プロミネンスがTRIANGLE DERBY優勝&アーティスト防衛でユニット戦線を制圧!ジュリアと雪妃は感情だけが先走って両リン!AZMはキッドとの激戦を制しハイスピード王座防衛!


3月4日 スターダム「TRIANGLE DERBY Ⅰ~優勝決定戦~」東京・国立代々木競技場 第二体育館 1919人
(試合内容は実況ツイートより)

<第7試合 ハイスピード選手権試合 30分1本勝負>
【第22代王者】〇AZM(17分5秒 ヌメロウノ)【挑戦者】×スターライト・キッド
☆AZMが10度目の防衛に成功

<第8試合 ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負>
【第15代王者】▲ジュリア(17分57秒 両者リングアウト)【挑戦者】▲雪妃真矢
☆ジュリアが2度目の防衛に成功

<第9試合 TRIANGLE DERBY 優勝決定戦&アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 時間無制限1本勝負>
【第28代王者組】世羅りさ 〇鈴季すず 柊くるみ(14分47秒 ジャーマンスープレックスホールド)【挑戦者組】朱里 ×MIRAI 壮麗亜美
☆プロミネンスが初防衛に成功と共に、TRIANGLEDERBYを優勝

1月3日の横浜武道館から開幕したTRIANGLEDERBYの優勝決定戦が行われ、進出したのは世羅&鈴季&柊のプロミネンスと、朱里&MIRAI&壮麗の暴れん坊GEで、優勝決定戦では第4試合で行われた準決勝に勝ったプロミネンスの要求でアーティスト王座もかけられることになった。

壮麗vs世羅で開始となり、ロックアップから世羅が押し込んでブレークして、クリーンファイトをアピールするが、壮麗がショルダータックルを浴びせると、世羅が一転してイス持ち出し殴打してからフルスイング狙いは、朱里が入って世羅の首にイスを引っかけて引っ張り阻止する。
そこで両軍が割って入ってから場外戦となり、世羅が壮麗をイスでフルスイング、リングに戻っても世羅が壮麗を痛めつけるが、突進は壮麗がデスバレーボムで叩きつけると、代わった朱里がジョンウーから串刺しニー、ハーフラッチスープレックスで反撃、エルボーのラリーから朱里がビックブーツに切り替えるが、世羅はエルボーの連打、朱里がミドルキックの連打をキャッチしてシットダウンパワーボム!朱里がジャーマンで返してハイキックも世羅は羅紗鋏で応戦する。
柊と壮麗に代わると、ぶつかり合いは柊が競り勝ち、壮麗はブレイジングチョップで返すと変則ロープワークからショルダータックル、壮麗は柊に逆水平の連打、ラリアットを連発も相打ちで両者ダウンとなる。
MIRAIvs鈴季に代わってエルボーのラリーは、MIRAIが競り勝つが、鈴季はキチンシンクからドロップキック、串刺しを避けたMIRAIは串刺しバックエルボーから串刺しラリアット、ミサイルキックと反撃する。
MIRAIはバックドロップ狙いは、鈴季が切り返したところでプロミネンスがトレイン攻撃から、鈴季がドルフィンバスター、突進は壮麗が入ってラリアットで迎撃すると、朱里が入ってDDTから、MIRAIがSSコロンビアwithミケーレ、アメインズインパクトからラリアット、そしてミラマーレで捕らえる。
世羅がカットに入るが、MIRAIは鈴季にジャンピングラリアットからミラマーレショック狙いは、逃れた鈴季が頭突きからナックル、柊が入って人でなしドライバーから世羅&鈴季が合体ダイビングダブルニーを決めると、鈴季がジャーマンは逃れたMIRAIはラリアットも、鈴季はリバースフランケンを決める。
鈴季はMIRAIにテキーラショットを決め、MIRAIは意地でカウント2でキックアウトするも、鈴季は連続ジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪い、TRIANGLEDERBYを優勝、そしてアーティスト王座防衛に成功した。

試合後は悔し泣きする暴れん坊GEを尻目にプロミネンスが「ユニットの頂点だ」と叫び、スターダムに参戦して結果を出したことを大きくアピールして、館内もプロミネンスを指示で鈴季も大満足、最後は「レッツゴープロミネンス!」でTRIANGLEDERBYを締めくくるも、バックステージでのインタビュー中に公式戦でプロミネンスに勝っている詩美&AZM&上谷のクイーンズクエストが現われ挑戦を表まいすると、プロミネンス側も受諾して決定となった。
プロミネンスはスターダム所属ではなく、アイスリボンから独立して、どこの団体にも属さない独立ユニット、スターダムに参戦して1年を経過したが、今回の優勝は独立という選択肢を出したことは間違いなかったという証で、館内の声援がそれを物語っていたのかもしれない。

セミファイナルで行われたワールド・オブ・スターダム選手権、王者のジュリアが挑戦者に雪妃を迎えた。二人の対戦は、2019年5月28日、アイスリボン大阪市立平野区民センター大会以来で、二人は当時から険悪な関係とされていたが、その後でジュリアがアイスリボンを突然退団しスターダムへ移籍したことで、二度と対戦することはないとされてきた。
入場の際にはジュリアはハードコア戦になると思わせるようにテーブルを持参して登場する。

試合前にベルトはロッシー小川エクゼブティブプロデューサーに返還されるも、ジュリアは突然小川EPからベルトを奪い、雪妃を殴打してからバックドロップという奇襲で開始となり、場外戦で雪妃を客席に叩きつけてからイスを投げれば、怒った雪妃は鉄骨にジュリアを叩きつけてからミドルキックで反撃して客席に叩きつける。

リングに戻ると、雪妃はミドルキックを連打から袈裟固めで捕らえ、逃れたジュリアは殴りつけるエルボーに対し、雪妃も殴りつけるエルボーで返してラリーになり、ジュリアが連打も、雪妃はローキックの連打から殴りつけるエルボー、しかしハイキックはキャッチしたジュリアがキャプチュードで投げれば、雪妃もキャプチュードで応戦する。
雪妃はランニングニーでジュリアを場外へ出すと、花道でブレーンバスター狙いは、切り返したジュリアがファルコンアローで返し、テーブルをセットすると、互いにテーブルに叩きつける。

リングに戻って雪妃がマウントで往復ビンタを浴びせるが、ジュリアが絡みついたまま再び場外へ転落すると、ジュリアがサッカーボールキック、リングに戻ってクレイモアキック、グロリアスドライバーは逃れた雪妃がソバットも、ジュリアが頭突きを連打で雪妃がダウンすると、ジュリアがビンタから胴絞めスリーパーへ移行で捕らえ、雪妃はロープエスケープする。
ジュリアがバックドロップからニーを狙うが、キャッチした雪妃が往復ビンタを連打からソバット、ハイキック、顔面へ串刺しニーからPKを浴びせ、雪妃がトップコーナーへ上がると、ジュリアが雪崩式ダブルアームスープレックスで投げる。
今度はジュリアがトップコーナーへ上がると、雪妃が雪崩式を狙い、ジュリアが頭突きやビンタで抵抗するが、雪妃が往復ビンタに対し、ジュリアが頭突きで返すと、二人はトップコーナーから転落する。ジュリアは制止するレフェリーまで突き飛ばすと、雪妃にマウントビンタを浴びせ、再び制止するレフェリーを突き飛ばすと、雪妃にテーブル貫通パイルドライバーを敢行する。

怒った雪妃はテーブルの破片でジュリアを殴打するとブレーンバスターで投げ、ジュリアは本部席のテーブルを持ち出すが、雪妃はハイキックを放つと、制止するレフェリーをまた突き飛ばして、ジュリアにテーブル貫通タイガードライバーを敢行、ジュリアはテーブルの破片で背中が傷だらけになる。

場外カウントが進み、雪妃はバスソーキックから突進するが、ジュリアは場外でノーザンライトボムを敢行、そしてリングに戻ろうとしたが、雪妃がジュリアの足を掴んだためリングに戻れず、両者リングアウトとなり、ジュリアが防衛となったが、不完全燃焼の結末となった。

試合後は館内の延長コールにジュリアは「するかバカ!」と延長戦を拒否し、雪妃に帰るように命じるが、雪妃は自分をスターダムから追放できなかったジュリアをあざ笑って退場、ジュリアも不満気でリングを後にしようとすると、中野たむがジュリアの前を通り過ぎてリングインすると、4・23横浜アリーナで挑戦を表明して、リングに戻ったジュリアも受諾した。
ジュリアと鈴季は、姉妹のような関係だからこそ愛憎が入り混じって末、わかりあえていたが、ジュリアと雪妃の場合は全く違って互いの感情だけが先走って、選手権らしい試合ではなく、険悪な関係がそのまま試合に出てしまったという印象を受けた。
本来ならメインにすべきワールド選手権も、セミにしたのは試合にならない可能性が高いという判断もあり、4・23横浜アリーナですぐ再戦させなかったのも、ジュリアと雪妃の間には冷却期間が必要という判断があったのかもしれない。

第7試合のハイスピード選手権、王者のAZMvs挑戦者のキッドは、開始から両者はすざましい読み合いを繰り広げ、キッドがマフラーホールドで捕らえるが、AZMがロープエスケープする。

AZMはトップコーナーも、エプロンへ落としたキッドがドロップキックで場外へ落とすと、ケブラータ狙いはAZMが阻止して場外へ落とし、エプロンPKは足を払って阻止したキッドはスイングDDTも着地したAZMがブレーンバスターで投げ、リングに戻って鉄柱越えプランチャスイシーダを命中させる。

リングに戻ってAZMがエプロンのキッドにヘデックを決め、アームホイップからリバースダブルアームバーで捕らえ、トップコーナーはキッドが追いかけると、AZMが場外へ向けて宙吊りにするとマリンスパイクは避けられてしまい。すぐ動けないAZMにキッドがラ・ケブラータを命中させる。

リングに戻るとキッドが旋回式ダイビングボディープレスからマフラーホールド、黒虎脚殺を狙うが、AZMが丸め込み、あずみ寿司を逃れたキッドが背後からダブルニーアタック、そしてエターナルフォー狙いは、AZMがエプロンに逃れ、ハイキックからマリンスパイク、キッドの右腕へダイビングフットスタンプを連発する。

AZMはトルベジーノからヌメロウノを狙うが、キッドが掟破りのあずみ寿司で切り返せば、AZMもキッチャーマンで応戦、キッドはライトニングスパイラルも、AZMは変則ロープワークからドロップキック、ロープ越しのハイキックからスワンダイブはキッドが叩きつけるとグラウンドドラゴンスクリューからマフラーホールド、黒虎脚殺で捕らえ追い詰めにかかるが、ロープエスケープとなってしまう。

キッドは黒虎天罰を狙うが、AZMがあずみ寿司はキッドが切り返すも、AZMも丸め込み、キッドは横回転からタイガースープレックスホールドから黒虎天罰で突き刺す。

キッドはエターナルフォーを狙うが、逃れたAZMがあずみ寿司を連発、キッドはスタースープレックス狙いも切り返したAZMがトルベジーノから脇固め、ヌメロウノはキッドが丸め込み、ビンタからジャンピングトラースキックに対し、AZMはバスソーキックを連発し。カナディアンデストロイからあずみ寿司で丸め込む。

そしてAZMはキッドの右腕へパントキックを浴びせると、アメシスト・ストームからヌメロウノで捕らえ、キッドは懸命に耐えたが、無念のギブアップとなってAZMが防衛した。
試合後は互いに座り込むと、語り合って再戦を約束、キッドも立場を忘れ、座礼し潔く敗戦を認めて去って行った。
この二人の戦いはユニットの関係を越えたもので、キッドも大江戸隊という立場を忘れて自分の持っている技術だけでAZMに挑んだものの、バリエーションの差でAZMが優っていた。二人は大会のメインを小川EPに訴えていたが、キッド自身もハイスピードへの挑戦はこれが最後と位置付けていることから、二人の試合をメインとしてやるためには、もっと上を目指すべきと考えているのか、だからAZMもメルデセス・モネの持っているIWGP女子を欲しているのかもしれない…

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