全日本プロレスが会見を開き、「チャンピオンカーニバル2023」を優勝し、29日の後楽園で永田裕志の保持する三冠ヘビー級王座に挑戦が決まっていた芦野祥太郎が左腕を骨折していたことが明らかになり、「左尺骨骨折」と診断され、5・13富山から開幕する次期シリーズは欠場、三冠ヘビー級王座への挑戦は辞退することになった。左腕の骨折は優勝決定戦でのT-Hawk戦でケルベロスを食らった際に負傷したという。
なお三冠ヘビー級選手権は会見に同席した永田は予定通り行うとして「順当って言い方はおかしいけど、そういう時は決勝に上がってきた選手が挑戦してくるのかな、T-Hawk選手は前王者の宮原選手も破ってますし、僕の同僚の小島選手も破ってますし、相手にとって不足はない」と次期挑戦者にはチャンピオンカーニバル2023に準優勝したT-Hawkの名前を出したが、芦野は「優勝者としての意見としてはBブロックで所属に負けたのは安齊勇馬だけなので、安齊でいいんじゃないですか」リーグ戦で自身に勝ち、4勝3敗の好成績を収めた安斎勇馬を推薦するも、場合によっては挑戦者決定トーナメントを開催することを示唆した。
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