペコンを発射したイケメンに対して、諏訪魔はイスを投げつけ、さすがのイケメンも怒ってイスを投げ返して乱闘となり、宮原が慌てて制止する。
終盤ではEvolutionがイケメンを捕らえ、岡田がフィッシャーマンズスープレックスを決めるも、宮原がブラックアウトで援護すると、イケメンがウラカンラナで3カウントを奪い勝利。
試合後はイケメンは宮原に人望がないことを指摘すると、宮原もイケメンに「人望のなさそうな顔」を指摘し、二人は手を合わせて見つめ合うが、タッグ結成には至らず、また一方のEvolutionは諏訪魔が結果を出せない岡田に八つ当たり気味に激怒すると、岡田も逆ギレして諏訪魔に反抗するなど不穏な空気となってしまった。
セミファイナルではヤンキー二丁拳銃の保持するアジアタッグ選手権に、19日の配信でタッグ結成となったヨシタツ&立花が挑戦したが、開始から先発で出た立花が二丁拳銃のチームワークの前に蹂躙されて長時間捕まり、焦れたヨシタツがカットに入るも、立花にも蹴りを入れて気合を入れる。
やっと交代を受けたヨシタツはヨシタツはイサミにコンプリートショットからヨシタツ幻想で捕らえて猛反撃、CBJを狙ったが、避けたイサミは絶槍を浴びせると、宮本に代わってローキックの連打からドロップキック、ヨシタツのブレーンバスター狙いを着地してコブラツイストで捕らえるなどリードを奪うまでには至らず、イサミが入って二丁拳銃が連係で捕らえどヨシタツをも蹂躙する。
ヨシタツは宮本に延髄斬りからバッククラッカーで反撃すると、立花に交代し、立花はエルボーの連打からランニングエルボー、宮本の両手の甲を踏んで四つん這いにしてからビックブーツを浴びせ、ヨシタツが入って援護してからバックドロップで投げるも、カバーに入ったところでイサミがダイビングダブルニーでカットする。
イサミはヨシタツを場外へ排除するとトペスイシーダを発射し、宮本は立花にハンドスプリングオーバーヘッドキックからファイヤーサンダーを狙うが、立花が着地して丸め込みを連発、逆さ押さえ込みも、突進したところで宮本がファイヤーサンダーで突き刺すと、ムーンサルトプレスで3カウントを奪い完勝防衛となった。
試合後にバックステージでヨシタツは立花とのタッグを「目的は果たした」として早くも解消を宣言すると、新しい国を建国することをアピールしたが、ヨシタツは何が狙いなのか…
ジェイクvsTAJAIRIは、ジェイクがビックブーツからジャイアントキリングを狙うと、キャッチしたTAJAIRIがジャストフェースロックから丸め込み、TAJAIRIはローキックからバスソーキックを狙ったが、ガードしたジェイクがハイキックを浴びせ、ジャイアントキリングからバックドロップで3カウントで勝利も、試合後に第4試合で北斗を速攻で下した羆嵐が乱入してラリアットから重爆セントーンでジェイクをKOすると、ジェイクに対して一騎打ちを要求する。
第3試合は岩本の孤高の芸術を阻止した児玉はドロップキックからめんそーれに代わり、めんそーれは岩本にトラースキックから、児玉が入ってコーナーからダイニングフットスタンプの波状攻撃を決め、光留を捕らえて合体攻撃も決めて、二人はシャーでハートマークを作って親密をアピールしたところで、児玉がめんそーれにトラースキックを浴びせて裏切り、児玉がめんそーれを無視して場外で光留を攻めている間に、岩本は孤高の芸術で3カウントを奪い勝利も、試合後は児玉が「用済み」としてめんそーれに三行半を突きつける。
そして児玉は岩本に世界ジュニアヘビー級王座挑戦者決定戦として対戦をアピールすると、岩本も全日本ジュニアの挑戦がどれだけ過酷かオレが教えてやる、全日本ジュニアを舐めるんじゃないぞ」と挑発した。
また大会前には3月実施予定だった「あすなろ杯リーグ戦」の開催が発表され、久しぶりに参戦となるHAYATOを含めた4選手が意気込みを述べる。
第1試合でもHAYATOは大森、亮生と組んで、久々の参戦となるUTAMAROを加えたPURPLE HAZEと対戦も、トラースキックの打ち合いを制したHAYATOがイザナギを丸め込んで3カウントを奪う金星を挙げる。敗れたPURPLE HAZEはゼウスが励ましにも関わらずイザナギが弱気の態度を取り続け、大会終了後も一人で会場を後にした。PURPLE HAZEもUTAMAROが戻るまではゼウスとイザナギだけで戦ってきたが、イザナギは疲れ切ってしまったのか…
第2試合は男児がショルダータックルを連発して俵返し、ダイビングショルダーと秋山を攻め込んだが、バックドロップ狙いは秋山が堪え、男児はエルボーの連打から突進したところで秋山がラリアットで迎撃し、ブレーンバスターから逆エビ固めで男児を追い詰める。
男児はロープに逃れると秋山はエクスプロイダーで3カウントを奪い勝利も、試合後は秋山から手を差し伸べ、男児の成長を称えた。
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