CNN、TBS、TNT、Cartoon Network などの創設者であり、WCWのオーナーでもあったテッド・ターナーさんが死去した。享年87歳。
ターナーさんは、1972年にジョージア州で起きた、NWA側の「ミッド・サウス・スポーツ」と「オールサウス・レスリング・アライアンス」による興行戦争「アトランタの戦い」をきっかけにプロレス界へ参入し、自身のテレビ局WTCG(のちのWTBS)で「オールサウス・レスリング・アライアンス」を中継していた。
2年後にはジム・バーネットが双方のプロモーションを買収し、ジョージア・チャンピオンシップ・レスリング(GCW)が誕生。ターナーさんは引き続きGCWを放送し続け、WTBSが全米ケーブルネットワークのサテライト局のひとつとなったことで、GCWも全米で放送され大きく発展、番組名も「ワールド・チャンピオンシップ・レスリング」へと改められた。
1984年には、バーネットがジャック・ブリスコ、ジェリー・ブリスコ兄弟とともにGCWの持ち株をWWF(WWE)のビンス・マクマホンに売却する「ブラック・サタデー事件」が発生。WTBSではWWFの番組が放送されるようになったが、番組内容を巡ってターナーさんとビンスが対立し、WWFは撤退。その後、代わりにNWAのジム・クロケット・プロモーションの放送が開始された。
1988年、クロケットがプロモーションをターナーさんに売却したことで、ターナーさんはプロレスに本格参入し、WCWが誕生。エリック・ビショフを同団体の副社長に据え、WWEと視聴率戦争を繰り広げた。一時はWWEを上回る視聴率を記録し、ビンス・マクマホンを破産寸前にまで追い込んだ。
しかし、本体であるタイム・ワーナーがAOLに買収されたことでターナーさんは発言力を失い、事実上プロレス界から撤退。新経営陣の判断により、WCWはビンス・マクマホンに売却された。
ご冥福をお祈りいたします

コメントを残す