11月10日 NOAH「GLOBAL2days WRESTLE UNIVERSE presents Global Honored Crown」後楽園ホール 789人
(試合内容は実況ツイートより)
GHCタッグ、ジュニアヘビー、ジュニアタッグ選手権はこちら↓
<第4試合 GHCナショナル選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】〇イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(13分3秒 片エビ固め)【第8代王者】×船木誠勝
※ムーンサルトプレス
☆船木が7度目の防衛に失敗、ワグナーが第9代王者となる
<第5試合 GHCヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第41代王者】〇清宮海斗(37分27秒 片エビ固め)【挑戦者】×ティモシー・サッチャー
※変形シャイニングウィザード
☆清宮が2度目の防衛に成功
今回のNOAH後楽園大会は全試合タイトル戦が組まれ、メインではGHCヘビー級王者の清宮に、NOAH初来日から負けなしのサッチャーが挑戦した。
サッチャーが迫ってプレッシャーをかけつつロックアップから、両者はヘッドシザースの攻防になると、ロックアップからサッチャーが清宮の顎を手で押さえながら押し込んでへッドロック、サッチャーはショルダータックルに対し、ロープワークになると清宮はバックエルボー、首投げからジャンピングエルボードロップと繰り出すが、清宮のエルボーに対しサッチャーはエルボースマッシュを連打で返し、清宮はクロスボディーもサッチャーはフジワラアームバーを狙うが、清宮は場外へ逃れる。
リングに戻るとロックアップから清宮がリストロックも、サッチャーはフジワラアームバーを狙いつつキャメルクラッチからフェースロックで捕らえ、清宮は切り返してリストロックも、逃れたサッチャーは首投げ狙いは、清宮はリストロック、逃れたサッチャーは首投げも清宮はまたリストロックで捕らえる。
サッチャーはフルネルソンに対し、バックを奪った清宮はフルネルソンも、サッチャーはサムソンクラッチ、清宮はタックルもサッチャーは潰すと足を取ってトーホールドからスタンディングアキレス腱固め、清宮は蹴って逃れると、サッチャーはレッグロック、逃れた清宮はレッグシザースからアームロック、左腕ヘストンピングと左腕攻めに出る。
サッチャーは逃れたが清宮はヘッドシザース、反転して逃れたサッチャーは弓矢固め、サーフボードストレッチ、清宮は切り返そうとするがサッチャーは逃さず、清宮はコーナーへ押し込んでカンガルーキックを浴びせてハンマーロックは、サッチャーはヒップトスからキーロックで捕らえて回転して絞り上げる。
清宮は逃れるとスリーパーを狙うが、逃れたサッチャーはカバーからフジワラアームバー狙いは清宮は逃れて場外へエスケープ、また試合をリセットさせる。
リングに戻るとサッチャーの足を取った清宮はレッグロック、サイキックと左脚攻め、レッグブリーカーと足攻めを狙い、サッチャーはタックルも逃れた清宮はフロントネックロックは、逃れたサッチャーがガードポジションからエルボーを連打、切り返した清宮はマウントエルボーを連打を浴びせるも、切り返したサッチャーは逆片エビ固め、逃れた清宮に下からエルボーの連打を浴びせると、両者は足を絡めたまま逆立ちに状態のまま睨み合い張り手を浴びせる。
サッチャーは腕十字を仕掛けるが、清宮はロープエスケープ、清宮はヘッドロックで執拗に絞めあげるが、逃れるとフロントスープレックスで投げると、清宮の腰へのニーから腕十字を狙いつつヘッドロック、ボディースラムからエルボードロップ、羽根折り固めで捕らえると腹固めを狙い、バックマウントからレッグロック、フジワラアームバーを狙いつつレッグロック&フェースロックの拷問技で捕らえにかかるが、清宮は慌ててロープエスケープする。
サッチャーはストンピング、清宮の後頭部へエルボースマッシュからエルボースマッシュを放つと、串刺しは清宮は迎撃しランニングエルボー、バックエルボーからブーメランフォアアームはサッチャーがエルボースマッシュで迎撃し、場外戦になるとサッチャーはボディースラム、鉄柵へハンマースルーから鉄柵を使ったアームロック、リングに戻るとサッチャーがサッカーボールキック、張り手からエルボースマッシュ、ロープへのハンマースルーは清宮がジャンピングネックブリーカーを繰り出すも、サッチャーは清宮の左腕へエルボースマッシュを放ってリードを許さない。
サッチャーは串刺しも迎撃した清宮はブーメランフォアアームを命中させると、ミサイルキックからリバースDDT、ジャーマンはサッチャーが逃れてエルボースマッシュを乱打すると、ブレーンバスターからフロントネックロックで捕らえ、抜けた清宮はマウントエルボーを連打に対し、サッチャーはアリキックを浴びせるが、清宮はショルダースルーで場外へ放り投げると、エプロンに上がったサッチャーにエルボーの連打で場外へ落とし、エプロンからウルトラタイガードロップを命中させる。
リングに戻ると清宮はエルボーの連打、ハンマースルーするサッチャーにジャンピングニーからジャーマンスープレックスホールドを決めるが、キックアウトしたサッチャーがチキンウイングアームロックでとらえ、清宮はロープエスケープする。
清宮はエプロンへ逃れるが、サッチャーはロープ越しでバックドロップからダブルアームで捕らえると、逃れた清宮はドロップキックからエルボーの連打、サッチャーのエルボースマッシュを清宮が切り返して逆さ押さえ込みを狙うと、フジワラアームバーを狙うサッチャーにシャイニングウィザードを炸裂させる。
清宮がシャイニングウィザードから変形シャイニングウィザードを狙うと、サッチャーがフジワラアームバーを狙うが、切り返した清宮がスタンディングシャイニングウィザードから変形シャイニングウィザードで3カウントを奪い防衛に成功した。
そこで清宮の試合ぶりを実況席で解説しながら見ていた拳王が「これじゃダメでしょ」とダメ出ししつつリングに上がり、拳王「清宮!今日も頑張ってたな。頑張ってた、ただそれだけじゃねーのか?テメェに何が作れんだ?ただ頑張った。お前はそれだけなんだよ。1月1日、ムタとSHINSUKE NAKAMURAに話題持ってかれて、どうすんだよ!」とダメ出しする。
拳王は「ムタvs中邑に話題を持っていかれてどうするんだと呼びかける」と「ムタvs中邑を越えられるのはロックか拳王しかいないだろう」と前王者の権利を行使して元日武道館で挑戦を表明し、清宮は「ただ頑張っているだけかもしれないけど、新しいNOAHを作る。本気の勝負をしたい」と受諾した。
試合内容的にも清宮が得意とするオールドスクールの試合となるも、途中からサッチャーに言いようにされ、防戦一方の展開が続き、サッチャーのフジワラアームバーを封じて勝ったものの、自分のペースでは試合を進めていたわけではなかった。
始めてGHCを巻いた時の清宮はNOAHを再浮上させようと無我夢中だったが、再度巻いた清宮は自分の時代をどう築くから試行錯誤、ベルトは取ったものの再び悩むことが多くなったようだ。けどそれはエースとして必ず通らなければいけない道で、新日本プロレスの棚橋弘至も、NOAHの創始者である三沢光晴も自分の時代を築くか悩み、試行錯誤してきた。そこで拳王がムタvs中邑を越えなければいけないと呼びかけたことで、再び清宮と拳王が元日武道館で対戦することになった。武道館の主役を奪うのはムタか中邑なのか、清宮か拳王なのか、これが武道館の大きなテーマになりそうだ。
セミファイナルではGHCナショナル王者の船木にワグナーが挑戦、開始からワグナーが回転エビ固めからラ・マヒストラルと丸め込みを仕掛けると、船木は慌てて場外へ逃れる。
試合をリセットさせた船木はリングに戻るとワグナーがバックを奪ってグラウンドを仕掛けると船木相手にマウントを奪い、上から仕掛けるが、ガードした船木は切り返してマウントを奪うも、ワグナーは無理せずロープエスケープする。
船木は首相撲もワグナーがロープに押し込んでブレークし、バックを奪ったワグナーはグラウンド、ガードポジションを奪うと、切り返した船木はガードポジションからバックを奪いつつ腕十字を狙うと、ワグナーはロープエスケープする。
船木はローキックからミドルキック、正面からPK、チキンウイングフェースロックを狙い、逃れたワグナーに船木は首相撲からニーリフトを繰り出すが、PKはワグナーがドロップキックで迎撃し、場外へ逃れた船木にアバランシュホールドで叩きつけ、リングに戻ると張り手のラリーを展開して船木がローキックを浴びせると、ワグナーが頭突きに対し、船木も頭突きで返すがワグナーがローリングラリアットを放つ。
ワグナーはエプロンへ船木を出すと延髄斬りで場外へ落としからトペスイシーダを命中させたが、鉄柵に腰を直撃させたのか船木がダウンしたまま動けない、ワグナーがリングに船木を戻すとワグナードライバーからムーンサルトプレスで3カウントを奪い王座奪取に成功した。
試合後にダークマッチで勝利を収めた稲村がリングに上がると、ナショナル王座に挑戦を表明し、ワグナーも受諾した。稲村はシングル王座初挑戦となる。