谷口は執念を見せるも結果に繋がらず…杉浦がナショナル王座防衛も!北宮が強襲!


11月26日 NOAH「STARTING OVER 2019」新潟市体育館 1020人
(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 30分1本勝負>
〇大原はじめ NOSAWA論外 岡田欣也(12分6秒 ムイビエン)Hi69 田中稔 ×宮脇純太()

<第2試合 30分1本勝負>
〇マサ北宮(10分16秒 体固め)×齋藤彰俊
※サイトースープレックス

<第3試合 30分1本勝負>
〇拳王 稲村愛輝(8分25秒 片エビ固め)モハメド ヨネ ×クワイエット・ストーム
※P.F.S

<第4試合 30分1本勝負>
小川良成 〇クリス・リッジウェイ(14分1秒 パッケージジャーマンスープレックス・ホールド)×HAYATA YO-HEY()

<第5試合 GHCジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】〇小峠篤司 鈴木鼓太郎(20分1秒 片エビ固め)【第37代選手権者】原田大輔 ×タダスケ
※キルスイッチ
☆原田&タダスケが初防衛に失敗、小峠&鼓太郎が第38代選手権者となる

<第6試合 GHCナショナル選手権試合 60分1本勝負>
【初代王者】〇杉浦貴(23分59秒 体固め)【挑戦者】×谷口周平
※オリンピック予選スラム
☆杉浦が初防衛に成功

<第7試合 中嶋勝彦、潮崎豪 デビュー15周年記念6人タッグマッチ 60分1本勝負>
中嶋勝彦 〇潮崎豪 熊野準(23分1秒 片エビ固め)清宮海斗 丸藤正道 ×井上雅央
※ショートレンジ豪腕ラリアット

 新潟大会のセミで新設されたユニバーサル王者となった杉浦が初防衛戦の相手に谷口を迎え撃った。
 序盤から差し合いで谷口がバックを奪い、杉浦は中年ズリフトを狙うも、谷口が俵返しで投げ返し、ロックアップから杉浦が突進も、谷口はボディースラムからショルダータックル、ストンピングの連打と先手を狙いにかかる。
 谷口はブレーンバスターを狙うと、杉浦が前落としでトップロープにセットすると、ビックブーツ狙いは谷口が間一髪避けたが、場外戦になると杉浦が鉄柵攻撃からビックブーツを浴びせ、客席でエルボーを連発して、谷口は椅子に座り込むも、杉浦は容赦なく打ち込んでいく。
 杉浦はストンピング、首投げからスリーパーで絞めあげ、ロープの逃れてもサッカーボールキックを放ち、谷口はエルボーの連打で返すも、杉浦はエルボーバットから再びサッカーボールキック、キャメルクラッチでスタミナを奪いにかかる。
 杉浦は足蹴で挑発すると、、谷口はエルボーのラリーに持ちこんだが杉浦のエルボーでダウン、杉浦は谷口に突進するも、谷口はパワースラムで反撃、串刺しラリアットを放つも、杉浦は串刺しビックブーツ、串刺しランニングニーの往復攻撃で応戦、そしてエプロンに連行して雪崩式中年ズリフトを狙うが、堪えた谷口は断崖式バックドロップで叩きつける。
 リングに戻ると、谷口がビックブーツを放っていくが、杉浦がターンバックルへジャーマンで投げると、コーナーに押し込んで鬼エルボーの連打を浴びせるも、谷口が前進してエルボーで返して頭突きを浴びせると、ターンバックルへパワーボムから、座り込んだ杉浦に掟破りの鬼エルボーを浴びせ、パワーボムで叩きつける。
 谷口はマイバッハプレスを狙うが、杉浦が阻止して雪崩式ブレーンバスターで投げると、杉浦はビックブーツからエルボーのラリーに持ち込み、谷口のビックブーツをキャッチした杉浦はビンタを浴びせるが、谷口は頭突きで応戦して流血すると、ラリアットからマイバッハボム・ツヴァイ、マイバッハプレスと畳みかける。
 谷口は顔面へのバトンキックから、背中へマイバッハプレスを投下も、正面からマイバッハプレスは杉浦が剣山で迎撃すると、杉浦は後転式フロントネックロックで捕獲して絞めあげ、ランニングニーを連発、頭突きを連打からランニングニーと攻勢に出る。

 勝負と見た杉浦はオリンピック予選スラムを決めるが、谷口はカウント2でキックアウトする。杉浦は再度オリンピック予選スラムを狙うが、谷口は堪え、杉浦は谷口のリストをつかんで鬼エルボーを連打も、谷口は頭突きの連打で応戦してからラリアットを連発、しかし避けた杉浦はジャーマンから鬼エルボー、サイドからのエルボーアタックを浴びせ、最後はオリンピック予選スラムで3カウントを奪い王座を防衛、ところが試合後に第2試合で彰俊を降した北宮が乱入して杉浦をサイトースープレックスでKOすると、

 杉浦のナショナル王座に挑戦を表明した。杉浦vs谷口に関しては、後半から谷口は追い上げてはみたものの、元来スロースターなことから序盤でリードを奪われてしまったのが痛手だった。確かに谷口は頑張ったが、現在の谷口に欲しいのは内容より結果、今回は結果に繋がらなかった。
 そして北宮が挑戦に名乗りを挙げたが、北宮にしてもいつまでも稲村とのタッグ、また拳王の下にはついているわけではないという自己主張の表れか…

 GHCジュニアタッグ選手権は、 小峠がタダスケをレッグシザースで倒してセカンドロープにセットすると、場外の鼓太郎がアッパーで援護してから。場外戦に持ち込みタダスケを痛めつけて捕らえにかかる
 串刺しを迎撃したタダスケは鼓太郎にアッパーカットで反撃すると、原田に代わって串刺しエルボーを連発してからノーザンライトスープレックス、鼓太郎のファンネルも避け、回転エビ固めを狙う鼓太郎にフットスタンプを投下、背後からフォアアームで攻め込むも、鼓太郎は切り返しから鼓太郎がピットで反撃する。
 小峠に代わるとスライディングキック、頭突きを浴びせるが、ロープワークは小峠は伏せたところで、原田が読んでスライディングキックを放ち、代わったタダスケはショルダータックルを連発してから、ブレーンバスターで投げるも、串刺しを迎撃した小峠はぶら下がり式首四の字で捕獲、マグザムから代わった鼓太郎が串刺しニー、小峠がブリティッシュフォールとタッチワークを駆使してタダスケを捕らえにかかる。
 鼓太郎はタダスケにコロニー落としから、小峠が入り合体フェースバスターから連係で蹂躙、しかし小峠はレッグショットが避けられると、原田が入って乱戦で4選手ダウンとなるが、立ち上がった小峠はタダスケにショットガンキックからダインビングボディープレスを投下する。
 小峠はキルスイッチを狙うが、堪えたタダスケにラ・サスパルタも、タダスケは2PACで応戦、タダスケはパイルドライバーを狙うが、リバースした小峠はコウモリ吊り落としを決め、原田がカットに入るが、場外へ排除した鼓太郎は原田に三沢魂エルボースイシーダを炸裂させている間に、小峠はタダスケにムーンサルトプレスを投下する。
 小峠はタダスケに雪崩式不知火・改を狙うが、タダスケが雪崩式アバランシュホールドで阻止し、カットに入った鼓太郎は原田にファンネルを狙うが、原田はジャーマンで排除すると、小峠を捕らえた王者組はポップアップ式ニーアッパー、スワントーンボム&バッククラッカーの合体技を決める。

 勝負に出たタダスケは小峠に地団駄ラリアットからアウトキャストを決めるが、小峠はカウント2でキックアウトする。タダスケは再度アウトキャストを狙うが、鼓太郎がカットに入り、原田が鼓太郎を捕らえると王者組がラリアット&片山ジャーマンを狙うが、タダスケのラリアットが原田に誤爆してしまう。
 これを逃さなかった挑戦者組は、鼓太郎がタダスケにエクスガリバーから小峠がレッグショットと畳みかけ、キルスイッチを決めるも、タダスケがキックアウトすると、鼓太郎の三沢魂タイガードライバーの援護を受けた小峠が再度キルスイッチで3カウントを奪い王座奪取、原田&タダスケは短命政権で終わってしまった。
 今回の選手権も小峠の粘りが光ったのもあったが、鼓太郎も敢えて控えにまわって、小峠を前面に立てていた、そういった意味ではstingerでの小峠のへの信頼度が厚いのかもしれない。

 またメインの6人タッグ戦は、序盤は清宮組が熊野を捕らえて先手を奪うも、終盤ではAXIZが雅央を捕らえにかかり、清宮と丸藤がカットに入ってもAXIZがミドルキックのサンドバックタイム、トラースキック&フィッシャーマンズバスター、ダブルトラースキックで排除。

 最後は必死で粘る雅央が待てのポーズに潮崎が構わず左のラリアットを浴びせると、”待ってくれ”と懇願する雅央に構わず豪腕ラリアットを炸裂させて3カウントを奪い勝利、試合後もAXIZが12・3後楽園で行われるシングル対決に向けてエールを交わし合った。

 最後に杉浦軍興行のカードが発表された。

 メインは杉浦と桜庭が組んで藤田&鈴木秀樹のはぐれIGFとの対戦となった。鈴木秀樹以外はPRIDE経験者であることから、興味深いカードとなった。

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