12月4日 DDT「D王 GRAND PRIX 2022 the FINAL」後楽園ホール 711人声出し解禁仕様
(試合内容は実況ツイートより
<第1試合 30分1本勝負>
〇高尾蒼馬 岡谷英樹 町田光(8分36秒 エビ固め)高鹿佑也 ×石田有輝 正田壮史
※ジントニック
<第2試合 サッカーマッチ 前半2分、後半2分>
飯野“セクシー”雄貴 男色“ダンディ”ディーノ with今成”ファンタスティック”夢人(2-2)彰人 アントーニオ本多
◎PK戦
飯野“セクシー”雄貴 男色“ダンディ”ディーノ with今成”ファンタスティック”夢人(3-2)彰人 アントーニオ本多
<第3試合 30分1本勝負>
〇遠藤哲哉 鈴木鼓太郎 岡田佑介(12分9秒 片エビ固め)MAO 勝俣瞬馬 ×小嶋斗偉
※バーニングスタープレス
<第4試合 30分1本勝負>
土井成樹 大鷲透 〇平田一喜(10分26秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め)HARASHIMA 坂口征夫 ×須見和馬
<第5試合 DDT EXTREME選手権試合~TLCマッチ 60分1本勝負>
【挑戦者】〇秋山準(11分32秒 体固め)【第55代王者】×ジョーイ・ジャネラ
※リストクラッチ式エクスプロイダー
☆ジャネラが5度目の防衛に失敗、秋山が第56代王者となる
ルール場外カウント無し。3カウントフォール、ギブアップ、KOでのみ試合は決着。公認凶器としてテーブル、ラダー、チェアの使用が可能。
<第6試合 30分1本勝負>
〇樋口和貞 火野裕士 クリス・ブルックス RSP(10分50秒 片エビ固め)佐々木大輔 藤田ミノル ×MJポー KANON
※ぶちかまし
<第7試合 D王 GRAND PRIX 2022優勝決定戦 時間無制限1本勝負>
【Aブロック1位】〇上野勇希(20分32秒 片エビ固め)【Bブロック1位】×納谷幸男
※BME
☆上野がD王 GRAND PRIX 2022優勝
11月1日の後楽園大会から開幕した「D王 GRAND PRIX 2022」も優勝決定戦を迎え、優勝決定戦にはUNIVERSE王者で昨年度準優勝の上野、そしてKO-D王者である樋口を降した納谷が進出しメインで対戦となった。
両者握手開始となり、ロックアップでは納谷が押し込んでブレークすれば、上野がバックを奪うと納谷もバックを奪い、上野がヘッドロックで捕らえると、納谷がロープへ押し込み、上野がエルボーのラリーを仕掛けると、納谷は上野の突進をエルボーで迎撃してショルダータックル、ヒップトスからエルボードロップは自爆すると、上野はダブルニードロップを投下する。
上野はレッグシザースから納谷をセカンドロープにせっとすると、納谷の後頭部へ開脚アタック、上野は納谷の首筋へエルボースタンプからロープを使ってのDDT、側頭部へニー、エルボースタンプと首攻めで先手を奪う。
上野はセカンドコーナーへ上がると、納谷がビックブーツで場外へ落とし、場外戦で上野は鉄柵へハンマースルーからビックブーツを浴びせれば、納谷も鉄柵へハンマースルーで返すと、突進する上野に場外でサイドバスターで叩きつけ、ランニングニーリフトを浴びせる。
リングに戻ると納谷がニーリフトを連打からアトミックホイップで上野を放り投げ、足で上野の首を踏みつけると、納谷はハンマーの連打からアトミックホイップ、ニーリフトからDDTと攻めるが、ノド輪落としは上野が逃れ、パワーボムも上野がリバースするとシャイニングウィザードを放つ。
上野はおっぴろげアタックからスワンダイブ式での雪崩式フランケンシュタイナーを狙ったが、納谷が雪崩式ノド輪落としを敢行し、拷問コブラツイストで捕らえ、上野はロープブレイクして場外へ逃れるが、追いかけた納谷は上野をリングに戻すと、上野がトペコンヒーロを命中させ、コーナーからのムーンサルトアタックを狙うが、引きずり降ろした納谷はエプロンから断崖式ノド輪落としを狙うも、上野がDDTで切り返しトップコーナーからムーンサルトアタックを命中させる。
納谷がリングに戻ったところで上野が納谷の背中にミサイルキックを命中させると、納谷の後頭部へおっぴろげアタックからハーフネルソンスープレックス、スタンディングシャイニングウィザードからフロッグスプラッシュと畳みかけるが、勝負を狙ったBMEは納谷が剣山で迎撃する。
納谷は上野にニーリフトを浴びせ、エルボーのラリーになると納谷が連打からラリアットで上野が崩れ、納谷がミドルキックから串刺しボディーアタックを浴びせれば、上野は串刺しエルボーで応戦して突進も、納谷はサイドバスター、上野はWRを狙っても阻止されると、突進したところで納谷がニーで迎撃する。
納谷はチョークスラムを狙うが、切り返した上野は三角絞めで捕らえても、納谷はコーナーめがけてバスターで叩きつけ、セカンドコーナーからダイビングエルボードロップ、ジャーマン!ニーリフト、ハイアングルチョークスラム、首相撲からのニーリフトと畳みかけると突進は、上野がフランケンシュタイナーで切り返しても、キックアウトした納谷は上野は後頭部へニーリフトを炸裂させる。
納谷は雪崩式ブレーンバスターで投げるが、意地で立った上野は往復ビンタを浴びせて突進は納谷がビックブーツで迎撃、バックドロップは逃れた上野がドロップキックからローリング式ギロチンエースクラッシャーを決めたが、すぐ起きた納谷がバックドロップで投げる。
納谷は突進すると、上野がドロップキックで迎撃し、最後はドロップキックからBMEを命中させ3カウントを奪い、上野が優勝を果たした。
試合後に実行委員長の小橋建太からトロフィーを授与された上野はマイクで優勝をアピール、そして納谷にエールを送るも、納谷から受けたダメージのせいか、優勝した時に考えていたことを忘れてしまい、ファンに対しては「DDTをもっと好きになってもらいたい」と呼びかけ、最後はThe 37KAMINAのメンバーが揃って熱波パワーポーズで締めくくった。
内容的には上野は敢えて体格のある納谷相手に正面からの勝負に挑み、納谷の重い攻めを敢えて正面から受け止めながらも、上野のドロップキックの打点の高さ、また納谷が切り札であったバックドロップが決め手にならなかったこともあって、最終的には上野が勝利という結果に繋げたものの、怪物に覚醒した納谷の凄さも改めて示すことが出来た試合でもあった。
そして上野は29日のTDCで樋口の保持するKO-D王座に挑戦なのかというと、自身もUNIVERSAL王座を保持していることから言及はしなかった。果たしてTDCでは上野はUNIVERSE王座の防衛戦をするのか、それとも樋口に挑戦するのか…
第5試合ではジャネラの保持するEXTREME王座に秋山が自身初となるTLCマッチで挑戦し、リングサイドではイスのオプジェやテーブル、ラダーが設置され、秋山はAEW遠征の際に披露された新テーマ曲「ファイナルエクスプロイダー」で入場した。
ぶつかり合いは秋山が制し、ジャネラの串刺しは秋山が迎撃してセカンドコーナーへ上がるが、ジャネラはアッパーカットで場外へ落とし、場外へテーブルをセットして秋山を寝かせるとトップコーナーへ昇る。しかし、追いかけた秋山が断崖式を狙うと、ジャネラが何かを仕掛けようとしたところで秋山がイスのオプジェめがけてジャネラを突き落としオプジェは崩壊でジャネラも大ダメージを負ってしまう。
リングに戻ると秋山がジャネラにショートレンジニーから、テーブルを持ち出してコーナーに立てかけると、ジャネラをハンマースルーを狙うが。スライディングで逃れたジャネラはアッパーカットからDDT、エルボーのラリーになると、秋山が頭突きからジャンピングニーは避けたジャネラがローリングエルボーからテーブルに叩きつけ、テーブルは割れてしまう。
ジャネラはラダーを持ち出してコーナーに立てかけると、ジャネラは秋山に逆水平を放つと、秋山がエルボーから頭突きの連打で返し、ジャネラはパッケージドライバーを狙うが秋山はリバースしてラダーめがけてエクスプロイダーで投げる。
秋山は新しいテーブルを持ち出してセットするが、ジャネラはトラースキックで反撃するとラダーを設置してテーブルに寝かせるとラダーからテーブル貫通ダイビングエルボードロップを命中させ、ジャネラはまた新しいテーブルを持ち出してセットすると秋山を再び寝かせてトップコーナーへ上がったが、秋山はテーブル貫通雪崩式エクスプロイダーを敢行し、最後はリストクラッチ式エクスプロイダーで3カウントを奪って王座奪取に成功した。
試合後は両者握手でノーサイドも、ジャネラと入れ替わりにスーパー・ササダンゴ・マシンが現われるも、秋山は無視して退場しようとしたが、ササダンゴは必死で呼び止める。
ササダンゴは秋山に丁重に挨拶して王座奪取を祝福すると、ササダンゴは今年プレスラーらしい活動は一切してないと発言したところで。秋山は帰ろうとするが、必死で呼び止めたササダンゴは年末調整として挑戦を表明する。秋山は民意に委ねるとしてファンの意見に聞くと、秋山も受諾し、ササダンゴの体重を聴いたうえで20キロ減量を条件にして退場、29日のTDCホールでの選手権が決定した。
第3試合はNOAHとの契約が切れ、秋山のYoutubeチャンネル出演がきっかけとなってDDT初出場となった鼓太郎が遠藤、岡田のバーニングと組んで、MAO&勝俣&小嶋の37KAMINAと対戦し、DNA時代に鼓太郎と対戦した勝俣はウルトラタイガードロップ、ロープ越しのハイキックからアフスグースで攻め込めば、鼓太郎は勝俣にレッグシザースからファンネル。ボディーエルボー!アッパー掌打と反撃も、ブルーディスティニーは逃れた勝俣はトラースキックを放つ。
終盤では各選手が入って乱戦になると、小嶋のマシンガンチョップを受けきった鼓太郎がエクスガリバーで突き刺すと、岡田がダイビングヘッドバット、遠藤がバーニングスタープレスで3カウントと畳みかけて3カウントを奪い、バーニングが勝利を収める。
第4試合では土井が大鷲&平田と組んで、HARASHIMA&坂口&須見と対戦、HARASHIMAが土井に雪崩式ブレーンバスターからミドルキックは避けた土井がバックエルボーで返すと、突進はHARASHIMAが山折りから蒼魔刀を狙うが、避けた土井がHARASHIMAの背中へ大暴走を浴びせ、DOI555からバカタレスライディングキックを狙うも、HARASHIMAが延髄斬りで迎撃する。
終盤では土井組が須見を捕らえたが、平田のエゴイストドライバーは逃れると、須見が平田をコーナーにセットしrてから坂口がカチ上げニーと、坂口組が平田を捕らえ、須見は平田を丸め込みで追い込んだが、平田が首固めで丸め込んだところで平田が首固め3カウントを奪い勝利。
試合後には遠藤&岡田、そしてバーニングTシャツを着た鼓太郎が現われ、KO-D6人タッグへ挑戦を表明すると、平田がマイクを持ったところで土井が平田を追い出して受諾、土井はかつてGHCジュニアタッグを巡って対戦した鼓太郎との再会を口にしつつ、遠藤に対して「やりたいと思っていたんや」と対戦に意欲を燃やした。
第2試合の飯野&ディーノwith今成のフェロモンズvs彰人&アントンは、ワールドカップ中ということでサッカールールで行われ、1フォールで1点、前半2分、後半2分というルールとなった。
試合も前半で彰人が2点を取って先制も、アントンがゴンギツネタイムになったところで前半戦が終わり、ゴンギツネは強制終了、後半戦になるとフェロモンズはディーノが下がって今成に代わり、アントンは飯野にジャブの連打からバイオニックエルボーも、飯野が切り返すと尻をアントンの顔面に押し付けてカバーで1-2になり、ディーノの介入で今成が彰人を丸め込んで2-2になるが、介入があったためVAR判定となり、無効となってしまう。
彰人がフリーキックも、今成が避けてスタナーから代わった飯野がエルボードロップから往復ラリアットでカバーで2-2になったが、ゴールラインが割れているとして、またVAR判定となるも、飯野の怪しい部分にゴールラインが入っているためか、割れていないと判断されゴールとなり、そのまま後半戦が終わってPKに突入、PK戦の末、3-2でえフェロモンズの勝利、勝ったフェロモンズは「ブラボー!」と喜び合った。