昨年WWE会長兼務CEOを辞任し、引退を表明していたビンス・マクマホンが会長に復帰したことがアメリカの専門メディアによって報じられた。
ビンスは昨年6月にウォール・ストリート・ジャーナルから元女性社員に不倫関係を終わらせるため、口止め料として300万ドルを支払ったと報じらており、WWE取締役会の特別委員会による不正行為の調査を受けたため、会長兼CEOを辞任、業界から引退を表明していた。
WWEは娘であるステファニー・マクマホンとニック・カーンが共同GMとなって、現場責任者であるクリエーティブコンテンツにはHHHが就任して運営していたが、ビンスは筆頭株主のままで退陣したため影響力は残っており、今月になって取締役に復職していたが、今回の復帰はビンス自身による強権発動によるものだったという。
ビンスの復帰に伴いニック・カーンは引き続きCEO、HHHはクリエーティブコンテンツとして留まるが、ステファニーは家庭に専念を理由に退職した。その一方でWWEがサウジアラビア政府系ファンドに買収されたと報じられていることから、今後のWWEの動向が注目される。
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